【12月1日】(シラス)
走行時間:1:03’12 走行距離:27.38km 平均速度:26.0km 最高速度:38.9km 積算走行距離:15260km
この日久々に荒サイを走行してみる。今年は久々に東京エンデューロに参加するため若干自転車脚を鍛えておく必要がある。東京エンデューロでは私は男女混合3人チームで4時間エンデューロに出場する。そこでは男女混合3人のチームで、3人が代わる代わる4時間の間走行するものである。東京エンデューロは仮装して走行する人が多いお気楽自転車イベントなので、さほど修練が必要というわけではないが、最近あまり自転車に乗っていなくてパフォーマンスが明らかに落ちているため、少し自転車パフォーマンスを引き上げておきたいのである。
そういうわけで自宅を出発して清砂大橋のたもとから荒サイを走行する。土日は野球ガキや野球オヤジが多くて随所でそうした連中に注意しなければならないが、平日であればそうした連中に注意せず楽しく走行することができる。しかし自転車走行再開後間もないので、とりあえず30km程度の距離の走行とする。
この日は中程度の強度で一定ペースで走行する。シラスには心拍計がついていないので、ケイデンス計がトレーニングの目安。およそ80〜90rpm程度のケイデンスで走行する。徐々に自転車パフォーマンスを引き上げることが目的である。1週間ほどこれを続けたあと次に1日50km程度の走行ができるようにする。40過ぎるとパフォーマンスの向上に時間がかかるので、あせらずマイペースで行う。
荒サイを走行しているとロードバイクやマウンテンバイクで颯爽と走行する人たちに意外と頻繁に出会う。私が自転車通勤を始めたおよそ5年前と比べて本当に自転車を愛好する人が増えた。先に述べた東京エンデューロも、あまりに参加者が多いので、今年から土曜日と日曜日の2回開催することになった。何とも自転車人気はとどまることを知らない。
時折ママチャリに乗って息も絶え絶えに自転車をこぐオヤジに出会う。ヨタヨタとしてこいつ本当に自転車乗って大丈夫なのかみたいなオヤジである。そうしたオヤジは例外なく贅肉ダブダブである。「今日は寒いから自転車乗りたくないなぁ」と思っても、こうしたオヤジの姿を思い出すと、そうならないためにはまず自転車だなぁと思って自転車に乗ることにする。
麻生首相の「たらたら飲んで、食べて、何もしない人(患者)の分の金(医療費)を何で私が払うんだ」との発言が問題発言として取り上げられているが、その真意は、「努力して健康を保った人には何かしてくれるとか、そういうインセンティブ(動機づけ)がないといけない」ということであり、誠にもっともなことだと思う。自転車通勤など、自動車やオートバイの代替的交通手段としての自転車の生活における活用や、余暇における自転車走行は、まさに健康を保つ努力としてもっと評価されるべきである。贅肉ダブダブのママチャリオヤジのままでは健康を保つ努力としてはダメである。贅肉ダブダブのオヤジはママチャリなどに乗ってチンタラと走行するのではなく、もっとましな自転車に乗ってスパルタンに走行してこそ、健康を保つ努力としての自転車走行として認められる。
それにしても麻生さん、言わんとする趣旨は実にまっとうだし、この人の話を全部聞けばその話には納得ということが多いのだが、いかんせんその一部を切り取って肥大されたときに誤解されやすいという弱点がある、しかしその弱点をリカバーしようとすると、今度は官僚の答弁みたいになってこの人独自の話の面白さが前面に出てこなくなる。何とも難しいものである。
さすがに12月ともなると、季節風がだいぶ強くなってきて、荒サイ自転車走行での風による負荷が強くなる。しかし、真冬だと北風の方がつよいのであるが、今の時期はまだ河口から吹き付ける南風の方が強い。そのため、堀切橋を折り返してからの方が走行中の負荷が多く、トレーニングにはなる。
荒サイ走行を終えて永代通りを走行すると、南砂町近辺に最近できたショッピングモールの前で自動車が3台駐車場に入るのを待っている。こうしたショッピングモールの駐車場に入るのを待っている自動車が道路上にズラズラと並び、交通渋滞の重要な原因となっている。いわゆる郊外型ショッピングモールのように、自動車での来店を予定する店舗がいったんできると、そこに押し寄せる自動車のために交通渋滞が惹起されるという事態は想定できなかったのだろうか。こうしたショッピングモールの出店には、交通渋滞を回避するため相当厳格な規制が必要だと思う。いわゆる道路族が、道路を造れ、作らないと地方の発展はありえないと馬鹿さわぎをしているが、こうした交通渋滞策を講じ、冷静に道路需要を考えた上で道路行政をたててもらいたいものである。
引き続き永代通りを走行していると、後ろからブブーとクラクションを鳴らすワンボックスカーが来た。私は道路の左端を走行し、特に危険な走行をしていたわけではないので、こいつを馬鹿自動車と断定、このワンボックスカーに何が何でもファックユーをしてやろうと思って追尾する。このワンボックスカー、渋滞のため速度を落としたところを追い越しざまファックユーをしてやる。ざまぁみろ。一見自動車は自転車よりも速いようだが、東京都内ではこのように信号とか重体に巻き込まれて減速したり停車したりして自転車に追い越されることが多い。都市部においては、自動車が便利というのは全くの幻想である。
自宅の近くのコンビニで自転車を停め、ゲロルシュタイナーの炭酸水を買っていく。以前は自宅近くのそこかしこのコンビニにクリスタルガイザーの炭酸水が売っていたのだが、どういうわけか最近見かけなくなった。クリスタルガイザーの炭酸水は結構売れていたように思う。たまたまそのコンビニでのクリスタルガイザーの炭酸水の売れ行きが悪かったのだろうか。
コンビニを出て帰宅しようとすると、信号無視をして通りを突っ切ってくるママチャリに乗ったオバサンが私の進行方向に向かってきて危なかったので、「あんた信号赤でしょう、信号守れ!!」と、やさしく指導してやる。自転車が積極的に利用されるのはいいのだが、車道を逆走する自転車、歩道上をベルを鳴らしながらわがもの顔で走行する自転車、信号無視をする自転車、無灯火の自転車など、困ったのが結構いる。
こういう馬鹿な自転車乗りは警察に徹底的に弾圧してもらいたいものであるが、肝心の警察は、そういった自転車には何ら注意をせず、もっぱら二人乗り自転車への注意にその精力を傾けているという、何ともピントはずれな状況である。それどころか、道路上で自転車を並走させるという、積極的に道路交通法違反を犯す警官すらいる有様である。警察にはもっと自転車のことを勉強してもらってちゃんとした自転車規制を行ってもらいたいものである。
そういうわけで30km程度のヘタレ自転車走行をして帰宅する。自転車走行のパフォーマンスを向上させるポイントは、一に頻度、二に時間、三に強度と思う。とにかく頻繁に自転車に乗ってトレーニングをすることが大事であろう。
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posted by goiss at 14:47| 東京 ☀|
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