2010年01月11日

2010年箱根駅伝

 昨日このブログのアクセス解析をみていたところ、妙に「箱根駅伝」の記事へのアクセスが多いことに気づいた。また、2チャンネルのスレッドからこのブログに来ている人が多いことにも気づいた。どうも2チャンネルのスレッドから私のブログの箱根駅伝の記事に直リンされているようだ。
 2チャンネルをみてみると、「中央大学長距離ブロックを応援するスレ」というのがあって、そこに、「中大OBのゴイス弁護士がこんなことを書いているが」として、私のブログの記事が紹介されていた。その記事では、私は前中大教授で駅伝の監督だった石部先生のことを記載していた。

 石部先生は、私が学生だった四半世紀近く前から相当シニアな方でいらしていたので、その後駅伝の監督をしているときも相当シニアであったことは間違いない。その後、監督が相当若い人になったということを聞いていたが、また2008年から浦田監督という、私より3歳くらい年が上のシニアな人になったようだ。

 それはそれとして、今年の箱根駅伝、中央大学は4位になった。過去の栄光を考えると、できればもうちょい頑張ってほしかったような気もするが、しかし2006年から始まったプチ暗黒時代を払拭したという意味では、とても有意義な結果だったと思う。

 私は1月2日に、2区〜4区までの箱根駅伝をテレビで見ていたのだが、そこでは8位前後をうろうろしていたため、「ああ今年もまたシード権争いか」とがっかりしてテレビを見るのをやめた。ところがその後インターネットで1月2日の結果を見ると、何と4位にまで進出しているではないか。5区の山上りで挽回したのだ。そして、6区で大アクシデントがあったにもかかわらず何とか持ちこたえ(よくがんばった!! すごい。)そしてそのまま4位になだれ込んだわけである。

 近時5区の距離が延ばされ、山登り偏重の声が聞かれる。しかし、山岳スペシャリストが強いところが駅伝を制するのは何も今に始まったことではない。私が学生だったころは、大東文化大学の奈良選手が山登りのスペシャリストとして大東文化大学がどんなにそれ以前で負けていてもひっくり返して優勝していたし、最近(といっても、もう10年近く前か)の中央大学では、藤原選手の山登りの活躍が記憶にある。なんだかんだ言っても、昔も今も山登りの重要性は明らかなのだ。

 その意味で、今年5区6区の山岳区間にスペシャリストを配置した中央大学の戦略が見事あたり、そこでのアドバンテージをうまく守りきっての会心の走りだったと思う。今年は久々に中央大が駅伝でプレゼンスを発揮してくれたと思う。来年も5区大石選手6区山下選手は引き続き学生をされるそうなので、来年の箱根駅伝はとても楽しみである。

 しかし、その割にはマスコミの中央大学の取り上げ方が少ない。早稲田とか明治とかの6大学だとマスコミは結構派手に取り上げるのに、どうして中大になるとダメなのだろう。マスコミは中大に恨みでもあるのか、それともそもそも中大はマスコミ受けしないお地味なキャラなのだろうか。たぶん後者なのだろう。

 おそらく今年これだけの成果を上げたので、来年はめちゃくちゃ期待されるだろう。他方、陸上部の選手は駅伝のためだけに走っているわけではないので、あまり期待されても困るだけかもしれない。
 しかし、箱根駅伝は、陸上部の活動の中でも宣伝効果が圧倒的にある。それは、ひとり陸上部選手のスカウトということだけでなく、大学自体の宣伝効果(そしてそれは、少子化傾向の中の学生集め=大学生き残り)に影響してくる。
 その意味で、箱根駅伝は陸上部の他の活動とは格別の意義をもっていて、中央大学は箱根駅伝の帰趨には格別の関心をもっていても全く不思議ではない。

 むろん、大学の宣伝のために学生が頑張るというのは、大学のあり方としてあまり正しいものではない(何しろ、本来学生は大学にお金を払ってサービスを享受するお客さんなので)。しかし、もし大学の宣伝という観点から陸上部の学生に格別の便宜が図られているなら、それに答えるというのも、まぁやむをえないかと思う。

 それはそれとして、私が中央大学に入った1985年以来、中央大学が箱根駅伝の「シード権争い」をしていうのが記憶になかったので、2006年以来中央大学がシード権争いをしている状況を奇異に思っていた。
 ところが、過去の歴史をひも解いてみると、中央大学が不滅の6連覇をした後、1970年代〜80年代中盤くらいまでは、意外と長期的に低迷していたことがわかった。だからといってまたシード権争いなどという低次元の争いをしてもらうようでは困るのだが、栄光の中央大学といっても、結構暗黒時代もあったのだなぁと感動した。

 今の浦田監督は、ちょうどその長期低迷時に選手生活を送った人らしい。おそらく中央大学の過去の栄光を知る人たちからは、相当激烈な激励を受け、結構つらかったことであろうと思う。そういう経験を経て、おそらく色々とわかっていらっしゃる方なのだろうかと勝手に推測している。

 いずれにせよ、依然としていち中大OBとして、そしていち中大教師として、来年も箱根駅伝は中央大学を応援する。

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posted by goiss at 16:57| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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