2016年07月09日

BRM528神奈川600興津ブルべ(その6・完)

【PC5〜ゴール】

さて最後のPCであるセブンイレブン甲府和戸店を出てから5キロほど市街地・住宅地風のところを走行する。PCで食事したばかりなので、この間はらごなし走行。それほど気合を入れて走行するという感じではない。

その後白井河原橋南詰T字路を右折して国道140号線を15キロほど走行する。この間平坦な道を淡々と走行する。自動車の走行量は多くなくて比較的走りやすい。若干の向かい風があるようだが気にはならない。途中、ヘロヘロしながら走行するブルべの人を何名かぶっちぎる。それにしても、佐渡ロングライドのように大規模な自転車ロングライドイベントでもないのに、ブルべの参加者に時折遭遇するというのが何とも面白い。私がブルベに参加し始めたころは600キロブルべだと30人くらいの参加者だったのだが、それから10年たって参加者が100名を超えるようになれば、そりゃ走っていればどこかしらで参加者に遭遇するわけである。

15キロほど走って、「そろそろ次の曲がり角かな〜」と思っていると、案の定目印のセブンイレブンが見えてきて、その逆ト字路を左折して黒沢バイパスに入る。この辺りは割と細い道だったのが、ずいぶんきれいな道になった。この道をしばらく走行して、若干の上り坂をのぼり、割石トンネルをくぐって下り坂。その先、かつてはこのブルべで最終PCとして使っていたローソンがあったのだが、すでに閉店してあとかたもなかった。そのあたりにあった時計を見るとすでに午後4時。従前のこのブルべだと午後2時半とか3時ころにこのあたりを通過するので、従前のこのブルべに比して1時間〜1時間半のビハインドである。完走には全く問題はないが、やはり七里岩ライン〜甲府市内の渋滞が影響している。来年は元のコースに戻してほしいものだ。

峡南橋をわたって国道20号線に入り、上沢交差点まで8キロほど走行する。ここではいつも強い向かい風が吹いており、今回も強い向かい風の中走行する。しかし左手には富士川の流れが広々と展開していてみはらしはよい。

上沢交差点を左折して再び富士川をわたり、波高島トンネル前のト字路を右折して身延町へと向かう。この辺りになると若干向かい風は緩んで走行しやすくなる。しばらく走行して身延町に入る。身延町は身延山久遠寺の門前町。そんなわけで身延駅の駅舎はなかなか立派で駅前は整備されている。

身延駅を過ぎて少々走行すると、いよいよ南部町のアップダウンである。まずは距離は短いがなかなかのぼり甲斐のある峠道を上る。ここは竹炭屋があるため、ブルべの人の間では勝手に「竹炭峠」と呼ばれているが、実は「和田峠」という立派な名前があるらしい。和田峠を上りきったところの竹炭屋さんに飲料の自動販売機があり、そこで一休みして炭酸飲料を飲んでいく。ブルべを始めてもう11年目であるが、一番最初に神奈川400キロブルべに参加したときにここで一休みして炭酸飲料を飲んで以来、ここで一休みして炭酸飲料を飲んでいくのが習慣になっている。すでに一年に一度立ち寄るなじみの場所になった感がある。

竹炭峠からまずは内船の町まで8キロほどアップダウンが続く道。で、内船の町でいったんは平坦になる。そして内船を過ぎてからまたおよそ8キロくらいのアップダウン。文字通り最後の山場であるが、飯田までのアップダウンや、七里岩ラインに比べればそれほど負担にはならない。井出駅を過ぎるとアップダウンはほぼ終わり。その後しばらく走って最後の激坂をエンヤコラホイサッサと上って山梨県と静岡県の県境にたどり着く。最後の激坂は短いのだが、上るのは意外と大変なので、そこで一休みしている人が見受けられた。

最後の激坂をズビャーと下って稲子T字路を右折する。そうなるともう後は平坦路を30キロ弱走行すればいいだけの話である。あたりはまだ明るいので、おそらく日没前後には到着できるだろうとの読み。クニャクニャした道を爆走して老川の町を通過し、再び富士川をわたって10キロほど走ると富士川橋。以前学習院遊泳場がスタート/ゴールだったときはここを左折して富士川橋を渡り、沼津まで30キロほどひたすらまっすぐ走行したのだが、興津がスタート/ゴールになって以来10キロほど県道396号線をひたすら直進する。

ここまで来るともうゴールまであと10キロちょっとである。交通量はそこそこあるが、走りにくいという感じではない。だいたい時速28キロ程度のペースで走行する。途中、蒲原とか由比とか、東海道53次で出てくるなじみのある地名が出てくる。若干斜度のある坂を上っておりると由比の町。由比の町を通過してしばらく走行すると由比寺尾歩道橋に遭遇する。そこにある路地へ右折し宿場町風の街並みの中を走行する。あたりは夕暮れ。おそらく日没前後にゴールだなという予想は的中する。

宿場町風の街並みを2キロほど走って東海道線をわたり、国道1号線に出る。ここでは押しボタン信号を押して歩行者用信号が青になったところで国道1号線を横断する。この国道1号線はとにかく交通量が多くてしかも自動車が高速道路さながらのスピードで走行しているため、歩道ないし側道を走行する。

国道1号線沿いの側道をしばらく走行すると、ゴールの駿河健康ランドの建物が見えて来、自転車のペダルの歩みをすすめるごとにそれが徐々に大きくなっていく。海辺にスックと立つ駿河健康ランドの建物を目の当たりにすると、いつもサザンオールスターズ「勝手にシンドバッド」の「ララ〜ラ〜ラララララ〜ラ〜」というイントロがなぜか胸中をよぎる。そしてゴール。 600キロの自転車旅が終わる。

ゴールして自転車を置き、ゴール受付である駿河健康ランドのフィットネスルームに向かうと、オダックス神奈川のスタッフの方々が温かく迎えてくれた。およそ午後7時25分頃の到着なので、例年よりも1時間遅れくらいの到着である。明らかに七里岩ラインと甲府での渋滞の影響である。このためにこのブルべの難易度が昨年より上昇した。その割には昨年より1時間程度の遅れですんだのでまぁまぁか。そこでゴール受付を済ませ、完走記念メダルを購入する。

これで今年のブルべシーズンで200キロ、300キロ、400キロ及び600キロのそれぞれのブルべを完走してシュペール・ランドヌールとなった。私は2006年からブルベに参加していてもうブルべ参加11年目になるが、今までパリブレストパリ開催年の翌年及び翌々年にはどういうわけかシュペール・ランドヌールを達成していなかった。今年シュペール・ランドヌールを達成して、パリブレストパリ開催の翌年に初めてシュペール・ランドヌールを達成した。
ブルべを11年やってて何とも珍しいことであるが、雨が降ってブルべをDNSしたり、何となくやる気がなかったりで結構気ままにブルべ出走を決めていたし、昔はブルべの開催自体が少なくて、一度DNSするともうDNSした距離のブルべを走る機会がなかったりということがあったので、まぁこんなものかと思う。近時ブルべの開催が10年前と比較にならないほど増えて、あるブルべをDNSしても他のブルベに出てシュペール・ランドヌールを達成できるようになってとてもありがたい。

ゴールの受付を済ませた後、駿河健康ランドの風呂に入る。ブルべを終えた後のお風呂は最高である。このお風呂のために600キロ自転車で走ってきたんだと言ってもいいかもしれない。さすが健康ランドだけあってお風呂が広くてしかも種類が多い。そのためすごくゆったりのんびり入浴できて、実に気持ちがいい。

入浴を終えて駿河健康ランド内のすし屋で寿司を食べる。一昨日前泊したときに同じ寿司屋で寿司を食べてノンアルコールビールを飲み、「あさってゴールした時はここで寿司を食べてヱビスビールを飲もう」と思っていたので、それが実現してちょっとうれしい。当然のことながら、寿司とビールはめちゃくちゃおいしい。

食事をしてこのブルベに参加している家内がゴールしているかどうか確かめるが、まだゴールしていない。通常このブルべを家内が走る場合、ワタシのゴールの2時間後にゴールする感じである。そうすると午後9時半ころのゴールになるが、そうなると静岡駅発東京行き最終の新幹線に間に合わない。そのため、とりあえず帰宅する旨をスタッフの方に申し出て帰宅の途につく。

駿河健康ランドから興津駅まで自転車で5分ほど走行し、そこで輪行支度をして興津駅から電車に乗ると大体10分くらいで静岡駅に着く。そして新幹線に乗り換える。新幹線に乗っていると、午後10時20分ころ家内から携帯電話にメールが来て、無事ゴールしたとの報が入る。坂が多くて大変だったと書いてあった。そりゃそうだ。七里岩ラインは下り基調といいながらも、上り下りを繰り返しながら全体として下っているという感じの道なので結構坂が多くて大変。後で聞いてみると午後9時半ころゴールとのことだったので、やはり私が予想した通り私よりも2時間遅れでのゴールだった。

新幹線で東京駅に到着して、タクシーに乗って帰宅する。コース変更のためコースがタフになったとはいえ、今年も年に一度の興津600キロブルべを無事完走することができて楽しかった。これからもずっとこのブルべを無事完走できるようにありたいものである。

(完)
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posted by goiss at 13:11| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする