2025年10月08日

第2級アマチュア無線技士養成課程修了試験合格!!

第2級アマチュア無線技士(2アマ)養成課程修了試験に合格し、2アマの無線従事者免許証を取得可能になった。

ワタシは1981年高校1年生の時電話級アマチュア無線技士の免許を取ったのだが、まだ無線局を運用したことがない。だが、その後10年ほど前にJVCケンウッドというアマチュア無線機の老舗の法務部長になったり、無線を愛好する法律家協会(無法協)に入会したりとアマチュア無線に関する刺激を受ける環境に入り、今年の7月無法協10周年記念のパーティーで、まずは第3級アマチュア無線技士(3アマ)へのアップグレードを行ったうえで第2級アマチュア無線技士の免許をとってOn The Airする野望を述べた。

第2級アマチュア無線技士を取るのは、昔は年2度の国家試験に合格することが必要だった。その試験科目は電波法規、無線工学、そして電気通信術。電波法規と無線工学はいずれも記述式(最近はマークシートらしい)。電気通信術はモールス符号の送受信の実技(2アマは45字/分の英文モールス符号の送受信、その後受信のみになり、現在は廃止)であった。結構な難関だった。
しかし、10年くらい前にJARDという団体による2アマの養成課程講習会ができ、3アマや4アマ同様e-learningによる養成課程を受講し、所定のコースの学習を終えて修了試験に合格すれば2アマを取得できるようになった。
そんなわけでワタシも2アマのe-learningによる養成課程を修了して2アマを取ってやろうと思った。

2アマの講習会は、3アマの免許持ちまたはJARDの3アマ講習会修了者であることが受講条件である。なのでワタシはこの2アマの講習会を受けるために8月6日に3アマ講習会を受けて8月14日付けで修了し、この2アマの養成課程の受講条件を満たした。
2アマ2-learningの募集は年4回(3月、6月、9月、12月)に行われ、募集月の翌月から4か月の養成課程が始まる。ワタシは9月1日からの募集開始と同時に受講を申し込んだ。
授業科目は電波法規(1章〜7章)と無線工学(1章〜13章)。受講料は48,250円開講日から4か月以内に電波法規と無線工学の双方をe-learningで受講して修了試験に合格することが必要である。一応金を払って2か月延長できるが、いずれにしてもその期間内に修了試験に合格できなければ受講料はパーになる。
修了試験は、電波法規100点、無線工学100点で、それぞれ60点以上が合格点である。
学習を修了して修了試験にこぎつける人は全受講者の86%くらい。そして修了試験の受験者の合格率は大体96%くらい。なのでかなり高い確率で2アマを取得できる。

9月1日に養成課程の受講を申し込むと、その日から養成課程のe-learningのサイトにアクセスできる。そこでは電子版でのテキストや、演習問題にアクセスできる。また、動画による講義を受講することもできる(ただし動画の講義受講は必須ではない)。さらに、申し込みから2日くらいで受講キットがJARDから送られてくる。そこには受講案内やテキスト、2アマの無線従事者免許証の申請用紙が入っている。2アマの無線従事者免許証の申請用紙を記入し、顔写真を貼ったうえで予めJARDに送付しておく。
基本的にはこのテキストを用いて勉強し、必要に応じて演習問題を解くという建付けになっている。その上で、電波法規(1章〜7章)と無線工学(1章〜13章)の各章に、「中間試験」という問題が設けられている。中間試験では各章に5問ずつ問題が設けられていて、5問全問正解すればその章の学習は終了となる。
そして、各章の内容を勉強し、全ての章の中間試験をクリアした上で、「判定試験」という修了試験の模擬試験みたいなものを受け、それに合格点を取れば、養成課程の進捗度100%となり、最後の修了試験を受験できる。その修了試験で合格点を取れば、養成課程修了となり、晴れて2アマの無線従事者免許を取れる。

この養成課程、正式には10月1日からの開講なのだが、申し込んだ9月1日〜30日までの間は予習期間ということで、養成課程の学習をし、各章の中間試験をクリアして養成課程の学習を終えることはできる。ただ、「判定試験」や「修了試験」は10月1日以降でないと受けられない。だから、私は9月1日〜30日までの間に各章の中間試験をクリアし、10月1日に判定試験を通ったあと、最短で受験できる10月5日の修了試験に合格することを計画していた。
9月3日にいきなりドカンと送付されてきた紙のテキストは370頁くらいあるなかなか大部のもの。なのでこれにいちいち目を通すのはなかなか大変。そこで勉強計画を立てる。

ネットを通じて修了試験の傾向を調べると、その大半は中間試験からでていることが分かった。なので、テキストを全部読まなくても、中間試験に出ているところに絞ってテキストを勉強すればいいことが分かる。
他方、中間試験は力試しのための試験であるため、最初っから何も見ないで解いても解けるわけがない。そこでまず、e-learningのサイトに用意されている「演習問題」を見ながら該当箇所のテキストを読み、ある程度知識を仕入れてから中間試験を解く。中間試験で全問正解を取れない場合、1時間経たないと再受験できない。だからその1時間の間に正解できなかった問題に相当するテキストの部分を読み、再度中間試験を解いて満点を取る。各章につきその繰り返し。
ワタシはJARDの受講生サイトからアクセスできるウエブ上のテキストのページを写真に撮ってiPadに入れ、goodnoteに取り込んで電子テキストの形にし、必要個所にマーカーで線を引いて必要に応じそこだけチェックした。なので結局紙のテキストはほとんど使っていないし、テキストを参照した個所も多くない。マークアップした箇所だけ目をとおすなら30分〜1時間もあれば終わるだろう。結局370頁もある大部のテキストをすみからすみまで目を通すことはなかった。
このような形で中間試験の問題を解くことを軸にして学習をすすめていくと、9月5日くらいまでには中間試験に全部合格してしまう。
中間試験は、一度合格してしまえば、その後は何度でも繰り返し受験することができるし、100点取れなかった場合に1時間待たないと受験できないということはなくなる。なので、中間試験に一度合格すると、中間試験を何回も回して本番の修了試験に向けての練習をする。本番の修了試験の問題の大半は中間試験から出るので、中間試験の問題を解けるようにしておけば(もっと言うと、暗記しておけば)、修了試験の合格点を余裕で取ることができる。だいたい2〜3回回すと、中間試験の問題を見れば「ああ、これね」とだいたい解法と解答がひらめくようになる。
そんなわけで、9月5日に各章の中間試験で全部満点を取った後は、ひたすらに中間試験を繰り返して解いた。慣れると、電波法規(1章〜7章)と無線法規(1章〜13章)の中間試験全100問を1日でひとまわしすることができる。これを9月30日までの間ほぼ毎日繰り返していた。

そんな感じで9月30日まで中間試験を鬼のように回し続け、10月1日の開講日に判定試験の受験を許可されるや否や、as soon asで判定試験を受けた。判定試験は自宅のPCで受験することができる。
判定試験では、本番の修了試験と同様、まずは電波法規の受験をし、電波法規の解答を終了してから次に無線工学を解答する。
電波法規は10問で制限時間60分、無線工学は20問で制限時間90分。出題形式は二つあって、A形式が四択問題。B形式が穴埋め問題。しかし判定試験では、ほぼ100%中間試験から出題されるため、ゆっくりやってもすぐ終わるw だいたい30分くらいで終了。しかも問題は何度も何度も繰り返しといてほぼ暗記に近いものだったので、電波法規と無線工学の双方で満点を取ることができた。

10月1日に「判定試験」に合格し、翌日JARDから修了試験の合格許可が下りた。修了試験は自宅ではなく、CBTSのテストセンターでの受験である。受験日の3日前に予約が必要なので、10月2日に申し込むと最短で10月5日に受験可能。自宅から近いテストセンターだと秋葉原と葛西だが、葛西にはほとんど行ったことがないのでCBT秋葉原中央通りテストセンターでの午前10時半の受験を予約する。
10月5日にテストセンターに試験30分近く前に着き、運転免許証による本人確認の後所持品全てロッカーに入れ、席が空いているので前倒しで受験させてもらえる。簿記2級以来久々のCBTでの受験だが、特にトラブルもなく受験できる。

ワタシが事前に調べた修了試験に関する情報だと、電波法規と無線法規、それぞれ2問程度中間試験で出ていない問題が出て、かつ中間試験で出た問題であっても肢の順番が代わっていたり、微妙に数値や文章が修正されていたりと、満点を取らさないように工夫がこらされているとのことだが、中間試験を軸に勉強していれば支障はなく、合否には影響しないとのことであった。また、無線工学での計算問題は2〜3問程度のことであった。
その情報は正しく、中間試験で出題されていない問題が各科目で2問くらいあり、かつ中間試験で出題された問題であっても微妙に文章や数値が変更されていた。無線工学の計算問題も2〜3問程度で、問題の数値が変更されているものもあったが、中間試験の問題が解ければOKだった。
なので、最初演習問題や中間試験を軸にしてテキストの中で学習すべきところだけマークアップして読み、あとは中間試験のみをひたすら回転させる勉強方法は正しかった。合格点さえ取れれればよいということであれば、この方法で十分である。
日々中間試験をまわしているときや、判定試験を解くときとは異なり、かなり注意深く問題の検討を行って解答をし、かつ見直しも相当入念に行った。そのため、いつもだったら長くても全部で20分くらいで終えるところだったが、修了試験の本番では、電波法規の制限時間60分のところ25分くらい、無線法規の制限時間90分のところ30分くらい、だいたい1時間近くかけて解答した。今回合格点をとれないと、また5500円払って再試験を受けなければならない。それだけは避けたかったので相当慎重になったわけである。時間は十分すぎるほどあるので無理に急いで解く必要もない。
感触としては、電波法規で四択の1問間違えてマイナス10点、穴埋め1〜2個間違えてマイナス2点の88点くらい、無線工学では四択の1問間違えてマイナス5点の95点という感じだろうか。別に満点を取る必要は全くないのでまぁ大丈夫だろうなとは思いつつも、何があるかわからないのでちょっとソワソワクネクネしていた。

ネットでの情報を集めると、どうもJARDでは毎週水曜日に合格発表の事務をまとめてロットで行っている模様。なので10月5日に受験した分はおそらく10月8日(水)に発表されるんだろうなと思って待っていた。そうしたら予想通り10月8日の午後5時ころにメールが!!まぁ受かっているとは思うが万が一のこともあるしどうかな〜と思ってソワソワクネクネしながらメールを見たら、「合 格」の二文字が!!! 実に安心したものである。

これでワタシも第二級アマチュア無線技士だ!!空中線電力200Wと14MHzでの運用ができる!! 小学6年生のころアマチュア無線にあこがれ、せめて2アマで14MHzと100W(当時)で運用したいなぁと思ってた夢が半世紀近い時を隔ててかなうとは感無量。2アマの無線従事者免許証が届くまで1か月〜1か月半くらいかかるもようだが、まぁ楽しみに待つことにしよう。

さて第一級アマチュア無線技士どうするかな。空中線電力200Wを超える無線機は市販ではあまり(というよりほとんど)見かけないし、14MHzを使えるので、ハムライフを楽しむ分には今のところ1アマまでは要らないかなとは思いつつも、いずれさらにハム道を究めたいと思った時に挑戦してみるかな。

(それにしても長げぇな。長文読了多謝)
posted by goiss at 22:25| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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