【3月12日】(シラス)
走行距離17.38km 走行時間 0:39’48 平均速度 26.2km/h 最高速度 42.2km/h 積算走行距離14306km
往路:家→適当→越中島通→清澄通→晴海通→内堀通→桜田通→役所
復路:役所→桜田通→内堀通→千代田通〜明大通折り返し→内堀通→永代通→三つ目通→適当→家
【往路】
この日最高気温13度位。昨日に比べると5度ほど最高気温が低いようだが3月中旬ということを考えるとまぁこんなものか。いずれにせよ2月の一桁台の最高気温の日々に比べると大分自転車走行向けの気候になっている。そういうわけでこの日も自転車通勤する。
2月はどういうわけか自転車通勤の日が少なく、体重が65kgを超え体重計に乗るのがイヤだった。しかしこのところ自転車通勤を続けて行っているため体重は減少気味になっている。昨日体重を測定したら64kg程度となっていた。少し運動を続けると1キロ2キロと体重が減るのがよくわかる。そうした積み重ねで私はかつて10kg程度の減量に成功している。
走行距離と時間にもよるのだろうが、自転車通勤は減量に有効である。もし肥満がもとでなる病気があるとしたら、自転車通勤によりその発生リスクを軽減することができる。厚生労働省は健康維持と医療費削減に有効な通勤手段として、是非自転車通勤を推進して欲しいものである。ついでにいうと、環境省は環境保全に有効な通勤手段として、国土交通省は持続可能なまちづくりとコンパクトシティ実現の手段として、是非自転車通勤を推進して欲しいものである。
まずは越中島通に向けて快走する。途中、赤信号を無視して交差点を渡る歩行者がいて危ないので、「コラっ!信号守れ!!」とやさしく注意する。また、越中島通の走行中、車道の右側を走行する自転車に出会う。こいつに注意しそびれたのは悔しい。
自転車も歩行者と同様歩道を走行することから、道路交通感覚が歩行者のそれと変わりがない。それゆえ原付なら当然遵守する交通ルールも自転車乗車時は平気で無視する傾向がある。近時歩行者と自転車との事故が急増している(というより、今まで水面下でわからなかったものが顕在化しているのだろう)といわれるが、そういうところに一因があると思う。こうした自転車乗車時の意識を改革するには、一度歩道から自転車を追いだして自動車と同様車道交通の一員として交通ルールを守るよう自覚させることが必要と思う。
いよいよ自転車の歩道通行禁止の例外の拡大を認める道路交通法改正が行われるが、これは自転車は車道通行が原則であり、歩道通行はごくごく例外的な場合だけだということを徹底・周知させるよい機会であると思う。これを機会に警察庁は自転車車道通行の原則を徹底周知させるべきだろう。特に人混みの中自転車を走行している者がいる場合には警察はその自転車を歩道から追い出す位のことはやっていいと思う(現にその旨は改正道路交通法に規定してある)。
そして警察官が乗っているいわゆる白チャリは、率先して車道を走行して欲しいと思う。この間白チャリが歩道上を並走しているのを見たことがあるが、決してそういうことがないようにして欲しい。高千穂遥「自転車で痩せた人」(NHK出版、2006年)192ページによると、白チャリが道路交通法違反をしていた場合、(東京の場合)警視庁のホームページに行き、メールでその旨投書すると所轄警察署から電話があって、謝罪して善処した旨の連絡がくるとのことである。白チャリの道路交通法違反を見かけた場合には即座に通報し、白チャリに道路交通法を守ってもらうように口うるさく指摘すべきと思う。
それはそれとして越中島通から清澄通に入って引き続き快走する。初見橋交差点で信号待ちしたあとさぁ快走だと思ったところ、初見橋交差点から200メートルも行かないところの信号で止められる。ここで止められることは滅多にないのだが、滅多に止められない信号で最近続けて止められている。仕方がないので遵守するがその後600メートルほど快走して勝どき駅前交差点を右折、晴海通を走行する。晴海通は自動車で混雑していてたいしたスピードは出せないため自転車の方がかえって速い。渋滞に引っかかって動けなくなった自動車を尻目にスイスイと走行する。
外堀通を超えるともう自動車は少なく、風景が閑散としてきて何となく自転車走行向けの状況となる。そのまま晴海通から内堀通〜桜田通と走行する。東京地裁の前では相変わらず左翼集団とおぼしき連中が演説をしている。裁判所の前でいったい誰にその声を届けたいと思っているのか。官庁街の閑静な空気をぶちこわして仕事の邪魔になる。他でやってほしいと思う。しかも交差点近くに駐車をして邪魔、というよりも、そもそも交差点の側端又は道路の曲がり角から5メートル以内は駐停車禁止ではないか?そういうところに自動車を置いて演説をしている連中は道路交通法を理由に追い出してしまえばいいと思う。
そういうわけでこの日も最後霞ヶ関坂を登って無事役所に到着する。平均速度が時速26.2kmだったので、なかなかスムーズに走れたなぁと思う。
この日日本育英会の奨学金を全て返済する。私は大学と大学院の双方で日本育英会の奨学金をもらっていて大学院の方は既に払い終えたのだが、大学の方がまだ残っていた。日本育英会の奨学金は毎年一度120000円返済し、これを15年続けると終わりである。無利息なのが幸いであった。15年もの間債務奴隷になっていたのだがようやく解放された。この奨学金返済は、自分で働いてお金を取れるようになってから支払い始めたものなので、自分でお金を取れるようになってからもう15年も経ったかと感慨ひとしおである。
【復路】
この日午後7時半位に退庁する。久々にディスクユニオンお茶の水ジャズ館に寄ってみようと思いお茶の水へと向かう。内堀通を走行すると、ちょっと向かい風がある感じ。左手の歩道に大勢の人たちがジョギングしている。意外と数人のグループで走っている人が多い。自転車通勤もいいが、帰りに皇居1周ジョギングも悪くないかと思う。近所に銭湯もあるようだし、今度一度ちょっとゆっくりと皇居1周ジョギングをしてみようかと思う。
ディスクユニオンお茶の水ジャズ館には水曜日にもかかわらず入れ替わり立ち代り客が来る。みんなオヤジばかり。どうみても平均年齢は軽く50歳を超えている。40歳をちょっとすぎた私ですら若造。
まずは2階の中古ジャズフロアをみる。オルガンのCDを見ていると、そばに鼻がもげるほど猛烈な歯槽膿漏系の口臭を放つオヤジが寄ってくる。そいつがその場を離れた後も暫くその場に強い歯槽膿漏臭が漂う。あわてて手や服であおいだがなかなかあたりに漂う強い歯槽膿漏臭が消えない。仕方がないので服で鼻を覆いながらCDを見る。これほどすさまじい口臭を放つオヤジも珍しい。どうやって社会生活を営んでいるのか、周りの人間で「あんた口臭い」という人がいないのか、実に不思議なくらいすさまじい口臭であった。多分歯医者に行っても「あなたの口は臭すぎる」といわれ、診療を断られるのではないかと思われるほどすごかった。ディスクユニオンお茶の水ジャズ館に集うジャズ・オヤジは年齢が高いせいか、口臭のすさまじいオヤジは決して珍しくはないのだが、これほど臭いオヤジは初めて。
結局この日大した収穫はみられず、強烈な口臭オヤジのためにCDを見る気がうせたので、2階の中古ジャズフロアを早々に退散する。その後3階の新品ジャズCD売り場も見るが、こちらにも特に惹かれる商品はなかったのでサッサと店を出る。
店を出る頃にはすでに午後8時を回っていたので、さほどもう道路は混雑していない。そういうわけでお茶の水通、千代田通を直進して内堀通をちょっと走り、その後永代通をひたすらまっすぐ走る。
JRのガード下の手前の信号で止められる。ここで止められると、ちょうどラーメンの屋台の裏で自転車を止める格好になる。ラーメン屋の屋台の裏側がよく目に入って不思議な感じがする。その信号が青になると、次は大概コレド日本橋の交差点か、又はその先の小さな交差点のいずれかの信号で止められる(両方の信号に止められることはない。)。この日はコレド日本橋の信号で止められる。ここの信号を抜けると、後は暫く永代通をまっすぐ快走することになる。
永代橋を渡って暫く走ると門前仲町。この日もどういうわけか門前仲町の近辺だけは時速30km程度で自動車がノロノロと走っている。何とも不思議だが時速30km程度であれば楽々ペースなのでまぁいいかと思って走行する。後三つ目通を走って帰宅する。この日も自転車で走れて楽しかった。平均速度が時速26kmを超えたので、この日もなかなかの快走だったかと思う。いつの間にか積算走行距離が14300kmを超えていた。
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