【往路】
さて10月24日天気予報だと曇りのようで、安心して自転車走行を始めたばかりのところで、いきなりドヒャーと雨が降ってくる。ここで自転車通勤から電車通勤に切り替えると、定時に間に合わなくなる可能性があるが、他方レインジャケットなしでの自転車走行はちょっと辛いものがあるので、家にレインジャケットを取りに行ってから自転車通勤とする。
それにしても10月13日のブルベ時といい、この日といい、実によく天気予報が外れる。これならまだ下駄の方が信頼性があるんじゃないか天気予報に関しては。
雨中の自転車通勤は必ず避けるようにしている。雨中の自転車走行はブレーキの利きがよくなかったり路面が滑りやすかったり視界が悪かったりしてそれほど安全なものではないし、雨に濡れるので走っていて楽しくない。しかも雨中走行後のメンテも面倒。
しかしこの日は自転車通勤から電車通勤に切り替えると明らかに定時に間に合わなくなるし、走行距離が6キロほどなのでさほどでもない。とりわけ先日100キロほど豪雨の中を走行したことを考えれば6キロほどの走行なんか屁みたいなものである。そんなわけでこの日やむを得ずレインジャケットを着て自転車通勤する。
先日100キロほど豪雨の中を走行した時ほど雨は強くないが、傘が大嫌いな私ですら傘がないとダメな程度には降っている。そんな中を自転車で走行するのは死ぬほどいやだが仕方がない。もっとも混む・遅い・止まるの三拍子そろった東西線に乗ることを考えると、ちょっとくらいの雨だったら別に自転車でもいいかな〜とも思い始める。
3キロほど走行したところで自転車などはかなりビショビショ。しかしさほど急がなければ、まぁまぁ日常走行程度のスピードをちょっと落とすくらいで走れるかなと思った。レインジャケットの効能は一応ちゃんとあって、レインジャケットがなければ服が来ていられないほどビショビショになるが、レインジャケットを着ていると、ちょっと汗をかいた程度に服の濡れ具合が収まる。
残り3キロ少々の間、依然として降ってはいるものの、やや雨脚が弱まってきた感じがしないでもない。まぁよかったなと思いつつ残りの道のりを走行し、自転車基地にたどり着く。考えてみれば、高校生のころは雨が降っても毎日自転車で登校していたので、それほどタフなことをやっているわけでもないかなと思う。
【復路】
復路大体午後6時くらいに自転車基地を出発して帰路に向かう。復路ではもう雨は降っていなかったので通常通りの自転車走行。さすがに10月ともなると日が短くなって午後6時だともうあたりは暗い。
まずは春日通りを走行する。この通りはそれほど交通量は多くないのでまずまずの快走をできる。春日通りを1.5キロ少々走行して三つ目通りに折れ、ここをひたすら4.5q少々まっすぐ走行する。
途中チンタラと走行する小さめのワンボックスカーをぶっちぎる。運転が下手くそなのに自転車にぶっちぎられたのが悔しいのか激しくクラクションを鳴らして通り過ぎる。しかしそいつ信号に引っかかったので、これ見よがしにそいつの横に出てやる。
自動車はどんなにスピードを出そうが信号の多い都心部においては信号に引っかかって自転車に追いつかれる。都心部においては時間当たりの移動距離は自転車も自動車もそんなに変わりはしない。にもかかわらず自動車の運転手は自動車の方が速いと思っている。そうした考えは明らかに馬鹿であるが、世の中というものはその程度のアタマの人間によって成り立っていることを一応理解しておかねばならない。
まぁそんなわけでアホなワンボックスカーを適宜あしらっているうちにそのワンボックスカー、どこかに行ってしまった。そしたらもう木場公園。だいぶ家も近くなったので安全運転で帰宅する。
