2010年05月20日

佐渡ロングライド走行記(その2)

佐渡ロングライド走行記(その1)からつづく>

【入崎ASからはじき野ASまで】

 さて入崎ASからはじき野ASまでの間2つの登りがある。一つはZ坂で、もう一つは大野亀への登りである。いずれも最大傾斜が10%くらいあるので、なかなかの登りではある。

 とりあえず入崎ASからZ坂までの15kmほどは、若干のアップダウンはあるものの基本的には海沿いの平坦基調。潮風を受けながら気分よく快速走行する。だいたい時速30km前後のペースを保ち、オーバーペースにならぬよう走行する。

 そんな感じで走行しているうちに、Z字の刻まれた岡が見えてくる。いよいよZ坂だ。かねてZ坂はきついと聞いていたので、いったいどんなすごい坂かと思っていた。しかし、登ってみると、何百キロブルベを走行してきた脚にとっては、まぁ普通の坂である。
 7%くらいの勾配がダラダラと数キロあると結構脚にこたえるのだが、このZ坂、まれに勾配の急なところはあるにせよ、さほど長くダラダラとつづくというものではないので、登り終えると「アラもう終わり?」という感じである。

 Z坂を登って降りてしばらく走行すると、再び坂に直面する。次は大野亀への登り坂である。このあたり、何となく荒涼とした感じの風景で、見晴らしが良くて景色がとてもいい。
 Z坂よりもダラダラした感じで、ワタシとしてはこちらの方がZ坂に比べるといやったらしいと思えた。しかしそれでもさほど脚にこたえるという感じの坂ではない。

 今回坂を登るにあたっては、いわゆる「やまめポジション」を試してみた。骨盤をたてて背中をアーチ状にし、腹を引っ込めるというのが自転車走行の基本体勢であるが、今年のファンライド2月号掲載の「やまめポジション」では、骨盤をかぶせるようにして背中をまっすぐにし、おなかはぽっこりだして両ももでおなかを挟むような形にする、という形になる。そして、前輪と後輪の中間に重心を置き、ペダルを力で踏み込むというよりは、体重をペダルに乗せる形で踏んでいくという方式をとる。
 この方法論は、私が影響を受けていた「ナンバ走り」と何となく親和性があるかなと思って興味深かった。「やまめポジション」の体制を取ることで、「ナンバ走り」の採る並足歩行がより容易にできるようになるからである。もっともこれは素人の推論であって専門的な検証を経たものではない。
 脚の筋肉を中心としてペダルを力任せに踏み込むのではなく、背筋・腸腰筋を発動させ、重力を友としてペダルを踏むという方法論は、脚の筋肉への過度な負担を回避し、経済的なペダリングに資するような感じがした。当分の間、この「やまめポジション」を試してみたい。

 大野亀の坂を登りきった後の日本海の展望が実にすばらしい。ここは佐渡ロングライド自慢の展望スポットだと思われる。

 大野亀の坂を下ってしばらく走行するとはじき野ASに到着である。ここでも塩おにぎり、パン、バナナ、オレンジなどの補給食、およびスポーツドリンク飲み放題の至れり尽くせりである。ここでは塩おにぎりとバナナを摂る。これから暑くなって汗をかきそうなので、塩おにぎりはとてもありがたい。
 ASにおいては、タイミングがいいと待たずにトイレを使えるが、タイミングによっては一斉にバタバタと何人かの人がトイレに向かうことがあり、そうした時には何人かトイレに並んでいることがある。これはどこのASでも同じような状況であった。
 ASであまりダラダラ休むとかえって動きが鈍くなる感じがするので、トイレと必要な補給を済ませた後サッサと走行を開始する。

【はじき野ASから両津BS(弁当ステーション)まで】

 この間はおよそ28km程度である。特に激坂など走行に困難を伴うような場所はなく、平坦基調のルートである。例によって海岸線を目の当たりにし、潮風を受けながらの心地よい走行である。

 およそ時速30km程度の、心地よいと感じるペースを保って気分よく走行する。信号がほとんどないコースを、良好な展望と心地よい潮風に包まれながら走行することに集中できる。まさにロングライドの醍醐味であり、この区間はこれをまさに一身に集めたような区間である。
 ウヒョーウヒョー気持ちE〜と脳天気になりながらひたすらクランクを回す。脳内にBGMが浮かんでは消え消えては浮かぶ。時には脳内に浮かんだBGMを口ずさみながら爆走快走する。

 そんな調子で快走している間に、道路の両脇に人家が、店が並んで行って街並みとなり、そして両津港が見える。DJの声が遠く近くに聞こえ、そして両津BSに到着する。到着後、自転車置き場に自転車を置く。鉄パイプにサドルをひっかけて自転車をぶら下げる感じの自転車置き場である。
 自転車を置いてから、弁当とペットボトルの水、そして味噌汁を貰う。弁当はおにぎり2個とおかず少々といった簡素なものである。揚げ物満載の重厚な弁当だとおなかにもたれるので、このくらいの簡素な弁当でちょうどいいと思う。
 コンクリートの床に座り込んで食事をしていると、突如私の目の前に列がズラズラとできた。一体何事かと思って列を見やると、ストレッチやマッサージを行っていた。う〜ん100km程度の走行で人にストレッチやマッサージをしてもらうか、脆弱だなぁと思うが、ひょっとしたらそのくらい走行したらマッサージやストレッチをしてもらうのが筋肉にとってはよいのかもしれない。

 食事を終え、佐渡ロングライド残り半分、佐渡の南半分の小佐渡走行へと向かう。

つづく

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posted by goiss at 17:25| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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