【4月11日】(マドン)
走行距離:301.30km 走行時間:14:30’01 平均速度:20.8km/h 平均心拍数:138bpm 平均ケイデンス:62rpm 最高速度:52.3km/h 最高心拍数:254bpm 最高ケイデンス:199rpm 消費カロリー:6007kcal 積算走行距離:8849km
さて4月11日はBRM411青葉300kmの日である。ブルベの300kmだと、通常は散歩感覚なのだが、この青葉300は異なる。この青葉300は、PC毎に区切られる各区間に必ず一つの山場があるのである。山場といっても、クライマックスという山場という意味だけでなく、文字通りの山場で、必ず峠のような山越えがあるという意味である。
そういうわけで、このブルベ、結構タフである。当初この青葉300は、ご近所ブルベという趣旨で、気楽に参加できるようにというものだったと思われるが、おそらくこのコースでは、ご近所ブルベで気軽に参加したはいいけれど、あまりにタフなコースゆえに、「これがブルベなら金輪際かんべんして」ということになろう。
それはそれとして、今回私が青葉ブルベに参加しようと思ったのは、本栖みちリベンジのためである。昨年の青葉ブルベでは、本栖みちの10kmの坂を登り切れず、脚がつって何度も脚をついて休んだことがあったので、今回は何が何でも休まず上りきるぞと思ったのである。
【スタートから第1PCまで】
そういうわけで、この日朝5時に起きて出かけ、午前5時40分台の地下鉄に乗る。そうすると大体1時間くらいで集合場所であるあざみ野に到着する。私は午前7時半出発の組に参加している。受付を済ませた後加藤さんのコースに関する説明を受け、検車を受けた後出発する。参加者は午前7時半の組でだいたい20名位か。
今回は5人ずつ時間を区切っての出発である。このくらい細かく出発人数を区切らないと、途中でブルベ集団の長蛇の列ができるからである。実際、第1PCまでの50km程度の間は、市街地を通るため信号が多く、集団がばらけない。
スタート地点から第1PCの間は、昨年は大垂水峠という一つの山場があったが、今年の場合は特に山場という山場はない。基本的には平坦地で、時折アップダウンがあるという感じである。
平坦地を走行することもあって最初時速30km〜35km程度の快走ペースで走行する。そうすると、20km程度走行すると前に出発した組に追いつき追い越す感じである。
この区間は青山交差点までが平坦地で、そこから道志みちに入っていかにも神奈川ブルベらしい山岳区間が始まる。それでも第1PCまでの山岳区間は短く、道志みちを3km少々走行してから第1PCのヤマザキショップ梶野沢店である。
この日PCでの休憩時にオレンジジュースを飲むことにした。クエン酸を補給するためである。これは成功したと思う。従来のブルベに比べると、走行中の疲労感が何となく回復されたかなという気がしたからである。
私はポカリスエットで水分を、コカコーラでカフェインを、そしてオレンジジュースでクエン酸を取るというのが一つの栄養面での作戦と思う。その3つをミックスすると、ブルベ的にはなかなかの飲料になると思うのだが、それを味覚面から考えると、また別の評価ができるのだろう。
【第1PCから第2PCまで】
第1PCから第2PCまで山岳区間に入る。この間2つ山場があって、一つは牧馬峠、もう一つは雛鶴峠である。第1PCのヤマザキショップ梶野沢店からいきなり牧馬峠への分岐点があり、そこから突如坂になる。そこからよろよろと時速10km程度のスピードで走行する。
そんな感じで坂のぼりがひと段落したので、多分そこが牧馬峠なのだろう。通常峠というと、いかにも「ここが峠ですよ!!」みたいな目印が何となくあるのだが、ここは特にそういったものはなく、実に地味な峠であった。牧馬峠からの下りはしばらくの間輪っかの形の凸凹のある舗装。昔舗装した急な坂道にあるそれである。坂道でスピードがついてあの凸凹の震動がすごく、実に不快。坂道ではあるがスピードを落として慎重に走行する。
牧馬峠を越えると、あとは雛鶴峠比較的アップダウンのある山道で、時折集落があるといった趣。
このコースのキューシートで、県道517号線に抜ける「S(信号)なし左鋭角」という交差点をうまく見つけられるかどうかがちょっと不安だったが、何となくそんな感じの交差点を発見してミスコースすることなく走行する。
ここらへんも結構坂道が多かったが、股関節の上下運動であることを意識して坂をのぼると楽に上れることがわかる。こうも坂の多いところを走行していると、坂上りに必要な運動に何となく気づいて勉強になる。
県道517号線から県道35号線に入ると雛鶴峠に向けた道のりである。ここをアップダウンを繰り返しながらしばらく走行していくと、雛鶴峠の石碑が立っていて、そこから雛鶴峠が始まることがわかる。昨年雛鶴峠を登っていて、そこそこ上り甲斐はあるが、さほど長いのぼりではないことはわかっていたので、さほど不安なく上ることができた。
雛鶴峠を登り切ったあたりでももがピキーンと攣ってきたので、ポカリスエットを飲む。この日は結構暑く、知らず知らずのうちに水分や電解質が汗になって流れ出ていく。そのためこの日はこまめに水分補給をしなければならないなと思った。
雛鶴峠を越えると、あとは大した山道もなく下りまたは平坦基調でスイスイと走行する。途中何か土木関係の会社があって、土埃が立たないように道路を水でぬらしてある、そのためその区間を走行するとき水しぶきが跳ね返ってきて、この日結構暑かったため何となく気持ちよかった。しかしそのために自転車がドロドロになって何とも迷惑な話である。
そんな感じでちょうど12時ころ第2PCであるセブンイレブン都留井倉店に到着する。まだ80km程度しか走行していない。次の第3PCまでの区間は80km近くある。何ともアンバランスなPCの取り方であるが、PCにふさわしいコンビニを見つけるのが結構難しいのでやむを得ないのだろう。
ここで財布を置き忘れそうになったブルベの参加者に注意を促して感謝された。そのひとどうも財布のことをすっかり忘れていたようであった。人助けをできたようで何となくうれしい。
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posted by goiss at 22:27| 東京 ☀|
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