2014年06月15日

BRM531興津600qブルベ(その5・完)

BRM531興津600kmブルべ(その4)からつづく

【第5PCからゴールまで】

第5PCであるローソン六郷町店を出ておよそ2キロほど走り、峡南橋を渡って国道52号線に出る。以前この600キロブルべでは、第5PCを出てからもうひとつ峠を越えるルートだったのだが、最近変更されて国道52号線にいったん出て8キロほどそこを走るルートになっている。

この8キロある国道52号線の区間では強い向かい風に吹かれっぱなしで結構タフな走行である。こげどもこげども時速20〜23キロ程度しか出ない。この区間は上沢交差点まで我慢の一手。左手に広がる富士川の眺めが癒しとなる。
上沢交差点を左折して富士川を渡り、波高島トンネル手前を右折して県道に入る。この区間で身延〜南部〜芝川と走行していく。この区間は結構アップダウンが多い。

まずは身延の市街地を目指す。この間相変わらず向かい風が強い。しかし、国道52号線のときは向かい風をさえぎる物がなかったが、この区間は地形的に向かい風の直撃を受けないようになっていて幾分かは走りやすい。

身延の市街地を抜けると、小さい峠がある。峠の部分に竹炭屋さんがあって、ブルべの人たちの間で「竹炭峠」と呼ぶ人がある。この峠、距離は大したことはないが結構な勾配があってなかなか上り甲斐がある。後で調べてみると、この「竹炭峠」が第5PCからゴールまでの最高標高地点のようである。
この日もかなり気温が高いため、竹炭峠を上りきったところの竹炭屋さんの自動販売機で炭酸飲料を買って飲んで一休みする。この600キロブルべや、このブルべと帰路が重複する400キロブルべでは、この峠を上りきったところで一休みすることが多い。竹炭峠はこれらのブルべのたびに訪れる場所なので、もうすっかりなじみの場所である。その他、水不足にならないように自動販売機で飲料水を買ってボトルに入れ、再び走行に戻る。

竹炭峠をドヒャーと下って、およそ18キロくらいのアップダウン区間の始まりである。ちょうどこのあたりから南部町に入りなかなかえげつないアップダウンを繰り返す。ちょうどヤマザキデイリーストア南部内船店あたりが中間地点。内船の市街地を抜けると再び木々と富士川を目の当たりにしながら淡々とアップダウンを乗り越えて走る。
結構タフな上り坂を上ってJR井出駅を通りすぎ、カーブをぐるりと左折するとえげつないアップダウン区間はいったんは終わり。しばらくの間下りまたは平坦基調で走行できる。
十島を過ぎたあたりから、最後のタフな上り。なかなかの勾配とそこそこの距離があって、ここはギアをインナーに入れないともたない。エンヤコラホイサッサと最後のタフな上りを上ると、そこは山梨県と静岡県の県境。そこから先はかつては静岡県芝川町だったが、近時市町村合併によるのか静岡県富士宮市になっていた。
このあと結構な勾配のあるくだりの峠道を注意しながら走行し、稲子T字路を右折すると、もうゴールまで30キロ足らずでタフな上りはない。普通に平地走行して日没前に余裕でゴールできそうな気配である。老川の市街地までは細い道の割にちょこちょこ自動車が通るので、注意しながら走行する。
芝川市街地を抜けて富士川を渡ると、徐々に道が広くなってきて交通量が増えてくる。途中馬坂トンネルをくぐっていく。ちょっと怖い。

富士川橋西交差点を直進して県道396号線に入る。交通量は多いが、交通量が多い道路を走行するのもあと10キロと割り切って走行し、蒲原、由井を通過していく。
由井寺尾横断歩道橋のト字路を右折するところで、ミスコースして県道396号線を引き返してきた二人のブルべ・ランドヌールに出会い、以後この二人とのんびり残り5キロを走行する。

由井寺尾横断歩道橋のト字路を右折し、宿場町の趣漂う街並みを2キロほど走って通り過ぎる。この街並みを通り過ぎてから国道1号線の側道を走り、いよいよゴールである。左手に太平洋が見えて来、引き続いてゴール地点の駿河健康ランドが視界に入る。もうすぐ600キロの自転車の旅も終わりだな〜。一年に一度の長旅ももうすぐ終わるのかとの感慨が湧き上がる。
西日に照らされて青空に映える駿河健康ランドの建物が徐々に迫ってくると、なぜかサザンオールスターズの「勝手にシンドバッド」が胸中に流れてくる。そしてゴール地点を目の前にすると、オダックス神奈川スタッフでこのブルべを仕切っている本多さんがカメラを持って待ち受けている。少しの間一緒に走った二人のブルべ・ランドヌールの方とともにゴールイン!!

ゴール地点では本多さんや井手さん、金山さんなど昔からお世話になっているオダックス神奈川の方々が温かく出迎えてくれた。これがうれしい。到着時間は午後5時12分、タイムは35時間12分とのことであった。今回のブルべでは十分な仮眠・入浴時間を取ったうえでこのタイムなので、暑すぎる気候の中でのブルべとしては、なかなかの快走だったと思う。

ゴール地点で受け付けを済ませる。同じブルベに出場している家内はまだ戻ってきていない模様。金山さんから駿河健康ランドの入浴券を買って、入浴することにする。駿河健康ランドは300円で自転車を預かってくれるので、駿河健康ランドに自転車を預けてゆったりと入浴する。

この神奈川ブルべでは、600キロ走った後入浴ができるのがうれしい。ちなみに、ここ2年ほど本来のスタート/ゴール地点である学習院沼津遊泳場が使えないでいるのだが、この学習院沼津遊泳場にも入浴施設があるので600キロブルべが終わった後入浴できた。600キロ自転車で走った後の入浴は格別である。
入浴を終えた後、おなかが空いたので、駿河健康ランドに併設されている寿司屋さんで寿司を食べる。この時ビールも飲みたいと思ったが、そのあと帰り支度をなどの若干のタスクがありそうなので、ビールは帰路の新幹線に譲ることとする。

入浴と食事を終えると午後7時頃。ゴール地点の様子をみようとゴール地点に行ってみると、ちょうど家内がゴールインしたところであったので、家内を出迎える。ちょうどゴール受付が駿河健康ランド半地下のフィットネスクラブの一角に移ったため、その旨を家内に告げて家内をゴール地点に案内する。
家内をゴール地点に案内するとやはり本多さん、井手さんや金山さんなどオダックス神奈川スタッフの方々がお出迎え。37時間少々のゴールインで、女性参加者では2番目のゴールインだそうだ。家内も昔に比べるとずいぶん速くなったものだと思う。

家内も入浴していくとのことなので、その間帰り支度を済ませ、家内が入浴を終えてから帰宅の途につく。JRの興津中町駅から静岡駅に行き、そこで午後9時台の新幹線に乗って帰京。新幹線乗車の間は当然ビールである。ブルべを終えた後の輪行でのビールは本当においしい。これからもこういうおいしいビールを飲めるようますます自転車に励みたいものだ。

(完)

あとでリザルトを見てみると、出走した人が88名いて、DNFが20名。結構過酷なブルベだったことがわかる。このブルべに関するブログをみると、結構DNFした記事を見かけるが、なるほどなと思う。天気が良すぎたせいだろう。

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posted by goiss at 18:55| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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