2014年05月20日

2014年佐渡ロングライド210(その1)

さて5月18日は佐渡ロングライド210に参加し、佐渡島を一周して完走した。佐渡ロングライド210とは、佐渡島1周210キロを12時間半の制限時間内に自転車で走行すれば完走と認定されるイベントである。タイムを競うものではなく、完走を目指すサイクルイベント。2006年に第1回が開催されて以来毎年開催され、2014年で9回目を迎える。
このイベントには、佐渡島1周210キロのコースの他、40キロコース、100キロコース(大佐渡一周)、130キロコース(大佐渡一周+佐渡島横断)のコースがある。全体で3500名、佐渡島1周コースには2000名くらいの参加者がある。

佐渡ロングライドでは主として海沿いのコースを走る。全体的にみて平坦基調なのだが、ところどころアップダウンがあり、かつ走りごたえのある坂が5か所ほどある(そのうち3か所が終盤40キロの間にあってなかなかタフである。)。
ブルべのような特殊長距離サイクリングをしている人たちにとってはさほど苦になる距離ではないが、そうでない人たち、とりわけ初参加の人たちにとっては結構タフなサイクリングだと思う。長距離サイクリングイベントとしてはおそらく日本で最大規模かつ最長距離のものであると思う。よくもまぁ210キロも自転車で走るイベントが3500人規模で9回も続いているものだと思う。

【佐渡到着】

毎年ワタシがお世話になっている吉田自転車のエディさんが佐渡ロングライドへのツアーを企画してくださっているので、それに便乗して佐渡ロングライドに参加する。

5月16日午後10時に吉田自転車に集合し、参加者は車に分乗して直江津港に向かう。そこから17日午前7時初の小木港行きのカーフェリーに乗って2時間50分で佐渡島の小木港に到着する。この日風が強くて海が時化もようだったので、普段はほとんど揺れないカーフェリーは結構揺れた。
17日は一日佐渡観光&参加受付。小木港に到着後、午前中トキの森公園でトキを見ていく。トキを見た後は、「弁慶」という回転寿司にはあるまじきほど高いクオリティ&安い値段の寿司を出す回転寿司で昼食をとる。午後は佐渡金山。江戸時代の鉱石採掘の様子が蝋人形ロボットで展示されている。その中で「なじみの女に会いてぇなぁ」とぼやく親父ロボを久々に見て、その人間臭さに爆笑する。
佐渡観光の後は佐和田のスタート地点で受付。この日とても寒かったので、さっさと受付を済ませた後スタート地点の出店を冷やかすこともなくそそくさと宿に向かう。
佐渡ロングライドの間は民宿「桃華園」に宿泊する。すごく面倒見のいい宿として評判。ボリュームがあって質の高い食事にいつも満足。

【スタートまで】

佐渡ロングライド当日は午前3時に起床して食事。午前5時半頃スタートなので、移動時間を考えてこのくらいに食事をとると余裕をもって行動できる。午前3時に朝食を出してくれる桃華園の方々に感謝。

午前4時ころ宿を出て午前4時半前くらいにスタート地点の駐車場に到着。その後マシン調整などの準備をし、午前5時ころスタートの列に並ぶ。
スタート時点ではすごく寒い。天気予報によれば、最低気温が10度前後。まさにスタート前は最低気温の時間帯になるためおそらくその当時の気温は10度くらいだろう。しかしこの日は最高気温が20度前後であり、前日ほどは寒くなさそうだ。とりあえずレッグウォーマー、アームウォーマーだけでなく、雨具兼防寒具のレインジャケットを着こむ。

ワタシのコースはA2コースと言って、210キロを普通に走りたい人のコースである。その前にスタートするコースはA1コースと言って210キロを6時間〜7時間で速く走りたい人のコースである。参加者が多くてスケジュールが押せ押せになっており、ワタシがスタートできたのは結局午前6時近くなってから。3500名の参加者が、18名ごとに区切られて徐々にウエーブスタートするためやむを得ないか。

【スタートから第1エイドステーションまで】

さてスタートしてからしばらく平坦地。しかし走り始めなのでゆるゆると時速25キロくらいの感じで無理せず走る。そして調子が出てきてから時速30キロくらいのペースで走ろうとしたところ、突如サイコンの表示がおかしくなり、ちゃんと現在の走行速度を表示しなくなった。どうもチェーンステイにつけたサイコンのセンサーと、車輪についたマグネットのセッティングがうまくいっていないためにサイコンが作動しないのである。
サイコンのセンサーを調整している間にほかの人たちがビュンビュンと走っているをみてちょっと悔しくなる。5分〜10分くらい調整して、ようやくちゃんとサイコンが機能するようになったので走行を再開する。あまり焦って飛ばしすぎると急激に心拍数が上がって苦しくなるので、徐々に徐々にペースを上げていく。

徐々にペースを上げると、徐々に遅い集団に追いつくので、まずはそこに整列して呼吸を整えた上で遅い集団をぶっちぎり、自分のペースで楽しく走行する。走行しているうちに暑くなってきたので、レインジャケットを脱いでジャージのポケットに入れる。

スタートから第1エイドステーションは基本平坦なのだが、比較的短いのぼりと短い下りを繰り返す区間が多い。このようなアップダウンだとアウターギアで対応できる。今回心がけたのはのぼりの際の重心。竹谷賢二さんの「バイシクル・トレーニング・ブック」によれば、のぼりの際には前方に重心をもっていくことが大切で、体の小さい人の場合には十分な前斜姿勢をとって重心を移動させることが必要だとのこと。この重心移動の考え方はすごく参考になり、上り坂を走行する際の助けになった。

そんなわけで、上り坂をヘコラヘコラと上っている人たちをしり目に、重心を前の方にもっていってクルクルとクランクを回転させる感覚を身に着ける練習をして飄々と坂を上る。もっとも、ちゃんと鍛えている人や本当に実力のある人たちは、そうした老骨のワタシをしり目にしてバシバシ坂を上っていく。

第1エイドステーションまではスタートから20km程度。本来だったらここはパスしてそこから20km先の次のエイドステーションに行くところ。そもそもブルべを私は40km〜50km程度走って小休止というペースが通常かなと思っている。しかし今回は序盤でサイコンのトラブルのためペースが若干乱れ、しかもたまには20km位で休んでみるかと思ったので、相川にある第1エイドステーションによって行く。

相川のエイドステーションでは毎年わかめそばがふるまわれるのだが、この日はわかめそばを見かけず、何やらおじやみたいなものが出されているのを見かけた。その時特におなかがすいているわけでもなかったし、あと20km程度しか次のエイドステーションまでの距離がないためハンガーノックの心配はないので、特に食事をとる必要はないと思っておじやもどきのものはパスした。後で聞いてみるとそのおじやもどきのものはリゾットだったらしく、またわかめそばも提供されていたらしい。

そんなわけで、相川のエイドステーションではスポドリを飲んてバナナをちょっと食べ、トイレを済ませる程度の立ち寄りで終え、次のエイドステーションへと進む。

(つづく)
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posted by goiss at 20:13| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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