2006年12月31日

道路交通法改正試案

自転車対策検討懇談会の「提言」(その提言の全文はこちら、概要はこちらである。)が出、それに基づいて道路交通法が改正されるということが発表されてから、自転車乗り側の対応がにわかにあわただしくなった。その内容が、「自転車を歩道に上げてしまえ!!」という警察庁の意図がオブラートにつつまれながらもにわかに露見したものとなっているからである。そんな中、道路交通法改正試案が出された。その内容はこちら。そこには、悪質・危険運転者対策の推進、高齢運転者対策の推進の次に、「3 自転車利用者対策の推進」という形で出ている。たかだかA4で1ページ半程度なので、末尾にコピペしておく。

これを一見すると、例の「提言」第4-2-(4)(「提言21ページ」)の、「自転車が車道を通行することが特に危険な場合は、当該道路の自転車通行を禁止するなどの措置を講ずること」を直接に示す文章はみられない。むしろ「歩道における歩行者の安全を確保するため必要があると警察官等が判断した場合には、当該普通自転車の運転者に対して歩道を引き続き進行してはならない旨を指示することが出来る」とあり、一見して車道走行の原則を貫徹するかのようにみえる。

しかし他方、道路交通法改正試案には、「3(1)〜(3)の改正は、自転車対策検討懇談会が平成18年11月に取りまとめた「自転車の安全利用の促進に関する提言」を踏まえ行うものであり」と規定され、その「提言」には、先ほど上げた例の「提言」第4-2-(4)も含まれていることから、何かいまだにたくらんでいるだろうと考えていた。

すると、疋田智氏のメールマガジンである「週刊ツーキニスト」285号で、道路交通法改正試案の解釈が述べられている。

 疋田氏のメールマガジンによれば、道路交通法改正試案は、「車道を通行することが危険である場合等と、普通自転車が例外的に歩道を通行することができる場合の要件を法律で明確に定める」としているけど、そもそも「法律で「歩道通行をせざるを得ない」ということを「明確に」定めるほどに、「通行することが危険」な車道を、果たして警察当局は、自転車通行の許可をするのか」???ということを考えると、「まさか(笑)」ということになり、結局ここでいう「車道を通行することが危険な道路」の自転車通行は禁止されて自転車は歩道に上げられるということになるというものである。なるほど、こういう見方もありうる。むしろ、そういう観点からの意見が貴重だ。

 無論、上記道路交通法改正がなくても、現行の道路交通法第4条第1項に基づき公安委員会が自転車の通行制限をやることはできる。しかし、道路交通法改正試案中の「車道を通行することが危険である場合等と、普通自転車が例外的に歩道を通行することができる場合の要件を法律で明確に定める」ということと、道路交通法第4条第1項の公安委員会による道路における自転車走行禁止措置はペアとなり、「歩道通行することを認めざるを得ないような危険な道路じゃ自転車通行禁止も止むを得ないよねぇ」と、今までにもまして自転車を歩道に上げることを正当化する規定を警察庁は提案しようとしていることになる。

 この道路交通法改正試案に対してはパブリックコメントを送ることができる。つまり、道路交通法改正試案に対する意見を送付することができるのだ。この際なので意見送付をすることが適当だと考えられるが、意見送付に当たっては、例の「提言」第4-2-(4)(「提言21ページ」)の、「自転車が車道を通行することが特に危険な場合は、当該道路の自転車通行を禁止するなどの措置を講ずること」という、警察庁のホンネ部分が実現されてはいけませんということをつとに強調して送付するのが適切だと思う。

ちなみにこの道路交通法改正試案に対するパブリックコメントの送付先や受付期間は以下の通り。

電子メールの場合
koutsukyoku@npa.go.jp
※件名にパブリックコメントと必ず御記入ください

郵送の場合
〒100−8974
東京都千代田区霞が関2−1−2 意見提出先
警察庁交通局交通企画課法令係
パブリックコメント担当

ファックスの場合
FAX 03−3593−2375
※1枚目にパブリックコメントと必ず御記入ください

期間
平成18年12月29日(金)から平成19年1月28日(日)までの間(必着)

 それにしても、例の提言が出てきてからというものの、私の役所の近くの警察庁の入居している建物が、何だか「悪の砦」に見えてきたぞ。時折その建物の地下の食堂で食事をするというのに困ったものだ。

---「道路交通法改正試案」一部引用部分はじめ

3 自転車利用者対策の推進

(1) 通行区分の明確化

 現在、自転車は、車道通行が原則とされ、例外的に道路標識等で通行することが認められている場合に歩道を通行することができることとされていますが、必ずしもこれによらず、自転車の歩道通行が言わば無秩序になされている状況が見られます。
 そこで、自転車の通行区分について、車道通行の原則を維持しつつ、道路標識等により普通自転車歩道通行可の規制がなされている場合のほか、児童(6歳以上13歳未満の者)・幼児(6歳未満の者)が普通自転車を運転する場合、車道を通行することが危険である場合等と、普通自転車が例外的に歩道を通行することができる場合の要件を法律で明確に定めることとします。
 一方、歩道通行が認められる場合であっても、歩道における歩行者の安全を確保するため必要があると警察官等が判断した場合には、当該普通自転車の運転者に対して当該歩道を引き続き進行してはならない旨を指示することができる(指示に違反した場合には、処罰の対象となります)こととします。

【参考】

* 平成17年中の自転車乗用中死者数は846人(前年比1.5%減)で年々減少していまが、自転車乗用中死傷者数については約185,000人であり、7年中(約138,000人)に比べ約1.3倍に増加しています。

* 自転車道や車道における自転車の通行スペースが十分でない中で、自転車が多様な利用者層に多様な用途・目的で利用されている現状においては、道路標識等により普通自転車歩道通行可の規制が行われていない場合であっても、児童・幼児が普通自転車を運転する場合や車道を通行することが危険である場合など、歩道通行をせざるを得ない場合があると考えられ、こうした歩道通行できる場合を法律で明らかにしようとするものです。
 その上で、警察では、自転車の通行に関する無秩序な状態を改めるため、歩道通行要件を満たしていない場合や自転車本来の走行性能を発揮した走行を行う場合には原則どおり車道を通行するよう、交通安全教育や街頭指導を強化していくこととしています。

* 3(1)〜(3)の改正は、自転車対策検討懇談会が平成18年11月に取りまとめた「自転車の安全利用の促進に関する提言」を踏まえ行うものであり、警察では、同提言を受けて、利用目的・利用主体に応じた通行空間の確保、自転車と歩行者・自動車の適切な共存を図るための自転車の走行環境と実効性のあるルールの整備、自転車利用者に対する交通ルール・マナーの遵守の徹底等自転車の安全利用促進のための総合的対策を推進していくこととしています。

(2) 児童・幼児のヘルメット着用の促進

 自転車乗車中の事故における被害軽減を図るため、児童・幼児の保護者は、児童・幼児を自転車に乗車させる場合(児童・幼児に自転車を運転させる場合又は幼児を補助いすに同乗させる場合)には、児童・幼児にヘルメットを着用させるように努めなければならないこととします。

【参考】

* 自転車乗用中の交通事故について損傷部位別死者数を見ると、頭部の損傷が原因で死亡した者の数は577人(全体の約68%)に達しており、交通事故被害軽減のためには、頭部の保護が極めて重要となっています。

(3) 街頭活動の活性化

 地域交通安全活動推進委員の活動内容に、自転車の適正な通行の方法について住民の理解を深めるための運動の推進を加えることとし、自転車に関する街頭活動に積極的に当たっていただくこととします。

【参考】

* 地域交通安全活動推進委員とは、公安委員会の委嘱を受けて交通安全教育等の地域における交通の安全と円滑に資するための活動に従事する方々です。自転車の適正な通行を確保するため、地域交通安全活動推進委員に警察と連携して自転車に係る街頭活動を行っていただくこととするものです。

---「道路交通法改正試案」一部引用部分おわり

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2006年12月30日

12月29日の自転車

【12月29日】(シラス)

走行距離20.50km 走行時間0:51'08 平均速度24.1km/h 最高速度43.0km/h 積算走行距離 11940km

この日パワージェルを買ってからお茶の水にでも行ってジャズ中古CDをみて帰ろうと思って自転車走行をはじめる。

この日三つ目通りを走行すると結構風が強くて走行しにくい。フォークをカーボンに代えたので、自転車前部が軽くなり、強風に吹き流されるおそれがあるので比較的慎重に走る。

 最初吉田自転車に寄って輪行袋を買う。正月に子供とともに群馬県高崎市にある帰省先に自転車で行く際、荒川サイクリングロードを通って熊谷まで行き、そこから電車で高崎に行く事を考えている。自転車を分解して袋に詰めれば電車に乗せることは可能であり、そのための袋を輪行袋という。
 子供の分の輪行袋があったのだが、輪行袋についている紐の調子が悪いので、こちらは役所に停めている自転車が雨で濡れないようにかける被いとし、新しい輪行袋を買うことにしたのである。

 その後永代通りをまっすぐ走る。12月29日年末というのに意外と自動車が多い。仕事であろうか。全くご苦労な話である。依然として風が強く、強風にハンドルを取られないように注意して走行する。

 その後永代通から内堀通に入って霞が関の官庁街を抜けた後、赤坂のY's バイクアカデミーに行ってパワージェルを買う。パワージェルは正月に子供と自転車に乗るときの補食である。ここの1階には、時折自転車雑誌の女性用自転車のインプレに出てくる感じの良い女性店員さんが働いている。おそらく強烈な北風を受けながら走ることになるだろうから、多めにパワージェルを用意しておく。

 パワージェルを買うと、外堀通→官庁街→内堀通→千代田通→明大通をたどってディスクユニオンお茶の水ジャズ館に到着する。北上するルートなのでもろに北風を浴びる。走行しにくい。しかし、内堀通でのサイクルコンピュータを見ると、時速30kmで走行しており、激烈な向かい風の割にはまともなスピードで走行している。俺の脚も昔に比べると鍛えられたなぁと感慨ひとしおである。この日は2階の中古CDフロアで中々いい買い物をすることができた。この様子は別稿にて。

 ディスクユニオンでCDを買うと午後4時ころ。結構おなかがすいてきた。一瞬ラーメンでも食べようかと思ったが、ここがお茶の水であることを思い出すとその発想は寸時に消滅した。そういうわけで5分ほど自転車を走らせ、細い路地をのんびり走ると「天ぷらいもや」に到着する。ちょうど2,3人の客が店から出てきたところなので店は空いていた。例によって天ぷら定食を頼む。
 店が空いているといっても、8人掛けのカウンターしかないので、数名の客が来るとあっという間に満杯になる。この日も私の他まだ3人くらいの客がいたので、午後4時ころという中途半端な時間にしては客の入りはいい。
 客が少ないので比較的早く定食があがってくる。それでも最初にお茶と天つゆが出、天ぷらが出てくる少し前にご飯とみそしるが出、最後に天ぷらが出てくるという手続きの流れにはいささかのよどみもない。徐々に臨戦態勢が整ってくる軽い緊張感すら感じることが出来る。
 この店のみそしるの具は、他のいもやと異なり豆腐とわかめである。この日豆腐とわかめの盛りがよくてうれしくなる。毎日毎日自転車に乗り、中古CD漁りをし、最後いもやで一日を締めくくれる生活を毎日出来たらどんなに幸せだろうかと思うが、一方でそれがもし毎日だったらさぞかし退屈だろうなぁとも思う。

 いもやで食事を終えて家路につく。今シーズンの冬は昨シーズンの冬に比べると寒くないようであるが、それでも冬は冬である。強烈な北風を受けながら自転車をこぐ。最初寒かったが5分もすれば体が温まって寒さなど問題にならなくなるのが自転車のいいところである。この日も無事に帰宅できてよかった。

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2006年12月29日

12月28日の自転車通勤

【12月28日】(シラス)

走行距離14.76km 走行時間0:36'13 平均速度25.1km/h 最高速度41.6km/h 積算走行距離 11919km

往路:家→適当→永代通→内堀通→桜田通→役所

復路:役所→桜田通→内堀通→永代通→三つ目通→適当→家


【往路】

 この日役所の御用納めなので今年最後の自転車通勤である。この日永代通を昭和通にも日比谷通りにも入らずにまっすぐ内堀通まで突き当たってしまったので、内堀通の渋滞に巻き込まれる。
 このあたりの内堀通は自動車で混雑していて快走できない。しかも意外と道が狭く、自動車が停車していると道路の左側に自転車が走るスペースがない。混雑する内堀通ではたいして自動車はスピードを出せないので自転車走行していても危険ではない。むしろ自動車がのったらのったら走っていて自転車走行にとっては邪魔なくらいである。この内堀通だったらまだ日比谷通りとか昭和通とかの方がずっと走りやすい。

 あとは特に問題もなく無事に役所に到着する。役所に到着すると、同僚の人に自転車通勤風景を目撃される。やはり私が乗っている類の自転車が珍しいのか、私の自転車を見に来てくれる。サイクルコンピュータで走行距離や平均時速、走行時間を示すと興味深そうに見てくれる。こんな自転車もあるんですよということに興味を持ってくれれば幸いである。

 この日午後6時半位になると、局長の部屋にあつまって軽く御用納めのセレモニーである。局長が挨拶したあと飲み物が配られて一応乾杯。後は適当に歓談したりすぐ部屋に仕事に戻ったりと三々五々に御用納めは終わり。私はまだ仕事があったので殆ど酒を飲まない。うちの局の御用納めはこうした結構軽めのものだったが、他の部署だと延々と中で飲み会をやっている。

 昔私が司法修習生だったころ、裁判所での御用納めに参加したことがある。その日は午前中で裁判所は終わりで、午後からは裁判所書記官の部屋とかで延々とみんなで飲んでいる。それに比べると軽めの御用納めだったが、一年間の仕事が無事に終わり、来年もまた皆元気に仕事をできるようにとの思いをこめて一年の区切りをつけるという意義は同じである。役所の御用納めは裁判所の御用納め以来10数年ぶりであるが、こういうのも何か役所らしくていいなぁと思う。

【復路】

この日午前1時過ぎくらいに帰宅する。いつもは不夜城のように比較的多くの人が仕事をしているわが部署も、この日ばかりは人影まばらである。部署に残っている人に「良いお年をお迎えください」と声をかけて帰宅する。複数の人にこうしてご挨拶をして帰宅するというのも、何か役所らしくていい感じである。

さすがに真冬ともなると向かい風が若干強くなり、走行前は肌寒い。しかしものの5分も自転車走行するとちょうどいい気候になる。夏だとこうはいかない。冬は自転車走行には悪くない季節である。ただ問題は向かい風と、体が温まるまでの5分間である。

 午前1時を過ぎるとタクシー以外の車は殆ど走っていないので、走行は楽である。永代通走行中、日本橋近辺でヘルメットをかぶってロードバイクで走る人を見かける。LOOKのものであるが平ペである。
 近時本当によくロードバイクで走る人を見かけるようになった。こうして本格的自転車人口の裾野が広がれば、自然と日本の競技自転車のレベルも向上するだろう。アジア大会では萩原麻由子さんがロード女子で金メダルを取った。ロード男子も、アジア大会ならもう一歩でメダルに手が届く。
 自転車を歩道に上げてしまえという警察庁の不穏な動きがあるようだが、自転車は車道を走るものというプラクティスを確立すべく、一人でも多くの人が「交通ルールを守って」車道を自転車で走ればいいなぁと思う。

 そういうわけでこの日も特筆することもなく安全に帰宅する。今年一年無事に自転車通勤を終えることが出来た。来年もまた楽しく安全に自転車通勤が出来ることを祈る。

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2006年12月27日

最近買ったCD

 12月26日東京に結構強い雨が降る。これが雪であれば風情があってなかなかよいのだが雨なのでつまらない。従ってこの日は自転車通勤しない。自転車に乗れないととたんにこのブログのネタが枯渇する。ついに最近買ったCDネタしかなくなった。12月27日は晴れだが、忘年会があるので自転車に乗れない。12月29日から11連休を取るので、その間毎日自転車に乗ることにしよう。そういうわけで最近のCD購入をネタとする。

【12月17日】

Toots Thielemans / Quiet Evening (Epic)(中古)
Jazzville 4 A.M. / Johnny Martel (Gone) (中古)
いずれもディスクユニオン新宿ジャズ館

 この日中央大学での授業を終えた。今年度最後の授業だったので開放感もひとしおである。私は後期に隔週で一回2コマ(1時間半×2)の授業を、もう5年くらいやっているのだが、別に授業に慣れたとか飽きたとかいうことはなく、毎回毎回が学生との一期一会の真剣勝負である。そういうわけで授業が終わるとくたくたになり、何はさておきジャズCDだジャズCDだということになる。普通の人だとここで酒だ酒だとなるのだろうから、おそらく私は普通ではないのだろう。普通でないといっても別に他人に迷惑をかけているわけではないので、まぁいいかと思う。

 そういうわけで大学から京王線に乗って新宿に着き、ディスクユニオン新宿ジャズ館2階の中古CDフロアに行く。すると、やたら値段の張る中古CDが陳列されている。いつも新入荷のCDが置いてあるところにやたらとクオリティの高い比較的希少性のある中古CDが置いてある。どうもこの日、廃盤中古CDセールをやっているらしい。
 このセールの棚をつぶさに見ていくと、確かにこのCDなら5000円以上しても止むを得ないなぁと思うものもある反面、いつもは1100円位で売っているものがただ単に廃盤であるというだけの理由でどさくさにまぎれて3000円位で売っていたりする。そういうのが廃盤CDセールで売れ残ったりすると、再びひっそりと1100円CDに身をやつして売られるのである。
 
 最近私の所蔵しているCDの中にも相当希少性のある廃盤CDが増えてきており、私が所蔵している廃盤CDがこうした廃盤中古CDセールでいくらの値段がついているかを確認するのが密かな楽しみである。私の所蔵している廃盤CDが5000円以上で売られているのを見ると何となくうれしくなる。

 そういうわけで廃盤CDセールの棚をつぶさに見ていくと、Jazzville 4 A.M. / Johnny Martelが見つかる。これは、もう20年近く前に、センチュリーレコードというところからGコレクションというシリーズの一環として販売されたものである。

 このGコレクションのCD、CD化されたことが奇跡というCDがずらりとそろっている。例えば、「コンテンポラリー・ジャズ・クラシック/ポール・モア」「ベルナール・ペイフェ/ペイフェ・カンカン」「トゥー・タフ/ボビー・タッカー」「リントン・ガーナー・プレイズ」「ア・ガール・アンド・ハー・ギター/メリー・オズボーン」といったあたりがサッと思いつく。このJohnny Martelの作品もその一つであり、おそらくCDでの再発は殆ど絶望的ではないだろうか。
 
この人の作品である"I Cover Waterfront"を輸入盤で取得してはあるが、Jazzville 4 A.M.はいまだ入手していなかった。こうした希少廃盤CDは、見たときに買うのが大原則なので、このCDが目に入った0.0000001秒後には私の手中にあった。15年ほど前に東京タワーボーリング場を使って行われた廃盤CD70%オフセールで、一枚のCDを私と他の人が同時につまんだところ、勢いに勝る私がそのCDをとりあげたという経験から、何はさておき欲しいCDを見つけた瞬間即座に手を伸ばし、勢いでCDを確保することの大事さを痛感している。もっともそのときは他に私のそばに人はいなかったので、別に勢い込んでそのCDを確保する必要はなかったが。

 とりあえず廃盤CDセールの棚を目を皿のようにして隅から隅まで見る。しかし、前述の盤以外、特にこれは欲しいという廃盤は見つからなかった。そこで廃盤CDセールの棚をこれ以上見ないことにし、あとは他の棚をブラブラのんびりと見る。廃盤CDセールの棚の場合、他の客も血眼になって探している盤があるため、自ずから殺伐として緊張感あふれる猟盤となるが、そうでない棚については比較的のんびりとCDを見ることが出来る。

 すると、"Toots Thielemans / Quiet Evening"という盤を見つける。この盤は26年前に出された作品であり、20年近く前にCD化されている。Toots Thielemansは、知る人ぞ知る、知らないひとぞ知らない、ジャズハーモニカ奏者である。Bill Evansと競演した"Affinity"という作品が超お勧めである。
 
 20年ほど昔、大学生だったころ私は調布に住んでいた。その当時調布には「友&愛」という貸しCD屋があった。その貸しCD屋は結構夜中まで営業していたので、夜更かしの大好きな私は夜中に自転車で調布の街をブラブラしたついでにその貸しCD屋に行ってCDを借り、朝までよくジャズCDを聴いたものであった。
 このQuite EveningというCDも、そんな風にして「友&愛」で借りたCDであり、このCDのジャケットを見ると当時私が夜中自転車で走った調布の旧甲州街道の風景がありありとよみがえってきて懐かしいのである。そんなわけで、このCDはいつか欲しいと思っていたのだが、既に廃盤であり意外と見かけなかった。「別に血眼になって探すほどのCDではないが、もしあったら即買いかな」という位置づけのCDであった。
 
 この作品以前ヤフオクに出品されていたことがあったが、廃盤ということもあり4000円を超える、このCDにしては法外な値段がついていた。「そこまで払って欲しいものではないなぁ」と思って買わなかった(しかしその後、4000円を超える値段を出してまでこのCDを落札した人がいたのだから、世の中には物好きな人もいるもんである。)。

 この"Quiet Evening"が突如として店のCD棚に出現したのである。しかもCD棚にはそのCDが2枚も置いてあるのである。1枚が盤質A、もう一枚が盤質Bだったので、当然盤質Aの方を取得する。しかしそれでも値段は900円台だった。まぁ妥当な線であろう。

 そういうわけで、上記2枚の廃盤CDを買った。よい買い物をした。大学で教えた後の心地よい疲労感とあいまって実に気分がよかった。

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2006年12月26日

12月25日の自転車

【12月25日】(シラス)

走行距離15.09km 走行時間0:37'08 平均速度24.4km/h 最高速度40.3km/h 積算走行距離 11904km

往路:家→適当→永代通→昭和通→鍛冶橋通→日比谷通→内堀通→桜田通→役所

復路:役所→桜田通→内堀通→永代通→三つ目通→適当→家

【往路】

 この日シラスのオーバーホール後はじめて走行する。何というか踏み出しが軽くてこぎやすい。今まで足もとが渋かったのが回しやすくなった。これなら重めのギアでもじゃんじゃん回せる。カーボンフォークにした上でヘッドパーツもロードバイク用のものになったので、ハンドルの切れ味が今までのシラスよりも鋭くなっている。そのためハンドル操作には若干注意しなければならない。

 この日往路の走行は永代通りの混雑につきる。とにかく今までにない混雑で、永代通でだいたい時速15キロ前後のノロノロ運転である。一番スピードの出る永代通でも最高速度時速40キロを超えていない。年末になると交通量がこうも多くなるのはなぜか。正月休みがあるのでその前にありとあらゆる仕事を集中してこなさねばならないからだろう。この1週間は週末までこんな道路状況が続くのだろうか。全くご苦労な話である。
 結局往路全体の平均速度は時速22.9kmと激ノロである。もっとも、オーバーホール後の試運転なので、ゆっくり目のペースで注意深く走ることができたと思えばまぁいいか。

 またこの日、なぜか土木関係のダンプカーの永代通り上の駐車が多かった。ダンプカーが一台道路上に駐車するだけで、どれだけ多くの車両の迷惑になるのか運転手は意識したことがあるのだろうか。おそらく職業的に毎日そうした駐車を繰り返していると、そういう意識が鈍磨するのだろう。

 桜田通の官庁街でのタクシーのUターンとか、自動車の交差点での右折には注意しなければならない。この日桜田通りで右折する自動車の運転手の目を見ると、(別に桜田通りを通行する自動車の運転手に限ったことではないが、)視線があさっての方向に向いていた。こういう運転手は怖いと思う。

【復路】

 この日役所を出ようとすると、年配の守衛さんが玄関で「雨はもう止んでますよぉ」と言う。確かに雨が降った形跡があるが、道路はきれいに乾いているのでそれほど降った気配はない。自転車で登庁する人はめずらしいのか、守衛さんには私の顔を覚えてしまった人もいるようだ。

 いくら道路が乾いているといっても、時折ポツラポツラと雨が落ちてくるので早めに家に引き上げることを考える。そのためこの日は皇居周回せずに帰宅する。比較的荷物も多かったのでなおさらである。

 BBを交換したせいか圧倒的にこぎやすい。また、フォークをカーボンにしたせいか、若干のウイッブ感があるようだ。マドンで走るときのように、前のホイールがもっとこいでくれもっとこいでくれというような感覚が若干味わえて気持ちがいい。そうはいっても日本橋の永代通りは自動車が多く、かつ信号も多いため勢いに任せて爆走するというわけにも行かない。

 日本橋を過ぎると信号も自動車も少なめになって走りやすくなる。門前仲町のタクシー列をやり過ごして少し走るともう三つ目通を通ると、家まであとわずか。この日も特筆することもなく楽しく安全に帰宅できてよかった。

 この日仕事中気分転換にちょいとヤフーを見ると、ジェームズ・ブラウン死去の報が目に入る。12月24日に肺炎を起こして入院し、12月25日未明に亡くなったらしい。糖尿病を患っていたらしいので、多分その関係だろう。確かマイルス・デイヴィスも糖尿病の悪化に伴い肺炎で死んでいる。
 この人、ファンキーなリフに乗って「ゲロッパ」だの「セックスマシーン」だのとソウルフルな歌唱を展開するR&Bの大御所・巨匠・スタイリスト・パイオニアである。メイシオ・パーカーとかフレッド・ウェズリーなどJBのバンドから有名なミュージシャンも出ている。私自身はジェームズ・ブラウンの熱心なリスナーというわけではないが、R&Bは私の専門の一つであり、その草分けかつ第一人者の死去による喪失感はでかい。
 
 R&Bのミュージシャンは結構早死にの人が多い。ついこの間もルサー・バンドロスが50代で死んでいる。しかし、ジェームズ・ブラウンは73歳である。この人、当然のことながらクスリはやるし、かつて拳銃をぶっ放して警察とカーチェイスをやった挙句、しばらく臭い飯を食うという事件を起こしたこともある。こういうハチャメチャなことをやっていると、たいてい長生きしないものだが、この人73歳まで生きているので、意外と長生きだったなぁと思う、というより、そもそもジェームズブラウンが73歳になっていること自体が信じられない。

 そんなわけでこの日のブログ書きのBGMは、当然JBである。当然ゲロッパの曲から始まっている。実にソウルフル、アーシーかつファンキーである。実に陳腐なほめ言葉だが、ジャックダニエルで麻痺した私の脳みそからはとりあえずこの程度の貧弱なボキャブラしかひねり出すことができない。JBありがとう。

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2006年12月24日

シラス記念日

 12月23日はシラス記念日である。私は2003年12月23日に吉田自転車で現在乗っているシラスを買ったわけで、それからもう3年間もそのシラスを乗り続けている。

 そもそも私が自転車通勤をしようと思い立ったのは2003年の6月のある日、日本経済新聞の土曜版をながめていたところ、疋田智氏の自転車通勤を取り上げた記事をみたからである。満員電車に辟易していた私は、これは面白そうだ、一度やってみようと思い立ったのである。
 そこで、一度ママチャリで家から事務所まで自転車で行ったところ、これは何とかなりいけそうだと思い、その後週一位の感じでママチャリで家事務所を往復していた。
 また、時折ママチャリで遠出をした。遠出といっても新宿までのせいぜい10km位だが、それでも、家から新宿まで初めて自転車で行ったときは、「おおついに新宿に自転車で来たよう」と、妙な感慨を持ったものであった。自分の足の力を動力源として生まれて初めて新宿に来たことに感激したのであろう。

 自転車で通勤すると満員電車とおさらばできるし、通勤路を自分の足を動力源として走ることに新鮮さを感じていて、ママチャリでの自転車通勤もそこそこ面白かった。しかしながら、ママチャリはそれほどスピードの出る自転車ではない。私が高校生の時はいわゆるスポーツタイプの自転車で通学していたので自転車で走ることに爽快感を覚えていたが、ママチャリではそういう感触は得られなかった。
 
 そこで、自転車通勤で爽快感を味わえる自転車は何かと密かに資料を探索し始めた。疋田氏の著書によると、通勤にはクロスバイクという種類がよさそうだ。そこでクロスバイクを研究する。エイ(木ヘンに世)出版社が出している「通勤・通学スポーツ自転車の本Vol.3」という本を見て、最初ノートン自転車工業の"Royal Norton Commuter 700c"という自転車にしようかと考えたこともあった。しかし他の通勤通学スポーツ自転車の本のシリーズや、インターネットでの他の情報源を見て半年間総合的に考慮した結果、スペシャライズド社のシラスという自転車がクロスバイクとして最も定評を得ているという結論に至り、シラスを買うことを決意したのである。

 何を買うかという問題が解決した後は次にどこで買うかという問題が生じる。「通勤・通学スポーツ自転車の本Vol.3」の巻末を見ると、「サイクルショップよしだ」という自転車屋さんが自宅の近くにあることがわかったので、これ幸いとばかりにここでシラスを買うことを決意する。子供も一緒に自転車を見に行きたいというので、2003年12月21日(日)に「サイクルショップよしだ」にシラスを見に行く。

 サイクルショップよしだは木場駅近くの永代通りに面している。何というか、ロケットのような形状の建物で結構目立つ。意を決して店に入ると、背のでかい眼鏡をかけたお兄ちゃんが迎えてくれる。このお兄ちゃんこそが、後のエディさんである。もっともエディさんはその当時からエディさんであった。
 エディさんに「すいません、通勤用の自転車がほしいんですけど」というと、「ああ、それでしたらこういうのがありますよ」と、店の奥のほうに連れて行ってくれて自転車を見せてくれる。ところが、見せてもらった自転車がママチャリ風のものであったので、単刀直入に「すいません、シラスありますか」と聞くと、エディさんが「ああ、それでしたらこちらにどうぞ」と2階に案内してくれる。

 2階に上がると、今まで写真でしか見たことのなかったシラスが鎮座している。白いシラスである。バーハンドルでかっこいい。しかしもう一台ジャイアント製のクロスバイクが置いてある。それぞれのクロスバイクについて、エディさんが説明してくれる。エディさんの説明は、筋道を立てた明快な説明でわかりやすく、かつ熱心なので誠意を感じた。仕事柄理屈っぽい説明を私は好きなので、とりあえず「この店で自転車を買う」ということだけは決定していた。後はジャイアントのにするか、シラスにするかであった。ジャイアントのは、ハブダイナモがついていて、夜間の通勤にはよさそうであり、エディさんは、「通勤でしたらこっちがお勧めです」と言ってくれる。エディさんの説明は、いかなるコンセプトをもって自転車を使うか、という観点からの説明なので、実に説得的である。

 しかし、姿かたちはシラスの方が私好みであった。それを言うと、エディさんは「ハブダイナモがついていなくても、電池式のライトをつければ問題ないですよ」と説明してくれたので、夜間走行の懸念は解消された。
 一応「クロスライダー」というスペシャライズド社の製品も、フロントサスペンションがあって歩道に乗り上げるときにショックが少なくていいかなと思い候補に挙がっていたのだが、それについて聞くと、「ああ、普通に歩道に上がる分にはフロントサスがなくても問題ないですよ」と説明してくれる。これでクロスライダーは消えた。クロスライダーはフロントサスがあるが、それは若干重装備のきらいがあり、却って重くなって軽快に走行できないのである。

 エディさんが説明を終えて再び1階で仕事を始めてからも、しばらく飽かずにシラスを眺めては、「シラスかっこいいぃ」と思っていた。その後エディさんが「どうですかぁ」と様子を見に2階に戻ってくる。「ちょっと考えさせて欲しいが、あとどの位シラスありますか」と私が聞くと、「すぐに売れることはないと思いますが、シラスは売れ筋なのでこれが売れちゃうと次の入荷までに時間がかかります」とエディさんは言う。「じゃ少し考えてまた来ます」と私が言うと、「おそらく候補が二つに絞れたと思うので、また考えてお越しください」とエディさんはいう。
 その時には、ジャイアントのクロスバイクにはハブダイナモがついていて通勤向けとは思いつつも、99%シラスを買うことで腹が固まっていた。シラスは最も定評のあるクロスバイクであり、かつ実物を見てそのシンプルな姿かたちを気に入ったからである。

 そういうわけで、12月23日(火)の天皇誕生日に再びサイクルショップよしだに赴いた。もう何の迷いもない。シラスを買おう。買って毎日楽しく通勤しよう。それだけが頭にあった。サイクルショップよしだに入って、「すいません、シラスください」とエディさんに言う。サイクルショップよしだ2階に行くと、12月21日と同様白いシラスが待っている。エディさんがシラスを1階に下ろしてサドルの調整をする。他に付属品として、ヘルメット、ライト、スタンド、ワイヤーキー、サイクルコンピューターを買う。
 ヘルメットは自動車から一番目立つものとして白いものを買った。私が買ったのはセレブ社のエイリアンというヘルメットで、レースにも使える立派なものであった。今でもこのヘルメットを使っている。
 ちなみにスタンドは長いこと使用していたが、より速く走るための軽量化の一環として外される。サイクルコンピュータは最初VDOのものを使っていたが、どうも表示が変なので、これを買ってから半年くらいでキャットアイのものに取り替える。ワイヤーキーはダウンチューブに取り付けるものを長いこと使用していたが、軽量化のために最近YPKのものを買い、ダウンチューブに取り付けていたものは取り外している。

 シラスを買ったとき、バーハンドルでとにかくいい自転車を買った。俺の欲しかった自転車のイメージはこういうものだったんだ、と非常にうれしかった覚えがある。そして帰宅してシラスに乗ってみる。軽くこいで予想もしなかったほどスピードが出る。自転車でこんなにスピードが出ていいのかと思い最初若干怖かったが、慣れてくると自転車に羽根がついたようにスイスイと走ることができて実に気持ちがいい。自転車で快走するのは実に十数年ぶりであり自転車とはこれほど楽しいものだったかと思った。

 そして月日は流れて3年後の同じ12月23日、暮れなずむ運河の街、木場に相も変わらずサイクルショップよしだはロケットのように屹立している。同年12月18日に3年間乗ったシラスをオーバーホールに出していたのである。そして12月23日にそのシラスを取りに行く。閉店間際のサイクルショップよしだでエディさんが待っていてくれた。通常営業時間は午後7時までなのだが、12月23日は祭日なので午後5時閉店なのである。そのことをうっかり私は忘れていたのだが、とにもかくにも何とか開いていたのでシラスを取りに行くことができたのである。
 ちなみに12月17日の東京エンデューロ終了直後にフォーク交換のために預けたマドンのフォーク交換は既に済んでいたので12月19日に既に取りにいってある。フォークはボントレガーレースXXXライトである。黒を基調としたデザインが、マドンSL5.9のアンドロメダデザインとマッチしてかっこいい。

 購入から3年経ったシラスは改造に改造を重ね、最強の通勤自転車に生まれ変わっている。この3年の間、まず2004年の初めころだったか、ホイールをアラヤの手組みのもの(ハブはティアグラ)に交換した。また、同年春、バーハンドルをドロップハンドルに交換し、さらにクランクをフロントトリプルからコンパクトクランクに交換した。同年12月には、リアディレイラーをソラから105に交換し、ペダルをフラットペダルからビンディングペダルに交換した。2005年にはシートピラーをカーボンのものに交換した。2005年11月ころに、2度目のホイール交換を行う。マヴィックオープンプロというホイールに、ハブがデュラエースである。通勤用としては最高級のスペックと思われる。2006年8月にはサドルもBGサドルからフィジークヴィテスに交換した。その結果シラスは買った当時の原型をほぼとどめていない形となっている。

 そして今回のオーバーホールでついにフロントフォークをカーボンにした。シラス改造としては、ほぼ行き着くところまで行ったと言えよう。ヘッドパーツやBBもいかれていたので交換してもらった。また、フロントギアの歯が磨り減っていたので交換してもらった。ワイヤーも交換してもらった。その結果、3年間乗ったシラスは12月23日シラス購入記念日に生まれ変わって再び新品同様のパフォーマンスを発揮できるようになった。エディさんはこのシラスの走行距離は後15000キロ位かなぁと言う。1年5000キロ乗ったとしてあと3年はもつであろう。

 3年前に私がシラスを選んだのは正解だった。この自転車はそのまま乗ってもいいし、改造して最強通勤自転車にしてもまたいいのである。しかし、シラスを改造して乗るには、正しい改造を出来るだけの腕を持った自転車屋さんを選ばなければならない。その意味で、サイクルショップよしだで自転車を買ったのはまたまた正解であった。これからも改造シラスでますますよい自転車ライフを送れることを願うものである。

 ちなみにこの12月23日、たまたまある本を捜索していたところ、数ヶ月前に紛失した吉田戦車著「吉田自転車」を発見した。吉田自転車でシラスを買ったのと同じ日に「吉田自転車」を発見するとは、オチとしては出来すぎか。

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2006年12月22日

草津温泉(後編)

草津温泉(前編)から続く

翌日12月10日朝8時半ころから食事である。メニューは忘れたがなかなか豪勢な食事であった。おいしかったので出されたものを殆ど食べる。
 食事が終わると当然のことながら風呂である。朝の風呂は実に気持ちがいい。ホテル一井の大浴場は白旗源泉、露天風呂は万代鉱源泉である。おそらく白旗源泉だけでは露天風呂のお湯をまかなえないからだろう。白旗の湯の近くに白旗源泉があるので見ればわかるが、白旗源泉はべらぼうに湧出量が多いというわけではない。
 万代鉱源泉は湧出量は豊富だが、普通の草津の湯であり、草津温泉の他の源泉と比べて特に個性があるというわけではなく、そんなに面白いお湯ではない。もっとも他の温泉に比べると泉質はかなり個性的であることは確かだが。白旗源泉はちょうど良い入りごろの湯温になるとやや白濁していかにも温泉っぽい。そのため朝のお風呂ももっぱら白旗源泉の大浴場だけ。露天風呂には興味はない。
 最近露天風呂が人気で、露天風呂がないとお客が逃げるのか、急遽露天風呂を新設する旅館・ホテルが多い。中には、室内大浴場は源泉かけ流しだが、露天風呂は水道水沸かしなおしというところもある。愚挙だと思う。温泉の醍醐味は、長年かけて培われた自然の恵みを全身で浴びることにあるため、泉質こそがまず問われるべきであって、温泉が露天か露天でないかは全く問題ではない。理論的にはそうなのだが、そうはいっても旅館・ホテルも慈善事業をやっているわけではなく、客が来ないことには営業が成り立たないこともまた事実なので、難しいところである。

そんなわけで白旗源泉の湯を心行くまで堪能した後午前10時にチェックアウトする。その後草津熱帯園に行く。草津熱帯園は、草津の温泉の熱を利用したドーム型の動植物園である。蛇やワニなどの爬虫類、亀、ナマケモノなどの猿、インコなどの鳥類がいる。また、外にはニホンザルのサル山がある。私の子供がまだ1歳のころ、生まれて初めてこのサル山を見て、「うわぁ〜〜〜〜」と絶叫したものであった。私の家内と私の子供は草津に来ると必ずここによっていく。物まねをするインコのほか、ここで飼っているリクガメが野菜をハグハグムシャムシャと食べるド迫力の食事を家内がすっかり気に入ってしまったからである。

この日もドームに入場してぶらぶらと動物をながめ、順路の最後の方でリクガメが食事をしている場面に出くわす。前回は一匹のリクガメが比較的大量の野菜をムシャムシャと食べているところであったが、今回は野菜の山をリクガメが四方から囲み、それぞれの亀が野菜の山に頭を突っ込むようにしてハグハグムシャムシャと一心不乱に野菜を食べている。そのうちの要領のいい一匹が集団から野菜を持ち出してのんびりと野菜を食べる。リクガメといえど個性があってあなどれない。
どういうわけか家内はそれをみて大喜びしていた。のんびりした印象のあるリクガメが一心不乱にムシャムシャと野菜を食べるさまが珍しいのだろう。

ドームを出てサル山を見ると、妙にサルが寄ってきて手を叩いたりする。後ろの方をみると、「サルのえさ100円」として、サツマイモなどを細かく切ったものがさらに盛ってある。共同募金の箱のような料金箱に100円を入れて子供にサルのえさを与えさせる。ひょいとサツマイモを投げると、ジャンプしてナイスキャッチする。サルの運動神経はすばらしい。曲芸のようにえさキャッチするのですっかりサルへのえさやりが面白くなってしまった。私も子供からえさを強奪してサルにえさをやる。以前長崎のグラバー邸でコイにえさをやったときもそうだったのだが、自分のまいたえさに大挙して動物が寄ってくるのは楽しいものである。

サル山を見終わると、草津熱帯園の車でベルツの湯に赴く。今回の旅行では、西の河原温泉の入浴券がついてくるはずだったのだが、残念ながら西の河原温泉はメンテナンス中だったので、ベルツの湯の入浴券がついている。西の河原温泉は、500uある露天風呂の池である。とにかく巨大な露天風呂である。これほどでかい風呂に入るのは実に気分がいいため残念である。ベルツの湯に行ってみたが、泉質が万代鉱の源泉というだけで、あとはただの健康ランドみたいな施設であり、大して面白くない。草津でスキーをするとか、または草津で毎年やっている自転車ヒルクライムのイベントである「ツール・ド・草津」でヒルクライムをするとかした後にお湯に入るのには絶好の場所であるが、そういった体育会系のイベントなしにお湯だけ楽しむという場所ではない。そういうわけで、ちょこっとお湯に入った後、少し休んで引き上げる。

ベルツの湯は、草津温泉の中心地からやや離れたところ(徒歩15分位だろうか)にある。ベルツの湯から歩いて草津温泉の中心地に赴く。途中、西の河原温泉通りを通る。
 ここには有名なまんじゅう屋がある。といっても、別にまんじゅうそのものが有名というわけではなくて、まんじゅうの売りつけ方が有名なのである。この店の前で、まんじゅうを持った婆さんとお茶をもった婆さんが数人通行人を待ち受けている。そして、まんじゅう婆さんがまず通行人にまんじゅうを強引に押し付ける。その通行人がまんじゅうを食べたところで次にお茶婆さんが強引にお茶を出す。そしてその通行人がお茶を飲んだところで、勧誘婆さんがその通行人を店に引きずり込んでまんじゅうを通行人に売るというシステムである。人通りの多い昼ころだと、このまんじゅう婆さんたちは結構通行のじゃまになる。
 まんじゅう屋がそこだけならいいのだが、その向かいにもまんじゅう屋があり、ここはまんじゅうオヤジが長い箸でつまんだまんじゅうを客に押し付けて試食を迫る。何というか、結構強引なまんじゅう合戦が西の河原温泉どおりで毎日繰り広げられているわけである。
 ところが、有名なまんじゅう屋は湯畑前にまた別にある。私は西の河原温泉どおりでのオババのまんじゅう攻撃をかわし、湯畑前のまんじゅう屋で温泉饅頭を買った。

 西の河原温泉どおりを通って湯畑前にたどり着く。我々は腹をすかせていたので、湯畑前のそば屋に入る。草津に来ると私は必ずこのそば屋に来て、まいたけ天ぷらのついたもりそばを頼むのである。昼過ぎだけあってそれ程混雑しておらずのびのびと食事をすることができた。今年のツール・ド・草津の時にこの店に来たところ、既にネタ切れのためこの日店を閉めていて残念な思いをしていただけに、ここのそばを久々に食べられてよかった。

 昼食を終えて、新宿行きのバスが午後3時に出るまでまだ時間があったので、子供をつれて白旗の湯に入る。例によってまず熱いお湯の浴槽に入る。白旗は熱い湯につからないと意味を成さない。さすがにここは人気があって入れ替わり立ち替わり人が入浴する。子供はさすがに熱い湯には入れないので、熱くない方の湯に入るが、それでも決してぬるくはない。草津の湯の源泉は結構熱いのである。

白旗の湯でお湯との真剣勝負をした後は、子供と草津の街をぶらぶらする。途中、ツール・ド・草津の時に泊まったペンションにも寄っていく。その後3時近くなったので、家内とともに草津のバスターミナルに行き、バスの発車を待つ。行きのバスの乗車率は50%というところだったが、帰りは軒並み乗車率100%で、しかも午後3時のバスが二台出る。もっとも、座席指定なので、バスに乗るため押し合いへしあいする必要がないのがよかった。

午後3時にバスが草津を出発。その後は大した渋滞もなくスイスイと進むが、例によって関越自動車道の練馬出口付近で大渋滞。ここはいつ通っても大渋滞している。そのためいつになったら到着するか時間が読めなかったが、予定到着時刻から30分程度の遅れで、午後7時半過ぎくらいに新宿に到着した。その後適当に食事を済ませて無事帰宅。今年は家族で温泉に行ったのが2月の四万温泉と12月の草津温泉の2回のみであった。来年はもう少し温泉に行きたい。

(完)
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2006年12月21日

東京エンデューロ2006(後編)

東京エンデューロ2006(前編)からつづく

 そういうわけで、子供と交代して2度目の周回に臨む。富士チャレ200のようなレーシーなイベントではなく、色々な人が楽しく走るぬるいイベントなので楽しい。それでいてガシガシと走ることもできる。2度目の周回では、私のそばを列車が通り過ぎることはなく基本的に一人旅。例によってサンタ服の人は数知れず。かぶりもの(ウルトラマンや怪獣)やアフロヘアのかつらの人も見かける。後ろのポケットに何やら筆で書いてある風流なジャージを着ているご年配の方もいらした。そのご年配の人結構速い。その人を追い抜きざま「いやぁ〜いいジャージ着ていますねぇ」と言うと、その人照れくさそうに「どうも」と言っていた。
 2度目の周回でも1周5キロのコースを4周して子供と交代する。その4周の間に2度も家内を抜いた。家内はサンタ服を着てのんびりと走り楽しそうである。家内は女子4時間ソロの部に参加している。この部門昨年は8人位しかいなかったが今年は13人参加している。ドロップハンドルの自転車参加可になったので参加者が増えたのだろう。
 しかし2度目の周回の3周目の中盤あたりで、膝の裏辺りがつってきた。足がつった場合は電解質を含む飲料(ポカリスエットなど)を多めに飲んでストレッチをすれば直るのだが、あと1周ちょっと走れば子供と交代なのでとりあえず様子を見ながら足つりをだましだまし走って子供と交代する。ちゃんと子供がピットで待っていてくれるので安心である。

 子供が走っている間トイレに行って用を足し、ポカリスエットを飲んでウィダーを食べる。足つりを防止するためポカリスエットを多めに飲んでおく。20分ほど休んでピットに行くと程なくして子供が2周回って到着する。そこで交代して3度目の周回を開始する。

 3度目の周回をしていると、突如私の横をシャーッと数台の自転車が通る。列車だ。どうもこの列車、私の脚のペースに合いそうなので、ころあいをみて列車の後ろにつく。正解だった。列車の後ろについて数人で走ると、空気抵抗は少なくなって走りやすくスピードが出るし、みんなで走っているという一体感があるし、実に楽しいのである。数人で列をなしてぐるぐると周回していると、もう何周でもいけそうである。このまま4時間エンデューロ終了までこの列車で走りたいと思うが、あっという間に私の割当の4周は過ぎ、子供と交代する。

 例によって子供が走っている間トイレに行き、その後おにぎりを食べポカリスエットを飲んで休憩する。楽しい4時間エンデューロももう残り4分の1になってしまった。20分ほど休んでピットに行き、子供と交代する。
 ところでピットで子供を待っている間、ピットエリアに選手だけでなく、選手以外の人も詰めていた。ピットエリアは狭いので、できるだけ選手以外の人は入らないように主催者は指導して欲しいものだ。

 4度目の周回なので、最初ゆっくり目に行くが、だんだんと調子が出てくると4度目の周回であることを全く感じずにスイスイと走ることができる。しかし3度目の周回の時のように、適当な列車がなかなか来ない。列車がきて後ろにつくのだが、私にはレベルの高い列車だったらしく、しばらく走った後ちぎられる。そういうわけで基本的には最後の周回は一人旅である。
 4度目の周回の最後の周回で、筋肉ジャージを着て覆面をかぶりひたすらに自転車をこぐエディさんに追いつき、「ゴイスゥ〜〜〜〜」と叫びながらエディさんをぶっちぎる。どうもエディさん脚がつって調子が悪かったようだ。

 そういうわけで、最後の周回を終えて後を子供にまかせる。「あと全部走っていいよ」と子供に言うと、「アンカーはこわいなぁ」といいながら子供が走行を開始する。アンカーがいやだといっても、子供が1周している間にピットエリアは閉鎖となり、4時間エンデューロ終了時刻まで子供は走らざるを得ないのである。それでも残り時間は25分少々なので、私の子供であれば3周程度で終わるはずである。それほど子供にとって負担というわけではない。そこで私はゆっくりと休み、ころあいを見計らって周回を終えた子供を迎えに行く。家内がゴールインした少し後に子供もゴールインする。

 4時間エンデューロ競技終了後帰り支度をする。子供たちがじゃんけん大会に出ており、これが終わるのを待って会場を後にし駐車場に向かう。途中、昭和記念公園内のサイクリングコースで、老人と思しき人が落車して身動きしなくなっている。どうも頭を打ったらしく血が出ているようだ。何人か人が集まって救急車を呼んでいる。「おじいちゃんもうすぐ救急車くるからね」と声をかける人もいる。ところがこの老人、ヘルメットをしていない。ヘルメットさえしていれば、落車して頭を打っても、大したケガにならない場合もある。自転車に乗る人は、すべからくヘルメットをすべきだと思う。ヘルメットをしていたおかげで助かる命だってあるし、大怪我が中怪我とか小怪我くらいにすむ場合だってあるのだ。

 駐車場に到着して自転車などを車に積み、分乗して昭和記念公園を後にする。昭和記念公園ではこの時期イルミネーションのイベントがあるので、大勢の人が夕方から車で昭和記念公園にイルミネーションを見に来るのである。

 後は国道20号線から高速道路を通って一路吉田自転車へ。さしたる混雑もなく無事吉田自転車に到着することができた。以前から私のマドンのフォークにひびが入っていたので、そろそろこれを交換せねばなぁと思っていたところ、この日既に吉田自転車に交換用のフォークが入荷していたので、フォークを交換してもらうためにマドンを吉田自転車に預けて帰宅する。この日も一日家族で自転車で楽しく遊び、何事もなく帰宅できてよかった。

 そういえば、朝会場に向かう途中で、「○○ハウジング」という会社の車を見かけた。それだけなら別に大したことはないのだが、その車に書いてあった「○○ハウジング」の表記が出色だった。アルファベットで書いてあったのだが、「○○HOUSING」という表記ではなく、何と「○○HAUZINGU」と、ローマ字で表記してあったのである。きわめて注目すべきセンスである。「おう、うちもよぅ、車買うから、会社の名前を車に書いてみるべぇ。でよぅ、カタカナよりも、エービーシーで書いた方が、ハイカラでいいべ。うちは○○ハウジングだから、エービーシーで書いたら、HAUZINGUでいいんでねぇの。英語のことはよく知らねぇけどよ、これでいいべ。」というような感じでこんな表記をすることを決めたであろうことが伺われる。これは全くの私の憶測に過ぎないが、8割方当たっていると思う。

(完)

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2006年12月19日

東京エンデューロ2006(前編)

【12月17日】(マドン)
走行距離79.6km 走行時間2:29'42 平均速度31.9km/h 最高速度44.6km/h 積算走行距離 425.5+3931.3km 最高ケイデンス122 平均ケイデンス 85

 さて12月17日(日)は東京エンデューロの日である。昨年はドロップハンドル自転車の参加はできなかったため家内が女子4時間ソロに参加したのみであったが、今年はドロップハンドルの自転車での参加が可能となったため、家内は女マドンで女子4時間ソロに参加し、私と子供(11歳)は2人でチームを組んで出ることにする。11歳だとコース1周の子供向けレースも出られるが、それでは走行距離が短くてつまらないので私と子供の2人チームで子供には好きなだけ走ってもらう。

 そういうわけで吉田自転車の前に午前7時ころ集合する。東京エンデューロに参加する人が三々五々集まる。私の家族の自転車を吉田自転車エディ氏運転の車に積んでもらう。準備が整った後出発。道中高速道路、一般道、いずれもさしたる渋滞はなく8時半ころには既に立川市に到着。コンビニで昼食等の買出しをしてから午前9時ころ会場の昭和記念公園前に到着。午前9時半の駐車場開門を待つ。既に何台かの車が開門を待っている。この日朝から曇っていて天気は良くないが午後からは晴れるとの天気予報。この分だとこの日は降られずにすむかなぁという感じ。しかしそれほど寒くはない。

 9時半少し前に駐車場が開門したので入場し、駐車場に車を停めて自転車組み立て、荷物出し、着替えをし、会場に向かう。

 4時間エンデューロが始まるのは午前11時からなのだが、その前に子供レースがある。同行のブラックマジシャンズさんのご子息が2人とも子供レースに出るのだが、子供レースの開始は午前10時20分である。ところが我々が会場についたのは午前10時15分ころ。ブラックマジシャンズのご子息はあわてて子供レースの受付をし、何とかぎりぎりで子供レースに参加することができた。開門午前9時半で、レース開始午前10時20分というのは、ちょっと余裕なさすぎと思うがどうか。

 4時間エンデューロの開始時刻が午前11時から午前11時15分に延びた。そのため午前11時過ぎ位からスタート地点への整列を始める。
 4時間エンデューロは、1周5kmのコースを4時間で何周できるかを競うものである。ソロ、2名チーム、3名チーム、4名チームの4種類があり、それぞれに男女それぞれの部門がある。また、チームの場合男女混合チームも可である。
 私のチームでは、まず私が4周走り、次に子供が3周走り、これを交代で繰り返すということにしてある。スタート地点に整列してしばし待つと、飯島美和さんのMCで開会式。何人かのゲストが手短に挨拶を行う。また、1周目はゆっくりローリングスタート、追い越しはしないようにとの指示がある。今年は久々にドロップハンドル可にしたので、最初集団がばらけないうちにスピード出しすぎによる事故がおきることを心配したのだろう。

 そういうわけで午前11時15分にいっせいにスタート。最初のろのろと列が動き出す。最初しばらくは集団がばらけないため、ゆっくりめに走る。一応マナーを守って追い越しはしないが、徐々に集団がばらけてきて道中3分の1位になると通常通り調子をあげて走り出す。

 このコース、ところどころ短くてゆるやかな坂があるものの、全体的にはフラットコースである。特に後半はゆるやかな下り基調なので、結構スピードが出て楽に走れる。また、参加者は多いが、例えば富士チャレンジ200における、富士スピードウェイの上り坂のように、参加者が密集して走行困難になるというポイントはない。一旦集団がばらけると道路上の人口密度はさほどでもなく結構すいすいと走れる。また、予想していたより道が広く走りやすい。とはいえ、それほど広い道でもないので、人を抜くときは一応「右通りま〜す」と声をかけることにする。

 このイベント、一応今年からドロップハンドルの自転車参加可能にしてレーシーな参加者を増やしているが、実はシリアスなレースという趣ではなく、年末好き勝手に自転車を楽しみましょう的な色彩の比重が高い。そういうわけで、サンタ服とサンタ帽子をかぶって走る人が多い。私の家内もサンタ服途サンタ帽子をかぶって走った。エディ氏は筋肉柄のジャージに覆面をかぶって走っている。
 ウルトラマンとか怪獣のかぶりものをして走る人もいる。ウルトラマンのかぶりものをして走る人に、「かっこいぃ〜」と声をかけると、照れくさそうに「ありがとうございますぅ」と返答してくれた。井上陽水みたいなサングラスをしていて、ウルトラマンのかぶりものとのギャップがなかなかよかった。機会があったらこの人と酒でも飲んでみたいな。

 周回コースの終わりのあたりに、直角コーナーが2箇所ある。ここは道もよくないので減速しなければならない。特に、最後の直角コーナーを曲がったところは舗装してなくて土なので滑らないように注意が必要である。ここらあたりで大分減速しているので、そこからまた加速するのにちょいと力が要る。この近辺、昨年は穴ぼこがあって走りにくかったらしいが、今年は穴ぼこはなかった。確かにこの辺にでかい穴ぼこがあったら危ないだろうなぁ。

 そんな感じでまずはじめの4周を終える。たいした坂もなくフラットなコースなので結構走りやすいという印象。ピットに入って子供を捜すと、ちゃんと私のゼッケン番号のところのピットに子供が待っている。そこで黄色い腕章を渡して子供にバトンタッチする。まずは平均速度時速30.1kmである。最初ゆるゆると行ったので止むを得ないか。
 とりあえずトイレに行き、その後ウィダーを食べて補給する。3周というと、1周どんなに速くても子供の足なら10分はかかるから、30分休めるかと思ったが、念のため20分後にピットに行ってみると、子供がほうほうの体でピットに入ってきている。「あれお前3周してくるんじゃないのか?」と聞くと、どうも2周が限界らしい。まだ子供だから仕方がないかと思い、以下私が4周、子供が2周することにする。1周10分と見れば、私4周子供2周でちょうど1時間くらいだからわかりやすいか。そう思って走行を再開する。

(眠いのでこの辺で打ち切ってつづく

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2006年12月17日

12月16日の自転車

【12月16日】(シラス)

(12月13日と通算)
走行距離15.09km 走行時間0:37'48 平均速度24.0km/h 最高速度41.7km/h 積算走行距離 11889km

復路:役所→桜田通→永代通→三つ目通→適当→家

この日大学での授業には電車で出かけ、授業からの帰りに午後8時半ころ霞ヶ関に立ち寄って自転車を取りに行く。12月13日以来天気が悪かったり飲み会があったりと自転車を役所におきっぱなしで引き取る間がなかったので、この日自転車を役所の駐輪場から引き取ったのである。

この日大学の講義の最終回だったので、大学の個人用書類ボックスから荷物を引き取らなければならない。そのためこの日結構手持ち荷物が多くなる。手持ち荷物をディパックに入れて背負い自転車走行する。またしばらく自転車が雨ざらしになったため自転車のコンディションも良くない。そんなわけでそれほどスピードはでない。しかし土曜日なので自動車どおりはそれほど多くなく、まぁまぁ走行しやすかった。

永代通りを通ると、午後9時近いのに吉田自転車の明かりがこうこうと照っているので、缶コーヒーを差し入れに行ってみるとエディ氏が店じまいの支度をしていたところであった。翌日東京エンデューロなのでその準備とのことである。私はエディさんのおさそいで東京エンデューロに参加するので集合時間をたずねた。その後缶コーヒーを飲みながらしばし馬鹿話に興じる。今年はゴイス新年会をやったので来年もゴイス新年会を企画してもらう。

吉田自転車から再び自転車走行して帰宅。この日も何事もなく役所から自転車で帰宅できてよかったよかった。後で洗車をしなければなるまい。

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2006年12月16日

草津温泉(前編)

 12月9日午後2時新宿南口バスターミナル発ゆめぐり号にて草津温泉に向かう。土曜日は子供が塾に行くので午後出発になるが、午後に出発する適当な電車がなかったのでバスで行くことにしたのである。バスツアーの場合、目的地まで直接到着するため乗り換えの面倒がなくてよい。このバスは座席指定なので焦って並ぶ必要がなく安心である。また、この日乗車率50%位という感じで、何となくゆったりした感じである。途中、練馬駅、伊香保温泉、中之条駅前など数カ所に停車する。また関越自動車道の上里サービスエリアで20分ほど休憩する。

 新宿で若干の渋滞がある。バスによる移動の難点は、座席が狭いことと道路の渋滞状況により到着時間が不確定であることである。だが運転手は慣れたもので、「新宿での渋滞のため、伊香保には20分、終点草津バスターミナルには10分程度遅れての到着です」とアナウンスする。実際その通りになるのであるから、この程度の渋滞ならこの程度の遅れであろうとだいたい経験則でわかるのだろう。渋滞したとにどの程度の遅れるかの目安を言ってもらえると若干安心する。
 
 新宿を抜けると比較的順調に走行できる。練馬駅では誰も乗る人はいない。関越自動車道に入ると特段渋滞なく快走。途中上里サービスエリアで20分ほど休憩する。
 用を足した後少々腹が減ったので子供とともに「じゃがべー」(ジャガイモとベーコンを串揚げにしたもの)を買って食べる。旅先で食べるこうしたジャンクフードはなかなかうまいものである。旅先というシチュエーションが微妙にジャンクフードに味わいをあたえることは言うまでもない。

 渋川で関越自動車道を降りてあと一般道を通る。中之条駅前が一応停留所になっていて、誰も降りそうにないのだが、うちのガキが寝ている最中に間違って降車ボタンをけっ飛ばして押してしまったためそこで停車してしまった。困ったもんだ。後はちんたら一般道を走って午後6時半ころ予定より10分ほど遅れて草津温泉に到着。

 草津温泉で今回宿泊したのは湯畑前のホテル一井である。湯畑は、周囲300メートルくらいの温泉の源泉池である。湯畑の源泉池部分から湧き出たお湯を一旦せき止めて6本の木の樋に振り分けて流し、この木の樋から流れたお湯が滝のようになって流れ、そして各温泉に流れていくのである。そのようすはこちら。夜には湯畑がライトアップされて幻想的な風景となっている。

 さてホテル一井のお湯の源泉は湯畑ではなく、白旗源泉である。草津温泉の場合、源泉がいくつかあって、湯畑の他、白旗源泉、万代鉱、地蔵源泉、煮川源泉、西の河原源泉などある。知名度では湯畑、湧出量では万代鉱である。泉質では、実は私は白旗源泉が気に入っている。この源泉、湧きたての熱いお湯は透明なのだが、ちょうど入りごろの温度になると若干白濁してくる。この白濁加減が、いかにも有効成分を豊富に含んでいるようにみえて魅力的なのである。

 そういうわけで、ホテル一井のお湯には非常に期待していた。そのため、チェックインもそこそこにまずはお風呂である。ここの大浴場は実に広い。浴場が広いと何となくゆったりとお湯につかれて気分がいい。しかも白旗源泉なので、ちょっと白濁した感じのお湯でいかにも効きそうである。しかしチェックインから夕食まで15分ほどしかないため、とりあえず本格的に大浴場に入浴するのは夕食後にしてこのときはほどほどに入浴する。

 夕食は豪華でおいしかった。しかし温泉においてはお湯につかることが最大の関心事なので、食事もそこそこにして再びホテル一井の温泉に入る。まずは大浴場に本格的につかる。とにかく好きな時間天然の恵みのお湯につかる。当然のことながら、源泉かけ流しであり、循環式などというケチな温泉ではない。長い年月をかけて磨かれた滋味成分の豊かな天然の温泉に全身をひたし、その成分を皮膚で享受する。実に贅沢な瞬間である。
 団体客の若いのが、湯船に入らず湯船のへりにすわって足だけお湯につけて談笑している。まったく若いのは温泉の入り方ひとつ知らなくて困ったものである。そこへいくと、団体客であっても、オヤジの場合はちゃんと肩までお湯にひたり、「あ”〜」とかため息をついて気持ちよさそうに入っている。どういうわけかオヤジの方が温泉の楽しみ方を良く知っているようだ。やはり贅沢な楽しみと言うものは、ある程度年齢がいかないとわからないらしい。

 ホテル一井の温泉を出ると、当然外湯めぐりである。今回は家族と一緒草津に来ているが、外湯めぐりの時は当然一人である。家内を連れると家内の出る時間を気にしなければならないし、子供をつれると早くお風呂を出よう早くお風呂をでようとうるさいしかついくつもいくつも外湯をめぐるには子供はまだ幼すぎるからである。
 草津には10を超える外湯がある。いずれも小さい掘っ立て小屋のような建物に小さい湯船をもつ温泉である。結構広範囲にわたって外湯が散在するため、全部回るのはちょいと大変である。私の場合、ホテルから程近く、かつ気に入っている白旗の湯、煮川の湯、そして地蔵の湯を巡ることとする。

 まずは白旗の湯である。ここは熱いお湯と普通の温度のお湯の二漕がある。ここでは当然熱いお湯に入る。ここのお湯の温度はおそらく摂氏45度を超えているであろう。相当熱い。しかしここのお湯は熱くないと意味を成さない。私は熱いお湯と体の真剣勝負をしにここに来たからである。
 最初このお湯に体を浸すと体がピリピリとするが、そこで湯船に肩まで沈んで、「雲雲崖に根地垂れ押し、雲雲崖に根地垂れ押し」と呪文を唱えると、じわ〜りとお湯が体に効いてきて、不思議と幸せになれるのである。子のお湯には2分も浸かれば十分であろう。
 しかし、この日はなぜかピリピリ具合が以前入ったときより少なかったので妙に思っていたところ、熱いお湯の浴槽に浸かった他の人も、「今日はぬるいねぇ」と言っていた。やはり温泉は生ものなので、日によって熱かったりぬるかったりするのだろう。あとは熱くないお湯の浴槽に適当に浸かって白旗の湯を出る。

 白旗の湯を出ると次は煮川の湯である。以前は煮川の湯に行く前に千代の湯に行っていたのだが、ここは熱くもぬるくもない普通のお湯であり、さほど個性がないので行っても面白くなく、パスすることにする。
 煮川の湯は、傍から見るとどうみても掘っ立て小屋にしか見えず、外湯には全く見えないのだが、実は煮川源泉という立派な源泉を使った贅沢な外湯である。ここのお湯は比較的熱めだが、お湯が流れてくる木の樋には湯の花がこびりついており、成分豊かなお湯とみられる。また、白旗の湯と異なり、それほど観光客が来ないので穴場である。
 私が入浴したときはたまたま他に一人しか入浴者がおらず、しかもその人もすぐに出てしまったため、煮川源泉から惜しげもなくあふれるお湯をしばらくの間独り占めした。長い年月をかけて磨きぬかれた新鮮な天然の恵みを、静寂の中で一人享受できるとは、何と贅沢な瞬間であろう。草津温泉に来て良かったと思う瞬間である。こういう本格的な温泉に入ると、沸かし湯を温泉と称して客を入れる詐欺まがいの旅館は消滅して欲しいと思うね。

 白旗の湯を出ると今度は地蔵の湯である。地蔵の湯は、お地蔵さんの前ある地蔵源泉からお湯を引いている。ここは、通常の外湯の他、時間湯といって、時間指定・有料(10日間8000円)で湯治客向けの温泉を設けている。ここのお湯には他とは異なる薬効があるのだろうか。
 ここはかつては古ぼけた掘っ立て小屋のような建物で趣があったが、最近新築して立派な木造建物になってしまい、かつての趣がなくなってしまった。また、ここのお湯も新築前は比較的熱めだったのだが、新築してからぬる目の歯ごたえのない温泉になってしまった。それでも、地蔵前の源泉池に趣があるため、ついここには来てしまう。

 これだけ外湯を回ると一応満足である。そういうわけで、ホテル一井に戻ると、寝る前にもう一度大浴場に軽く入り、寝ることにする。

(つづく)
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2006年12月14日

12月13日の自転車通勤

【12月13日】(シラス)

サイクルコンピュータを役所に置き忘れたため記録なし。

往路:家→適当→永代橋→永代通→昭和通→鍛冶橋通→楠正成前→内堀通→桜田通→役所

【往路】

 最近寝違えて首が痛いので自転車通勤しなかった。若いころだと寝違えなんかは1日くらいで直るのであるがさすがに歳を取ると直りが遅い。首が痛いと自転車走行中周囲を確認することが困難になるので危険である。この日ようやく首の調子が良くなったので自転車通勤することにする。自転車通勤も相当久々である。
 いよいよ冬本番に入り気温も下がってくるが、今年の冬は昨年の冬のように驚異的に寒いわけではなく、まぁ普通に寒い程度なので自転車通勤には向いていそうである。昨シーズンの冬は本当に寒く自転車通勤を躊躇したものである。

 この日は永代通→昭和通→鍛冶橋通のコースである。永代通は昭和通との交差点を超えたあたりから混みはじめるので、昭和通に折れて走るのが走りやすいコースだと思う。鍛冶橋通もそんなに空いているという感じの通りではないが、昭和通を過ぎたあたりの永代通りよりも自動車の流れはよく、信号が少ない感じで走りやすい。

 ここ最近、以前より重いギアを踏めるようになってきたなと思っている。自転車走行には2タイプあって、軽いギアを高回転させて走るタイプ(回転型)と、回転数はそれほどでもないが重いギアで走るタイプ(トルク型)がある。どちらが良いかは自転車走行上の一つの論点であるが、一番いいのは重いギアを高回転で回すことである。
 以前よりも重いギアを、以前使っていた軽めのギアと同じ回転数で回すことが出来るようになったので、やや足が鍛えられてきたのであろう。自転車通勤それ自体も楽しいのであるが、自転車通勤を通じて体が鍛えられてきたことを感じられるのも楽しい。体力上り坂の若いときではなく、歳をとってから体力が増強してきたことを実感できるのがうれしいのである。このままだと私が70歳になるころはどんなふうになっているか、うまくすれば90歳位になっても平気で富士山を自転車で登れるのではないかと楽しみである。

 そんなことを考えながら無事役所に到着。この日は霞ヶ関で歩道を歩行者に注意しながら比較的ゆっくり走ったので、おそらくそれほど平均速度は高くないであろう。「おそらく」というのはなぜかと言うと、この日役所にサイクルコンピュータを置いてきて平均速度を測定できていないからである。

 この日、急遽役所の同僚数名と酒を飲むことになった。同僚の一人が寒い国に赴任することになったからである。虎ノ門にあるもつ鍋の店である。
 もつ鍋を食べているとバブル景気のころを思い出す。私が若かりしころ、バブル景気というのがあって、もつ鍋はそのころを代表する食べ物であった。そのころ私は司法試験受験生で、もつ鍋には見向きもせず青春を犠牲にして勉強し、バブル景気の恩恵を受けることもなかった。
 私の青春を投下資本にして今の私があり、ここ10年位の間その投下資本を回収している段階にある。いつまで投下資本を回収することができるのだろうか。せっかく大事な青春を投下資本にしたのだから、できるだけ長い間投下資本を回収できればいいなぁと思っている。定年のあるいわゆるお勤めの人と異なり、私の仕事には定年はない。自分さえしっかりしていれば何歳になってもできる。体がしっかりしていれば何歳になっても乗れる自転車と同じである。だからといって自転車操業は願い下げだが。

 そんなわけでこの日酒を飲んだので、自転車を役所に置いて電車で帰宅する。飲酒自転車走行だけは絶対にいかん。何しろ私は常時時速30km以上のスピードで自転車走行するので、事実上原付と大して変わらないスピードで走るわけである。それで酒なんか飲んで走行したら本当に危険なのである。楽しく安全に自宅と職場を往復すること、これが自転車通勤の究極の目的である。

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2006年12月12日

Off Course i【ai】1969-1989

 寝違えて首が痛いので12月11日は自転車通勤しない。自転車通勤時には後ろを目視したり後ろの自動車ににらみを利かせたりと何かと首を使うので、寝違えて首が痛いと自転車走行に差し支えるのである。

 さて12月11日のお題は「オフコース」である。先日草津温泉に行った話を書こうと思ったが、「オフコース / i」というベスト盤販売の報に接し、草津温泉なんかどうでも良くなってしまった。

 何を隠そうオフコースはYMOと並んで私が高校生のころから習慣的に音楽を聴くことを趣味とするようになったきっかけの両輪をなすメモリアル・アーティストである。いずれも既に亡き音楽グループであるが、ベスト盤とか出るとつい買ってしまう。
 
 例えば、YMOの場合は、15年位前にアルファ・レコードから「テクノバイブル」というCD5枚組の限定版ボックス物が出たとき、当時司法試験浪人生の金のない身分であるにもかかわらず、矢も盾もたまらず買ってしまった覚えがある。自分の音楽的ルーツの根源をなすアーティストであるがゆえに、これを入手しないと自分のレーゾンデートルが脅かされるかのような思いがしたからであろう。YMOごときに左右されるとは随分安っぽいレーゾンデートルだが、15年経った今でもこれを買って正解だったと思うので、まぁ人間なんてそんなものだなぁと勝手に思う。
その後もアルファ・レコードや東芝EMIから手を代え品を代えてYMOの企画盤が出るたびだまされて買ってしまっていた。しかし、さすがに3年位前に出た「UC YMO」の時は購入を躊躇し、そして買わずに至った。「UC YMO」の場合、様々なYMOのマークが入った有名なシャツがついていて惹かれるものがあったが、さすがに1万円を払うのは躊躇した。昔に比べれば大人になったのだろう。しかし、もしシャツではなく赤い人民服がついて1万円だったら、これは間違いなく買ってしまっただろう。

 トレンディ・ドラマの主題歌として十数年前にブレークして以来、「小田和正」は、若い人の音楽的教祖としてもてはやされ、既に還暦近いというのにCDを出すたびに爆発的に売れている。しかしながら、私が高校生のころ、小田和正を擁する「オフコース」と言えば、「暗い、めめしい、ダサい」というイメージであり、「オフコース」を聴いているなどということは、人前で口が裂けないと言えないという時代であった。しかしながら、禁酒法時代のスピークイージーよろしく、オフコースのファンは地下組織的に強力な根を張り、オフコースのライブは暗い根っこの会総決起集会のごとく盛り上がったようである。そうした様子は、新潮文庫から出ている、オフコース「May Be The Best Year Of My Life」において、秋元康書くところのエッセイに端無くも描かれている。
 
 今聴いてみると、オフコースの歌詞は人の人に対する想いを直截的に描いている。その歌詞を口に出して言ってみると、言っていることは圧倒的に正しく説得力があるが、しかし顔から火が噴出すほど恥ずかしい。

「ことばがもどかしくて うまくいえないけれど 君のことばかり 気になる」
「ほら また 笑うんだね ふざけているみたいに 今 君の匂いがしてる」

 ・・・・カラオケで歌ったら、赤面して爆笑してしまうかもしれない。

 また、よくよく歌詞を読んでみると、女に振られた男の強烈な恨み節が波状攻撃をなして押し寄せ、確かにこれは暗く、めめしく、ダサいなぁと思うものもある。「また 君が 嘘をついた〜」とリフレーンで攻められたら相手の人はたまらないだろう。オフコースファンクラブは地下組織として強力な根を張る、というのも止むを得ないか。

 今回このベスト盤を買ったのは、選曲が比較的穏当だからである。なるほど、「ワインの匂い」「こころは気紛れ」「きかせて」「潮の香り」「別れの情景(1)」などという曲が入っていないのは私的には気になるものの、これは落とせないだろうという曲、及び私的に入っていて欲しい曲が結構カバーされていてなかなかよいと思っている。ちなみに昔、ふかわりょうがあるテレビ番組でのしりとりで曲を歌っていくコーナーで、オフコースの「別れの情景(1)」のサビの部分を歌っていたのには驚いた。当然出演者は誰もその歌を知らない。

 そういうわけでこのCDを買おうと役所に一番近いCD屋であるHMV数寄屋橋店及び銀座店に出かける。どちらにも置いていない。売れてしまったのであろうか、それともこのCDの発売日を間違えたのだろうか。はたまた、そもそもオフコース「i」などというCDは存在しないのだろうか。
 様々な疑念が脳裏を駆け巡る中、私はタワーレコード秋葉原店に赴くと、果たしてそこにはちゃんとそのCDが売っていた。何だ例によってHMVの品揃えが悪いだけじゃないか。銀座のHMVはジャズに関しては品揃えが悪いが、J-Popsにまでそれが波及したのか。全く困ったものである。もっとも、そのCDは新譜平積みで店頭の目立つところにドヒャーと出ているものではなく、オフコースの棚にひっそりとたたずんでいるという趣のものであった。「小田和正」はいいけど「オフコース」はダメよみたいな一面をここに見た。

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2006年12月08日

最近買ったCD

 12月7日やや曇っていたため自転車通勤しない。その日結局全く雨が降らなかったので自転車に乗ればよかった。自転車に乗れなかった鬱憤ばらしとばかりにディスクユニオンお茶の水ジャズ館に行く。役所から最もアクセスの良い中古CD屋というと、どうしてもここになってしまう。

 最初2階の中古CDフロアに行く。例によってジャズおやじ達が濃密なオヤジ臭い空間を作出している。たまに若いのもいるが、いかにもジャズオタクという感じのけしからん若者である。ジャズリスナーに普通の人間はいないのか。もっとも中古CD屋で中古CDを目の色を変えてナチスの残党狩りのように執念深く探索するようなのはすでに普通とは言わないか。

 そういうわけで私もぶらぶらと、かつ執念深く店の棚をながめる。特に心ときめく作品はなかったので何も買わずに2階中古CDフロアをでる。心震わせるようなCDとの邂逅は年に何回もない。しかしそうした邂逅を求めてせっせと中古CD屋に通っては何もなくて絶望して帰るわけである。

 3階の新品CDのフロアをぶらぶらと見ると、突如"Melba Liston and Her 'Bones"が目の前に!! この作品、数少ない女性トロンボーン奏者のメルバ・リストンのこれまた数少ない作品である。彼女の代表作といっていい。CD化はほぼ絶望視されていたが、ごく最近フレッシュサウンドというスペインのレーベルからCD化されたという情報は得ていたのだが、日本の店頭には並んでいなかった。このたびようやく日本の地を踏んだわけである。遅きに失したと言わざるを得ない。この人のCD、どう考えてもジャズ大国日本以外でしか売れようがない。

 ジャズはアメリカで生まれ育った音楽であるが、アメリカの音楽市場は完全にロックとR&Bに占拠され、ジャズの勢力はそれほどでもない。ジャズを世界で最も愛する国民は日本人であると確信する。そして、フレッシュサウンドは、そうした日本人の中で、ジャズを偏愛するコアなリスナーの懐に焦点を当てたマニアックな作品を連発し、好き者の琴線を狙い撃ちする。全くどういうマーケットリサーチをしているのか、メフィストフェレスをディスクユニオンの店員に変装させて日本に送り込んでいるとしか考えられない。

 このメルバ・リストンの作品もそうしたマニアックな作品である。メルバ・リストンという女性トロンボーニストの幻の名盤として知られながら、市場においては絶えて久しく、一部の廃盤CDファンにとっては垂涎の作品であっただけにその再発は喜ばしい。スペインのメフィストフェレスの策略にまんまとはまった形となったが、これは止むを得ない。そういうわけでこれを買って帰る。ところで、「まんまとわなにはまる」の「まんま」って、どういう意味だ????

 帰宅すると、アマゾンで買ったJon Lucianの作品が到着している。I Am Now / Mind's Eye / Rashidaという3作品を2枚のCDにカップリングしたお買い得なCDである。Jon Lucianは、Brian Trainor / Why Try to Change Me Nowという作品に何曲かヴォーカルで入っていて、その深みがある低音を好ましく思っていたので、この人の作品が欲しかった。アマゾンで調べるといくつかアルバムを出しているのだが、タワーレコードやHMVなどのでかいCD屋を見ても一向に見つからない。そういうわけで2,3日前にアマゾンで注文したところこの日到着したのである。しかしこの日はこれを聞かずに寝てしまった。そのうちこれを聴いた感想を書くかもしれない。

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2006年12月07日

12月6日の自転車通勤

【12月6日】(シラス)

走行距離19.81km 走行時間0:45'34 平均速度26.1km/h 最高速度41.7km/h 積算走行距離 11874km

往路:家→適当→東京海洋大学の前の通→清澄通→晴海通→内堀通→桜田通→役所

復路:役所→桜田通→皇居1周→永代通→三つ目通→適当→家

【往路】

 この日水曜日で晴海通がすいているだろうと思って清澄通→晴海通コースを通る。佃大橋近くの清澄通交差点から晴海通との交差点まで赤信号にひっかからずに無事に通過できた。この区間必ず晴海通りとの交差点の手前の小さい交差点で赤信号に止められることが多いので、ここを通過できたのは何かうれしい。この小さい交差点は、ママチャリおばさんなんかだと平気で信号無視をするところであるが、自転車ツーキニストはあくまで道路交通法を遵守して走行しなければいけない。

 晴海通りに入って勝鬨橋を渡ると例によって大混雑。水曜日にこの通りがすいていると思ってここを通ったところ推測を誤った。どうも水曜日はいつもすいているというわけではないようだ。
 激混みのところ自動車走行の流れに沿って走行していると、後ろからスクーターがけたたましく警報機を鳴らす。こちらは自動車走行の流れに沿って走っており、別にスクーターの走行のじゃまになっているわけではない。うっとうしいからどけというのか。そいつが横にきてにらみつけてくるのでこちらもそいつをにらみつけてやる。ファ-pi-ユーでもしてやればよかったが、善良な役人がそんなことをするのは適当ではないのでやめておく。そうこうしているうちにそいつは新大橋通りをわたってすぐのところの路地に入っていく。

 車道上での自転車の敵はタクシーと並んでこうしたスクーターなどの原付である。東京のタクシーは運転は危険だが、それでも私のように車道走行仕様にした自転車を露骨にじゃまにするのはほとんどいない。これに対して原付は、車道上の使用空間が自転車と重なり、しかも原付走行者は自分たちの方が自転車より速いと思っているから露骨に自転車をじゃまにする。しかし私の車道での走行速度は常時時速30km程度であり、それより速い速度は法律上原付は出してはいけないのではないか? 私より速く走る原付は道路交通法違反だ。だから常時時速30km程度で走っている限り原付に文句を言われる筋合いはない。違法野郎には遠慮しないぜベイベ〜。

 「自転車通勤で行こう」のヒキタ氏が出している「週刊自転車ツーキニスト」というメルマガ第272号によると、ヒキタ氏はしばらく自転車断ちするとのことである。氏は斯界のオピニオンリーダーであるため、警視庁がテロリストないしヒットマンのように氏をつけねらい、これは道路交通法違反だと難癖をつける瞬間をうかがっているのかもしれない。しかし「自転車は歩道に上げてしまえ」みたいなアホな動きを粉砕すべくがんばってほしい。私も微力ながら弁護士会活動を通じてこのようなアホな動きを粉砕すべく動くつもりである。

 そんなことを考えながら役所にたどり着く。晴海通激混みのため平均速度時速24.7kmとそんなに速くない。昨日全く作動しなかったサイクルコンピュータがこの日正常に作動しているので不思議である。しかし安定してサイクルコンピュータが作動しないのも困る。しばらくサイクルコンピュータの電池を替えていなかったので、電池を取り替えておく。

【復路】

 この日役所から出ようとすると同僚に自転車服を着た私を目撃される。さすがに役所に勤めて半年近く経つと通勤姿を全く目撃されないというわけにいかない。目撃されついでに私の自転車を見てもらい、かつこれを解説する。面白がってもらえれば幸いである。

 この日皇居1周のみで終わり。夜になると皇居周回ジョギングをする人で皇居の周りはにぎわう。私も皇居周回ジョギングには関心はあるのだが、ふくらはぎなど下手なところに筋肉がついて体重が増えるのは嫌なのでとりあえず敬遠している。しかしやりかたによっては余計なところに筋肉をつけずに体重を減らすことができるのだろう。

 ジョギングは減量に効果的だと思う。しかし体重のある人がジョギングから入ると膝にもろに体重がかかり膝を痛める可能性がある。自転車であれば、体重を腕(ハンドル)と、尻(サドル)と、足(ペダル)で支えるため、一点に体重がかかるということがない。そのため太った人の減量にはまず自転車が有効と思う。
 もっとも、私の知人で100kg以上体重がある人がジョギングを毎日行った結果別人と思われるほど体型が変形する位に減量したという例があり、その人全く膝を痛めた形跡がないので、こちらもやり方次第ということか。

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2006年12月06日

12月5日の自転車

【12月5日】シラス

走行距離等の計測不能

往路:家→適当→永代橋→永代通→昭和通→鍛冶橋通→日比谷通→内堀通→桜田通→役所

復路:役所→桜田通→永代通→三つ目通→適当→家

 この日サイクルコンピューターが作動しなかったため、走行距離や平均速度など、サイクルコンピューターで計測すべきデータを計測することができなかった。自分の走行が記録として残らないとつまらないが、電車に乗ってもみくちゃにされるより自転車で走行するほうが楽しいし、痴漢に間違われることもないからまぁいいや。

 電車の痴漢で思い出したが、最近地下鉄で女性専用車というのがある、朝の通勤時間の一定の時間帯において、特定の車両を女性専用にするというのである。これで思い出したのが銭湯である。私の聞いた話によると、銭湯はかつて混浴であったが、どうも銭湯内で痴漢行為をはたらく不埒なやつがいるため、男湯と女湯になったということである。将来的には、地下鉄も女性専用車と男性専用車にわかれるのであろうか。ドア口に「男車」とか「女車」とか染め抜いてあるのれんとかかかっていたりして。

【往路】

 とにかくサイコンが作動しないので走行ペースが全くわからない。しかし、走行中は別に速度なんか表示されたところで面白くないので淡々と走りを楽しむ。

 ときおり小さい交差点で赤信号を無視して通りを突っ切るママチャリのオバサンを見かける。自動車とかオートバイだとエンジンの音でそれが接近しているのがわかるのだが、自転車の場合、殆ど音を立てないで走るので、不注意なママチャリの信号無視オバサンは自転車で走行する私に気がつかない。自転車走行中はこういうのに気をつけなければならない。

 あとは特筆することもなく楽しく走って安全に役所に到着した。役所に到着したところ、自転車服を着た私を役所の同僚に目撃される。どうも最近自転車服を着た私の目撃談が多い。公序良俗に反するような服を着ているわけでもないので目撃されたらそれはそれでいいのだが、でも何となく恥ずかしいものである。しかしそうはいっても自転車服でないと快走できないので、まぁいいかという感じではある。

 この日役所にあるコンビニにクリスタルガイザーの炭酸水が再び入荷しているのを発見して安心する。どうもボトルのデザインを一新して再入荷したようである。これでまずいキリンヌーダなんか飲まなくて済む。
 私は砂糖の入っていない炭酸水が好きで、ペリエが特に好きであった。アメリカにいたころはペリエが1ドルで売っていたので、気楽に買うことができた。しかし日本に帰るとペリエは200円を超える値段である。ペリエはおいしいが日本では高すぎる。そういうわけでコストパフォーマンスがよく、かつおいしいクリスタルガイザーの炭酸水が昨年から販売されたことは極めて革命的であった。普通に飲んでよし、ウイスキーストレートの時のチェイサーにしてまたよし。
 しかしクリスタルガイザーを喜び勇んで買ったはいいが、勢い込んで買った割には途中までしか飲んでおらず、いまだに役所の席に飲みのこしをおいたままである。しかし逆に言えば、自転車走行したあとのどが渇いたときに役所の机の上にクリスタルガイザーちゃんが待っていてくれるわけで、それはそれでうれしい話である。

【復路】

 どうも12月5日は結婚記念日らしい。前日私の家内にその旨言ってみたところ、家内は私に言われてはじめて気がついた。私もこういったイベントの日は忘れるほうであるが、家内は輪をかけてそういうことには無頓着らしい。おそらくそういうのびのび無頓着家内であるからこそ12年も私の家内でいてくれたのだろう。また、のびのび無頓着家内でよかった。「今日は結婚記念日だから早く帰ってきてね」とか奥さんに言われて、で、その日に遅く帰ってきたところ奥さんにむくれられるというのはやだな。

 それはそれとしてこの日特筆することもなく無事に帰宅する。例によってサイコンは作動していないが、楽しく帰宅できたからまぁいいや。

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2006年12月04日

12月4日の自転車通勤

【12月4日】(シラス)

走行距離24.90km 走行時間0:55'13 平均速度27.0km/h 最高速度41.6km/h 積算走行距離 11854km

往路:家→適当→永代橋→永代通→昭和通→鍛冶橋通→外堀通→内堀通→桜田通→役所

復路:役所→桜田通→皇居2周→永代通→三つ目通→適当→家

【往路】

 この日久々に永代通コースから行く。さすがに永代橋〜新大橋通交差点までは一直線で快走できる。そこから昭和通との交差点まで適当に行って昭和通もまずまずの快走をできる。清澄通〜晴海通コースを走った場合の快走ポイントが清澄通の佃大橋交差点〜晴海通交差点の手前の交差点までしかないのに比べると、永代通コースの方が快走ポイントが長い。

 昭和通から鍛冶橋通に入ると、後は結構渋滞しているため適当に走るという感じ。特にこの日は外堀通と鍛冶橋通の交差点の信号で珍しく止められた。そのため外堀通を銀座の方に向かってチンタラ走り、歩道なんかもゆっくり走ったため平均速度は時速24.5kmと比較的ゆっくり目である。

 この日役所につくと、弁護士会の委員会に関するメールが飛び交っている。私は弁護士会の環境保全・公害対策委員会に入っていて、その中の都市交通部会というのに所属している。そこでは自転車通勤の猛者が何人もいて、例によって自転車対策検討懇談会の提言の件で持ちきりである。当然のことながら、これはちょっと何とかしなければなぁという意見である。
 私は例の提言そのものは比較的穏当なできばえであり、相当自転車ユーザーのことも考慮しないとこういう穏当なできばえにならないだろうなぁ、と思っていて、自転車の地位もそれほど低く見られているわけではないと思っているのだが、そうはいっても「自転車を歩道に上げてしまえ」派の橋頭堡になりうるものでもあるので、この提言についてはちょっと何らかの対応をしなければなぁと思っている。

 最近役所の中にあるコンビニに、クリスタルガイザーの炭酸水が売っていなくて非常に困っている。私はクリスタルガイザーの炭酸水が大好きで、毎日欠かさず飲んでいた。キリンヌーダはまずいのでこれだけは飲みたくないと思っている。コーラなど砂糖が入っている炭酸飲料はデヴになるから嫌だし、かといってノンカロリーの炭酸飲料は純粋にまずいので飲む気が全くしない。何とかしてくれないかなぁ。店に直訴してみようか。

【復路】

 この日久々に皇居2周する。先週金曜には変な道路工事をしており、この日も変な道路工事をしていたことには違いないのだが、工事箇所が先週金曜と異なり、比較的走行しやすかったので2周する気が出てきたのである。

 この日皇居前広場ホームストレートで結構目いっぱい走ってしまったので、竹橋からの坂が結構きつかった。しかしこの坂それほど長いと言うわけではないので、アウターでガシガシと登りきってしまう。皇居周回コースは5キロあり、もし5キロ全部が上り坂だったら結構いいヒルクライムの練習になるだろうなぁ。この日は竹橋から千鳥が淵まで殆ど自動車が通らなかったので、安心して走ることができた。

 皇居2周を終えると永代通を通って帰路につく。この日三つ目通で車道無灯火右側逆走自転車という馬鹿がいた他は特に特筆することもなく安全に帰宅する。警視庁は「自転車は歩道に上げてしまえ」などという馬鹿な議論をせずに、まめに無灯火自転車野郎みたいな馬鹿をこっぴどく取り締まればそれでいいのに。何かこの国の警察おかしいね。

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2006年12月03日

自転車対策検討懇談会の提言

 自転車の歩道通行容認 道交法改正へという記事がある。これによると、「警察庁は30日、道交法で原則車道を通行するとしている自転車について、子供が運転する場合や車道通行が危険な場合などに限り、歩道での通行を認める方向で来年通常国会での法改正を目指す方針を決めた。」ということである。

 これの原典になっているのが、「自転車対策検討懇談会」(「懇談会」)による提言である。その提言の全文はこちら、概要はこちらである。これによれば、自転車の現状についての分析を加えた上で、(1)自転車の通行空間のあり方、(2)自転車と歩行者・自動車の適切な共存を図るための自転車の走行環境と実効性のあるルールの整備、(3)自転車利用者に対する交通ルール・マナーの遵守の徹底を柱にし、(1)の自転車の通行空間のあり方について、「自転車の車道通行の原則の維持」と並んで「普通自転車歩道通行可の規制が行われている歩道の他、要件を限定し自転車の歩道通行を認める」としている。

 これを一読する限り、特に問題のある提言ではないように思える。自転車は車道を通るものだが、危ない場合には歩道を通ってもいいよ、という趣旨である。

 ところがこの提言、「自転車通勤でいこう!!」の掲示板で賛否両論である。この掲示板の中で、上記「提言」をよく読まないで書き込んであるものも散見され、それは論外なのである。しかしヒキタ氏のメルマガ270号の記事では、この提言は「自転車の車道締め出し」に向いているという。このメルマガによると、「ある信頼すべき情報筋によると、当初の草案には、あろうことか「今後、自転車は、順次、原則歩道通行のみを可能としていくこと」が盛り込まれていたのだそうだ。改正案のメンバーの中に、自転車派が2人おり、その彼らが強硬に反対して、なんとか押し戻した結果が今回、というわけ。」とのことである。

 「ある信頼すべき情報筋」というのが良くわからない(以前ヒキタ氏が、警視庁の中に「自転車は歩道に上げてしまえ」という動きがあるとさかんに主張していたときも、それは「ある信頼すべき情報筋」からの情報としていたが。)が、警視庁の中にもこういう動きがあることは容易に想定できる。ただ、ここで注目したいのは、「改正案のメンバーの中に自転車派が2人おり、その彼らが強行に主張してなんとか押し戻した結果が今回」という部分である。

 道路交通行政に関しては警視庁が強大な権力を持っていることは容易に想像がつく。それゆえ警視庁が強権発動すれば、または自転車利用につき社会的支持が得られていなければ、懇談会の自転車派メンバーが何を主張しようが、「自転車の車道締め出し」が通ってしまうだろう。
 しかしながら、自転車派2人が強行に反対してこれを押し戻したのは、警察庁の強権発動も社会的支持を現時点では社会的支持を得られないからであろう。逆に言えば、現時点においては、自転車通勤等の自転車利用はひところに比べると社会的に認知・拡大されつつあり、簡単に「自転車の車道締め出し」をすることは困難となっていると思われる。近時の自転車通勤等の自転車利用の社会的認知・拡大の風潮に後押しされて、自転車派の主張が懇談会においても支持を得たものと考えられる。もしそうした風潮がなかったら、自転車派が何を言おうが懇談会の支持を得られなかったであろう。
 今回の提言が、自転車利用の社会的地位に配慮した、比較的穏当なものにとどまっていると考えられるのは、ひとえに交通機関としての自転車の地位がここ数年向上・重要視されてきたことの証左に異ならないと考えている。

 今後も警視庁の中の「自転車の車道締め出し」という動きはあるかもしれない。しかしながら、環境に配慮した交通機関の再構成の動きの中で、自動車優先の道路という考えは、いささか時代錯誤の感がある。今後はこうした「自転車の車道締め出し」という動きを時代錯誤のアホな動きとして縮小すべく、一人一人が「交通ルールを守って」自転車で車道通行し、そして「交通ルールを守った」自転車車道走行仲間を増やすことが大事である。そして、自転車は車道を通ることをむしろ常識化することが、これからの進む道であろう。

 それにしても、ヒキタ氏のメルマガ270号の「我々はいったいどうすればいい。どんなアクションを起こせばいいというのだろうか。」といううろたえぶりはいただけない。これを見た人が ヒキタ氏の掲示板に動揺ウロタエ書き込みをしている。いやしくもヒキタ氏は自転車通勤界のオピニオンリーダーだろう。そんなリーダーがオタオタしてどうする。「自転車は堂々と車道を走れ。自転車車道通行者を増やし、自転車車道走行を常識にしろ」と一喝すればいいではないか。そして自転車活用推進研究会など、しかるべき団体が自転車利用者の声の受け皿となって「自転車の車道締め出し」反対を断固主張していけばいいのである。

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posted by goiss at 20:41| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月02日

12月1日の自転車通勤

【12月1日】(シラス)

走行距離12.18km 走行時間0:29'34 平均速度24.7km/h 最高速度44.0km/h 積算走行距離 11829km(但し不正確)

往路:家→適当→東京海洋大の通→清澄通→晴海通→内堀通→桜田通→役所

復路:役所→桜田通→皇居1周→永代通→適当→家

【往路】

 この日永代通コースではなく、清澄通→晴海通コースを通る。例によって都立三商前の交差点、及び晴海通の築地〜東銀座が自動車で混雑している。特に晴海通の混雑はこの日全く収拾がつかないほどであった。全く何がおもしろくて晴海通をこんなに自動車が通るのか不思議である。それでも自転車だったら前に進むけれども自動車は全く進まないから自動車乗りはつまらないだろうなぁ。

 混雑する晴海通の車道をママチャリ・スーツで走る猛者を見かける。自動車が全く動かないのでママチャリでもおもしろいように車道を走ることができる。ママチャリに抜かれる自動車、実にみっともない。
 ところがこのママチャリ、道路が混雑して私が爆走できないのをいいことに俺を抜かそうとして妙に接近してきてあぶない。その自転車で俺と勝負しようってのか。いい度胸じゃねぇか。しかし混雑する道路で接近されると危ないので振り向きざまそいつをにらみつける。道路がある程度すいてきたところで通常どおり走行してそいつをぶっちぎる。自転車通勤走行の眼目は安全に役所と家を往復することなので、別にママチャリなんかぶっちぎったって自慢にも何にもならないのだが、私の自転車で交通ルールを守って普通に走行すると、結果としてママチャリなんか敵ではないのである。
 それにしても自転車通勤をする人が増えて、車道を走行する自転車が増えるのは誠に結構なのであるが、どうか交通ルールを守って安全に走行してほしいものである。

 晴海通が激混みだったので往路平均速度は時速23.6kmと低い。まぁ電車通勤より圧倒的に楽しいからいいや。

【復路】

 この日皇居周回して帰ろうと思う。ところが平川門近辺で2車線ふさいで道路工事をしている。そのため走行しても面白くないので、この日は皇居周回1周にしておく。トレーニングとして皇居周回はよいのだが、いかんせん走って面白くないのではしょうがない。私の自転車通勤の眼目は、安全に楽しく走り、そしてデヴにならないことにあるので。

 皇居を周回して永代通を走ると、やはりヘルメットをかぶってスポーツ自転車に乗った人に出くわす。こういうスタイルで自転車に乗る人が本当に増えた。メッセンジャー以外にも通勤途中で少なからぬそういった人に出会う。ママチャリスーツで通勤できる人は、もうちょい奮発してもっと楽しく走れる通勤自転車を買い、ヘルメットをかぶって交通ルールを守り車道を楽しく走ろう。

 永代通を走っている途中で、サイコンが作動していないのに気がつく。どうもホイールにつけたマグネットがあさっての方向を向いていたからである。最近そのためにサイコンが作動しないことが多い。そのため皇居周回と若干の永代通走行がサイコンに記録されなかった。もったいないが仕方がないか。それ以外は特筆すべきこともなく、この日も楽しく安全に帰宅する。

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posted by goiss at 01:37| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする