2014年06月13日

BRM531興津600qブルベ(その3)

BRM531興津600qブルベ(その2)からつづく

【第3PCから第4PCまで】

さて飯田にある第3PCのサークルK東かなえ店を出発して第4PCまでおよそ125キロを走行する。

まずは駒ケ根までの35キロ。この間は意外とアップダウンが多い。第3PCまで残り30キロほどのところから始まるアップダウンが一番タフだが、駒ケ根までの30キロのアップダウンもそこまでタフではないがなかなか上り下り甲斐がある。この区間はとりあえず我慢の区間だなと思って走行する。

駒ケ根市街地にたどり着くとようやくアップダウンが影をひそめる。駒ケ根から10キロ少々走ると伊奈市。駒ケ根市から伊奈市あたりがおおよそこのブルべの中間地点で、そこで仮眠をとる人が多い。しかし、ここで仮眠をとると、第4PCのクローズの時間が午前8時52分であるため、残りおよそ90キロを残して午前8時52分までに第4PCに赴かなくてはならない。
この地点での時間は確認してないが、およそ午後9時前後くらいと思われ、まだまだ仮眠するには時間が早い。また第5PCのクローズが午後5時52分でクローズまでに相当時間の余裕があることから、第4PCのチェックを終えてからの方がゆっくり休めそうと思われる。そういうわけで、ワタシは安曇野の第4PCのチェックを終え、およそ30キロ程度走ってから信州健康ランドでゆっくり仮眠をとることにする。

ワタシがこのブルべについて書いたブログを見る限り、第4PCでチェックしてから仮眠をとっていた人はほとんどおらず、第4PCでチェックしてから信州健康ランドで仮眠をとるのはよほどの健脚でないと無理、とのことであった。ワタシはそんなに健脚かなぁ・・・・。

伊奈市の国道153号線を天竜川に沿って走る。このブルべは本当に天竜川に縁があるブルべである。川沿いの周辺には高い建物はほとんどなく、空が広くて気分がいい。本ブルべ毎度おなじみの印象深い風景である。この600キロブルべを走ってここを通るといつも「ああ伊奈まで来た。もうこのブルべも半分走ったな〜」と思う。

伊奈市をとおって南箕輪村に入る。南箕輪村に入ってから、緩い坂が延々と続くが、さほど走行に支障のあるものではない。坂を上り終えるとパ〜っと道路と景色が広がって一気に市街地の様相を呈する。そこから先しばらく走行すると、第4PCまでの道のりで数少ない沢上交差点(T字路)に至り、ここを左折する。少々走って辰野町に入る。

辰野町に入り、どこか休憩に適切なコンビニはないかな〜と思っていると、左手前方にセブンイレブンをみつけたので、これ幸いとそこで小休止する。すると、二人のブルべ・ランドヌールがそこで休んでいる。第1PCに行くまでの道すがら、ワタシを含む数名から成る列車をひいていた健脚ランドヌールだ。この二人には第2PCから第3PCに行く道すがらの小休止でも会っている。何とも奇遇。この健脚ランドヌールに追いつくということは、ワタシもまたまずまずのペースで走行しているということだろう。
この二人はすでに休憩を終えて出発しようとしていたところ。この二人は第4PCに行く前に塩尻で休憩を取るらしい。この二人と入れ違いの形でセブンイレブンで休憩を取る。ここではトイレを借りておにぎりやオレンジジュースなどの軽食を摂る。

辰野のセブンイレブンで休憩を取って、第4PCまで残り60キロ少々の道のりの走行を始める。ここから15キロほど先に、善知鳥峠へののぼりがある。基本的には平坦か、やや緩やかなのぼり。そうこうするうちに、ついに「塩尻市」の看板が目に入る。それからまもなくして、勾配がきつくなって坂になったな〜と思い、そこをエンヤコラホイサッサと上っていくと、いつのまにやら「分水嶺公園」の標識を目の当たりにする。善知鳥峠だ。
このブルべでは、いつも善知鳥峠を夜中に通過している。そのため、このブルべで何回も善知鳥峠をとおっているにもかかわらず、実際のところ善知鳥峠の分水嶺公園がどのような様相を呈しているのかをワタシは知らない。

善知鳥峠を通過するとあとはそこそこの長さのあるくだり。街灯がちゃんとあるところとないところがある。街灯がないところは前照灯が頼り。今回はハンドルにつけた2灯とヘルメットに着けた1灯で前を照らして安心して走ることが出来る。

下りで勢いがついたところで下大門交差点を直進し、少し走ると塩尻市街地に入る。すると前に走っていた健脚二人組に追いつく。両名は仮眠場所を探しているのかゆっくりペースだった。ワタシは先を急ぐのでその二人をぶっちぎって塩尻駅の地下通路を抜け、桔梗ヶ原口交差点を右折し、されに桔梗ヶ原東交差点を左折して国道19号線に入り、サラダ街道口交差点を右折、さらに桔梗大橋西交差点を右折して広域農道に入る。ここから40キロ先が第4PCである。まだ先は長い。とりあえず立足西交差点までの30キロを直進する。
この広域農道は道幅はまずまずだが、舗装がひび割れていてそれほど走りやすいという感じではない。しかし、この区間は平坦か、やや下り基調であるため、舗装が悪いことによる負担は軽減される。

ここは国道19号線のバイパスとしてトラックの通行路となっているため道路に負担がかかるのだろう。実際のところ、時折大型のトラックが通りがかる。ただし夜中なのでトラックが時折通るほかは交通量は少なく、まぁまぁ走りやすい。

この広域農道、交差点に若干の街灯があるほかはほとんど街灯がなく、暗闇の道の中を走ることになる。漆黒の闇と静寂の中淡々と30キロも自転車をこぐという体験は日常にはないもの。そうした脱日常体験を味わえる機会は1年を通してそれほどあるわけではなく、貴重である。

昨年のこのブルべでは、「立足西」交差点をみつけることができず、その先まで行っておかしいと思って引き返したところ、ずっと後方を走っていた家内に追いつかれるという失態を演じた。そのため今年は立足西交差点に近づいたときには、交差点の名前を必ずチェックするなど注意を払った。その時に役に立つのがヘルメットにつけた前照灯。この前照灯の光を信号の下にある交差点名の表記に当てて交差点の名前を確認していた。
そのため、今年は比較的容易に立足西交差点を見つけることが出来、そこを左折した。ここを何が何でもまっすぐ進むとT字路に突き当たるので、そこを左折し、突き当たりを右折する。このあたりはいわさきちひろ美術館だったりちひろ公園だったりするのだが、街灯ひとつない漆黒の闇であるため、周囲の風景は皆目見当がつかず、いわさきちひろが全く感じられない。

ちひろ美術館近辺を700メートルほど走ってト字路を右折し、すぐに小さい橋を渡ってしばらく直進したあと、比較的大きめの橋(高瀬川大橋)を渡ると、左手前方にセブンイレブンが見える。それが目指す第4PCのセブンイレブン安曇総合病院前店である。さすがにこの時間になるとブルべ・ランドヌールはほとんどいない。ほとんどのブルべ・ランドヌールは伊奈市や駒ケ根市で仮眠をとっているためだろうか。

仮眠を予定している信州健康ランドまであと40キロ近くあるため、一応おにぎり1個とオレンジジュースを摂る。ここまででおよそ400キロ。一休みしてセブンイレブンの時計を見ると午前2時20分くらい。ちょっとゆっくりしすぎたかなぁと思いつつもこの分だと午前4時ころまでには寝られるなと思って信州健康ランドに向かう。

【第4PCから信州健康ランドまで】

第4PCから10キロほど走って国道19号線に出、そこから約25キロ〜30キロくらい走れば信州健康ランド。真夜中の国道19号は交通量が少なく、しかもところどころ街灯があるので走りやすい。しかし路面は悪くて少々上り基調という負担はある。

この道を走っていくと、かつての沼津600キロブルべで使っていたPCに向かう交差点を通過したり、右手に広がる犀川の風景を目の当たりにしたりと、数年前に走った沼津600キロや沼津400キロブルべの風景に直面してなつかしかった。

安曇野市をとおって松本市に入る以前路面は荒くて上り基調だが交通量が少なくてまぁまぁ走りやすい。時速25キロ前後のスピードで走行する。ただし信号にとめられることが頻繁にある。

松本市を走行途中に陸橋を渡ると、左手にクアハウスの跡地が広がる。ここはかつて「松本温泉湯ing」があったところで、2006年に初めて沼津600キロブルべに参加したときここで仮眠をとったものだった。ところが、その翌年そこを利用しようと思ってその近辺をとおると、何やら営業している雰囲気が全くない。近づいてみると閉鎖していた。そのためその年はその先にある信州健康ランドで仮眠をとったことを思い出した。
その後「松本温泉湯ing」は、別のクアハウスとしていったん復活したらしいのだが、半年くらいでまた閉鎖したらしい。

その陸橋を降りてしばらく走り、村井交差点を右折すると、村井駅に突き当たるので、そこを左折して踏切を渡って信州健康ランドに入る。信州健康ランドの玄関前には数台の自転車が置いてあり、ブルべ・ランドヌールが立ち寄っていることがわかる。ただし、この日静岡600で、350キロ地点くらいに信州健康ランドがあるので、そちらのランドヌールが立ち寄っている可能性もある。

ちょうど空が明るくなるかならないかくらいの午前4時前に信州健康ランドに到着する。本当はもう少し早く到着したかったが、仮眠したら残り距離は160キロ少々だし、100キロ先の次のPCには午後6時少し前に到着すればいいので余裕である。ありていな言い方をすれば貯金が約14時間あるということか。
すでに信州健康ランドにホテルを予約してあってチェックインする。到着したのがちょうど午前4時ころだったが、午前4時〜5時の間は風呂を掃除していて使えない。仕方ないので午前8時に目覚ましをかけ、そのまま部屋に入って寝ることにする。疲れていたのですぐに眠りに落ちる。
はっと目が覚めて、時計を見ると午前6時半。午前8時に起床するつもりでもう一眠りし、再び目覚めると午前7時半。
まぁこれだけ寝ればいいやと思って、次にゆっくり風呂に入る。以前トレックのマドンに乗っていたころは、400キロ走るとお尻の皮がむけることを気にしなければならなかったが、スペシャライズドのS-Works ルーベに乗るようになったら、まったくお尻の皮がむけないし、お尻が痛くならない。サドルがいいのだろうか。

1時間近く風呂に入ってのんびりゆっくりし、風呂上りにコーヒー牛乳を飲んで信州健康ランドで売っていたおにぎりを食べて十分休養した後、午前9時少し前に信州健康ランドを出発する。残りおよそ160キロ少々。400キロ以上走行した前日と異なり、この日はセンチュリーライド。しかも勝手知ったるコース。自転車散歩に等しい。この日も暑くなりそうなので、水分補給に留意して熱中症にならないようにし、当然ながら交通安全に気を付けてペダルを踏みだす。

(つづく)

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posted by goiss at 20:20| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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