2018年11月06日

グレイトアース石垣島ライド2018(その2)

グレイトアース石垣ライド2018(その1)からつづく)

【米原ビーチ〜船越漁港】

さて米原ビーチを出発して次のエイドステーションの船越(フナクヤー)漁港までだいたい18キロくらい走行する。グレイトアース石垣ライドの場合エイドステーションの間隔が20q以内のところが多く、実に楽である。相変わらずアップダウンは多いが、長い峠みたいなのはなくて、500メートル〜1000メートルもエンヤコラホイサッサと走行すれば切り抜けられる程度のものなので、そうたいしたものではない。しかも、海の青と山の緑が交互に目の前に広がるという感じの、実にいい感じの風景のところを走行するので、ちょっとくらいアップダウンがあったところであまり気にならない。気になるとしたら向かい風。一定のペースで向かい風が吹き、時折激烈に強いのが吹き付ける。これは結構大変。そのため例年に比してペースはかなり落ちる。

この区間は、前の区間のように、たとえば山原というような個性のある集落を通るという感じではなく、ただひたすら海の青、山の緑、そしてアップダウンという趣が、前の区間に比べるとより強い。そのため、そうした趣が残って、「この走行区間どんな区間だったっけな」という、具体的な印象はあまり残っていない。しかしだからといってつまらないというわけではない。むしろ海の青、山の緑というなかで自転車をひたすら走る機会は得難く、とても貴重で、何よりも楽しいものである。

船越漁港まであと少しというところで、若干ののぼりがあった後ドヒャーと下るところがある。いい調子でドヒャーと下っているとその先に係員が減速を指示している。その指示に従って減速するとその先にT字路があってそこを左折してしばらく行くと、小学生が数人固まってエイドステーションの方向を指示する。そこを左折してしばらく行くと船越漁港のエイドステーションである。

このエイドステーションは漁港ではあるのだが、そこに公園が併設されていてエイドステーションにはおあつらえ向きである。ここでは例年八重山そばなどの食事がふるまわれ、ちょうど昼食の地点になっている。

ところがこの日、エイドステーションについても請福酒造の「飲む酢」をうすめたものがふるまわれているだけで、八重山そばが用意されていない。そして先導のオートバイを含むスタッフはその場にとどまっていて出発する気配を全く見せない。
どうも八重山そばの準備に手間取っているようだ。スタッフの話によれば、八重山そばができていないうちに予想外に速い人がドンドコドンドコと押し寄せてきて提供が間に合わなくなってしまったとのことである。

しかし、もう10回以上このイベントをやっているのだから、通常船越漁港に何時にどれだけの人が来るかくらいは把握できるだろう。それとも、今年の速い人の集団は例年になく速いということなのだろうか。ワタシは全くそうは思わない。このイベントに出始めたころのワタシの走力だったら、ワタシがエイドステーションに先頭集団に近いくらいに到着してまだ八重山そばができていないということはありえようが、それはもう10年くらい前の話。今ではワタシの走力はそのころからずいぶん衰えたから、本来はもう到着と同時に八重山そば食べられるくらいの感じにはなっているはず。にもかかわらず八重山そばがまだできてないってのは、やっぱり運営に不手際があるとしか思えない。

今回のイベント、大会スタッフが先頭集団に近い人たちのスタート時間を指定し、参加者の走行をやたらと拘束している。だから参加者の間でも「もっと好きに走らせてほしいよな〜」という声が上がっていた。第3回のグレートアースの時にも同じようなことがあった。当時元気だったワタシは先頭集団で走行していたが、先頭集団を引くスタッフがやたらと遅く、巡航速度が23km/h〜25km/h程度。しかも坂になるとワタシにブッちぎられて、「ちょっと待ってくださいよ〜」と情けない弱音を上げる始末。
もっと好きに走らせてほしかったワタシは、このイベントに全く魅力を感じなくなり、その後2年くらいこのイベントに参加しなかった。そのころに比べるとだいぶ走力は衰えているが、それでもこのイベントが参加者に好きに走らせてくれないイベントと化すのであれば、その魅力は相当減じるであろう。

そうこうしているうちに、八重山そばができたようなので、一緒にもらったスムーチー(おにぎり)と一緒にいただく。食事に関しては至れり尽くせりでいい感じ。

食事が終わって一休み。オートバイの先導者が出発し、先頭集団も出発したようなので、ワタシも便乗して出発する。昔に比べて走りが穏やかになったのでまぁいいのだけれど、やっぱり好きに走らせてほしいなぁと思う。

この先あとわずか14キロ程度で往路終わり。アップダウンがあるとはいえ、それほど大した距離ではない。もう往路が終わっちゃうかと思うと若干さびしい。

【船越漁港〜平久保崎灯台】

さて船越漁港を出て平久保崎灯台へと向かう。食事をしたばかりなので様子見という感じでゆるゆると走行する。しかも船越漁港を出たばかりのところは、ゆるいが割と長い上り坂なので、なおさらゆるゆるという感じで進む。

その坂の途中に、毎度毎度アイスクリームのフードトラックみたいなのが出ていて、チョコチョコ客が来ている。ブルべみたいな殺伐としたサイクリングイベントで、50キロくらい走行した後にこうしたアイス屋さんがあったら、矢も楯もたまらずアイス食べるのであるが、基本的には20キロもしないうちにエイドステーションが出て来る割とゆるいこのイベントだとそこまでの魅力をアイス屋に感じない。

このイベントに参加した当初、船越漁港から先の方がアップダウンが激しいかな〜と思っていたのだが、実際地図を見てみると、そうでもないことがわかった。船蔵漁港の先になると、より一層海の青と山の緑が際立つ展開になり、平野集落に至るまでほとんど集落らしい集落に遭遇しない。アップダウンと向かい風は依然としてあるが、自然に囲まれて実に気分よく自転車走行できる。おそらく一年の中で最も気分よく自転車走行できる場所であろう。14キロ程度で終わるのがもったいない。

しばらく走行していくと、目の前に牧場と思しき広々とした傾斜地が広がる、以前はそこに「石垣牛」という文字があって、牛が点在しており、「この牛さんたちあとでみんなお肉にされちゃうんだな〜」と思いながら見ていた。ここ2〜3年くらい牛を見かけなくなったが、あとで調べるとまだ牧場自体はやっているらしい。「とー家ファーム」という牧場のもよう。ここらへん短いがちょっとした坂なのでエンヤコラドッコイショと上る。

この牧場を過ぎてしばらく走行すると平野集落。平久保小学校があって、いかにもここは人々が住んでる町という雰囲気がある。そしてそこを通り過ぎると再び自然に戻る。

平野集落をすぎて自然に戻るといよいよ平久保崎灯台への坂。この坂が結構長い。峠みたいににょろにょろまがっているのではなくて、一直線の長い上り坂。向かい風と相まってなかなかスピードが出ずに若干大変ではあるものの、緑の中見通しのいい坂を風に吹かれてのんびり上るのもまぁ悪くないかなと思う。

そんな感じでのんびりと長い坂を上りきって左折すると、いよいよ最後平久保崎灯台までのみちのり。途中ゆるい下り坂を通り、その後ちょっと平坦地を走って最後短いが壁みたいな坂をエンヤコラサッサと上りきって平久保崎のエイドステーション。スタッフの人が「ナイスライド!!ナイスライド!!」と言って迎えてくれてうれしい。

とりあえずそこに自転車を置き、少しあるいて平久保崎灯台に到着する。ここはコース随一の絶景スポット。石垣島の最北端。広々と広がる青い海が実に美しい。毎年このイベントに出るたび、広くて青い海に接してこのイベントに出てよかったと思う。今年は風が強いため波が高く、海のいたるところに白いウサギがはねているようであった。

しばし青い海をみてノビノビ。そして近くの自動販売機にワタシの大好きな不二家レモンスカッシュがあったのでこれを飲んで一休み。実はこのコース、往路より復路の方が若干短い。往路がだいたい68キロくらいあるのに対して、復路は55キロくらいなもの。55キロなんてちょっと走っちゃえばほぼあっという間。1年に一度の楽しみなイベントも、もう55キロ走っちゃうと終わりなのかと思うとちょっと残念な気がするが、まぁ68キロ楽しんだからまぁいいやと思い、ゴールに向けてペダルを踏みだす。

つづく

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posted by goiss at 19:46| 東京 ☔| Comment(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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