2015年12月21日

法師温泉

さて2015年12月20日久々に法師温泉に行ってみる。法師温泉は群馬県北部、三国峠の手前に位置する温泉。草津とか伊香保みたいな大規模な温泉街ではなく、長寿館という一軒宿の温泉であり、かつかなり奥まった場所にあるので全国的な知名度は低い。
しかし、ここは浴槽の直下に源泉があって、浴槽の足元の玉砂利を通して直下の源泉から直接フツフツと浴槽にお湯が湧き出してくる珍しい温泉。そのため事実上浴槽=源泉であり、鮮度の高い温泉が楽しめる。
また、この温泉の創業は明治初期であり、古い木造建築でありながらアンティークな装飾が施されていて洒落乙である。

この温泉は古くは与謝野晶子の来訪があったが、その知名度を一気に高めたのが、1982年頃の国鉄(現JR)のフルムーンキャンペーン。高峰三枝子と上原謙が混浴しているポスターでこの温泉が使われた。
その後も忌野清志郎が、フジロックに出演する前に、渋川からこの法師温泉にサイクリングで来て法師温泉に一泊し、そしてフジロックに向かったものである。その時あるじが清志郎にサインを求めたところ、「プライベートで来ているので…」と断ったらしい。
最近ではテルマエロマエのロケで使われている。

こうした温泉なので、「知る人ぞ知る」温泉として実は人気が高い。ワタシの大好きな温泉の一つである。

そういうわけで、法師温泉行きたい法師温泉行きたいと思っていたが、なかなか人気が高くいつもすぐには予約が取れない。そうこうしているうちにもう4年くらい法師温泉に行ってなかったので、意を決して久々に行ってみる。

12時34分東京発の新幹線に乗って上毛高原駅で降りる。上越新幹線に乗るのは久々で、チキン弁当を買って車内で食べながら上毛高原駅まで過ごした。新幹線のため乗車時間は少ないが、久々に電車の旅で楽しい。
上毛高原駅から14時発の猿ヶ京行きのバスに乗って35分ほどで猿ヶ京に到着し、その後15時発のみなかみ町営バスに乗って15分ほどで法師温泉に到着する。

法師温泉長寿館は創業140年の一軒宿。木造でひなびた趣があるが敷地は広々としていくつかの棟の建物が広がっている。規模は決して小さくない温泉旅館である。久々に訪れた法師温泉は相変わらず穏やかで凛とした老舗のたたずまいで暖かく我々を迎えてくれた。今回は築140年の本館に通される。140年の風雪を耐えぬいて未だ健在の本館に宿泊できて結構うれしい。

部屋に通されてからすぐにまずは「法師の湯」に入る。ここは明治28年に建造され、なかなかアンティークな装飾が施してあって美しい。そして浴槽の玉砂利の下の岩盤から源泉がフツフツと湧き上がってきて、相変わらずまろやかで最高な泉質の温泉であった。15時ころ到着して18時までの夕食の間2回くらい入ってしまった。

入浴の合間に囲炉裏でお茶をいただく。法師温泉は昔ながらの木造づくりの温泉旅館で、囲炉裏のある和室があって、そこに鉄瓶がぶら下がっており、お湯が沸いている。囲炉裏の部屋でそのお湯でお茶を入れて飲むことができる。実にのんびりできる。

18時ころから夕食である。この日はすき焼きコースで、すき焼きの他川の幸海の幸山の幸などのごちそうが続々と出てきてかなり満足できる。かつては部屋食をやっていたが、最近は大広間を改装したお食事処で食事をとるようになっているようである。お客さんが多いとなかなか部屋食も大変だろう。しかもここは団体客がどんちゃん騒ぎをするという宿ではなく、良質の温泉を静かに楽しむ少人数の人たちが来る宿のようなので、宴会用の大広間を用意することもなく食事処に改装したのだろう。

ごちそうを食べて一休みしたあと家内が下町ロケットの最終回を見るというので、ドラマに関心のない私は早速風呂に入りに行く。法師の湯を堪能した後は、玉城の湯と言う露天風呂に入る。法師温泉の場合、法師の湯だけでもう大満足なのだが、露天風呂もまた趣があっていいので入っていく。
法師温泉の場合、12月頃だと通常相当の積雪量があって、雪を見ながらの露天風呂は趣があるのだが、今年は珍しく積雪が少ないためほとんど雪はなく、雪景色の趣はないのは残念ではあるが、それはそれ、良質の法師温泉を露天風呂で堪能できて、それはそれでよかった。

玉城の湯から出た後部屋に戻ると、ちょうど下町ロケットのエンディングの場面。ドラマの最初とエンディングだけ見て終わり。その後一休みして、もう一回法師の湯に入る。どうにもこうにも眠くなったので寝る。

翌朝起床したのが午前7時20分ころ。朝食まであと40分あったので、再び法師の湯に入る。ここのお湯は良質なだけではなく、温度が熱すぎずぬるすぎずちょうどいい感じなので、いくらでも入っていられて気持ちいい。午前8時からの朝食をすますと、午前9時くらいからまた法師の湯に入る。法師の湯は実は混浴であるため、この時は家内と一緒に入る。

午前9時半ころ部屋を出てチェックアウトする。午前10時10分の法師発猿ヶ京行きのバスの出発まで30分くらいあったので、囲炉裏の部屋でお茶を飲んでくつろぐ。

午前10時10分猿ヶ京行きのバスに乗って15分ほどで猿ヶ京に着く。20分ほど待って猿ヶ京行きのバスに乗り、30分ほどで新幹線の上毛高原駅に到着。また30分ほど待って11時45分発東京行きの新幹線に乗って東京駅に着き、帰宅したのが大体13時ころ。待ち時間が多いためか往復に意外と時間はかかるが、久々に法師温泉に行って豊かな時間を過ごした。次はいつ法師温泉に行こうか。

posted by goiss at 18:26| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ご無沙汰しております。
お元気ですか。
8年ぶりにblog再開しました。
秋あたりから本格稼働する予定です。
CS−Yにも顔を出しておりますので、またお会いしましょう。
錬は20歳、哲(赤ちゃん)は18歳になりました。
Posted by 奥島 at 2016年03月15日 20:25
うおーっ大変ご無沙汰してますお元気ですか。
和も20歳になりました。今は大学生になって札幌に住んでます。
是非お会いしましょう。
Posted by goiss at 2016年03月21日 22:23
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