【4月25日】
走行時間:0:53’23 走行距離:24.16km 平均速度:27.1km/h 最高速度:44.4km/h 積算走行距離:20287km 月間積算走行距離:230.77+12km
【往路】
この日好天、気候も温暖なので自転車通勤とする。このところようやく春らしい温暖な気候になってきた。この春例の地震があってから気温の上がり方が遅い。3月下旬とは思えないような真冬のような日が結構あった。実は原発が事故って放射能が舞い上がった影響があるのではないかなどと邪推したりもする。
科学で人間がわかっていることなんてごくごく限られている。あとになって「実は地震の後放射能が大気圏のどこそこに舞い上がって世界的に影響が・・・・」などということもわかったりするかもしれない。原発の事故による影響について、人類はどれほどわかっているのだろうか。原発の事故で大きいものはスリーマイル島と、チェルノブイリと、そして今回の福島原発くらいか。その中で、原発のリスクはどれだけ分析され、それはどれだけ原発を作るにあたって反映されたのだろうか。
それはそれとしてこの日も例によって越中島通り〜清澄通りを快走する。清澄通りは結構自動車で激混みである。地震を契機に省エネルギーを意識したライフスタイルをつくっていければいいのだが、こと道路交通に関してはそれが反映されていない。
省エネは折に触れて色々な形で提唱されるのだが、未だ定着したためしがない。発電所がドラスティックな形でつぶれるようなことがあっても省エネは簡単には定着しないのだろう。いったん身についた消費習慣はなかなか抜けないものである。石原都知事が「省エネのためには自販機とパチ屋を何とかしろ」という趣旨のことを言っていたが、それは正論で、そのくらいのことは言ってもいいと思う。ついでに不要不急の自動車運転も何とかしろ位のことは言ってほしい。
勝どき駅前交差点を右折して晴海通りを走行する。通勤と思しき自転車が比較的多く車道を走行している。今後もますます自転車が車道を走行してもらいたいものである。本来車道は自動車と自転車でシェアするものであって、それで自動車の走行に支障が出るというのならそもそも従来自動車に便宜を図りすぎていた、ということになろう。
晴海通りの築地六丁目交差点のあたりから道幅が狭くなってきてそこから激混みとなる。しかし前方の信号が青になっていたので交通の流れが生じ、それに乗じてサクサクと走行する。
数寄屋橋交差点近辺で歩行者用スクランブル交差点が青になっているため、歩行者に留意して走行する。歩行者は基本的に自分が歩くことしか考えていないため周囲への目配りができていない。そのため自転車走行時は歩行者に神経をすり減らす必要がある。その先にある歩行者用スクランブル交差点も青になっていたため同様に歩行者に留意して走行する。
日比谷交差点を左折して日比谷通りを走行し、西新橋交差点を右折して外堀通りを走行する。昨年6月に久々にこの通勤ルートにもどってきたなぁとうれしく思ってから、もう1年近く経過する。さすがにこのルートを走行するようになってから1年も経つと、1年前のような久々感はもうなくなる。しかし、2年近い間このルートを走行していなかったことを思うと、やっぱり執務先は都心だよなぁとの感を依然として禁じえない。
この日は赤信号で止められると長くかかって不愉快な特許庁前五叉路の信号では止められなかったが、その先の溜池交差点で止められる。そこでオマワリが交通整理している。でかい交差点ではあるが、見通しが悪いとか、無謀な運転が多いとか、そういう事故因子は少ない。
事故因子の観点から言うと、その交差点から六本木通りを六本木よりに数百メートルいったところにあるATT近くの交差点のほうがずっと危ない。ここでは自動車が歩行者などなきがごときの乱暴な運転をこぞって行っており、交通安全が保たれていない。こういう場所にこそ「暴力装置」たる警察を配置すべき。
溜池交差点から外堀通りを快走する。赤坂見附交差点の手前ででかいバスが道路をふさぐ形で停車している。バスの左ヨコには路駐の自動車があって、その自動車と数センチの間隔を保って停車するという、実に芸術的な停車をしている。しかしそうなると自転車の進路をふさがれてしまって動けなくなってしまう。適宜バスの右ヨコを通ってバスをぶっちぎり、赤坂見附交差点を左折して246を走行する。
246を入ってから赤坂地区総合支所交差点に至るまでの500メートルほどダラダラと坂が続く。この日時速27km位でこの坂を上る。比較的調子がいい。やはり土日二日間休むと疲れが取れるのだろう。この坂を上りきると後は平坦基調なのでバシバシ走行する。しかし伊藤忠商事の前のT字路の交差点で赤信号に止められる。そこで交差する道路が大通りではなく路地風の細い道なのでムッとする。しかし信号は信号なので仕方がない。
そこを通過してから再びバシバシと快走するが、表参道交差点を過ぎたところで前方の廃品回収の自動車がノロノロと変な動きをしてそこから渋滞気味になって減速を強いられつまらなかった。
そんなこんなで自転車基地に到着する。平均速度は時速26.8kmだったので、まぁまぁの快走ができたなぁという感じ。
【復路】
さてこの日の復路ではだいたい午後7時過ぎくらいの出発である。例によって自転車基地から246を走行する。青山一丁目までは結構建物が多くて明るいのだが、青山一丁目交差点を過ぎると赤坂御用地があって何かうっそうとした感じになる。そこを抜けて赤坂見附交差点をわたると平河町交差点まで上り坂。そこを下ると内堀通り。この間道が広くてタクシーが少なく走行しやすい。六本木通りを走行した場合と段違いの走行しやすさである。
六本木通りから内堀通りに入るときは赤信号で待たされることが多いが、246から内堀通りに入るときは待たされないことが多い。内堀通りに入ってからは下り〜平坦基調でバシバシ走行できて楽しい。六本木通りから永代通りに向かうときには内堀通りでワープする感じ。
内堀通りから永代通りに入って走行する。内堀通りではほとんど信号に引っかかることなく快走できるのに対して、永代通りには大手町〜日本橋のあたり結構信号が多くて走行しやすさに関し落差がある。
日本橋を抜けて茅場町となってから道路にたむろするタクシーがいなくなるので走行しやすくなる。ただ茅場町1丁目交差点で客待ちするタクシーがとてもうざったい。客待ちタクシーのため。3車線の道路に4台自動車が横並びするという、実に不適法な状態が生じるのである。国家権力の有する暴力装置、つまり警察にはこういうのを暴力をもってでもいいからちゃんと取り締まってほしいものだ。
茅場町一丁目交差点を抜けて永代通りをひた走る。永代橋の手前の茅場町タワーを横目に見ながら走行する。この建物ができたばかりの頃山一証券がそこに入っていたが、すぐに倒産したことを思い出す。山一証券が倒産した当時、この建物を上空から写したシーンがよくテレビに出ていた。
永代橋を渡っていわゆる下町地帯に入る。もう都心部の面影はない。ここをしばらく走行すると門前仲町。いつもはここでダラダラとタクシーが減速して走行している。客待ちプレイスをタクシーが物色しているのだろう。それにつられて他の自動車もダラダラと減速する。何とも迷惑な話。しかしこの日はそうしたダラダラタクシーがいなかったのでバシバシ快走する。
そういうわけでこの日も快走して帰宅する。平均速度は時速27.1kmになっていたので、この日はまずまずの快走だったと思う

←他のブログも面白いですよ