【7月20日】(シラス)
走行時間:0:52’41 走行距離:23.73km 平均速度:27.0km/h 最高速度:48.8km/h 積算走行距離:18249km
【往路】
この日快晴。当然自転車通勤である。どうも7月17日ころ梅雨明けしたと見られるので、梅雨明け後初の自転車通勤である。
梅雨明けして快晴なのはいいが、これからメチャクチャに暑くなるので、自転車通勤にとっては実は一番不向きな季節である。
自転車通勤で一番不向きなのは冬のように見えるが実はそうではなく夏である。冬の場合たしかに寒くて走行がいイヤかとも思えるが、ものの300メートルほど走行すれば体があたたまって問題がなくなるのである。夏は暑くて走行しづらいし汗はかくし水分補給も問題になるので夏のほうが自転車通勤に不向きなのである。
しかし、そうはいっても私自身は夏が大好きである。私は暑いのはあまり苦にならないので夏ばてとは無縁である。しかも薄着でいられる。日が暮れるのが遅いので何かうれしい。夏になると何となく外に出たくなる気がする。そこで、自転車通勤には一番不向きであるにもかかわらず、やはり自転車で通勤してしまいたくなる。
そういうわけでこの日も自転車通勤である。家を出てくるとき赤ちゃんを連れた人とエレベーターで乗り合わせる。もちもち赤ちゃんに癒される。赤ちゃんを連れた人がお母さんかと思ったらおばあちゃんであった。若いおばあちゃんですねといったら恥ずかしがっていた。
さてそんなご愛嬌なやりとりとは別に、私の自転車走行自体は相変わらずスパルタンである。私は自転車に乗ると人格が豹変し、こち亀の本田のようにアグレッシブに走行する。特に昨日洗車をし、タイヤにも空気を入れたのでなかなか自転車の調子がいい。いつもよりも2〜3km/h巡航速度が増している感じである。
ところがこの日いつもは比較的空いているはずの清澄通りが激混みであった。前方の初見橋交差点の信号が青なのに自動車がまったく動く気配がない。 そういうわけで、渋滞していなければらくらくと走行して交差点を超えられるところ、赤信号で止められた。初見橋交差点を超えてからも意外と自動車がスズナリになっていてしばらくの間走行しづらい。ようやく自動車スズナリ状態が解消された後、腹いせに時速40kmペースで走行して晴海通りに出る。
晴海通りは築地近辺でいつもどおり渋滞で、築地4丁目交差点を越えたあたりからようやく渋滞が解消して走行しやすくなる。銀座4丁目交差点で、スクランブル交差点を歩行者の人たちが渡っているので注意してわたる。
スクランブル状態で歩行者がわたっているときにこの交差点をわたると、どういうわけかその先の交差点でもスクランブル状態で歩行者がわたっているときに交差点をわたることになる。何とも不思議なタイミングである。
この日日比谷交差点をわたって内堀通りに入り、日比谷公園の角を左折して日比谷公園を左に法務省のビルを右に見ながら自転車走行する。1992年にこの法務省のビルに司法試験の願書を提出に行ったことを思い出す。
それから20年近くたち、現在では自分の力でお金を取って生活できるようになった。自力で生活できるようになったのが他の人より少し遅れたが、それでも何とかうまくいっているのでよかったと思う。
外堀通りに出て引き続き自転車走行する。このとき虎ノ門交差点と、その先の特許庁交差点近辺の交差点はクリアしたが、溜池交差点で止められる。一応交通整理のためのオマワリがいるが、笛を吹いて交通整理をするわけでもなくボ〜っと突っ立っているだけである。
これはオマワリの無駄遣いであるだけでなく、適所にオマワリを立たせているわけではない。ここにオマワリを立たせるくらいなら、そこから六本木通りを少し六本木方面に行ったところにある赤坂ツインタワー前の交差点にオマワリを配置すべき。ここには青信号をわたる歩行者を無視するがごとく右折してくる極悪ドライバーが結構いる。こういうのにオマワリは警告を与えなければならない。
溜池交差点を直進して外堀通りを走行する。ところがこの日やけにここでは交通量が多い。連休明けでいっせいに人が仕事に動くからか。連休前だからといっていっせいに大勢の人が同時に動き出し、また連休終わったからいっせいに大勢の人が同時に動き出すというのはやめてほしい。動き出してもいいから自動車を使うのはやめてほしい。
赤坂見附交差点を左折して246に入る。例によってまずはダラダラ坂を上る。この日早速暑く、結構汗がでて水不足の感じ。そのためさほど気合を入れて上れない。これでこの先何十キロも走行するならどこかで水分を補給するが、あと残り2km足らずなのでこのまま走行する。通勤のためにボトルを用意するかそれとも出かけるときに多めに水を飲んでおくことにするか若干微妙なところ。
赤坂地区総合支所交差点の手前の交差点は意地でも通過するが、その先の赤坂地区総合支所交差点の赤信号に止められて一休み。しかしそこは日陰ではないのでやはり暑い。
斜度は減ったがダラダラと少し続く坂を時速30km程度のペースで上って青山一丁目交差点に至り、そこから外苑前〜表参道へと向かう。ところが、どういうわけか南青山交差点を超えたあたりで結構自動車が混んでいて、時速30km程度のペースでしか走行できない。先ほどの外堀通りと同様、さぁ連休明けだと気合を入れて一斉に人が車が動き出すのか。やめてほしいものである。
そんなこんなで自転車基地に到着する。結構あちらこちら減速を強いられたので遅いかと思ったが、平均速度が時速26.7kmだったので、まずまずの走行ペースだったかと思う。
【復路】
この日午後10時頃自転車基地より出発する。まずは骨董通りから六本木通りへ。タイヤに空気をちゃんと入れたせいか、何となく転がりが良い感じで気持ちよく走行できる。
そろそろタクシーの営業がかまびすしく行われるかと思ったが意外とそうでもなかった。20年ほど前のバブル期には札束を振らないとタクシーが止まらないとかの都市伝説があったが、今やタクシーの方から尻尾を振っても客が寄ってこない状況。それでもタクシーは走り続ける。人間はこうやって生きていくんだということを知らしめてくれる。しかし邪魔。
六本木交差点を過ぎて坂を快調に下って行ったところ、坂の途中の信号に引っかかって少し不愉快。そこで坂を降りたところの交差点の信号は絶対にぶっちぎってやると心に決め、気合いを入れて走って青信号でその交差点をクリアする。その調子で爆走しようとしたが、その先の信号やらタクシー行列やらに阻まれて、さほどの快走はできなかった。
それでも、ATTの交差点からは走行に結構な勢いがつき、溜池交差点を青信号で直進して官庁街裏のアップダウンを乗り越える。この近辺オマワリゾーンであるが、土曜日にライトを新調したので全く問題はない。
官庁街裏のアップダウンを乗り越えて内堀通りをぐるりと快走し、永代通りに入る。永代通りの入り口でのわけのわからない工事は未だに続いている。しかも工事による道路のふさがれっぷりは日々増しつつある。
永代通り入口近辺のわけわか工事地帯を通過し、大手町から日本橋と走行する。この日意外とタクシーが少なくて通過しやすかった。このあたりを切り抜けてしまえば、永代通りは道広く車少なくなかなか気分よく走行できる。門前仲町のダラダラタクシー走行地帯も、この日はさほどダラダラタクシーがいなかったので快走できた。
そういうわけでこの日も気分よく快走して帰宅する。平均速度が時速27kmだったので、なかなか快調なペースで走行できたと思う。
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