2007年05月22日

神奈川400km沼津ブルベ走行記(その3)

神奈川400km沼津ブルベ走行記(その2)からつづく>

【第1PC〜第2PC】

 休憩もそこそこに第1PCを出発する。まだ天気は良く気温も比較的高めである。まずは県道10号線及び9号線を通る。身延にいたるまでは比較的アップダウンの多い道である。ここらへんをしばらく走行していると、4人ほどで調子よく自転車走行している人たちに遭遇する。この人達ブルベの人たちかなぁと思い追いかけてみる。しばらく走行するとこの人達に追いつく。しかしこの人達ブルベの人たちに特有な反射ベルトや、自転車・ヘルメットへの尾灯をしていないので、ブルベの人じゃないのかなぁとも思う。
 
 私は結構調子よく走行していたので、勢いに乗ってその4人をパスする。引き続き快調に走行するが、路面がそれほどよくないため結構振動する。そのため突如ライトが落ち、電池が散らばってしまった。落ちたライトを拾うため急遽停車してライトを拾う。幸いライトは無事であった。しかし中に入っていた電池は散乱してどこかにいってしまった。ライトが無事ならどこかのコンビニであとで電池を買えばいいだけなのでまぁいいかと思う。ライトを拾っている間に先ほど追い越した4人ほどの人たちに快調に追い越され、はるかかなたに4人の人はいってしまう。

 ライトが無事であることを確認した上で再び落下しないようにしっかりととりつけて出発する。1人旅だとなかなかペースをつくるのが難しいが、前の方に自転車で走行する人の背中を見つつ走行するとはげみになって一定のペースで走行することができる。そうやってしばらく走行すると、突如比較的きつめで長い坂が現れる。そういえば南部から身延に入るところに結構長い坂があって、ここを登り切るとクネクネ曲がる下りがあったなぁと思う。ここをエンヤコラサッサと上っていく。このとき結構暑くなっているので結構頻繁にボトルの水を飲む。そのためボトルの水が結構減っている。これほど水を消費するとは思わなかったため、一応ボトルを2つ用意してあるものの水が入っているのは一つである。これは第2PCに着いたら2つのボトルに水を入れておかないとなと思う。

 前で走行していた4人の内2人は快調にその坂を上っていく。2人は坂のぼりで結構悪戦苦闘している。私がマイペースで上っているといつのまにかその2人を追い越してしまった。あと二人の背中を追って走行している途中に坂のピークに到達する。何というか、小さな峠みたいなところであった。何とか峠と名前がついていたようだったが忘れてしまった。そこを越えるとクネクネ曲がる比較的急な坂を下り、しばらく平坦地を走行すると身延町に至る。その後若干のアップダウンはあるも基本的には平坦地を走行して波高島T字路に至り、ここを左折する。先ほどの2名は波高島T字路で停止している。どうも後続を待っているようだ。そうすると、先の4人集団はブルベの人ではなかったのか。勝手にブルベの人かもしれないと思ってついてきたがやはり違った。しかし、波高島T字路までのよいペースメーカーと勝手にさせていただいた。ありがとう。

 波高島T字路を左折したあと富士川を渡って上沢交差点を右折してから国道52号線を走行する。ここから小笠原橋北詰信号までの24kmほどまっすぐの道のりである。第1PCから波高島T字路までの約18キロが比較的アップダウンのある山のせまる道であるのに対し、国道52号線の24kmは、富士川の雄大な流れを右手に見ながら広々とした空の下での走行である。

 国道52号線がほぼまっすぐの道のりであるため、ここを走行している限りミスコースを心配せず安心して走行できるはずだった。しかし、国道52号線に最近甲西道路というバイパスができ、こちらに間違って行かないようにとの指示が出発前のブリーフィングであった。キューシート上だと、累積距離85.5kmのところに「甲西道路分岐」を「左方向」、「鰍沢方面へ」という記述があるので、とにもかくにも累積走行距離が85kmくらいになったら「鰍沢方面」の分岐に注意しなければならない旨を留意して走行する。

 この時点でもまだ日が照って良い天気であり、自転車走行には結構暑い。時折ボトルの水を飲むが結構不足気味である。しかしこの区間信号はほとんどなく自動車の通行も、工事中の区間のため片面通行となっている箇所の他はまばらで渋滞もなく全体的に気分良く快走できる。
 上沢交差点から18kmほど走行したあたりであろうか、国道52号線から新しく広い道が分岐しているのがわかる。その手前に「鰍沢市街地」の方向を示す標識がある。甲西道路との分岐点はこれだったか。これならわかりやすいなと思いつつ、甲西道路ではなく国道52号線を「鰍沢市街地」の標識に従って左方向へ行く。

 ここを数キロまっすぐ行くと、富士川を右手にした広々とした視界が広がる中走行する区間は終わり、背の低い建物が迫って市街地っぽくなる。しかし、甲西道路ができたせいか、または土曜の午前中という時間のせいか、市街地の割には自動車の通りが少ない。そのため自転車の通行がしやすくて良いが、反面何となく町はさびれた雰囲気である。その後この道路沿いは市街地の雰囲気になったり住宅地の雰囲気になったりする。基本的にはこの道路平坦なのだが、時折走行に困難を来さない程度のゆるやかな上り基調になる。

 市街地〜住宅地区間の国道52号線を数キロ走行すると小笠原橋北詰交差点に至り、ここを左折すると、すぐに道が二股に分かれているので、これを左方向に行くと県道12号線である。ここを6.4kmほど走行すると第2PCに到着である。ここに至ればとりあえず一休みできるが、そこに至る道が微妙な上り坂であり結構体力を消耗する。しかも暑い。そこでボトルに手を伸ばすがボトルの水はあとわずかである。それでもボトルの水が残っている内はまだ良いが、残り3キロほどのところでボトルの水が終わってしまった。ここで自動販売機で何か飲み物を買うか、それともそのまま我慢して第2PCまで行くか微妙なところである。あと3キロだから、とりあえず行けるところまで行ってどうしてもだめなら自動販売機で何か買おうと思う。そう考える余裕があるので、確かにのどが渇いてはいるがそこまでせっぱ詰まった状況ではないことがわかる。

 残り走行距離が徐々に減っていくことを励みにして微妙な坂を上っていくと、ようやっとという感じで第2PCであるローソン南アルプス街道店が見える。昨年の400kmブルベでもこの坂には苦労した。今年はここに微妙な坂があることを知っていたので坂上り自体はさほど苦労ではなかったが、のどが渇いたのには参った。

 この日は暑いので、ボトルの水は2本分用意しなければならないと思い、早速1リットルのポカリスエットをローソンで買って2本のボトルに詰める。すると2本目のボトルに若干余裕ができたため、どうしようかなと思った。すると、私に続いて第2PCに到着した人が、コカコーラを水で薄めてボトルに詰めていることに気がつく。そういえば昔自転車雑誌で、コカコーラをボトルに詰めてレース中に飲んでいた話があった。
 コカコーラであれば、カフェインの作用で体が活性化するだろうし、糖分も結構あるのでこれを飲んでいればハンガーノックのおそれはない。ポカリスエットと混ぜれば体への吸収もよくなるだろう。ということで、ポカリスエットにコカコーラを混ぜるという、とても恐ろしくて普段では飲めないが、自転車走行時には結構効きそうなドリンクを作ってボトルに入れる。そこで若干コカコーラが余るので、これはこの場で飲んでしまう。苦労して走行した後のコカコーラは実にうまい。
 
 この後富士見峠越えを控えているため、ここではサンドイッチやヨーグルトを食べて補給をきちんとしておく。サンドイッチやヨーグルトを食べている間に、後続の人が続々と第2PCに到着する。今回の400kmブルベは20名弱の参加者であり、おそらくその半数くらいがここに集まってやすんでいる。1人でマイペースで走行していても、何かの拍子に参加者と会ったり、参加者相互のコミュニケーションをとったりできる。ブルベにはそういう気楽で緩い連帯があるところを私は気に入っている。

(つづく)

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posted by goiss at 00:19| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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