2007年04月30日

4月28日の猟盤

 4月28日久々にCD漁りでもしようかと思う。この日はどうも午後から雷雨になるという天気予報だったので、自転車では行かず地下鉄をつかうことにする。

 地下鉄に乗る前に吉田自転車に行ってビンディングシューズのクリートを買う。今まではルックの黒のクリートを使っていた。これだとビンディングペダルにシューズを固定したときに左右の遊びがないのでやや窮屈な感じ。そこで今回は再び赤のクリートに戻す。これならビンディングペダルにシューズを固定したとき左右に遊びがあるので足に余裕が出る。
 ただ、クリートのネジ山がすりへってしまい、しかもクリートをシューズから外すのに大き目の特殊なドライバーが必要となりそうなので、エディさんにクリートを外してもらう。エディさんのようなプロでも相当外すのに苦労していたので私ごときではおそらく外せなかったであろう。
 今度買った赤クリートは、ようやくアーレンキーで着脱できるようになったので、クリート交換の時も楽にクリートを外すことができそうだ。
 ついでにクリートカバーも買う。これがないとビンディングシューズで歩くときに歩きにくく、かつ歩行中に滑ってしまうおそれがある。クリートカバーは私にとって必需品である。最近このクリートカバーは品薄だが吉田自転車ではこれを備えてくれているので安心である。

 早速地下鉄に乗って新お茶の水駅で地下鉄を降り、ディスクユニオンお茶の水ジャズ館に赴こうとするとドンヨリドヨドヨとどす黒い雲が垂れ込めてあっという間に大粒の雨が打ちつける。天気予報で雷雨になると知りながら傘を忘れた私は近くのコンビニに駆け込んで傘を買う。何はなくともお金とコンビニさえあればとりあえず何とかなってしまう日本は良い国である。
 そういうわけでまずはディスクユニオンお茶の水ジャズ館へ。4月29日に国内廃盤ジャズCDセールを控えているせいか、中古フロアには大した品はそろっていない。新品フロアにも大したものはなかった。雷雨のため客が少なくて見やすかったが、大した品がないのでは引き上げるしかない。窓から外をみて、小降りになったころを見計らってズラかる。

御茶ノ水駅で中央線に乗って新宿へ。久々にディスクユニオン新宿ジャズ館に行ってみる。すると3階にあったジャズLPレコード売り場が他に移動し、2階と3階が両方とも中古CD売り場になっているではないか。まずは3階に行ってみると、そこは楽器別、及びアーティスト別にジャズCDが陳列されている。しかも「新入荷」というカテゴリーの棚やえさ箱がない。売り場はやや広めになっており、棚が広くなって見やすくなっている。

次に2階に行ってみる。売り場では、壁に沿ってぐるりと棚が並んでおり、真ん中に一つどかんと棚が置いてある。以前は真ん中にどかんと一つ棚が置いてあるところに二つ棚が置いてあったため通路が狭くてみにくかったが今度は通路が広がって見やすくなっている。ここはアーティスト別のCDの陳列ではなく、ただ単に楽器別のCDの陳列である。どうもここが新入荷のフロアとなっているようだ。

この日中央の棚には高価な廃盤CDが陳列されていた。また、廃盤CDセールである旨表示したえさ箱が並んでいる。どうもこの日廃盤CDセールの日のようである。中身をみると結構充実している。
 "Bill Evans Live in Stockholm"などという希少盤もあって質の高さをうかがわせる。私はこの盤を既に所持しているため買おうとは思わなかったが、これはBill Evansの希少盤中の希少盤であるため、探している人も多いと思う。しかも4000円前後と、この盤を本気で探している人にとってはお買い得の値段であるといえる。それがためかこのBill Evans盤、私が少し目をはなしたすきにあっという間に売れてしまった。

 前日、ヴォーカルのジャズCDリストを作っていて、「Joni JamesのCDがほしいなぁ」と思っていたところ、DIWレコードからかつて出ていたJoni JamesのCDが結構大量に陳列されている。これらのCDは十数年前にDIWレコードから国内盤が発売されたが現在では廃盤である。このJoni JamesのCDの原盤は、Joni James自身が買ってしまい、しかもJoni Jamesはなぜか再発をしぶるようなので、一度これが廃盤になってしまうとなかなか再発は望めない。陳列されている品の中でとりあえず"Let There Be Love"だけ買っておく。
 他、"Dave Bailey/Bash!" "Rick Margitza/This is New" "Booker Little-Donald Byrd/the Soul of Jazz Percussion"を買う。いずれもあまり市場では見かけない廃盤である。いずれも2000円前後の適価であった。
 
 DU新宿の廃盤セールの値段は割りと良心的と思う。他のDUだと5千円以上で売っているCDがここだと2500円くらいで売っていたりする。2年位前に廃盤掘り起こし本という本が出て、そこに出てくる廃盤CD(輸入盤が多い)に人気が出て、そのCDが万単位で廃盤CDセールで売られたことがあった。そして、それに便乗して廃盤CDが高値で売られたことがあった。しかし、その廃盤CDブームはすっかり沈静化したため、廃盤CDでもあまり高値をつけると売れなくなった。そのためか、以前6000円近い値段で売っていたCDでも最近は2000円台で売るようになっている。まぁ妥当な線であろう。

 そういうわけでこの日久々に廃盤CD漁りを堪能する。新宿店の店構えが変わったので今後要注目である。その後念のため1階の新品CDフロアも見るが、大した品がないので何も買わない。

小腹が空いたので、近くのとんこつラーメン屋で高菜ラーメンを食べて帰宅する。この日なかなか充実したCD漁りができてよかった。

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2007年04月28日

4月27日の自転車通勤

【4月27日】(シラス)

走行距離14.66km 走行時間0:36'23 平均速度24.2km/h 最高速度41.7km/h 積算走行距離 12656km

往路:家→適当→越中島通→清澄通→晴海通→内堀通→桜田通→役所

復路:役所→桜田通→内堀通→永代通→三つ目通り→適当→家

【往路】

 この日晴海通りに出るまでは通常と同様混雑もせず特段自動車が少ないというわけでもなく通常通りの自転車走行。近時気候がよくて走行しやすい。これからしばらくの間気分の良い自転車走行ができるだろう。

 晴海通に折れると勝鬨橋からいきなり渋滞している。築地〜銀座4丁目までゲロ混み。特に築地は例によって場外市場のあたり晴海通が狭くなるあたりに駐車車両があって実に走行しにくい。運送関係の自動車が結構多い。
 道路が渋滞して身動きがとれなくなってもじっとがまんして自動車に乗り、ちょっと自動車が進むと又渋滞で止まる。その繰り返しを毎日毎日行う。そんなことに直面することが多いトラックによる運送関係の仕事は私には絶対にできない商売だな。メッセンジャーも一日中自転車に乗って都市部をディスパッチャーの指示に従いかけずり回らなければならなくて結構大変だと思うが運送関係の運転手とどっちが大変だろう。大変さはさておきメッセンジャーよりも運送関係の運転手の方がおもしろくないと思うがどうか。

 築地を過ぎて東銀座でも自動車で大混雑している。永代通りはこんなに混まないのにどうして晴海通りばかり混雑するのか不思議ではある。軽四輪がちょろちょろして極めてじゃま。結局この混雑のため大幅に平均速度は下がる。

 しかしいくら平均速度が下がっても、どうせ7km程度の道のりであれば通常より1分とか30秒とかその程度しか違わない。そうはいっても最近洗車していないので自転車のパフォーマンスは落ちている。いずれ折りをみて洗車することにする。

【復路】

 この日午後8時半位に比較的早めに帰宅する。午後8時半位だとまだ結構自動車が多い。そういうわけで自動車に注意しつつ走行しなければならない。

 復路走行はいつもと特に変わりはない。日本橋近辺で信号が多く、あとは快走する。自転車で通勤すると、毎日季節感を肌で感じ、適度な運動になり、適度なスピード感を味わえ、しかも楽しい。自転車での通勤を始めると特段の事情がない限り電車通勤には戻らないわけである。

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2007年04月27日

4月26日の自転車通勤

【4月26日】(シラス)

走行距離15.32km 走行時間0:36'12 平均速度25.4km/h 最高速度40.7km/h 積算走行距離 12642km

往路:家→適当→越中島通→清澄通→晴海通→内堀通→桜田通→役所

復路:役所→桜田通→内堀通→永代通→適当→家

【往路】

実に久々の自転車通勤である。ここ十数日天気が実に悪かった。たまに天気がいいと思うと大荷物を役所に運んで自転車に乗れなかったりした。そういうわけで実に久々の自転車通勤である。

この日起き抜けで自転車走行するためそれほど元気一杯バリバリという感じではない。それでも自転車通勤は久々であり実に楽しい。満員電車でもみくちゃにされたり臭いオヤジやオババがよってきたりすることなく、快適に颯爽と風を浴びて通勤できる。しかも良い運動にもなる。

この日例によって初見橋交差点を渡った後清澄通を快走して晴海通に入る。晴海通は例によってゲロゲロに混んでいる。しかも晴海通の築地市場を過ぎたあたりで若干道路が狭くなるところに駐車しているものだから、実に通行しにくい。道路の狭いところに原付がうろちょろして身動きがとりにくい。常時道路交通法違反を犯し、かつ排気ガスと騒音を撒き散らす原付はもっと厳重に取り締まって利用を制限してもいいのではないか?

結局この日晴海通は銀座4丁目交差点までゲロ混みである。何が面白くて自動車はこんなに混雑する道を通るんだか。混雑する道は確かに自転車で走行しても決して面白いものではない。しかし、混雑する道路では自動車は全く身動きできないが、自転車なら、爆走というわけには行かないが、自動車に比べるとスイスイと前に進むことはできる。都心においては自転車が最強の乗り物であるゆえんである。私が自転車通勤をするのは、都心最強の乗り物に乗っているという自負から来るものかもしれない。

銀座4丁目交差点を越えるとあとは快走モードで晴海通〜内堀通と走り、桜田通に折れて坂を上り役所に到着する。往路平均速度は時速24.3kmとヘタレ走行だが、平均速度なんかどうでもいい。とにかく久々に自転車に乗ったことが重要である。

【復路】

 この日午前2時半ころ帰宅する。さすがにこの位の時間になるとタクシー以外の自動車は少ない。地球環境を考えるなら、無駄な自動車走行は可能な限り控えるべきで、夜中の流しのタクシーなんかは無駄な自動車走行の最たるものであろう。夜中のタクシーの駐車違反の厳格な規制を含め、タクシーへの交通規制はもっと派手に行ってもいいのではないか。そうすることによってタクシーを走りにくくしてタクシーを減らす手はあると思う。

 この日若干風があるように思え、半袖ジャージでは最初少々肌寒かったが、自転車走行を始めてしばらくたつと体があたたまって半袖ジャージでも全く問題がなくなる。桜田通から内堀通を回って永代通をズビャーと快走する。

 この日木場の永代通り沿いの貸しCD屋にCDを返しに行く。すると、警察官2名が自転車に乗った青年を囲んであれこれやっている。どうも無灯火でつかまったようだ。警察官のあれこれがようやく終わり、青年はスイマセンスイマセンを連発しながら警察官から離れていった。
 ところがこの2名の警察官、青年を解放し終わると、自転車がやっと二台並んで通れるような狭い歩道を、並んで走行して行ってしまった。

 すでにご承知の通り自転車の並走は道路交通法違反である。さらに、現在のところ「自転車通行可」の標識があるところでなければ自転車が歩道を走行することはできない。その歩道は「自転車通行可」の標識はなかった。ということは、この警察官達は、2つの道路交通法違反を犯しているのだ。こいつら立派な犯罪者である。
 ついさっきまで無灯火をとがめていた警察官が、とがめ終わった瞬間から2つも道路交通法違反を犯している。こんな犯罪者警察官に無灯火をとがめる資格があるか?? 警察官だから一応法律上は資格はあるだろう。しかし、こんな道路交通法違反を簡単に犯すような警察官に無灯火を注意されて国民は納得するか???道路交通法違反を平気で犯すような警察官が、警察の権威を傘に着て自転車の無灯火走行を理由に人を囲んであれこれいうなど言語道断であろう。

 怒りに燃えた私は、貸しCD屋にCDを返した後、当該警察官が通行したと思しき道を通って警察官を追尾すると、果たして性懲りもなく警察官は道路を自転車で並走していた。こいつら道路交通法というものを知っているのかね。
 私はこの警察官に「ダメじゃないか並走しちゃ〜」と思い切り声をかけた。警察官は虚をつかれたか「ほ〜い」と間抜けな返事をしていた。全く困った警察官もいたものである。

 もしうっかり自転車のライトを点等するのを忘れたときにそれを自転車に乗った2人組みの警察官に注意されたら、その後自転車のライトをしっかりつけてその2人組みの警察官を追尾するがよい。かならずそいつら並走して自転車走行しているから、そいつらに向かって「おまわりさん、並走していいんですか〜、ダメですよ〜」と大声で声をかければいいと思う。警察官の自転車並走注意運動、もっといえば、自転車走行警察官の道路交通法違反指摘運動、というのがあってもいいのではないか。そうでもしないと自転車に乗った警察官は道路交通法を守ってくれないから。

 かつて第二東京弁護士会の弁護士が警察庁を訪れ、道路交通法改正についてのヒアリングをしたときに、警察官の自転車並走を指摘し、これでいいのかとたずねたところ、警察庁の官僚からは、「警察官の道路交通法遵守は徹底する」との回答があった。道路交通法改正にあたって第二東京弁護士会が警察庁に対してパブリックコメントを出したときも、警察官の道路交通法遵守の徹底を主張した。しかし、上記のような警察官がいるようでは、警察庁が自転車走行をする警察官に道路交通法を遵守させるのはまだまだだなぁと思う。警察官にしてみれば「自転車の並走くらい」と思うだろうが、警察官は国民の模範として道路交通法を遵守すべきであろう。

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2007年04月25日

4月24日のローラー台

【4月24日】(マドン:ローラー台)

運動時間:60分 最大心拍数:156 平均心拍数:143 消費カロリー:615kcal 最高ケイデンス:92 平均ケイデンス:73

 どうも最近天気が悪かったり忙しかったで自転車に全く乗れていない。この日も日中曇りだったが夜から雨になるとの天気予報なので自転車通勤を見合わせた。果たして夜半から雨になった。自転車通勤を見合わせて正解であったが自転車に乗れずつまらないししかも満員電車に乗らねばならないから幾何学級数的に不愉快が倍増する。また長いこと自転車に乗らないとデヴの危険がヒタヒタと忍び寄る。そういうわけで、久方ぶりにローラー台でもやってみるかと思う。

 まず最初の15分ウォームアップ。最初から速くまわすと息があがるし股関節や筋肉がほぐれていないのでケツが痛くなる。そこで最初5分くらい70/分ケイデンス位で押さえ気味に。すると徐々に調子が上がってくる。しかしここで調子にのるとケツが痛くなるので様子をみるが、3分ほど用心深く回してもう大丈夫なようなのでトレーニングモードにはいる。このあたりになると心拍数は140/分、80ケイデンスになる。この日は心拍数150前後、85ケイデンス前後をターゲットとする。

 この日は色々な箇所の筋肉を使ってクランクを回すことを意識する。特にハムストリングスを意識して使う練習をする。吉田自転車エディさんに目つぶってローラー台をすると使う筋肉を意識して練習できると聞いてやってみる。なるほど使う筋肉を意識した練習ができるがそれ以上にローラー台に集中できるという効果がある。公道で目をつぶって自転車練習をすることはとてもできないが、ローラー台なら目をつぶってやっても安全である。面白いのでこれからもやってみよう。

 こうして目をつぶったり使う筋肉を意識したりと多彩なローラー台をしていると、意外と長時間練習できる。最初は、久々だから全部で40分くらいで切り上げてもいいやと思っていたが、結局心拍数150、80ケイデンス程度の練習だけでも35分、ウォーミングアップとクールダウンを入れて60分の練習をしてしまった。

この日使用した曲は以下の通りである。
宇多田ヒカル/Travelling
Paris Match/Family Affair
bird/空の瞳
YMO/Mad Pierrot
Underworld/Two Months Off
The Square/Night Dreamer
The Brecker Brothers/Some Skunk Funk
EW&F/Let's Groove
EW&F/Brazilian Rhyme
とても40過ぎた人間の聞く音楽とは思えねぇな。

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2007年04月22日

ツール・ド・草津(その2)

ツール・ド・草津(その1)から続く

 4月16日午前5時半ころ起床する。昨年は朝雪がちらついていてどうなるかと思ったが、今年は朝から快晴である。
 エディさんがサンドイッチトーストを焼くトースターで作ってくれたホットサンドイッチをみんなで食べる。脱日常合宿でみんなで食べる朝食は実に楽しい。

 朝食を終えるとレーパン・自転車ジャージなどの戦闘服に着替えるなど適宜出発の準備をし、午後6時半すぎ位に宿を出発する。この日とても暖かくなりそうなので、上は半袖ジャージにアームウォーマーにする。下山用の荷物として頂上に運搬してもらうものには、ウィンドブレーカーと長袖自転車ジャージ、そしてアミノバイタルを入れておく。

 宿から自動車で5分くらいのところにスタート地点の天狗山レストハウスがあり、その近くの駐車場に自動車を止める。Mt.富士ヒルクライムや富士チャレンジ200など数千人単位で人が集まってきて広大な駐車場があっという間に埋まるというイベントと異なり、ツール・ド・草津はそれほど大人数が集まるというものでもないので、駐車場にもかなり余裕がある。

 それにしても最近の自転車人気はすばらしい。Mt.富士ヒルクライムは、募集開始してから10日前後で定員が埋まってしまい、私は今年はエントリーできない。ツール・ド・草津も昨年参加者900名前後だったのだが、今年は1400名前後だと聞く。当分この自転車人気は続くのだろう。喜ばしいことである。
 交通整理には警察官が協力してくれている。1400名もの人が楽しく自転車を楽しんでいるのを目の当たりにして警察官の人も驚いているのではないだろうか。こういう風景を警察庁の役人にも是非見せてやりたいものだ。

 自動車から荷物や自転車を出して適宜その辺をぶらぶらしたりウォーミングアップしたりする。この近辺の道には適度にアップダウンがあって、自転車で走るとよいウォーミングアップができる。しかしあまりがんばりすぎると心拍数180位になってしまうので注意しなければならない。あくまで筋肉をほぐし、心拍数を一度150くらいに上げておくことがウォーミングアップの目的である。

 午前9時半ころから開会式のイベントが始まるので三々五々天狗山レストハウス近辺の、ゼッケン番号により指定された場所に集まる。昨年は年齢別にクラスが分かれていたが、今年は年齢別クラス分けがなくなっている。自転車は年齢による衰えが顕著に現れるスポーツではないので、確かに年齢によるクラス分けはあまり意味を成さない。ただ今年からチャンピオンクラスが創設された。ツール・ド・草津も裾野拡大だけでなく、大会のレベルアップを図ろうというものだろう。面白い試みである。チャンピオンクラス参加条件が、コースを50分以内で走行できることとなっているので、次回参加の場合の目標タイムを50分に設定して修行に励もうと思う。

 草津の偉い人たちの挨拶が続く。挨拶自体は多分面白いものではなく、かつ挨拶しているところから大分離れたところで待っていたので何をしゃべっているかよく聞こえない。従って、挨拶自体には関心はない。
 しかし自転車に関心をしめし、自転車を草津温泉の盛り上げの材料として使ってくれて、しかもツール・ド・草津の開催のために努力をしてくれて、しかもそれを10年以上続けてくれている草津の人、およびそのために中心的な活躍をしてくれた挨拶をしている人に感謝したい。
 同時に、草津のように日本に名だたる温泉地としてのビッグネームが確立し、放っておいてもお客さんが来るようなところであるにもかかわらず、ツール・ド・草津のようなイベントを開催してお客さんを呼び込もうという草津の努力姿勢はすごいと思う。某怒川とか某海にもみならってほしいと思う。もっとも、草津があるかぎり某怒川とか某海に行く気は全く起きないけど。

 午前10時チャンピオンクラスがスタート。10分ずらして私のゼッケン番号の属しているところがスタートである。最初はパレード走行で、それが終わってから計測地点を通過したときがスタートなので、最初はあせらずのんびりと走行すればいい。ただ何百人もの人が一斉に走行を始めるので接触・落車には十分注意しなければならない。それにしても何百人もの人が一斉に自転車で走行するのは実に壮観である。
 壮観で思い出したが一度東西線に乗って通勤している人のせめて5分の1位でもいいから自転車通勤をはじめたら壮観だろう。道路の利用状況などというのは所詮は既成事実の積み重ねなのだから、とにかくみんなでドバ〜っと自転車で通勤しちゃえばいいのだ。そうすれば自動車だって警察だって自転車の地位を考え直さざるを得ないだろう。「自転車は歩道に上げてしまえ」なんてアホな考え方だってねじ伏せることは出来るのだ。

 パレード走行で草津温泉街に向かう道のりは下り基調である。にもかかわらずパレード走行で集団の速度は極度に抑えられているし、人が沿道にいっぱい見に来ている。にもかかわらず放っておくとどんどんスピードが出てしまうので、適宜ブレーキを利かせながら注意して走行しなければならない。結構ここでの走行は怖い。特に湯畑のあたりから温泉街を抜けていくときは道が狭いにもかかわらず急な下り坂になるので、特に注意しなければならない。

下り基調が終わると、天狗山レストハウスへの道のりがいきなり上り基調になる。この上りが意外ときつい。本番コースよりもきつい坂である。とりあえずウォーミングアップと思って上ることにする。それでも昨年に比べると大分楽に登れるようになっているので、少しは上り能力が向上したかと思う。先日の伊豆300kmブルベでの走行が効を奏したかもしれない。自転車は日ごろの鍛錬を怠っていなければいつまでもパフォーマンスを発揮できるいいスポーツだなと思う。

しばらくきつめの上り坂を登ると天狗山レストハウスに直面し、そこを右折してしばし走行するとスタートである。しばらくの間緩めの坂が続く。昨年はここら辺ですでに結構しんどかったのだが、今年はマイペースでスイスイと走行する。私を抜いていく人も多数であるが私が抜いていく人も結構多数いて、今年は昨年よりも走行しやすいかなという感じである。殺生河原までは大体こんな感じである。殺生河原までは林の中のゆるい坂を淡々と上るという感じである。この当たり13km〜15km巡行位の感じであろうか。

11km走行して殺生河原を越えるとツールド草津の醍醐味が味わえるかなという感じである。殺生河原を過ぎると林が終わり、ごつごつとした岩肌に、草がちょぼちょぼと生えていると感じになって荒涼とした風景になる。しかし見晴らしは相当良くて、眼前にこれから登る坂が良く見える。空は青く、遠くまで荒涼とした岩肌の風景が見えて実に気分がいい。殺生河原を越えると徐々に坂がきつくなる感じであるが、気候はよく、見晴らしはよく、実に気分のいいヒルクライムである。このあたりから雪の回廊がみられるところであるが、今年は雪が少なく毎年見られるような雪の回廊はない。このヒルクライムもあと7kmしかないかと思うと、これは大事に走行しなければならないなぁと思う。

昨年は殺生河原を越えると息も絶え絶えになり、もう自転車を降りて歩いてしまおうかと常に思っていた。しかし今年はそういうことはなく、とりあえず今の自分の実力でマイペースで楽しく走行しようと思っていた。また、荒涼とした美しい見晴らしを眼前にしながら山をひたすら自転車で登るのは究極の脱日常であり、その脱日常体験を少しでも楽しく味わえるよう無理をしないように心がけて走行した。昨年のように息も絶え絶えになっていつ降りようかと考えていたことが今年はなかったのは、おそらくそうした心構えの点から来るのであろう。

残り3km地点くらいが一番きつかった。ここでの選択は悩ましいところ。ここ一番踏ん張ってシャカリキになり、矢吹ジョーのように真っ白になってゴールになだれ込むか、それとも今の実力内で無理せずゴールまで楽しく登っていくか。アスリートとしての私であれば矢吹ジョーを選択するが、趣味人としての私であれば後者を選択する。今年の私は後者を選択することにした。現段階ではツールド草津に関しては目標とする記録をとくに立てておらず、かつ現時点では、私は自転車で楽しく走り、そしてダイエットの効果があればなおよしというスタンスを有しているため、特に真っ白になってゴールになだれ込むことに重点を置いていないからである。しかし、来年は50分を切るという目標ができたため、矢吹ジョーになる可能性もある。

今の実力内で無理せずゴールまで楽しく登ろうと決断した結果、上り坂は楽になった。時速8km〜10km前後のマイペースで上っていく。それでも坂が若干ゆるくなったときはギアを重くして時速25kmくらいで勢いをつける。これから1年楽しくトレーニングすれば、50分位は切れるであろうという根拠のない確信を持つ。

残り1km当たりから応援の人が徐々に増えてきて、もう私のツールド草津も終わりだなぁと思う。考えてみれば18kmのコースのうちパレード走行が5kmだから、競技区間は13kmである。25kmあるMt.富士ヒルクライムの半分位なので、もう少し走行したいなぁとは思う。それでも、荒涼とした風景、澄んだ空気の中を、延々と自転車で上っていくことは究極の脱日常であり、距離が少しくらい短くてもそういう究極の脱日常体験をできることは喜ばしいことである。

残り500mになると、ゴール地点のレストハウスが見えてくる。ラストスパートしてゴールする。ここは草津白根山の頂上地点なので標高は2000mを越えている。スタート地点から800m上がってきているので気温はスタート地点よりも大分低いが、ヒルクライム直後なので寒さは感じない。しばらくゆっくりと自転車をこいでクールダウンする。ゴール地点近くの駐車場で計測チップを取ってもらってから自転車を置き、ゴール地点に運んでもらった荷物を取る。昨年のMt.富士ヒルクライムで富士山5合目地点に服を持ってきていなかったため雨に打たれて寒い思いをして下山した苦い経験から、今年のツールド草津ではウィンドブレーカーと長袖ジャージで完璧に防寒をするためこれらをゴール地点に運んでもらったのである。
そこで早速ウィンドブレーカーと長袖ジャージを着てまずはトイレ。その後レストハウスでココアを配布していることを思い出してレストハウス2階に行き、ココアをもらう。まだゴールした人はそれほど多くないのでレストハウスはまだ込み合っていない。しかししばらく休んでいるとだんだんレストハウスは人で込み合ってきたので、下山をすべくレストハウスを離れ自転車を取りに行く。

自転車を持って下山集合地点に行き、係員の指示に従って下山する。この下山が怖い。私のロードバイクはありがたいことに下り坂でブレーキをかけずに放っておくと、簡単に50kmを越えるくらいのスピードが出る。
 下山開始直後は結構人が込み合っているので重々注意して走行しなければならない。また、下山中もあまりスピードがつくとブレーキが利きにくくなって自転車制御が困難になるので、とにかく無事にふもとまでたどり着くことだけ考えて慎重に走行する。
 Mt.富士ヒルクライムだと、意外と急なカーブが少ないので、それでも結構ガンガンと下り坂で飛ばすことができるのだが、ツール・ド・草津のコースの場合、結構急なカーブが多くてあまり飛ばすことができない。
 殺生河原を越え、あたりが林になり傾斜がゆるんだときは、ややほっとしたものである。そこからしばらく走行して天狗山レストハウスの前に出たときは、「ああ、どうにかツール・ド・草津を無事に終えることができてよかったな」と思った。別にヒルクライムでどんなに坂が急だろうがこれを登ることは何とも思わない。何しろ坂を上りにここに来ているので。しかし帰りに坂を下るのは本当に気が進まない。

とりあえず天狗山レストハウスに向かい、用意してあるバナナを食べる。レストハウスで列ができていたので、何の列だろうかと見ると、「記録証」を配る列である。早速並んで待つこと5分、ゼッケン番号を言って記録証をもらう。するとちゃんと走行時間の記録が入った記録証をもらえるではないか。
 昨年は壁に選手の走行時間を書いた紙が張り出され、その紙の前が黒山の人だかりになって混雑し、かつ各選手の走行時間の記録の発表はその後数日してからのことであった。しかし、今年は走行を終えたほぼ直後に走行時間の記録を記した上で草津町長の署名が入った記録証を各選手が受領することができるのである。何とすばらしいサービスであろう。参加人数の増加にもかかわらずサービスが向上しているなんてツール・ド・草津は実に良い大会である。
 ちなみに私は昨年より2分以上記録を縮めることができた。来年の目標は50分を切ることで、そのためにはもう6分ほど記録を縮めなければならない。この程度であれば何とかなるであろう。

しばらくして吉田自転車ご一行の集合場所に三々五々皆が集まってくる。ご一行全員が集まったところで、かねて入場券をもらっていたベルツの湯にみんなで入る。
 ツールド草津の参加者は皆ベルツの湯の入場券をもらっていたので、ベルツの湯は大混雑している。洗い場では、体を洗いたい人が列をなして洗い場が空くのを待っているありさま。
 私は温泉では体を洗うことにはあまり関心はなく、お湯に浸かってお湯の成分を体で享受することだけに関心があるので、浴槽にじっと浸かったり、サウナに入ったりしてのんびりとする。せっかく温泉に来たのに洗い場でボーっと待っている暇があったら、寸暇を惜しんで名湯に浸かるほうが圧倒的に温泉に来た意義があるのだ。
ベルツの湯はイモ洗い状態であったが、それでもヒルクライムの後の温泉に入ると入らないとでは気分が天と地位に違う。いやぁヒルクライム後に温泉に入れてよかった。

ベルツの湯を出てしばらく休んでから帰路に着く。途中お土産を買う。草津ではまんじゅうババァとお茶ババァが攻撃を仕掛けてくるまんじゅう屋が有名である。しかし我々が買ったのは「ちちや」の温泉まんじゅうである。温泉まんじゅうというと茶色の皮にアンが入っているのが有名であるが、私は今回白い皮に普通のアンと栗アンの二色のアンが入っているものを買った。試食したところおいしかった。

お土産を買った後そばを食べる。今年も昨年と同じ店でそばを食べる(そば屋の名前忘れたので敢えて秘す。ただ、「運動何とか」という語が名前についていたと思う。)。
昨年この店に来たところ、この店の中は周囲と比べて非常にゆっくりと時間が流れていたので、そばが出てくるまでの時間も非常にゆっくりと流れていた。
今年も早くそばを食べたいのにそばが出てくるまでゆっくりと時間が流れていたのでは困るなぁと思っていたところ、今年はそばが出てくるまでの時間が普通どおりに流れていたので困ることはなかった。そばが出てくる時間が普通どおりであれば、ここのそばはおいしいので全く問題はない。
私はとろろそば(冷)とまいたけ天ぷらを取った。マイタケ天ぷらには天つゆがついていたところ、私は「塩で食べたいなぁ」と考えていた。吉田自転車ご一行も同様のことを考えていたらしく、早速一行の一人が塩を請求、店員これに快く応じてくれたので一同塩をまわしてマイタケ天ぷらを塩で食べる。めでたしめでたし。

こうして満足な食事をとった後一路東京に向かう。途中中之条近辺で心配された渋滞はなく、無事関越自動車道に乗る。途中サービスエリアにて小休止。そこでいつも食べているソフトクリームを食べるのを今回は忘れたがまぁいいかと思う。その後もところどころ渋滞はあるもののたいしたことはなく、無事に午後9時ころ木場にたどり着く。温泉+自転車で楽しく過ごせたツアーであった。来年も是非ツール・ド・草津に参加したいものである。

(完)

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2007年04月20日

ツール・ド・草津(その1)

【4月16日ツール・ド・草津競技中】(マドン)

走行距離17.3km 走行時間1:16'16 平均速度13.6km/h 最高速度36.7km/h 積算走行距離981.1+3981.3km 最高ケイデンス107 平均ケイデンス62 最高心拍数163 平均心拍数153 消費カロリー 876kcal

さて4月15日に行われる「ツール・ド・草津」に参加するため4月14日午前9時吉田自転車前に集合し、吉田自転車ツールド草津ご参加ご一行で午前9時に自動車で出発する。昨年から吉田自転車さんのお誘いで私はツール・ド・草津に参加している。ツール・ド・草津とは天狗平レストハウスから最初パレード走行で草津温泉街をめぐったあと再び天狗平レストハウスに戻ってそこからスタートし、志賀草津高原ルートをひたすら上って草津白根山の頂上をゴールとする18km(白根コース。パレード走行5kmを含む)、標高差800mのヒルクライムレースである。なおツール・ド・草津には、18kmの白根コースの他、志賀草津高原ルートを殺生河原まで上る11kmの殺生河原コース(パレード走行5kmを含む)もある。

 まず関越自動車道を通って渋川インターを目指す。関越自動車道では上里インターで休憩。おなかが空いたので「じゃがみそ」と「かつトースト」を食べる。吉田自転車のエディさんの影響を受けて高速道路のサービスエリアでは必ず何らかのジャンクフードを食べることにしている。ジャンクフードばかり食べるとデヴになるので普段はこれを避けているが、自転車イベントのあるときは自転車に乗りまくるのでいくらジャンクフードを食べてもデヴにはならないと勝手に信じて食べまくる。「じゃがみそ」は、ジャガイモを串揚げにしたものにみそ田楽のようにみそをつけたもの。「かつトースト」はトーストにしたかつサンド。いずれも見るのは初めての食品だが、なるほどこういうのもありかなぁと思う。ドライブ途中のサービスエリアで食べるとおいしいなぁと思う味。

 上里インターでの休憩を終えて関越自動車道を渋川インターで降り、国道17号線〜国道145号線。中之条のあたりから道路細めでくねくねした山道になる。このあたり4月中旬頃に桜が満開。随所に桜が咲き誇る中を自動車走行する。気候はこの日温暖で実に気分がいい。国道145号線を走行し終えて長野原草津口駅前で草津道路に入る。草津に向かう草津道路は上り甲斐ののある上り基調でツールド草津のトレーニングには良さそう。現に自転車で草津に向かう人もちょろちょろ見かけた。
 10kmの草津道路を走行して草津温泉街に入り、午後2時半ころ大会参加受付のある天狗平レストハウスに到着する。ここで受付をすませてゼッケン、計測チップ、荷札、参加賞の自転車キャップなど大会書類一式をもらう。

 ログハウスに宿泊する。そこのチェックインが3時半なので、それまでの間数人で草津温泉街をぶらぶらする。湯畑の周りを石の柵が囲んでおり、その柵に草津に来訪した著名人100人の名前が刻まれている。「犬飼木堂」「佐藤栄作」「田中角栄」「福田赳夫」といった政治家や、「上原謙」「高峯三枝子」といった旧国鉄のフルムーンの入浴ポスターで有名な俳優、「岡本太郎」といった爆発系の人、挙げ句の果てには「源頼朝」「巴御前」といった歴史上のスーパースター、「行基」といった渋めの歴史上の人物、どさくさにまぎれて「日本武尊」といった伝説上の人物までが名前を刻まれている。行基当たりまではいいとしても、日本武尊の草津来訪はちょっと苦しいのではないか。話のネタとしてはおもしろいが。

 小腹が空いたのでそばでも食べようと私がいつも草津に行くと行っている湯畑前のそばやに行くが、材料が終わっているのでこの日店じまいしていた。この店いつも昼過ぎくらいに行くと閉まっている。しかたがないので西の河原に行く細い道に入って関の湯の近くにあるそば屋に入る。そのそば屋は古い木造の作りで、壁にはキャイーンなど有名人の色紙が多数飾ってある。私はまいたけそば(冷)を注文したがこれは当たり。しそとごま油が微妙にきいていておいしかった。

 草津温泉街見学から戻って午後4時ころ2階建てログハウスに入る。ログハウスは、煮川の湯の脇にある坂を上ってまっすぐ5分ほど歩いたところにある。荷物運びや自転車組み立てを終えてから午後5時頃外湯巡りに出かける。この日は煮川の湯、白旗の湯、千代の湯、地蔵の湯に加えて、そば屋の途中にあった関の湯に行くつもりである。

 まずは煮川の湯。どうみても掘っ立て小屋にしか見えない建物が、実は熱くて良質のお湯を提供する外湯である。しかもここは草津温泉街の中心地から離れたところにあるので人があまり来ないし、来ても地元の人ばかりである。そういうわけでここは観光客が何人も来て湯船に入るということがなくてゆったり入れるため、私はここを気に入っている。この日も例によって人はあまりおらずしかも熱めのお湯なので、早速良い入浴をすることができた。

 次は草津温泉街に入って白旗の湯。ここは湯畑に近いこともあってか観光客は多い。ここの浴槽は2つあって、一つはぬるめの白濁したお湯が入り、もう一つは透明で熱いお湯が入っている。私は当然透明で熱いお湯に入る。ここはいつもはやけどする寸前の熱いお湯で、通常地元のじいさんしか入っていない。しかしこの日は煮川の湯と同程度の温度で、まぁ気分の良い程度の熱さである。何も知らない、いい体をした若者がこのお湯にひょいと足をつけては「うぉっちっちー」などとなさけない奇声をあげてあわてて足を出し、ぬるいお湯の入った浴槽につかる。
 ぬるい浴槽にヘタレた若者やオヤジ数人が入り、熱い浴槽には私とじいさんの二人がつかっている。その浴槽につかっていたじいさんに「今日はぬるいですねぇ」と聞くと「あぁぬるいねぇ」とじいさん答える。せっかく白旗の熱い湯と勝負しようと思ったのにいささか拍子抜けの感はあるが、それでも勝負抜きに熱めの湯にじっくりつかるのも悪くないので気分良く入浴できた。その後ぬるい湯に入ろうとしたが、ヘタレ若者が数人つかっており、かつ実にぬるいので入る気を削がれる。別にぬるい湯には関心はないので熱い湯につかるだけで白旗の湯を出る。

 白旗の湯の次は関の湯に行く。先にそばを食べた道すがら発見したので行ってみようと思っていた。関の湯は時間によっては草津町民のみの外湯になっている。中は狭い。人2人くらいが着替えできる程度の脱衣場、コンクリートの打ちっぱなし風の浴室。コンクリートで人2人くらい入れる小さい浴槽に鉄管からお湯がダボダボと注がれていて全く風情がない。しかしお湯は湯畑から引かれたものなのでまろやかである。若干ぬる目のお湯である。お湯はいいが風情がないのでそそくさと入浴して出る。

 関の湯の次は千代の湯である。ここのお湯はぬるめで湯畑から引いたまろやかなお湯である。なんとも優等生的なお湯であり、草津初心者にとっては最も安心して入れるお湯であろう。浴場に入ると地元の人と思しきおじさんがお湯に入っており、色々と話しかけてくれる。私は草津にはもう何回もきており、私が最も好きな外湯は煮川と白旗であるというと感心してくれた。このおじさんと話をしているうちに入浴者が4人くらいになる。ぬるいお湯にのんびり浸かってから出ることにする。

 最後に地蔵の湯である。ここはお地蔵さんの前に源泉がある。昔古い木造の建物だったときは、比較的熱めのお湯だったのだが、最近新築してからはお湯がぬるめになった。ここではなぜか10人近く入浴していて混雑している。そのうち5人位は、浴槽の縁に腰掛けて、入浴するでもなく出るでもなく雑談している。温泉は体と源泉の対話の場と考えている私としては実にうっとうしい連中である。風呂に浸からないのならとっとと出ろ!! そういうわけで地蔵の湯は早々に切り上げて宿に向かう。

 宿に戻ると午後7時くらい。吉田自転車のエディさんがカレーやおいしいサラダを作って待っていてくれる。エディさん居酒屋でアルバイトをした経験があって料理は堂に入ったものである。吉田自転車ご一行でいただきます宣言をし、小学生や中学生の合宿のようにカレーをみんなで食べる。こうした大人合宿は小学生や中学生合宿同様楽しいものである。むしろ酒が飲める分だけ子供合宿より楽しいかもしれない。

 食事が終わってテレビを見る。「海猿」という映画をやっていたので見てしまう。翌朝早起きしなければならないので、映画をそこそこに切り上げて床につくが、やはり映画が気になるので結局最後まで見てしまい、再度床についたのが午前0時過ぎ。自転車のイベントは朝早いことが多いのだが、私は本質的には極端な夜型人間なので、自転車イベントのときは睡眠が少ないことが多い。

(つづく)

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2007年04月14日

4月13日の自転車通勤

【4月13日】(シラス)

走行距離14.57km 走行時間0:33'46 平均速度25.9km/h 最高速度45.7km/h 積算走行距離 12626km

往路:家→適当→越中島通→清澄通→晴海通→内堀通→桜田通→役所

復路:役所→桜田通→内堀通→永代通→三つ目通→適当→家

【往路】

 この日も比較的よい天気で気候もよく自転車日和。起床したときはちょっと眠いから電車にしようかと思うが、自転車に乗ると自転車をこぐのが楽しくてああやっぱり自転車にしてよかったと思う。もう気候がだいぶよくなったので、この日は半袖ジャージにアームウォーマーをつけて走行する。下はまだトレパンであるがこちらもそろそろ半ズボン〜レッグウォーマーにしようかと思う。

 この日晴海通りまでの3km少々は滞りなく走行する。清澄通の初見橋交差点の信号が青になると、そこから晴海通との交差点までは青信号が一直線に連なって走行しやすい。ここら辺は自動車走行も少なく快適である。

 晴海通りは勝鬨橋を渡ってからがゲロゲロに混んでいる。この日は特に混雑がひどく、全く自動車が動く気配がない。しかも築地のあたり、晴海通りの道幅が狭くなる当たりにじゃまな駐車車両が何台もある。駐車車両と停車中のバスとの間隔が15センチくらいしかない。自転車どころか歩行者だってこの間隔をすり抜けることはできない。

 また、自転車なら通れそうな箇所でもいわゆるデカスクに通行を阻まれる。デカスクを発明したのは誰だ!! 道路上で幅を取るし自転車通行のじゃまだししかも排気ガスを出して騒音がうるさい。しかも危険。全く最低の乗り物だね。
 警察庁は近時自転車を歩道にあげてしまおうとして自転車乗りからの集中砲火を浴び、その馬鹿さ加減を暴露したばかりであるが、汚名返上のために、ここは一つデカスクを含む原付にターゲットを絞って強烈に取り締まりをするのはどうか。原付運転手は120%道路交通法違反を犯しているから(だって制限速度時速30kmなんて守っている原付はないだろ)、おまわりの実績点数アップには相当貢献すると思うのだが。
 結局ノロノロ走行するじゃまなデカスクに「あんたじゃまだよ」と声をかけてデカスクをパスする。混雑する道路ではデカスクは私に追いつけない。ざまぁみろ。混雑する都市部では自転車が最強の乗り物であることを痛感する一瞬である。

 それにしても自転車通勤の人が増えた。この日も大勢の人がスーツを着て自転車走行するのを見かける。ただ残念なのが、ヘルメットを着用する人が少ないこと、そして歩道を走行する人が多いことである。自転車は車道を走行するものであり、歩道は歩行者が安心して歩行できる聖域である。自転車は堂々と車道を走行すればいい。道路の左端の安全な部分を走行している限り全く法律上問題はなく、それで後ろの自動車にクラクションを鳴らされても無視するかファックユーの一つもくれてやるかすればいい。今日も内堀通で道路の左端を走行していたところ後ろからクラクションを鳴らしやがるタクシーがいたので、10秒くらいそいつの前でファックユーしてやったぜ。

 そういうわけで若干の問題点はありつつも、基本的には楽しく速く安全に役所に到着する。平均速度は時速25.1kmだったので、晴海通りの混雑の割にはまぁまぁの快走だったかと思う。半袖ジャージ+アームウォーマーの効果が出たか。

【復路】

 この日比較的午後8時半ころ早めに帰宅する。午後8時半ころだと、さすがにまだ自動車が多い。意外とタクシーが多い。電車がなくなる午前0時以後だったらタクシーが多いのはわかるがまだ電車のあるうちからタクシーがごちゃごちゃ走行しているのはいかがなものか。この時間に多くのタクシーは要らねぇだろう。とにかくタクシーが多いのでこいつらに注意して走行しなければならない。

 それ以外は特筆することもなく楽しく安全に自転車走行する。4月になって気候がよくなり、実に自転車通勤に適した季節となった。ただし、この日は結構風が強く、時折自転車走行の障害になるほど強く吹きつけた。しかし、冬とは異なり風が強くても寒くない。そういうわけで、この日復路はそれほど快走ペースというわけではない。

 結局この日の平均速度は時速25.9kmであった。復路は強風下での走行だったために止むを得ないか。

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2007年04月13日

4月12日の自転車通勤

【4月9日】(シラス)

走行距離14.11km 走行時間0:32'26 平均速度26.1km/h 最高速度43.5km/h 積算走行距離 12612km

往路:家→適当→越中島通→清澄通→晴海通→内堀通→桜田通→役所

復路:役所→桜田通→内堀通→晴海通→清澄通→適当→家

【往路】

 この日一日天気に問題がなさそうなので自転車通勤する。この日清澄通りまでは問題なく走行するが、晴海通りがげろげろに混雑している。するとそこにロードバイクに乗った若者がさっそうと現れて走行する。
 その若者、スーツですそバンド、ヘルメットなしという出で立ちである。この若者、器用に自動車の間をぬって快走する。自動車の隙間からオートバイがきたり、その自転車に気づかないで突如として自動車が動き出したり自動車のドアが開いて自転車にぶつかったりしたらどうするんだろうなぁと思う。たぶんたちまちひっくり返って頭をかち割るしかないであろう。安全に楽しく自転車走行することをモットーとする私にはとてもできないな。おそらく自動車にとってもこういう自転車はとても危険なのだろう。
 この若者、赤信号でも平気でわたってしまう。この若者、おそらく自転車通勤をはじめて慣れてきたところで、自転車通勤が楽しくて楽しくて仕方がないころなのだろう。しかし、そういう時が最も危険である。この若者、一度ぶつけられるかひっくりかえるかして頭蓋骨の一つも割ってみれば、自転車通勤の光と陰を理解できるだろう。

 ゲロ混みする晴海通り築地〜東銀座間を適当にやり過ごすと、あとは快走できる。私の下で大勢の人たちが押し合いへし合いしながらじっと我慢して通勤しているかと思うと申し訳なくなるやらざまぁみろと思うやら。この日も安全に快走して役所に到着する。
平均速度が24.6kmだったので、晴海通りの激混みからすればまぁまぁの走行か。

【復路】

この日珍しく内堀通から晴海通に直進できたので晴海通をズビャーと直進する。ここは朝はゲロ混みだが夜は快速道路である。信号がやたら多い日本橋永代通なんかより圧倒的にストレスが少ない。ただしタクシーがちょろちょろしているのでちょっと注意を払う。

 この日晴海通を走行していると、随所で自転車通勤の人を見かける。このところ自転車で通勤する人が本当に増えた。電車通勤をしている人が、「ちょっと自転車で職場まで行ってみるか」と思って自転車を使い、おそらく止められなくなるのだろう。

 自転車で職場に行くには、それ相応の自転車を用意し、職場の目を気にしたり自転車置き場や自転車服の対応をしたりという面倒があることから、それ相応の決意をしないとなかなか始められない。一旦決意して自転車通勤に踏み出せば、後はもう楽しい通勤の日々が待っているのだが、決意するのに誰かに背中を押してもらわないとなかなか自転車通勤するのは難しいと思う。
 しかし、最近自転車通勤が徐々に増加している現状を見ると、自転車通勤に向けて背中を押してもらう機会が結構多いように思う。

 しかし自転車通勤を始める人には結構信号無視など交通ルールを守らない人が多い。この日も白いジャイアントのクロスバイクに乗った人が信号無視を頻発していた。こいつはヘルメットをかぶっていない。こういうのは一度自動車に衝突してもらって頭蓋骨をカチ割ってみるといいと思う。交通ルールの大事さがわかるだろう。もっともこの世でわかるかあの世でわかるかまでは知らないが。
 こういうやつに負けるわけには行かないのでブッちぎってやる。う〜ん俺もまだ若いな。

 この日は特段目だった障害はなく楽しく速く自転車走行して帰宅する。平均速度が時速26kmを越えていたので、復路はまずまずの快走だったのだろう。

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2007年04月12日

4月11日のローラー台

【4月11日】(マドン:ローラー台)

運動時間:65分 最大心拍数:148 平均心拍数:135 消費カロリー:605kcal 最高ケイデンス:92 平均ケイデンス:74

 天気予報によればこの日午前中は良い天気だが、午後から雨になるとのことであるため自転車通勤しないことにする。果たしてその通りとなった。そのため結果的には自転車通勤しなくてよかった。
 確かに雨天時の自転車走行はすべりやすくてブレーキが利きにくく危険だし、濡れながら走行するのは楽しくないし、雨天走行後の自転車の手入れが面倒である。それゆえ雨天時自転車走行は避けるのは大正解である。しかし、その場合には、非常に不愉快な電車通勤をしなくてはならない。そこで、最近は、少しくらいの雨天であれば合羽でも着て自転車通勤した方がましかなぁと少し思っている。

この日自転車走行しないのでその代わりにローラー台を行う。ローラー台は結構久々なので、あまり無理せず、心拍数140、80〜85ケイデンス/分位の感じで行うことにする。

例によってi-podの自転車用に選曲した曲を聴きながらローラー台を行う。この日使用した曲は以下の通り

邂逅/YMO
蹴っ飛ばせ/宇多田ヒカル
最後のサーフホリディ/杏里
君に胸キュン/YMO
空の瞳/bird
京城音楽/YMO
音楽/YMO
マーメイド3000/bird
pure jam/YMO
truth/T-Square
party down/paris match
night dreamer/the square

 何というか、YMOに偏っている。別に意図的にこう配列したわけではない。プレイリストに自転車用の選曲を入れた上で、入れた曲をアトランダムに配列したところ妙にYMOが固まってしまった。これはよくないので、再度アトランダムに配列しなおした。

 とにかくローラー台は久々なので、あまり無理をせず、きつくならないペースで有酸素運動をし、脂肪の燃焼と血の巡りをよくすることを目的とする。ローラー台をもっと継続すれば、途中でインターバルトレーニングなどの過酷な運動を入れてもいいが、当面はそこまでは至らずに、継続的に80〜85ケイデンス/分、心拍数140程度のエクスサイスを30分、その前後にウォーミングアップとクールダウン15分という感じで行っていくことにする。自転車に乗れる日はローラー台の時間を短くしてもよいかもしれない。

 そういうわけでこの日もウォーミングアップ15分をまずはじめる。心拍数自身は10分足らずで135位までは上がるのだが、足とか尻の筋肉がほぐれてトレーニングモードに入るにはやはり15分くらいはかかる。15分もこいでいると筋肉がほぐれ、呼吸も楽になってじゃんじゃんトレーニングできる。やはりウォーミングアップには時間を惜しんではいけない。

80〜85ケイデンス、心拍数140位だと、無理せず楽に長く続けられる感じである。私の場合、自転車トレーニングはダイエットが主目的であるため、とにかく一定のペースで無理せず長く続けられる有酸素運動であることが重要である。このペースでとりあえず30分継続する。音楽を聴きながらの運動は実に楽しい。しかしとても路上では危なくてできない。

30分運動して後はクールダウン。徐々に心拍数を下げていく。しかし、i-podの自転車向け選曲にあわせて自転車をこぐと、どうしても心拍数135程度の運動にはなってしまう。それでもかなり楽なペースなのだがクールダウンにはなっていない。結局クールダウンを意識して心拍数を下げるのは最後の5分くらいになってしまう。

600キロカロリーを消費したところで終了。当然ローラー台後のプロテインは欠かせない。良いローラー台トレーニングであった。

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2007年04月11日

4月9日の自転車通勤

【4月9日】(シラス)

走行距離17.68km 走行時間0:42'34 平均速度24.9km/h 最高速度48.8km/h 積算走行距離 12598km

往路:家→適当→越中島通→清澄通→晴海通→内堀通→桜田通→役所

復路:役所→六本木通→適当→ツタヤ六本木ヒルズ→適当→六本木通→内堀通→永代通→三つ目通り→家

【往路】

 4月になって初めての自転車通勤である。4月になって風邪を引いたり、酒を飲む用があったり天気が悪かったりと、自転車に乗るのに悪条件がこのところ重なったので、なかなか自転車通勤できなかった。自転車通勤の場合、満員電車にもみくちゃにされることはなく、爽快に走行でき、しかも電車通勤よりも早く役所に着くので、実に快適である。

 久々の自転車通勤なので、様子見にまったり行こうかとも思うが、調子が出てくるとついつい快走モードに入ってしまう。清澄通りを快走して晴海通との交差点の手前で止められたときにサイコンが作動していないのに気がつく。前輪のスポークについた速度等計測用のマグネッの向きがずれていたのでサイコンで速度や距離が計測されていなかったのである。そのためこの日は家からこの地点までの約3kmまでが計測されていない。
 
 清澄通から晴海通に折れて勝鬨橋を渡り、築地を通ると道路激混み。激混み状況は築地から東銀座のあたりまでずっと続く。しかも築地の晴海通が細くなるあたりで馬鹿駐車が何台かあるものだから混雑に拍車がかかる。

 晴海通も銀座4丁目の交差点まで来てようやくまともに自転車走行できるようになる。あとは特に混雑なく役所にたどり着く。いくら途中に混雑があるとはいっても、自転車の場合、電車のように密閉された空間の中で人が無礼にも密着してくるような混雑はありえない。自転車通は楽しいしやせるし体にいいし、いうことなしだね。

【復路】

 この日六本木ツタヤで借りたPrince / Comeを返却するため六本木方面に向かう。こちらに自転車で向かうのは実に久々である。この、”Come”という作品は、Princeが変なマークに改名する前の作品であり、Princeと名乗っていた当時の未発表作品集である。私がまだ司法修習生だった1993年ころ、神戸のVirgin Megastoreでこれを試聴して気に入っていたのだが、結局これを手中に収めたのはなぜかそれから15年も経ってからだった。
 ちなみに、法律事務所時代の私の秘書がPrinceを好きで、私が「そういえば、Princeが改名したあとの変なマーク、あれなんて読むんだろうねぇ」と秘書に聞いたところ、「それは、”the artist formerly known as Prince”と読むんですよ。」と教えてくれた。

 六本木通りから飯倉交差点に向かってこの交差点を右に曲がりそこから麻布十番に向かう細めの道に入って急坂を下り、ツタヤ六本木に至る。ツタヤ六本木でCDを返した後、ツタヤ六本木の前を通ってでかい交差点を左折して、飯倉交差点までの坂を上る。この、溜池近辺の地形は結構複雑で意外と坂が多い。さすがかつてこの辺り本当に溜池だっただけある。
 
 飯倉交差点を直進して六本木通りを直進し、内堀通をぐるりと回る。内堀通は祝田橋交差点のあたりまでタクシーが密集して邪魔であり実に走行しにくい。内堀通から永代通に出てあとは三つ目通まで一直線。日本橋のあたりで信号が多い他は概ね快走。この日も無事帰宅する。サイコン上の走行距離は17.68kmだが、最初3kmほどサイコンが作動していないため、実際にはこの日は20kmほど自転車走行したことになる。

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2007年04月08日

神奈川300km伊豆ブルベ走行記(その6)

【第5PC〜ゴール】

 第5PCを出、少々平坦地を走行した後熱海に出るまでまた山越えである。とにかく真鶴道路入口までが当面の目標と思って走行する。真鶴道路入り口までは第5PCから23km位である。相変わらずアップダウンを繰り返す道のりである。

 上り坂はどうでもいいのだが雨で路面が濡れていてブレーキが利きにくいため下り坂がとにかく怖い。上り坂がどうでもいいと思っているということは、上り坂走行に困難を感じなくなってきているということか。このブルベの間に上り坂走行につき進歩があったと勝手に思い込むことにする。

 熱海市街地に着くと、もう日は暮れてあたりに夜のとばりが降りている。しかしさすが市街地なので街灯がついていて明るく、しかも平坦なので走行しやすい。

 市街地を通過した後再び山の上り下りがはじまる。上りでは速度が落ち、下りでそれほどスピードを出せない。しかも雨が降る悪条件である。カッパなどの雨具を着ると暑くて空気抵抗も出て一層走行しにくくなるので、雨具を着ないで自転車ジャージのままで走行している。とにかくサイコンの走行距離を見て、あと残りこのくらいだからがんばって走行しようと思う。走行中に自分が今どういう位置にいるのかがわかると走行の励みになる。

 しかし不思議と走行中は寒さを感じなかった。むしろPCで休憩しているほうが寒かった。自転車走行は相当量の運動になるので、体はあたたまるのであろう。それにしても2月のような厳寒期にこのような状況に遭遇しなくてよかったと思う。

 国道135号線は山間部はろくに街灯もないため自動車が通らないと漆黒の闇になる。この道路は交通量は多いので、大概通行する自動車のヘッドライトがあり真っ暗になることは少ないが、時折何かの拍子でぱったりと自動車が通らなくなることがあり、そのときいきなりあたりは闇につつまれる。今回ライトはキャッツアイHL-510を2灯つけていたので、闇の中の走行自体には問題はなかったが、突如として暗闇が出現するので、暗闇モード対応精神に切り替えるのにちょっと当惑した。

 真鶴道路まだかなぁと思いながら走行し、ようやく道路の左手に真鶴駅を見たときにはとりあえずほっとしたものであった。しばらく走行して真鶴道路の料金所にたどり着く。料金所の先は漆黒の闇が口をあけて待っている。そしてそのころ雨脚が一層強くなったため、若干走行意欲が萎えた。しかし、アップダウンのある道のりは残り10kmほどであり、そこを過ぎて小田原以後はもう平坦な道のり一直線なのだ。とりあえず料金を払い、5分ほど料金所で小休止して、「さあ最後一山越えるか」と気合を入れて出発する。

 真鶴道路の左端に白線が引いてあり、その白線にでこぼこがついている。「ここが白線ですよ」ということを知らせるためのでこぼこなのだろうが、これがあると実に走行しにくい。雨中だとでこぼこにタイヤをとられてスリップする危険すらある。しかも、白線の左側(つまり交通当局が自転車に走行してもらいたいスペース)は30センチ程度しかなく、その横には溝のようなものがある。何というか、自転車が走行するに全く不向きに道路を作った当局の頭の悪さに平伏するしかない。しかも街灯はなく、雨勢は一向に衰えない。
 通常なら10km程度の道のりはかっ飛ばして20分もあれば余裕なのだが、今回の気象条件では命が大事なのでじっくりじっくりいくしかない。良い経験にはなるが、あまり楽しいものではない。

 漆黒の闇の中、強雨に打たれ、時折フルスピードで通過する自動車に脅かされつつ、上りにあえぎ下りでブレーキを握り締めて恐怖と戦いつつ、どうにかこうにか真鶴道路を越える。早川口交差点が見えたときは、心底ほっとしたものであった。

 残りの区間は全部平坦地かつ人里なのでゴールまでは苦難の道のりはない。しかし、ゴールまで曲がり角がいくつもあるためミスコースに十分注意しなければならない。それでも「扇町5丁目信号T字路」を見過ごしそうになったり、栢山駅前で県道720号線ではなく、間違えて別の県道をしばらく爆走したりと危うい場面があった。しかし栢山駅から県道720号線をたどれば、後はもうミスコースポイントはない。もう巡航速度は時速25km程度しかでない。残り10km県道720号線を慎重に走行し、県道74号線を少々走行してようやくゴールにたどり着く。今回のブルベは距離はさほどでもないがとにかく残り3分の1で雨に苦しめられたブルベであった。

 ゴール地点では公園のあずまやにビニールシートを張ってオダックスジャパンの方が待機してくれている。到着時刻は午後9時9分、時間にして15時間9分であった。天候が悪かったのでこの位の時間はかかるだろう。何人ゴールしたかと聞くと、私の前にまだ3人しかゴールしていないという。そして、まだ第5PCに何人かいるという。リタイアした人も相当いるようだ。
 しかし昨年の埼玉300kmブルベの時は、天候は良かったにもかかわらず15時間半かかっており、そのときよりも大分タイムを縮めている。走りに若干の進歩があったのかもしれないと勝手に思いこむ。

 ゴール地点でカップラーメンをいただく。これが五臓六腑に染み渡って実にうまい。他に適当におにぎりやいくつかのお菓子をいただく。しばしスタッフの人と歓談して休んでいると、私の到着後15分位してゴールした方が現れる。その方はしばらく休み千葉に自動車に帰るということでゴール地点を離れた。

【ゴール〜帰宅】

 私は最初ホテル開成に泊まろうかと思いスタッフの人に電話番号を調べてもらってホテル開成に電話したが、この日は満室とのことだったので電車で東京に帰ることにした。そのためゴール地点から開成駅に向かって自転車走行した。ところが開成駅までの道のりで強雨にあい、びしょぬれになって開成駅に到着した。仕方がないので開成駅前にあるでかいスーパーマーケットで衣服を買おうとしたが、この店には衣服は置いていない。そこで開成駅前で輪行支度をして午後10時45分ころ開成駅から小田原行の小田急電車に乗る。

 小田原駅に到着したのが午後11時少し前。JRに乗り換えようと思ってJR時刻表を見ると、小田原発品川行が午後11時7分に発車し、それが東京方面に行く最終列車らしい。あわてて切符を買ってこれに乗る。この電車に乗れなかったら小田原をホテル求めてさまよい歩くことになったであろう。2005年に富士チャレンジ200の時小田原午後11時過ぎ発品川行きの電車に乗ったことがあったが、このときは平日だったので遅くまで電車があったのだろう。土曜・休日ダイヤには注意しなければならない。

 この電車、鈍行なのにグリーン車がある。ブルベでクタクタになったので、グリーン車でのんびりゆったり帰ってもバチはあたるまいと思い1000円出してグリーン車に乗る。さすがにグリーン車には誰も乗っていない。自転車をおけるスペースがある車両最後部に陣取り、自転車を置いてあとは品川までゆったりと座って行ける。途中爆睡して気が付いたら横浜。よく風邪など引かなかったものである。品川に到着した後タクシーに乗って帰宅する。このタクシーの運転手さんは私の家の方面に土地勘がある人らしく、実にリーズナブルな道を選んで送ってくれた。

【ブルベリザルト】

スタート  6:00
第1PC   7:59
第2PC   10:38
第3PC   12:42
第4PC   14:33
第5PC   17:25
ゴール   21:09
タイム   15時間09分

雨中ブルベは初めてなのでとても印象深いブルベになった。しかし、もう天気予報で雨になりそうなときはブルベには出ないだろうなぁ。今回は30名近い出走者中3分の1位の人がリタイヤしたのもむべなるかなという感じである。

(完)

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2007年04月07日

神奈川ブルベ伊豆300km走行記(その5)

神奈川ブルベ伊豆300km(その4)からつづく

【第3PC〜第4PC】

 第3PCからは来た道を折り返してゴールにいたる道のりを自転車走行する。第3PCを出発するとまずは宮の前交差点までの13kmのアップダウンである。往路に比べると下りが多く走行しやすいかな、と勝手に思って走行する。このあたりになると、第3PCに向かうブルベの人たちをチラホラと見かける。宮の前交差点に至ると結構大勢のブルベの人に遭遇する。神奈川ブルベでは良くお世話になっているkanatrekさんにも遭遇する。走行途中にブルベの人とすれ違うと、何となくはげみになる。

 宮ノ前交差点を左折して県道15号線に入り、しばらく平坦な道を走行した後、徐々に道路に勾配がついてくる。この間にも、ブルベ参加者の方々に遭遇する。リカンベントでブルベに参加する人にも遭遇する。
 その後周囲の緑が深くなってきたかと思うと早速峠道がはじまる。しかしそれほど長くて険しい峠というわけでもなく、自転車走行を楽しみながら上れる良い感じの峠である。走行スピードは落ちるが、自分の脚力で上へ上へと自分の体が上っていくことの快感を味わうことができる。そうやって峠道を上っていくと婆娑羅峠に到達。「マンダラ」という喫茶店が良い目印になっている。

 婆娑羅峠を越えてしまえば、第4PCまでの道のりにはもうのぼりはなく、なだらかな下り坂を楽に走行して蓑作Y字路を右に入り、国道414号線に入る。その後「お吉が淵」交差点を右折して国道414号線(旧道)に入るところも、ちゃんと「連台寺」の標識どおりに迷わず行くことができた。ここまでくれば第4PCであるローソン下田駅前店まではあとわずかである。

 ところが、ローソン下田駅前店に到着する直前、ポツラポツラと雨が降ってきた。この日走行中にポツラポツラと空から水滴が落ちてくることはあったので、「まぁたいしたことはないかな」と思っていた。ところがこの雨、時間を追う毎に勢いを増し、ローソン下田店直前の本郷交差点のあたりでは結構強い降りとなっていた。ほうほうの体でローソン下田駅前店に到着すると、私に先行して走行する2人の人が休憩している。どうも第3PCから宮の前交差点までの間にミスコースをやったらしい。

 ローソン下田駅前店で雨が小降りになるのを待つが、雨の勢いはそれほど弱くならない。下田駅がそばにあるので、雨が降ったからもうここでリタイアし、輪行してスタート地点に戻ろうかとも思う。しかし、輪行して電車に乗り、「やっぱり走っておけばよかったなぁ」と電車の中で後悔している自分を思い浮かべると、やっぱ走りたいなぁと思う。また、雨が降っているとはいえ、まだ自転車走行に障害になるほど激しく降っているわけではない。そこで、「とりあえず第5PCまでいけるところまで行ってみるか」と思い、若干長めの小休止の末、ローソン下田駅前店を後にする。

【第4PC〜第5PC】

 第4PCから第5PCまでは、結構のぼり甲斐のあるアップダウンを繰り返す国道135号線の道のりである。伊豆半島一帯雨雲で覆われているらしく、伊豆の国道135号線全域に雨が降ったようで、道は激しく濡れている。雨は降ったり止んだりで、時折強く雨粒が吹きつけることもある。道が濡れているので、滑らないように注意して走行しなければならない。特に、滑りやすい白線とか、マンホールのふたのような道路上の金属製の工作物には要注意である。また、ブレーキが雨が降っていないときに比べて効かなくなっているので、特に坂道での走行には要注意である。

 例によって山の中の坂を上り下りした後に人里を走り、また山に入って坂を上り下りして人里に出るという繰り返しである。上りでは危険を感じないが、下りではブレーキがそれほど利かないので、スピードのコントロールが難しい。ちょっとでもブレーキをかけないと、あっという間に40km位になってしまい、しかもブレーキが利きづらいので危険である。下り坂でいきなり渋滞に出くわそうものなら自動車に追突する可能性すらある。にさらに国道135号線は交通量が結構多く、情け容赦なくフルスピードで自動車が次々と私の横を通り過ぎていく。下り坂で転んだらすぐに自動車に轢かれてアウトである。
 このような状況においては、走行を楽しむという心理的余裕はあまりなく、とにかく事故らずに走行することだけを心がけた。そのため、下り坂ではとにかくブレーキを握り締め、スピードが出すぎて自転車がコントロールできなくなる恐怖と戦いながら走行していた。しかし、こちらがどんなに注意していても馬鹿な運転手がいて、私が坂を下っているときに特に対向車線からいきなり右折してくるようなのもいるかもしれない。そういう馬鹿が来たらどうしようかという恐怖もあった。

 坂の上り下りという肉体的負担、及び雨中走行での注意と恐怖という精神的負担のため少々疲れて途中で自転車を降り、5分ほど休む。「これはしんどいからリタイヤしようか」と思ったが、リタイヤしようにもまだ山道の途中であるためここでリタイヤしてもまだ電車の駅のある人里までは当分走行しなければならない。そこで、ここでリタイアしても意味を成さない。「これは少なくとも第5PCまで走行しないとリタイアもできやしねぇな」と開き直って走行を開始する。

 伊東の手前のまっすぐの上り坂が実に大変だった。とにかく、上っても上ってもどこまでも坂が続いている。坂を上ること自体はイヤとは思っていないが、切れ目ない坂にはまいった。しかし考えてみるとこういう切れ目ない坂にお目にかかるのは、東京東部に住んでいる私には年に何度もないことである。そう思ってありがたく上ることにする。
 その坂の途中で赤信号に引っかかる。坂の途中での信号は結構答えるものだ。そこで後ろを振り返ると、ブルベ参加者の方が続いていたのに驚く。後ろの方は「いやぁもうボロボロですわぁ」という。確かに雨中何十キロも走ればそりゃボロボロである。
 しかし考えてみると、雨中何十キロも自転車で走るというのはまず日常的には考えられない。私がブルベに求めているのは脱日常体験であり、雨中何十キロも自転車で走行した挙句、切れ目のない坂を延々と上るというのは究極の脱日常ではないか? そう思うと少し元気が出てきて、青信号になるとともに走行を再開する。
 少しペダルを回す脚にも元気が出てきたようで、延々と続く坂にもかかわらず走行ペースが上がってくる。坂を上りきった後に後ろを見ると、赤信号のところで私の後ろにいらしたブルベの方が全く見えなくなっている。その人をぶっちぎってしまったらしい。

 その後いくつかのアップダウンを通り越して、第5PCである宇佐美ファミリーマートに到着する。先行していた2人の人が休憩されていたので、すぐに第5PCだとわかった。外はまだ明るく、おそらく夕方位の時間であろう。そこで食事を買う。ここではサンドイッチを買って食べる。今まではPCでの補食はおにぎりのことが多かったが、どうもおにぎりだと食事直後胃にもたれる感じである。サンドイッチだとそういうことがない。これからは補食はおにぎりではなくサンドイッチをとることも考えよう。

 無事に帰ってきた今にして思えば、雨中走行を経験しておいてよかったかなぁとも思うが、この区間の走行当時はとにかくあらゆるものに注意を払って恐怖と戦い、ちっとも楽しくない自転車走行であったことだけが記憶に残っている。

 宇佐美ファミリーマートから外を眺める。国道135号線から向こうは海原が広がっている。しかしその海は灰色であり、その向こうには鉛色の空が広がっている。そして冷たい雨がふりそぼっている。自転車走行には全く向かない風景である。しかしもう最後のPCにまで到達してしまった。この後はもうゴール地点しかない。そう思うと、もういまさらリタイヤもないだろうと思った。若干走行開始までに決意と気合が要ったが、ころあいをみて決意と気合を新たにし、ゴールまでの最後の走行をすべく宇佐美ファミリーマートを後にする。

(つづく)

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2007年04月04日

神奈川ブルベ伊豆300km走行記(その4)

神奈川ブルベ伊豆300km走行記(その3)から続く。

【第2PC〜第3PC】

 第2PCであるローソン下田駅前店を出て本郷交差点で国道135号線を直ぐに右折する。長々と走行してきた国道135号線をここで離れて伊豆半島を横断し西伊豆へ向かう内陸走行に入る。

 この先「本郷交差点T字路」「お吉が淵交差点左折」「箕作Y字路左方向」と6kmほど平坦地を迷うことなく走行する。「お吉が淵」のあたりは桜がきれいらしく、何となく花見をする場所っぽい雰囲気はあったが、まだ桜は咲いていない。このあたりのどかな田園風景である。

 箕作Y字路左方向のあたりから県道15号線に入り、ゆるやかな坂道が始まる。婆娑羅峠への道のりの始まりだ。しばらくの間のどかな田園風景の中淡々とゆるやかな坂道を走行する。こののどかな坂道にはほとんど自動車が通らないため、非常に気分よく自転車走行することができる。来るべき婆娑羅峠に備え時速20〜25km程度に抑えて走行する。天気はまだ曇り。当分雨は降らなさそうである。このままゴールまで降らないでほしい。

 ゆるゆると田園風景の上り坂を走っていると、チームUGOのジャージを着た人が前を走行している。この方国道135号線の伊東の上り坂で抜かさせていただいたご年配の方。私が第2PCでのトイレ休憩中に第2PCに立ち寄り、私より先に出発したもようである。
 ご年配の方でも私とたいして変わらない走りができるなんて自転車は何とすばらしいものか。改めて15年とか20年たってもこのUGOジャージの方のようにブルベに参加し続けたいと思う。と同時に、定年になった方には是非自転車を生涯の趣味としてほしいと思う。運動歴の少ないご年配の方でも、ちょっと続けて走行すれば、意外と若い人と互角又はそれ以上に達者に走行できることに驚かれると思う。
 しかしそうはいっても私がマイペースでこいでいくとまもなくその人の背中が大きく見えるようになり、仕方がないので「お先で〜す」と声をかけて追い越していく。以後全くの一人旅となる。

 ゆるゆるとした坂道を相当走るとだんだん山っぽい風景になり、勾配が急になってくる。いよいよ峠道だ。それほど峠の中では急な峠道とは思わないが、やはり峠道だけあって登り甲斐はある。しかしほとんど自動車が通行しないため自転車走行しやすい。傾斜のあるカーブを曲がって後ろを見ると、もう誰もいない。
 山の木々に囲まれ、静寂の中ひたすら自転車をこぐ。日常では決して体験することのできない贅沢な時間である。見事な脱日常体験だ。この瞬間を体験するために時間と費用を使ってブルベに来ているのだ。

 そうはいってもこの峠、急な坂道なのはせいぜい2kmかそこらであろう。さほど時間をかけずに婆娑羅峠にたどり着く。この「婆娑羅」という名称がなかなか味わいがあっていい感じである。この婆娑羅峠には、「マンダラ」という喫茶店があり、わき水を飲んだり「婆娑羅峠」の標識を見たりすることができるようだが、あいにく私はブルベにおいては立ち止まって周囲を愛でることにはあまり関心がないため先を急ぐ。

 峠から直ぐのところにあるトンネルをくぐるとあとは快適なダウンヒル。しばし足休めとスピードを楽しむ。ダウンヒルが終わると川沿いの平坦な田園風景の中をひたすら走る。ここも自動車通行が極めて少なくて楽しく自転車走行できる。なかなか松崎にたどり着く気配がないので、「道間違えたかなぁ」と思うが、どうも道を間違った気配はない。道の途中に農協があって、そこにある時計を見るとまだ12時15分前である。意外と早くここまできたなぁと思う。

 婆娑羅峠を下り終えてからの道のりを延々と走行すると「宮ノ前橋」の交差点に出る。ここら辺が松崎である。ここを右折して国道136号線を海沿いに13km北へ走行すると第3PC折り返し地点である。あと13キロか楽勝だ、と思ってこの道に臨むと、結構アップダウンが多くて大変である。ダラダラ坂を上り、その後下りきったかと思うとまたダラダラと上り坂。峠よりもダラダラとしたアップダウンの方が脚にこたえるがトレーニングにはなる。
 比較的長めのトンネルをくぐってしばらく走行すると何となく「宇久須」の看板が目立つようになり、やがて折り返し点の第3PCであるセブンイレブン宇久須店に到着する。私に先行して走行している3人の人たちがそこで休憩しているのですぐにPCとわかる。

 ついにブルベ行程の半分を終えてしまった。だいたい昼頃であろうか。後半日まるまる自転車で遊べるのはなかなかうれしいが、決して楽な道ではなく、ゴールに戻るには自分一人の力が頼りである。このように、道のりは平坦ではないが自分の力で楽しめるというのが、ブルベの大人の遊びたるゆえんであろう。

つづく

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2007年04月02日

神奈川300km伊豆ブルベ走行記(その3)

神奈川300km伊豆ブルベ走行記(その2)からつづく。神奈川300km伊豆ブルベ走行記(その1)もどうぞ。

【第1PC〜第2PC】

 第1PCから第2PCまでは、熱海網代から伊豆急下田駅近くまでの約62km。このブルベの最長区間である。第1PCを出発してから伊東市内の平坦な区間をしばらく走行する。海沿いでなかなか見晴らしがいい。「伊東に行くなら○○ヤ、電話はヨ○フ○」というCMソングで有名な旅館を左手に見て快走する。このCMソングが胸中によぎったことはもちろんである。

 しばらく走行すると、先に第1PCを出発していた3人の人と合流してしばらく4人で列を組んで平坦地を走行する。坂に入ると各自の脚力が出る。3人のうち2人は先行し、1人はゆっくりペースになったため、再び一人旅になる。

 伊東の坂を上り終わってから長い長い一直線の下り坂に入る。長い長い一直線の下り坂は見通しがいいので、自動車がいなければ「うひゃっほう」とばかりに爆走するのであるが、この坂渋滞なんかしていやがるため爆走できない。むしろ渋滞する自動車に留意して走行しなければならない。

 この後も引き続き、アップダウンを繰り返す海岸沿いの道を走行する。のぼり走行はなかなか走り甲斐がある。登っている最中は時には走行がイヤになるときもあるが、坂を長時間続けて登るという体験は坂の少ない東京東部では味わえないので貴重な体験である。
 途中の坂でで青いジャージを来た年配の方に抜かれる。自転車はいくつになっても続けられる良い趣味だと思う。私もいくつになってもブルベに参加して若い人を驚嘆させる走りが出来たらと思う。
 スピードが乗っているときに緩やかな坂を登ると、全く坂の影響を感じさせず、平地を走行しているかのようにスムーズに走行することができる。マドンの性能を肌で実感することができる。

 アップダウンを繰り返すたびに温泉地に遭遇する。熱川温泉とか、東伊豆温泉郷とか、稲取温泉とかである。伊豆にはそれぞれ個性をもつ温泉がいっぱいあって楽しそうな場所である。いつか暇と金が出来たら伊豆自転車温泉めぐりをやってみたいものだ。宿なんか木賃宿でいいからとにかく上等な温泉に浸かりたいものだ。もっともそのときまで伊豆自転車温泉めぐりに耐えうるだけの脚力を維持することが大前提だが。

 河津を過ぎると白浜海岸。「下田プリンスホテル」などという看板も見えて第2PCが近いことがわかる。「白浜」という地名は全国的に結構多いのだろうか。千葉ブルベの時も「白浜」という地名があったし、和歌山県にも「白浜」はある。何というか、きれいな浜辺をみて「白浜」とつけるメンタリティはどこの人でも変わりがないということか。この白浜海岸は今井浜や弓ヶ浜とならぶ伊豆三大美浜ということだが、自転車走行中は浜辺には気がつかない。
 
 下田プリンスの所の坂を下った後、最後一山上り下りして下田市街地に入る。下田プリンスを通った後いきなり再び山が始まったので、「ほんとにこの近くに市街地があるのかなぁ」といぶかしく思っていたところ、山を越えると下田市街地がちゃんとあったので安心する。下田市街地内を少し走行すると、第2PCであるローソン下田駅前店が道路の右手にポッコリと現れたので、慌てて信号に従って道路を渡り第2PCに到着する。

 第2PCでは先行走行している2人の方、及び私を途中で抜いていった青いジャージの人が休憩している。この人たちにはその後のPCでずっとお会いし、この人たちがPCで休憩しているのを見て、「ああここがPCだな」とわかり、PCを見落とすことがなかったので助かった。
 おそらく時間はまだ午前中のそれほど遅くない時間なのだろうが、この後峠越えがあることから、トイレ休憩のあとおにぎり2個とC1000タケダで補給しておくことにする。私の休憩中に先の3人の方たちは出発していく。第2PCから第3PCは46kmでありそれほど長距離ではないが、山道区間に入り、また曲がり角もままあるので、心して走行することにする。

つづく

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