さて10月25日は天王洲スペシャルオセロ大会(以下「天スペ」)の日である。10月に入ってから今年いっぱい土曜日に大学の講義が入り、主として土曜日に行われる日本オセロ連盟品川支部での大会にほとんど出られなくなった。
オセロ大会に出てオセロ好きな人と交流するのは好きなのだが、他方オセロ大会に出られる時期は限られているので、とにかく出られるときに出ておかないと出られない。
この日さほどオセロ大会への準備をしているわけではなく、大会に出てもさほど勝てる見込みはないのだが、オセロ大会出場のために限られた機会なので、とにかく出場する。
家から豊洲に出てしまえば、天王洲へのアクセスはよいのだが、それまでが少々難がある。
豊洲駅まで自転車で行けば問題ないのだが、この日大会を終えてから職場に向かい、そこから東西線に乗って帰宅するつもりだったので、豊洲へは自転車で行かずにバスで行く。
最寄のバス停でバスを待っていたが待てど暮らせどバスは来ない。たまりかねて次のバス停へと歩いていく。すると、最寄のバス停からかなり歩いたところだが次のバス停まで相当の距離があるところでふと後ろを振り返ってみると、なんと最寄りのバス停からバスが発車するところではないか。これはなんとしても次のバス停でバスに乗らねばと次のバス停へとダッシュする。
幸いそのバスは交差点を左折するところで信号待ちに引っかかっており、その間を利用して次のバス停にダッシュして事なきを得た。
このところ数年間自転車に常習的に乗っているためか心肺機能が従来よりも向上し、少々のダッシュでは息切れしなくなった。最近自転車走行距離が激減したので、心肺機能を落とさないよう再びローラー台トレーニングなどで心肺機能を鍛えたい。
そういうわけで、豊洲に午後12時半ころ到着してゆりかもめに乗り、有明駅でりんかい線に乗り換えて天王洲アイルへと向かう。
途中東京テレポートを通ると、ついこの間まで執務していた場所のことを思い出す。よい執務先とは思ったが、結局そこでの私の職責は私のやりたいこととは180度異なっていた。ただし勉強にはよい場所と思っており、事実よい勉強はした。組織内、とりわけ会社において法律家たる管理職がどのような動きをすべきかということに関しては非常によい勉強になった。
しかし、そこで身につけたことを生かすにはそこにいる限り何年かかるかわからないので、そこは長く勤める場所ではないと思っており、そこで勉強をするだけしてから動こうと考えていた。そのため動いたのは予定通りの行動であった(ただ1年足らずで動いたのはちょっと早かったか。)。後悔は120%ない。
それはそれとして、午後1時開始の大会にその10分前に到着し、何とか大会開始に間に合う。この日40名以上の参加があって久々の大盛況であった。
ちなみに今を去ること1年前、昨年の10月12日に私が優勝した天王洲スペシャルでも、やはり36名参加と比較的盛況だったらしい。どうも私は招き猫の気があるようだと勝手に思う。それにしても天王洲スペシャルオセロ大会で優勝してからもう1年もたってしまうとは。ついこの間のようにそのことを思っていたが意外と年月は早く流れるものだ。
大会の結果は予想通り惨憺たるもので、3勝3敗で24位であった。どうも中盤先が読めずにえいやあで打った手で形勢を損じることが多かった。
頻繁に棋譜を並べたりして実戦勘をつけていればありえないミスが多かった。そういうわけで、ここで取り上げるに値する棋譜は今回は残念ながらなかった。しかし、逆に言えば、ある程度勉強さえしておけば、まだ現役プレイヤーとしては通用すると思うので、時間と興味と才能に応じてオセロの修練をしたいと思う。
そういうわけで、オセロの話題をしようとしたが大してこの日のオセロ大会で語れることはなかったので、この程度。
ただし、この日特筆すべきことは、この日の天スペとても参加者が多く、しかも若い人や子供が特に多いことである。若い人や子供は将来のオセロを担う人たちであり、そういう人たちの裾野が増えるとオセロの未来は明るい。
そうした裾野を広げたのはひとえにわが畏友nakaji氏をはじめとするオセロ普及に熱心な人々の努力のたまものであり、そうした活動には襟を正される思いである。そんなことを考えながらこの日大会の会場を後にした。
posted by goiss at 23:22| 東京 ☔|
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