2018年11月07日

グレイトアース石垣島ライド2018(その3・完)

グレイトアース石垣島ライド2018(その2)からつづく)

【平久保崎灯台〜吹通川マングローブ】

さて平久保崎灯台を出て自転車走行を再開する。上ってきた急坂を下り、比較的細めの道を少し走って突き当りのT字路を右折し、先ほど上ってきた長めの坂を今度はドヒャーと下る。石垣ライド参加の人たちが続々と上ってきている。途中ワタシの奥さんにも遭遇して声をかける。奥さんこっちに気が付いているようであるが、上り坂+向かい風で難儀しているもようでコチラに声をかける余裕がなさそう。

下り坂をドヒャーと下って平野集落を抜け、再び緑の山が迫る海沿いのアップダウンを気分よく走行する。さすが石垣島だけあって10月でも暑いことは暑いのだが、灼熱という感じではなく、いい感じの暑さ。気候と風景という観点ではこの上ない環境の中走行できて実に楽しい。往路よりも復路の方が心持ち下り基調という感じはする。

船越漁港を過ぎて少々走行した後ト字路を右折し、若干の上りに入る。上りといっても峠道みたいに何キロも延々と上りが続くというのではないが、石垣ロングライドでは比較的長いのぼりの部類に入る坂である。その坂を上って下ると、人里らしい感じのところを通り過ぎる。アップダウンは引き続くが、それほど激甚という感じでもないので、適宜上り下りする。途中ワタシが参加しているツアーの参加者が自転車を押して上り坂を上っているのを見かけるので声をかける。

この区間はエイドステーションとの間が20キロを超えるため、このロングライドでは比較的長い区間ではあるが、ブルべみたいな殺伐としたロングライドに比べれば大したことはない。海と山を目の当たりにして楽しく走行しているうちに、次のエイドステーションの吹通川マングローブに到着する。ここは何かの施設というわけではなくて、単に吹通川の河口のマングローブ林を臨める駐車場である。ここでは黒糖の飲み物がふるまわれていた。

20キロ少々であれば、取り立てて大休止するというほどのものでもないし、ここでは黒糖の飲み物くらいしかふるまわれていなかったので、黒糖の飲み物を飲んで河口のマングローブ林を見まわし、すぐに走行を再開する。

【吹通川マングローブ〜米子焼工房シーサー農園】

吹通川マングローブから次のエイドステーションまでは大体10キロくらい。だったら別に吹通川マングローブはスキップしてもよかったかな〜とは思ったが、まぁ主催者が一応エイドステーションとして用意してくれたからちょこっとだけ寄った感じ。引き続き海と山を目の当たりにして気分のいい走行。で、次のエイドステーションまではあっという間。気分よく走っていたら、「あれっ?もうエイド」という感じ。

このように、石垣ライドは、エイドとエイドの間隔がそれほどでもないため、ロングライド初心者でもそれほど負担なく走行できる。もちろんアップダウンはあるけれども、エイド間隔が短いので、休み休み行ける感じ。

この米子焼工房シーサー農園は、シーサーを焼いて売っている窯のようである。奥の方の庭には大きいシーサーがいくつもおいてあってなかなか面白い風景である。例年このイベントではグアバフラッペがふるまわれるが、今年はここのエイドステーションでふるまわれる。このグアバフラッペは結構おいしいので毎回楽しみである。

もうここまでで100キロ。残りもう20キロちょっとしか残っていない。山と海で風光明媚な中を1年に一度走行する石垣ライド。あと20キロ走ったらこの楽しいライドまでまた1年待たなければならないかと思うと少々さびしいものがある。

【米子焼工房シーサー農園〜石垣の塩】

グアバフラッペをいただいて米子焼工房シーサー農園を後にする。米原海岸を右に見て走行すると、山原のカフェ街を通過する。往路ではここはなかなかの上り坂であったが、こんどはなかなかの下り坂。カフェ街を下りにまかせて気分よく疾走する。

カフェ街を抜けると川平湾付近。川平湾は石垣島でも指折りの景勝地。石垣ライドのツアーのたびに何度も行ってその景観にいつも感動する。川平湾をはるか遠く右手に臨んで自転車走行する。

往路では御神崎灯台の方までまわってなかなかのアップダウンの道のりを走行したのだが、復路ではそちらの方は回らず数キロショートカットしている。このショートカットの道を通ってしまうと、もうアップダウンはほとんどなく、海岸沿いのド平坦な道のりをひたすら走行する。海沿いの道のりを海風に吹かれてひたすら走るのはとても爽快感があって楽しい。おおよそ8キロくらいド平坦な道のりを走行すると、最後のエイドステーションの石垣の塩。

この石垣の塩では、実際に塩を製造して売っている。ここでは塩の製造工程も見学させてくれる。石垣ライドのツアーでは2回くらいここを見学させていただいたことがある。

ここではパイナップルなどの果物が提供されている。ゴールまで残りあと数キロ程度なので、たいして休憩の必要もないのだが、パイナップルなどの果物がやたらとおいしいのでいただいていく。

【石垣の塩〜ゴール】

石垣の塩のエイドステーションで果物をいただいたあとここを後にしてゴールに向かう。もうゴールまであと5キロ6キロのところなので、歩いてでもゴールできるような感じではある。楽しかった石垣ライドももうあと5キロ少々で終わってしまうのかと思うと少々残念である。

まずはフサキビーチ横の上り坂をホイッと上る。ここが石垣ライド最後の上り。そこをドヒャーと下り、あとは平坦な道を爆走するだけ。なんか爆走スイッチが入っちゃって止まらない。前の方を走行している方々を次々とブッちぎって快走する。

そうこうしているうちにゴール地点の舟蔵公園の隣にそびえるホテルロイヤルマリンパレスが見えてくる。なんかそうした光景を目の当たりにすると、どういうわけかサザンオールスターズの「勝手にシンドバッド」のイントロ部分「ラララ〜ララララララ〜 ラララ〜ララララララ〜 ラララ〜ララララララ〜」が胸中をよぎる。ワタシの場合、どういうわけかゴール地点にある海辺のホテルが遠くに見えると勝手にシンドバッドのイントロ部分が勝手に胸中をよぎるらしい。神奈川600キロブルべの時もそうだった。

そんなわけで、ホテルロイヤルマリンパレスが視界に入ってペースが上がり、いつの間にかワタシが宿泊している石垣リゾートグランヴィリオホテルも通り越し、ゴールの舟蔵公園に到着してしまった。

いつもはゴール地点にはグレートアースのゲートが立っているのだが、今年は風が強くてたてられないのかグレートアースのゲートは立っていなかった。しかし相変わらず元気なMCの片岡さんの「お帰り〜〜〜!!」の声に迎えられてゴール!!

公園の芝生に自転車を置くと、地元の小学生が弁当を差し出してくれた。おにぎり二つとその他おかずが入った弁当。船越漁港で八重山そばを食べていてそれほどおなかは空いていなかったが、おいしそうだったのでついうっかり食べてしまった。

受付でアンケートを書いて完走証をもらう。今年は地元の小学生の手書きと思しき完走証。「完走おめでとうございます。また石垣に来てください」という手書きのメッセージが微笑ましい。

昨年は雨だったが、今年は好天に恵まれ、風は強かったが風光明媚な中石垣島南北往復125キロを思いっきり楽しんだ。また来年も楽しく石垣ライドを走りたい。

(完)

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2018年11月06日

グレイトアース石垣島ライド2018(その2)

グレイトアース石垣ライド2018(その1)からつづく)

【米原ビーチ〜船越漁港】

さて米原ビーチを出発して次のエイドステーションの船越(フナクヤー)漁港までだいたい18キロくらい走行する。グレイトアース石垣ライドの場合エイドステーションの間隔が20q以内のところが多く、実に楽である。相変わらずアップダウンは多いが、長い峠みたいなのはなくて、500メートル〜1000メートルもエンヤコラホイサッサと走行すれば切り抜けられる程度のものなので、そうたいしたものではない。しかも、海の青と山の緑が交互に目の前に広がるという感じの、実にいい感じの風景のところを走行するので、ちょっとくらいアップダウンがあったところであまり気にならない。気になるとしたら向かい風。一定のペースで向かい風が吹き、時折激烈に強いのが吹き付ける。これは結構大変。そのため例年に比してペースはかなり落ちる。

この区間は、前の区間のように、たとえば山原というような個性のある集落を通るという感じではなく、ただひたすら海の青、山の緑、そしてアップダウンという趣が、前の区間に比べるとより強い。そのため、そうした趣が残って、「この走行区間どんな区間だったっけな」という、具体的な印象はあまり残っていない。しかしだからといってつまらないというわけではない。むしろ海の青、山の緑というなかで自転車をひたすら走る機会は得難く、とても貴重で、何よりも楽しいものである。

船越漁港まであと少しというところで、若干ののぼりがあった後ドヒャーと下るところがある。いい調子でドヒャーと下っているとその先に係員が減速を指示している。その指示に従って減速するとその先にT字路があってそこを左折してしばらく行くと、小学生が数人固まってエイドステーションの方向を指示する。そこを左折してしばらく行くと船越漁港のエイドステーションである。

このエイドステーションは漁港ではあるのだが、そこに公園が併設されていてエイドステーションにはおあつらえ向きである。ここでは例年八重山そばなどの食事がふるまわれ、ちょうど昼食の地点になっている。

ところがこの日、エイドステーションについても請福酒造の「飲む酢」をうすめたものがふるまわれているだけで、八重山そばが用意されていない。そして先導のオートバイを含むスタッフはその場にとどまっていて出発する気配を全く見せない。
どうも八重山そばの準備に手間取っているようだ。スタッフの話によれば、八重山そばができていないうちに予想外に速い人がドンドコドンドコと押し寄せてきて提供が間に合わなくなってしまったとのことである。

しかし、もう10回以上このイベントをやっているのだから、通常船越漁港に何時にどれだけの人が来るかくらいは把握できるだろう。それとも、今年の速い人の集団は例年になく速いということなのだろうか。ワタシは全くそうは思わない。このイベントに出始めたころのワタシの走力だったら、ワタシがエイドステーションに先頭集団に近いくらいに到着してまだ八重山そばができていないということはありえようが、それはもう10年くらい前の話。今ではワタシの走力はそのころからずいぶん衰えたから、本来はもう到着と同時に八重山そば食べられるくらいの感じにはなっているはず。にもかかわらず八重山そばがまだできてないってのは、やっぱり運営に不手際があるとしか思えない。

今回のイベント、大会スタッフが先頭集団に近い人たちのスタート時間を指定し、参加者の走行をやたらと拘束している。だから参加者の間でも「もっと好きに走らせてほしいよな〜」という声が上がっていた。第3回のグレートアースの時にも同じようなことがあった。当時元気だったワタシは先頭集団で走行していたが、先頭集団を引くスタッフがやたらと遅く、巡航速度が23km/h〜25km/h程度。しかも坂になるとワタシにブッちぎられて、「ちょっと待ってくださいよ〜」と情けない弱音を上げる始末。
もっと好きに走らせてほしかったワタシは、このイベントに全く魅力を感じなくなり、その後2年くらいこのイベントに参加しなかった。そのころに比べるとだいぶ走力は衰えているが、それでもこのイベントが参加者に好きに走らせてくれないイベントと化すのであれば、その魅力は相当減じるであろう。

そうこうしているうちに、八重山そばができたようなので、一緒にもらったスムーチー(おにぎり)と一緒にいただく。食事に関しては至れり尽くせりでいい感じ。

食事が終わって一休み。オートバイの先導者が出発し、先頭集団も出発したようなので、ワタシも便乗して出発する。昔に比べて走りが穏やかになったのでまぁいいのだけれど、やっぱり好きに走らせてほしいなぁと思う。

この先あとわずか14キロ程度で往路終わり。アップダウンがあるとはいえ、それほど大した距離ではない。もう往路が終わっちゃうかと思うと若干さびしい。

【船越漁港〜平久保崎灯台】

さて船越漁港を出て平久保崎灯台へと向かう。食事をしたばかりなので様子見という感じでゆるゆると走行する。しかも船越漁港を出たばかりのところは、ゆるいが割と長い上り坂なので、なおさらゆるゆるという感じで進む。

その坂の途中に、毎度毎度アイスクリームのフードトラックみたいなのが出ていて、チョコチョコ客が来ている。ブルべみたいな殺伐としたサイクリングイベントで、50キロくらい走行した後にこうしたアイス屋さんがあったら、矢も楯もたまらずアイス食べるのであるが、基本的には20キロもしないうちにエイドステーションが出て来る割とゆるいこのイベントだとそこまでの魅力をアイス屋に感じない。

このイベントに参加した当初、船越漁港から先の方がアップダウンが激しいかな〜と思っていたのだが、実際地図を見てみると、そうでもないことがわかった。船蔵漁港の先になると、より一層海の青と山の緑が際立つ展開になり、平野集落に至るまでほとんど集落らしい集落に遭遇しない。アップダウンと向かい風は依然としてあるが、自然に囲まれて実に気分よく自転車走行できる。おそらく一年の中で最も気分よく自転車走行できる場所であろう。14キロ程度で終わるのがもったいない。

しばらく走行していくと、目の前に牧場と思しき広々とした傾斜地が広がる、以前はそこに「石垣牛」という文字があって、牛が点在しており、「この牛さんたちあとでみんなお肉にされちゃうんだな〜」と思いながら見ていた。ここ2〜3年くらい牛を見かけなくなったが、あとで調べるとまだ牧場自体はやっているらしい。「とー家ファーム」という牧場のもよう。ここらへん短いがちょっとした坂なのでエンヤコラドッコイショと上る。

この牧場を過ぎてしばらく走行すると平野集落。平久保小学校があって、いかにもここは人々が住んでる町という雰囲気がある。そしてそこを通り過ぎると再び自然に戻る。

平野集落をすぎて自然に戻るといよいよ平久保崎灯台への坂。この坂が結構長い。峠みたいににょろにょろまがっているのではなくて、一直線の長い上り坂。向かい風と相まってなかなかスピードが出ずに若干大変ではあるものの、緑の中見通しのいい坂を風に吹かれてのんびり上るのもまぁ悪くないかなと思う。

そんな感じでのんびりと長い坂を上りきって左折すると、いよいよ最後平久保崎灯台までのみちのり。途中ゆるい下り坂を通り、その後ちょっと平坦地を走って最後短いが壁みたいな坂をエンヤコラサッサと上りきって平久保崎のエイドステーション。スタッフの人が「ナイスライド!!ナイスライド!!」と言って迎えてくれてうれしい。

とりあえずそこに自転車を置き、少しあるいて平久保崎灯台に到着する。ここはコース随一の絶景スポット。石垣島の最北端。広々と広がる青い海が実に美しい。毎年このイベントに出るたび、広くて青い海に接してこのイベントに出てよかったと思う。今年は風が強いため波が高く、海のいたるところに白いウサギがはねているようであった。

しばし青い海をみてノビノビ。そして近くの自動販売機にワタシの大好きな不二家レモンスカッシュがあったのでこれを飲んで一休み。実はこのコース、往路より復路の方が若干短い。往路がだいたい68キロくらいあるのに対して、復路は55キロくらいなもの。55キロなんてちょっと走っちゃえばほぼあっという間。1年に一度の楽しみなイベントも、もう55キロ走っちゃうと終わりなのかと思うとちょっと残念な気がするが、まぁ68キロ楽しんだからまぁいいやと思い、ゴールに向けてペダルを踏みだす。

つづく

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2018年11月01日

グレイトアース石垣島ライド2018(その1)

さて10月28日はグレートアース石垣島ライドの日である。グレートアース石垣島ライドは、デポルテというイベント企画会社が主催していて、石垣島の舟蔵公園をスタート/ゴールとし、舟蔵公園と平久保崎灯台の往復125キロを自転車で走行する自転車イベントである。レースではないので順位はつけない。青い海の風景と緑の山の風景をいっぺんに味わえる、箱庭みたいに風光明媚なところを、信号なしでストレスなく自転車で快走できるという実に楽しいイベントである。
基本的に海沿いを走行するが、石垣島は山が海に迫るような感じの地形なので、かなりのアップダウンがある。そのため、125qと距離はさほど長いという感じではないが、獲得標高が1300メートルを超えているので、意外とタフなコース。ただ何キロも上らせるという道のりはなくて、長くてもせいぜい1qくらいの坂を上ったり下ったりという感じのコースである。

グレートアース石垣ライドにはこのところ毎年参加している。昨年は雨が降って天気が悪かったので走行する気が失せ、ホテルでのんびりしていたが、今回は天気はいい。ただし台風の影響で風はメチャクチャ強い。特に往路はド向かい風になりそうな感じである。しかし自転車走行をするかしないかについては全く風は影響はない。気温はだいたい25℃前後と暑すぎず、自転車走行にはとても適した気候である。そんなわけで今年は自転車で石垣島南北往復できそうで楽しみである。

【スタート〜崎枝公民館】

午前7時半ころ宿泊しているグランヴィリオ石垣島を出て5分ほど自転車走行し、スタート / ゴール地点の舟蔵公園につく。このイベント従前午前7時スタートだったため、結構朝早く起きて準備しなければならなかったが、今年は午前8時スタート。1時間スタートが遅くなるとそれだけ朝食や朝の準備に余裕ができて結構な話。

おととしまで舟蔵公園に隣接するホテルロイヤルマリンパレスに宿泊していたのだが、昨年今年といっぱいみたいでグランヴィリオ石垣島に宿泊している。ここは立派なリゾートホテルでお値段も立派そうなのだが、プールなど様々な施設があって楽しめる。実際昨年雨のためグレートアース石垣ライドに出走しないことを決めたのも、グランヴィリオ石垣島にプールなどの施設があってそこで遊べたことが大きい。

スタート地点に到着してみると、スタート開始30分前というのに参加者が特にハッキリ整列しているわけでもなく三々五々集まってブラブラしている感じでなんともゆるい雰囲気。そうこうしているうちに司会の片岡由衣さんが出てきてMCを始めてようやくイベント開始という雰囲気になる。最初例によって沖縄方言でのラジオ体操。無駄に気合が入っていて北朝鮮のニュース番組みたいで何を言っているんだかさっぱりわからないが、小学校の頃夏休みに朝から強制招集させられてラジオ体操させられた経験もあってか体が覚えていて一応は反応できる。しかしビンディングはいているのにジャンプさせるか? 

ラジオ体操が終わってJTAの我那覇さんが「昨日に比べるとだいぶ風も収まってきて」とあいさつしていたが、一向に風が収まる気配はなく、むしろ昨日に比べると強まっている。うそつきー!!ちなみに例年あった石垣市長のあいさつは今年はなし。グレートアース石垣ライドも10年の節目を越え、石垣市との関係に変化が出たのだろうか。そういえば従前そこかしこに見られた八重山高校の高校生も今年はほとんど見られない。

そんなこんなでスタート前になってようやくスタート前に自転車がわらわらと集まってきて自転車イベントらしくなっている。もっともこのイベント、例年参加者が200〜300くらいのこぢんまりしたイベントなので、なかなかゆるくていい感じなのである。そして午前8時になってスタート。混雑を避けるため15名くらいに区切ってスタートさせる。

ワタシの属する群がスタートして、さぁバシバシ走るぞと思って走行を始めたら、周りの人はそれほどの走力がないようで、結果としてワタシひとりがロケットスタートしたみたいになってしまった。巡行速度が30km/hくらいなので、そうたいしたスピードではないはずなのだが。まぁいいやと思ってそのまま走行しているうちに、前にスタートした群に追いつき追い越してしまい、結果としてだいぶ前の方に出てしまった。

スタートから第一エイドステーションまでだいたい26qで、そのうち最初10qは海沿いド平坦、残りの距離はアップダウンの繰り返し。海沿いド平坦区間、いつもはバシバシ楽しく走行できるが、今年は強烈な横風〜ときにド向かい風で結構大変。しかしそれでも海沿いの風光明媚な中自転車で走行するのは楽しい。

ド平坦区間を10q走行し、崎枝の┤字路を左折すると道が細くなって凸凹区間になってくる。やえやまファームへののぼりが、短いがなかなか上り甲斐のある坂。その先の海沿いも細かいアップダウンの繰り返し。このあたりになってくると、走力差によって人がバラけてくるのか、ときおりポツリポツリという感じでライダーを見かける程度。もともとそれほど参加者の多いイベントではないので当然か。この先ももちろんアップダウンが多いのだが、この区間が一番アップダウンが細かく出て来るかなという印象。

海沿いアップダウン区間を抜けて集落らしいところに出て来ると、第一エイドステーションである崎枝公民館。ここではおにぎりやスープがふるまわれたが、ホテルで朝食をいっぱい食べてきてそれほどおなかが空いていなかったのでパイナップルのムースだけ食べていく。このムースはおいしかった。

通常行われている自転車走行イベントだと、大体20q前後おきくらいにエイドステーションが設置してある。大体自転車での時間あたりの走行距離を20qとみるのがまぁ自然で、1時間に1回くらいの小休止が本来適切であろう。しかし、ブルべのような時間に追われる割合殺伐としたロングライドの場合だと、大体50qおきにチェックポイントがあるので、26q程度だとそれほど小休止の必要を感じない。だから別にエイドステーションをブッチしてもいいのだが、せっかくエイドステーションがあってそこで心づくしのもてなしをしてくださるので、無下にブッチするということもない。また、人並みに小休止を取る方が体にも優しい。そんなわけで、とりあえず崎枝公民館で小休止していく。

【崎枝公民館〜米原ビーチ】

崎枝公民館を出発して再び自転車走行を始める。アップダウンと向かい風は相変わらずだが、しかし風光明媚なところを走行できるのは相変わらず楽しい。次の米原ビーチまで大体10q程度の距離ではあるが、アップダウンで若干の走り甲斐があって、しかも風光明媚なので結構楽しめる。

この区間、かつてはクラブメッドの方まで行って海を臨むことができた。ちょうどクラブメッドがエイドステーションになっていて、外国人と思しき従業員な方々がファンキーなダンスでお出迎えしてくれた。しかし今年はクラブメッドがエイドステーションになっていないので、若干距離が縮まっている。

このあたり、景勝地の川平湾をかかえていて実に海がきれい。しかもコースの沿線には写真ポイントがあって、景勝地を一望にする場所を撮影することができる。ワタシもこのイベントに参加した最初のころは嬉々として写真を撮り絶景を堪能したものであった。しかし、ワタシの主眼はそういう場所にとどまって景色を堪能することよりは、むしろそうした景色をバックに自分のペースで楽しく自転車で快走することにある。だから、自転車を降りてその場にとどまって景色を堪能することにはあまり関心はない。自転車を降りようが降りまいが、自分なりの風景の楽しみ方をしているわけである。

しばらく走行していると、比較的長い上り坂の区域の割にはこ洒落たカフェのような店が林立しているという区域を通過する。この区域、毎年通るたびにすごく印象に残っていて、ここを通るたびに「ああまたここののぼりか。今年も石垣ライドを走っているんだなぁ」という感慨を持つ。ちょうどこのあたりが往路への道のりの中間地点であることもあって、より一層印象深い。後で調べると、この一帯「山原」(ヤマバレ)と呼ばれる一角であり、洒落乙なカフェが林立する地帯として知られているようである。

洒落乙な山原の一帯を抜けて再び緑の山々と青い海に囲まれて淡々と自転車で走行する。前のエイドステーションから10キロ程度とたいして距離がないので、「あれっ」という間に次のエイドステーションの米原ビーチに到着する。米原ビーチは石垣島でも比較的有名なビーチで、キャンプ場が隣接している。例によってもう何回も訪れている場所であり、ビンディングシューズで浜辺をブラブラするのには魅力を感じないので、適当にスポドリをいただいて小休止する程度。

対してくたびれているわけではないので小休止して出発しようとしたが、どうも先導のオートバイの人が休んでいて先頭集団がなかなか出発しない。10年くらい前に自転車乗りとしてトンガっていたころなら先頭集団に加わってバシバシ走行するところだが、今は人間が丸くなったので、とりあえず先頭集団には行かせておいて二番手くらいでノビノビ行くかと思う。別に先頭集団でバシバシ行ってもいいのだが、ワタシの場合、「他人と走ると疲れる」ので、できるだけひとりで走りたい。そんなわけで、とりあえず先頭集団を見送り、そのあとひとりでマイペースで走行する。

つづく

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posted by goiss at 21:50| 東京 ☀| Comment(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする