2007年05月07日

神奈川400km沼津ブルベ走行記(その1)

【神奈川400km沼津ブルベとは】 

 さて5月5日は神奈川400km沼津ブルベの日である。この400kmルベは、主催者であるオダックス神奈川が定めた400kmある一定のコースを27時間以内に自転車で走行すると完走とされるイベントである。通常の場合そのコースは平坦な道のりではなく、峠とかアップダウンを伴う山の中の道が含まれている。

 ブルベは順位とか速さを競うイベントではなく、400kmブルベであれば27時間以内に400kmある一定のコースを走行すればいいだけのイベントである。そのため、このイベントにどのような意義を見いだそうが基本的には参加者の勝手である。少々厳しめのトレーニングととらえるもよし、大人の自転車遠足ととらえるもよし。ただ400kmを自転車で峠や山の中の道を延々と走行するのは究極の脱日常体験であることは疑いあるまい。

 神奈川400km沼津ブルベは、沼津の学習院遊泳場をスタートし、しばらく防砂林に沿って駿河湾沿いに走行し、富士市に出てから富士川鉄橋を渡って県道10号線、国道52号線、県道12号線を富士川沿いに北上し、その後国道20号線を走行して富士見峠・塩尻峠を越え、国道19号線を北上して塩尻市、松本市を通って安曇野市豊科に至り、その後来た道を折り返すというコースである。
 沼津の防風林、富士川の昼の雄大な眺めと夜のどす黒いせせらぎ、南アルプスの山並み、富士見峠の往路での長い長い上りと復路での下り坂快速走行、塩尻峠の往路の豪快なダウンヒルと復路での適度な勾配での上りなど、400kmもあると走りどころが多い。

【ブルベの準備からスタートまで】

 私は今回の沼津ブルベに申し込んでいたものの、出走を見送る予定であった。ヤフーの天気予報を5月4日午前中にみたところ、コースの大半を占めかつ山間部走行の多い長野県及び山梨県は5月5日の夕方以後雨になるとのことだったからである。
 私は前回の伊豆300kmブルベで夜雨中に山間部を走行したとき非常に神経を使ってあまりおもしろくなかったので、前回の二の舞は避けたいと思って5月5日沼津ブルベへの出走を見送る予定だったのである。
 ところが、5月4日午後10時ころ念のためヤフーで長野・山梨の天気予報をもう一度見ると、長野・山梨は5月5日いっぱいは雨は降らず天気は何とか持ちそうである。とにかく5月5日いっぱい雨が降らなければその後もある程度は雨が降らないことは期待できるし、仮に降ったとしても弱い雨になりそうだと思う。また、昨年の400kmブルベの実績に照らせば、だいたい19時間前後を見ておけば山間部走行での雨はまぁ免れるだろうと思う。平地で雨に降られるならそれほど気温は低くならないだろうし路面が滑ってブレーキがきかなくなる度合いも少なくなる。そんなわけで、5月4日午後10時20分ころから急遽ブルベの準備を始める。

 自転車についてはチェーンの清掃と注油である。急遽ペドロスのチェーンクリーナーにペドロスのオレンジピールズ洗浄液を入れてチェーンを清掃する。その後チェーンクリーナーに水を入れてオレンジピールズ洗浄液を洗い落とす。これをやらないとチェーンに注油してもチェーンについたオレンジピールズ液が注油した油を分解してしまって注油した意味をなさなくなるからである。
 その後前後のディレイラーにも注油する。山間部走行では道の勾配具合に応じて迅速に変速する必要がある以上、ディレイラーに注油してディレイラーの状態をよくしておくことが必要だからである。また、ライト(二灯)、ベル、尾灯、ヘルメットにつける尾灯、サイコン、ボトルなど自転車への装着品をそろえる。
 自転車の整備が終わると持ち物をそろえる。当日身につけるものとして、衣服(反射ベルト含む。夜間山間部走行があるのでレーパンは長いもの。アームウォーマー持参。)、ヘルメット、ビンディングシューズ、心拍計用ベルト及びグローブを揃える。それから、携帯品として、財布、携帯電話、保険証、パワージェル、アミノヴァイタル及びキューシートを名札入れに入れて首にぶら下げられるようにしたものを揃える。スタート兼ゴール地点である学習院遊泳場ではゴール後入浴ができるので、着替えと手ぬぐいも持参する。

 5月5日には午前5時20分ころ起床して自転車で東京駅に向かう。昨年の沼津400キロブルベでは沼津ホテルに前泊したのだが、今年は連休中のため前泊のためのホテルがとれず、他方集合時刻の午前9時に間に合う新幹線があることがわかったので、前泊せず5月5日に輪行することは前々から決めていたのである。
 東京駅八重洲口に午前6時前に到着して15分くらいで自転車を輪行袋に詰め、午前6時23分東京駅発こだま号に乗る。連休中とはいってもさすがにこの時間だと新幹線は空いている。車両の一番後ろの座席にゆうゆうと席をとり、その後ろにあるスペースに輪行袋にいれた自転車を置く。
 午前7時21分に三島駅に到着。下り東海道線に乗り換えて沼津に行く。車内アナウンスによると午前7時26分発の下り東海道線があるとのことだったが、私は割と前の方の車両に乗ったため、車両の後方にある東海道線乗り換え口までかなり歩かなくてはならず、そのため午前7時26分発下り東海道線にはぎりぎりで乗れなかった。そのため15分後の下り東海道線に乗る。新幹線に乗って三島で東海道線に乗り換えるときは進行方向向かって後方の車両に乗るのが良さそうだ。

 沼津には午前8時少し前に到着。沼津駅前で自転車を組み立てて集合場所である学習院遊泳場に赴く。学習院遊泳場に赴く道すがら、沼津ホテルのあったところが更地になっているのを発見する。そうか沼津ホテルは消滅していたのか。道理でインターネットで調べても沼津ホテルが出てこないわけだわ。その後インターネットで調べてみると、沼津ホテルは2006年8月31日に閉鎖していたことがわかった。沼津駅に近く値段が手頃で会場に向かう道路に面しているなど使い勝手が良かっただけに惜しいホテルを亡くしたと思う。合掌。

 沼津駅から海に向かって5kmほど自転車で走行して午前8時20分ころ学習院遊泳場に到着する。木々が生い茂る中木造の建物がいくつか建っていて何となくいい雰囲気。すでにかなりの数のブルベ参加者が出走を今やおそしと待っている。しかし別にレースではないのでなごなごとした雰囲気である。
 結構中高年の人が多く平均年齢は高め。自転車はいくつになっても自分なりのスタイルとペースで楽しめるいい趣味だなぁと改めて思う。しかも体を動かして健康にもよさそうだし、排気ガスを出すような環境上の問題もない。何よりも、自転車をこぐこと自体が楽しい。これほど完璧な趣味はめずらしいと勝手に思いこむが、その思いこみもあながち外れてはいないと思う。

 4月21日にも沼津400kmブルベは開催されており、多くの方がそちらに参加されたので今回の400kmブルベの参加者は比較的少なめ。しかし4月21日に天候が悪かったり仕事の都合があったりでブルベ参加できなかったりした人が別の日に参加できるということは非常によいことである。私もその恩恵を受けることができてよかった。複数の種類のブルベ(600kmと400km)を同日に開催するのは運営側は大変であると思うが是非お願いしたいところである。

 今回の400kmブルベは井手さんと古山さんが仕切っている。受付をしてブルベカードをもらい、荷物を預かってもらう。午前8時半ころから井手さんのブリーフィング。簡単な道中の説明を受ける。比較的単純なコースなのでミスコースの心配はないが85km付近で国道52号線にバイパスができたのでそちらに行かないようにとの注意あり。鰍沢方面の標識に従って行けばいいらしい。
 その後検車を受け、ライト、尾灯、ベル、反射ベルト、ヘルメット及びヘルメットへの尾灯など必要な装備が備わっていることを確認してもらって適宜出発する。出発時点での天気は良い。いつ雨が降り出すか心配ではあるが、それでもいつまでもどこまでも自転車をこぎ続けるのは楽しいものである。

つづく

人気blogランキングへ←是非ワンクリックをお願いします。


posted by goiss at 23:48| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。