2006年06月29日

6月28日の自転車通勤

【6月28日】(シラス)

走行距離 17.60km 走行時間 0.38.28 平均速度 27.5km/h 最高速度 42.7km/h 積算走行距離(シラス) 10804km

往路:家→適当→永代橋→永代通→昭和通→鍛冶橋通→日比谷通→外堀通→六本木通→スペイン坂→事務所

復路:事務所→桜坂→外堀通→桜田通→内堀通→永代通→三つ目通→適当→家

往路平均速度時速27.8km。この日永代通駐車車両が異常に少なかったので走りやすかった。路上駐車の一斉検挙でもあったか。そうなら実にいいことである。復路永代通りを選択し、道が広くて走りやすいのだが、鍛冶橋通と比して信号が多い。ちょっと考えものであろう。

 改正道路交通法に基づく駐車違反取締りの民間委託がなされて1ヶ月がたとうとしている。「<駐車違反>悩める民間監視員「憎まれたくない」が本音」との記事がヤフーにある。「憎まれたくない」というのが本音のようであるが、憎まれ役を買って出て交通の円滑のために仕事をするのが監視員魂というものであろう。監視員の中には暴力を振るわれたりする人もいるようだが、その場合だまって警察を呼べばいい。立派な公務執行妨害となろう。
 その記事の中では、『「警察官の天下り先では」との批判もあるが、警察庁は「経験を生かしてもらうことは歓迎すべきことで問題はない」と話す。』と記載されている。警察庁の言うとおりであろう。民間駐車監視員の場合、いわゆる天下りのようにわけのわからない必要性のない機関で国民の税金で無駄飯を大量に食うわけではなく、朝から晩まで汗水たらして一生懸命働くのである。またそもそも駐車取り締まり民間委託の場合、本来警察の行ってきた職務を民間に委託するわけであり、いわば警察の延長であるから、警察から監視機関に人がいっても何ら問題はない。かえって警察における駐車違反の取締りの経験を生かして効果的な取締りを警察OBなら行うことができる。警察OBの人にじゃんじゃん監視員になってもらってバシバシ駐車違反を取り締まってもらいたいものである。

 今日久々に事務所にマンション購入の営業電話がかかってきた、「もしもしぃ、goissさん、お・お・は・し・ですっ」とやけになれなれしい。自分の会社の名前をいわない。会社名を出すとやばいのだろうか。別に馴れ馴れしくされる筋合いもないので「どういうご用件でしょう」と聞くと「マンション屋です」といったので、即座に「要りません」といって、放置する。「いいかげん覚えてくださいよぉ〜」と、負け犬の遠吠えのように叫んでいてあわれてある。「『覚えてくださいよぉ、』じゃねぇだろ。『誠に恐縮ですが、後生ですから覚えていただけませんでしょうか。お願いいたします。』じゃねぇのか。あんた自分の立場がわかってねぇのか?」と突っ込んでやってもいいのだが、こいつと遊ぶ気はさらさらないので放置すると相手から電話を切る。これでいいのだ。

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2006年06月28日

6月27日の自転車通勤

【6月27日】(シラス)

走行距離 18.52km 走行時間 0.42.49 平均速度 26.0km/h 最高速度 41.9km/h 積算走行距離(シラス) 10787km

往路:家→適当→永代橋→永代通→昭和通→鍛冶橋通→日比谷通→国会通→祝田通→外堀通→霊南坂→事務所

復路:事務所→桜坂→外堀通→桜田通→内堀通→永代通→三つ目通→適当→家

 往路少々体がだるく、若干道路混雑気味だったので速度控えめにしたが、それでも平均速度時速24.9kmだったので、まずまずの通行しやすさだったと思う。帰宅が深夜に及んだので、復路は快速。これでタクシーさえいなければ実に通行しやすいのに。

 この日わけあって事務所の部屋を整理していると、大分前になくしたディスクマンが出てきて、おなじくなくしたと思った山中千尋"Madrigal"がその中に入っていた。失せものが出てくるとなんとなくうれしい。このアルバムの2曲目、"Living Time Event V"がなかなか乗れて好きである。山中千尋といい、上原ひろみといい、何というか最近の女流ジャズピアニストは元気があってよろしい。

 この、"Living Time Event V"という曲、もともとはビル・エヴァンス大先生の"Living Time"というアルバムに入っている。これは、ジョージ・ラッセルと組んでオーケストラを入れた作品であるが、結構前衛的である。
 こちらの方はいまいちピアノに切れ味がなくスイングしない。生ピアノとフェンダーローズを交互に弾いているが、前作の"Bill Evans Album"に比べてフェンダーローズが効果的とはいえない。ブラスにピアノが埋没している感じでオーケストラを入れた意義を感じない。 このアルバム売れず、ビル・エヴァンスはこれを最後にCBSから干されるわけだが、むべなるかなという感じである。
 ビル・エヴァンスは、巷ではリリシズムとか、耽美的とか、そういうイメージがあるが、実は結構実験的なジャズを好きだったりするアグレッシブなミュージシャンである。しかしこの作品はちょいとやりすぎ。現在この作品を市場で見かけることは少ない。しかし無理して手に入れるほどのものではない。

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2006年06月26日

Mt.富士ヒルクライム記録証到着

6月25日にMt.富士ヒルクライムの記録証が到着した。富士ヒルクラのホームページによると6月24日に発送予定とのことだったので、予定通りの到着である。ブロンズステッカーも同封されておりうれしかった。記録証自体は"Finisher"と銘打った上で種目とか記録とかが掲載されているものであり、90分未満でゴールインしたからといって特にデザインに変化が施されているというものではない。

この記録証、ご丁寧に区間ごとの通過タイムや区間タイムが掲載されている。昨年と今年の地点通過タイムと区間タイムを比較する。

----------  2006   2005
Start----- 0:00:00  0:00:00
区間タイム 0:20:38  0:21:11
5km------ 0:20:38  0:21:21
区間タイム 0:18:19  0:19:11
10km----- 0:38:57  0:40:22
区間タイム 0:18:25  0:20:23
15km----- 0:57:22  1:00:45
区間タイム 0:19:32  0:21:56
20km----- 1:16:54  1:22:41
区間タイム 0:12:29  0:13:46
24km----- 1:29:23  1:36:27
  
昨年に比べると、各区間全般的に1分〜2分タイムが良くなっている。特に10km〜20km地点の区間タイムが良くなっている。この区間は比較的勾配がゆるやかであり、昨年はこれらの区間で足休めしてしまったのだが、今年はこれらの区間のゆるい勾配に乗じてペースを上げたのがよかったのだろう。また、昨年最後の区間の平坦区間でインナーで走ったが、今年はアウターでこぎまくったのが微妙によかったと思う。来年は、シルバーステッカーは難しいとしても、限りなく1時間20分を切れる位は走りたい。

かつて、ヒルクライムでもまだコンパクトクランクはいらないかなぁと思っていた。ところがサイクルスポーツ2006年7月号を見ると、ジロ・デ・イタリアで、コンパクトクランクを導入するチームがある。例えば、ディスカバリーチャネルだと、シマノFC-R700で、52×36Tのチェーンリング(TAゼファー)を使用している。アウター52Tなら平地走行でも十分対応できる。見栄的にはデュラエースを外すのは痛いが、FC-R700でもプロユーズに耐えるとなると、平地走行+ヒルクライムをにらんでFC-R700等のコンパクトクランク導入に結構惹かれるものがある。デュラエースで52×36のコンパクトクランクをシマノが出すなら、即座に導入するのだが。

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2006年06月25日

ブルベの事前チェック

ブルベの場合意外とこまごまとした持ち物が必要となり、必要な装備を忘れるとブルベに出走できない場合もある。そのため、ブルベ備忘録として、チェックリストを作る。これをご覧になった方はこれに依拠することなく自己責任で必要な持ち物を確認し、事前チェックをしてほしい。なお、「ブルベとは何か」についてはオダックスジャパンホームページ参照。

【書類】
□キューシート:私の場合縮小コピーしてカードケースに入れ、Bento Boxなどに留める
□保険証
□主催者が要求する書類(宣誓書など)
□前泊宿、仮眠宿の地図、連絡先
□(必要に応じ)地図(マップルなどのコピー)
□<ブルベ受付後もらう>ブルベカード→主催者の連絡先記載
□<ブルベ中レシートチェック>PCでの買い物のレシートとっておく

【装備】
□自転車
□前照灯:キャットアイHL-EL510位のもの。400km以上ブルベの場合二灯。私の場合、HL-EL510二灯をミノウラスペースバーにつけてハンドルに装着。
□ベル
□尾灯(赤):自転車に装着。400km以上ブルベの場合ヘルメットにも尾灯
□サイクルコンピュータ・心拍計、トランスミッターのバンド
□ボトル2本
□ブルベ中荷物入れ:私の場合サドルバッグ+Bento Box
□(ブルベ集合場所へ輪行の場合)輪行袋、エンド金具、タイヤをフレームにくくりつけるためのひも(運動靴のひもが良い)
□(必要に応じ)ワイヤーキー:私の場合健康ランドなどへの宿泊仮眠を伴う場合。
□(必要に応じ)パンク対策セット:スペアチューブ、タイヤレバー、インフレーター。

【衣服等】
□ヘルメット
□ビンディングシューズ、クリートカバー
□レーサージャージ、レーサーパンツ:半袖または長袖。いずれか迷うときは両方持参し、当日の気候により決定する
□グローブ:気候により指つきまたは指きり
□反射グッズ:ベストやタスキ(スポーツ用品店にジョギング用のものが売っている。オダックス埼玉で反射ベストを販売している。)
□ウィンドブレーカー:気候により着用
□レッグウォーマー、アームウォーマー:必要に応じ持参、着用
□ブルベ前及びブルベ後の着替え、Tシャツなどの下着

【その他】
□財布と現金
□携帯電話
□補食(パワージェルなど)
□小さめのタオル
□(必要に応じ)デジカメ

【事前チェック】
□キューシートのチェック、マップルなどの地図とキューシートの照合による走行ルートやPC名称の確認・把握。必要に応じキューシートへの必要事項(目印となる交差点、施設、道路名称など)の加筆や加工。
□洗車・注油。
□ブレーキ点検:ブレーキシューの磨耗具合、ブレーキの引き具合。
□変速動作の確認。
□タイヤの状態(磨耗、傷、異物が刺さっていないか)及び空気圧確認。
□ブルベ走行に持参する荷物が自転車に装着でき、かつサドルバッグやBento Boxに入るかどうか。
□ブルベ集合場所で荷物を預かってもらえるかどうか。
□前泊を伴う場合、前泊箇所の予約。
□仮眠を伴う場合、仮眠施設の確認。

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2006年06月23日

神奈川600kmブルベ(その4)

神奈川600kmブルベ(その3)からつづく。なお、神奈川600kmブルベ(その1)及び神奈川600kmブルベ(その2)もどうぞ。>

【松本温泉〜第7PC】

 このコースは、とにかく国道20号線をひた走り、県道12号線との分岐点の直前にある第7PCまで至る。途中塩尻峠と富士見峠を越える以外は下り基調である。松本温泉から第7PCまで大体73km位か。

 松本温泉遊ingを出てすぐのセブンイレブンで朝食を済ませて出発、国道19号線を5kmも走って高出交差点を左折すると国道20号線、早速塩尻峠への上り坂の始まりである。 神奈川400kmブルベのときは夜間走行だったが今回は昼間走行。ここいら辺は結構夜真っ暗闇なので、昼間走行の方が周りの様子がわかって何となく安心できる。
 新野峠で何となく感得したナンバ走行で右、左、右、左とトルクをかけながら39-21T 位のギアで時速13km位で登っていく。塩尻峠はそれほど激坂というわけでもないので、ヒルクライムの大会ならもっと重いギアでペースを上げてもいいが、まだ先が長いので慎重に行く。途中、リカンベントの人や平山副会長、日本長距離サイクリングの草分け的存在である井出マヤさんらに「おはようございまぁ〜す」と声をかけてパスする。各自が各自のペースで坂を登って自転車を楽しむ。何と贅沢な時間であろう。暗くてサイコンが見えず、先が読めなかった400kmブルベの時と比べて、今回は走行距離や走行速度がサイコンで読めるので、坂登りのペースをつかむのに役立ち余裕を持って塩尻峠を登れた。

 8kmほど登って塩尻峠に到達。峠に到達した時の達成感が心地よい。後は快速のくだりだが、ここは交通量が多いためゆるゆると下る。そのため平山副会長や他の人にパスされる。今から思うともう少し速く走っても良かったかなぁと思う。下りは5km位だがあっという間。400kmブルベの時に塩尻峠を下り終わった後岡谷インター付近で国道20号線が二又に分岐しているところを諏訪方面に行かずに違う方に行った為ミスコースをした。今度は間違えずに諏訪方面に行く。ここら辺下り基調なので、40km/hペースで爆走する。平山副会長もパスする。諏訪市、茅野市走行はたまに登りがあるが基本的に平坦又は下りで苦労しない。しかしどうもこのあたりから尻がヒリヒリするなぁと思う。

 茅野市を過ぎると、富士見峠への登りが始まる。まず一旦ややきつい登りがあって、そのあと下りなのだが、その後の登りが富士見峠への登りである。ここを登っていると、「ファイトぉ!!」と、通行する車から声をかけられる。時たまトレーニング中のサイクリストとすれ違う。しかし、東京方面からの登りと異なり、諏訪方面からの富士見峠への登りは大した距離ではなく、「あれっ??いつの間に??」と思うほどあっけなく「富士見峠」と書かれた歩道橋に出会う。あとは第7PCまでずっと下り基調。楽は楽なのだが、思ったよりもスピードが出ない。どうもおかしいと思うと、かなり強力な向かい風が吹いていることがわかった。このときは下り基調だったので、さほど向かい風は気にならなかったが、その後ゴールまでこの向かい風は私を含む本ブルベ参加者を苦しめることになる。途中信号待ちのところで金山氏と出会い、金山氏は私をパスしていく。金山氏絶好調の走りである。このあたり補給不足が露見してヘタってきており、とりあえず金山氏の背中を目標に第7PCまで残り5kmほど走る。

 第7PCに午後12時半ころたどりつくと、金山氏を含む結構多くのブルベ参加者が昼食を取ったり休んだりしている。金山氏結構速いので、かつて自転車競技の経験があったか聞いてみると、そうではなく、自転車始めて5年目とのことである。金山氏は今年東京糸魚川ファストランにも出場された猛者である。
 金山氏から、近藤新一郎さんという、かなりご年配で自転車を始められながら相当速い人の話を聞いた。この人は後にファンライド2006年7月号「ニッポン最速列伝」で紹介されている。他のスポーツと異なり、自転車は、かなり年配になって始めても、若い人と全く遜色ないパフォーマンスをすることができる珍しいスポーツである。私はまだ自転車に本格的に取り組みだして2年半位だが、それでもブルベを走る若い人と全く遜色なく走れるので非常にうれしい。これからますます自転車を楽しんでやろうと思う。
 金山氏らと食事をしながら雑談していると、たけ@キヨシーズ氏が第7PCに到着したので、「ゴイス日記の作者です。」とご挨拶させていただく。今回のブルベでは、「陽風を感じて」の作者である、のむ氏にも会って挨拶させてもらった。サイバースペースで出会った人々と直接会うのは実に楽しい。
 金山氏やたけ氏と雑談して楽しい時間を過ごした後、意を決して第8PCへと向かう。

【第7PC〜第8PC】

 第7PCから、第8PCであるサークルK芝川町役場前店までは77km位。国道20号線から穴山橋T字路を南アルプス市方面に県道12号線を行き、小笠原橋北交差点を右折して国道52号線(富士川街道)を走り、上沢交差点を左折して富山橋を渡り、波高島T字路を右折して県道9号線〜県道10号線〜国道469号線〜県道398号線〜県道10号線と行って第8PCにつくというコースである。全体的に富士川に沿って南下していくというイメージである。
 こう書いてみると、コースのポイントが明確であって走りやすそうである。確かに、神奈川400kmブルベの簡潔にしてポイントをついたキューシートをもとに走った者にとっては割合コースのポイントは明確である。しかし、今回の神奈川600kmのキューシートには、上述のような目印のうち結構省略されているものがあり、このコースを初めて走る人は少し困ったのではないかと思う。

県道10号線は何とものどかな富士川沿いの道である。南アルプス市に入るまでのあたりが結構アップダウンが多く、かつ信号も意外とあってストップ&ゴーが頻繁にあるため、結構疲れる。しかも向かい風が強くてこげどもこげどもなかなかペースが上がらない。そんな感じで13kmほど走って南アルプス市に入ると下り基調となるため7kmほど楽をしつつ爆走すると、小笠原橋北交差点に至り、ここを右折して富士川街道である。

富士川街道は若干アップダウンがある。とにかく向かい風が強くてペースが上がらない。市街地を抜けて富士川を左に見つつ走ると吹きさらしになるので、さらに向かい風が強力に感じられる。依然としてこげどもこげどもせいぜい時速25km程度しかスピードが出ない(時折時速20kmを下回る。)情けない状態であり、特に下り坂でも全くスピードが上がらないのには驚いた。
 富士川のどす黒いせせらぎを左にみて走った神奈川400kmブルベの夜間走行と異なり、今回は昼間走行であり、富士川の広々とした眺めはそれ相応に開放感があっていいが、夜間走行のときのような静寂とか寂寞感とかを感じられず、趣という点では昼間走行は夜間走行に一歩譲る。早く上沢交差点出現しないかなぁと思いながら走っていた。小笠原橋北交差点から23.5km走ってようやく上沢交差点にたどりつき、富山橋を渡ってすぐ波高橋T字路を右折して県道9号線に入る。

ようやくこの区間の前半が終わって後半の33kmが始まる。ここから身延までは比較的平坦であり、向かい風は強いが困難な区間ではない。問題はその後である。まず10%近くある綴れ折の坂が待ち受けている。ここをエンヤコラサと登って疲れたので小休止。自動販売機で矢も楯もたまらず炭酸飲料を買ってのどに流し込む。五臓六腑に染み渡って生き返る。15分ほど休んで出発。
 ここから第8PCまでの区間はアップダウンが激しくタフである。神奈川400kmブルベのときは、実はこの区間が最もタフだと思った。下り坂で爆走して勢いをつけ、登りをいけるところまで惰性で登るというアップダウン越えの常套手段で体力を温存して走るがそれでも結構疲れる。南部の街のあたりは比較的平坦だが、街を過ぎると再びアップダウンのある山道である。
この区間、最後の難関が、県道10号線から国道469号線に入ったあと山梨県と静岡県の県境を頂点とする、10%近くある上り坂である。ここをナンバ走り風に右左右左とトルクをかけて登るとようやく県境に到達。何ともいえない達成感がある。あとは下りを注意深く走行して稲子T字路を右折し、4.5km程 走ると第8PCに到着である。この4.5kmほど走れども走れども街が見えず、本当にサークルKなんか存在するのだろうかと思った。それだけに、神奈川400kmブルベのときと同様、サークルKの標識を見たときは心底ほっとしたものである。午後4時50分ころ第8PCであるサークルKに到着する。

おなかが空いたのでサークルKで食事をする。この日、シンガポールに赴任となる私の友人の送別会が新宿であるのだが、行けそうもないので行けない旨の電話連絡を送別会の幹事の人にする。そこにシンガポールに赴任となる友人もいたので、「英語は度胸だ!!」みたいな話をする。私は米国フィラデルフィアに1年、ワシントンDCに1年住んでいたが、英語は度胸だと思う。電話を終えて少し休んでから、ゴールへの最後の走行へと向かう。


【第8PC〜ゴール(沼津遊泳場)】

 第8PCから県道10号線を12kmほど走ると富士川橋にいたり、ここを渡ってあと23km直進し、三園橋交差点を右折して国道414号線を4kmほど走るとゴールである。

 富士川橋に至るまでの県道10号線は意外と走りやすかった。富士川橋は吹きさらしのため、横風で転倒しないように注意しながら走る。あとはとにもかくにもまっすぐ走ればいいだけだが、依然として向かい風は強く、夕方で車も多く信号待ちも多かったため、富士市内は意外と走りにくい。

 走行中、信号待ちでブルベの人が追いついてくる。その方、先頭交代しながら行きましょうと申し出てくれるが、道が混雑して先頭交代が困難そうなので、とりあえず私が先を走ることにする。向かい風はしんどいが、後ろにブルベ仲間が走っていると思うと励みになる。

 富士市を抜け、沼津市に入るが、ここからが長い。延々と松林が続く。行きには左手にきれいな松林を見てよい気分になったが、帰りにはそういう気分にはなれず、「早く松林が終わって沼津市街地に入らないかなぁ、そうしたらゴールまで近いんだけど」と思っていた。とにかくこの松林長い!!延々と13kmくらいは続いているだろう。向かい風にもめげず、スピードはさておきケイデンス80〜90を維持するように心がけるブルベ走りをしていく。ようやく松林が終わって沼津市街地に入ったときは心底安心したものである。あと沼津市街地の走行は殆どツールドフランスのパリ到着ヴィクトリーランの心境である。途中後ろを走ってた人に、サドルバッグがずれて後輪と干渉している旨の指摘をいただいた。こりゃスピードが出ないわけだわ。

 沼津市街地に入り、三園橋交差点を右折して三園橋を渡るともうゴールは目と鼻の先である。まだ明るいがとにかく事故らないように慎重に行く。そうしてようやく沼津遊泳場にゴールする。前日午前6時から走行を始めて600kmよく無事で走りぬいたなぁ、これでシュペールランドヌールになったなぁと感慨しきりである。

 例によって沼津遊泳場の木造建物まで自転車を押して行き、建物のそばに行くと、「おつかれさまぁ〜」とブルベのスタッフの人が声をかけてくれる。早速自転車を置いて建物に上がり、ブルベカード提出などのゴール受付を済ませる。午後7時ちょうどのゴールである。ブルベのスタッフやブルベ参加者と車座になって飲み物を飲んだり軽い食事をしたりする。マコ母さまがサンドイッチを作ってくれたのでありがたく食べることにする。何というか、家族的になごむゴールであって楽しい。
 そうこうしているうちに、金山氏や柳沢氏が到着する。四方山話に花が咲き、何とも楽しい。ブルベを終えて、畳の上でみんなでくつろいでなごむ。沼津遊泳場ゴール地点ならではの風景と思う。
 その後レーパンレーサージャージを普段着に着替える。そのとき尻の皮がむけているのに気がついた。尻がヒリヒリしたのはこれだったのだな。おそらく骨盤を使ってトルクをかけていたので、尻とサドルが摩擦して尻の皮がむけたのだろう。
 600km走ると、私の二の腕が赤く日焼けしている。こんなに焼けているのは私だけかと思ってあたりをみると、ブルベを走った人の二の腕がみな同じように赤く日焼けしているのが面白かった。
 タクシーの手配をできるかスタッフの人に聞いてみる。すると、スタッフの人が、三園タクシーの電話番号を知らせてくれた。そこで自転車を輪行復路に詰めて、携帯電話でタクシーを呼ぶ。10分ほどでタクシーがきたので、ブルベの皆に挨拶してタクシーに乗り込み、午後9時ころ沼津駅へ到着。沼津駅で30分ほど三島行きの電車を待って乗り、三島駅で新幹線に乗って東京駅に到着。東京駅からタクシーに乗って帰宅したのが大体午後11時くらいであった。

 今年のブルベはとりあえずこれで終わり。2月に初めて走った千葉200kmブルベ、ビーフラインが結構きつかった埼玉300kmブルベ、山間部走行と家庭的なゴール地点が印象につよい神奈川400kmブルベの思い出が走馬灯のようにかけめぐる。毎回毎回が私にとっての最長走行距離への挑戦だったので、毎回毎回のブルベが実に新鮮であった。来年はPBPの年である。来年もシュペールランドヌールの座を目指す。来年はどこのブルベに出ようか。来年PBPに出るかどうしようか。来年のブルベシーズンが楽しみである。

(完)

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6月22日の自転車通勤

【6月22日】(シラス)

走行距離 17.70km 走行時間 0.41.38 平均速度 25.5km/h 最高速度 42.6km/h 積算走行距離(シラス) 10767km

往路:家→適当→永代橋→永代通→昭和通→外堀通→霊南坂→事務所

復路:事務所→桜坂→外堀通→桜田通→内堀通→永代通→三つ目通→適当→家

往路、雨が降ったらしく若干道が濡れ気味であったがある程度は乾いている。この時期道路が少し湿ったくらいの場合でも自転車走行しないと自転車走行できる日がなくなってしまう。永代通と昭和通意外と混んでて流れが悪い。昭和通を勢いで直進して外堀通に出てしまった。このコースの外堀通は混んでいる。全体的に道が混んでおり平均速度低い。霊南坂を通るコースは珍しい。

復路若干雨が降ったが自転車走行の妨げになるほどではない。永代通りタクシーは多いが道が広いためそれほどじゃまではない。まずまずの走りやすいコースである。

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2006年06月21日

6月20日の自転車通勤

【6月20日】(シラス)

走行距離 18.39km 走行時間 0.43.37 平均速度 25.3km/h 最高速度 44.3km/h 積算走行距離(シラス) 10749km

往路:家→適当→永代橋→永代通→外堀通→鍛冶橋通→祝田通→国会通→外堀通→六本木通→スペイン坂→事務所

復路:事務所→適当→神谷町交差点桜田通でない道→祝田通→内堀通→永代通→適当→家

往路妙に道が混んでいた。特に永代通激混み。それでも平均速度24.3km。復路ライトの電池が切れるので電池を買い換える。道が空いていたので法務省旧祝田橋庁舎のところの交差点を内堀通にわたることができた。珍しいこともある。

インターネットのニュースをみると、「タクシーの運転手、要件の厳格化を検討へ」とある。それによれば、「現在は、第2種運転免許を持っていればタクシーの運転手になれるが、過去の交通事故歴などを要件に加え、問題のある運転手や事業者を排除するのが狙い」とのことである。さらに、上記インターネット記事によれば、「実際にはタクシー客は減っていることから、タクシーは「供給過剰」に陥り、この間、走行距離の総計は約0・3%増にとどまっている。にもかかわらず、タクシーが起こした人身事故は01年の約2万6000件から、03年には5%増の約2万7300件を記録、翌04年も同水準だった。」とのことである。

タクシーは現在供給過剰であり、その数を減らすことは道路交通にも役立つ。東京における渋滞は過剰なタクシーの走行や路上駐車がその大きな原因の一つと思われるからである。それに、タクシーの運転は粗雑で危険なことが極めて多く(タクシーの運転についてはいずれ別稿で触れたい。)、タクシーの起こした人身事故の増加傾向は当然といえば当然である。このように、タクシーのような危険な運転をする車が供給過剰であり、しかもそれが道路交通の円滑を阻害しているなら、これは当然減らさなければならない。

しかし、そうはいっても、ただ減らせばいいというのでは、タクシーの運転手さんも生活がかかっているから困るだろう。タクシーの運転手の要件を厳格化し、問題のある運転手は事前に排除するとともに、問題を起こした運転手の資格を剥奪することによってタクシーの運転手を減らすのであれば、タクシー供給過剰にも歯止めがかかり、まじめに安全運転している運転手さんが安心して仕事できることになる。無論それに伴い過剰なタクシーの走行や大量のタクシーの路上駐車に伴う道路の混雑・渋滞も緩和される。タクシーの起こす人身事故も減る。いいこと尽くめである。上記のようなタクシー運転手要件厳格化は、過剰な位にやってもらうのがいいと思う。

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2006年06月20日

最近の猟盤

【6月12日】ディスクユニオンお茶の水ジャズ館

久方ぶりにジャズCDを漁る。まずは2階の中古CD。新入荷特に魅力あるものはなかったが、ジャズピアノの棚を見ると、Jimmy Rowles "Let's Get Acquainted With Jazz"がある。私はJimmy Rowlesという、渋いピアノを弾くジャズピアニストが好きで、この人の作品は結構見境なく買っている。この作品も、最近市場では見かけなくなった。だいたい1300円前後だったか、中古CDとしてはまぁまぁリーズナブルな値段である。

3階に行って新品CDを見る。この日のお目当ては、メルバ・リストンという女性トロンボーン奏者の作品のフレッシュサウンドからの再発CDである。山帽子さんのブログにこの作品がCDで再発されたとの記事があったので見に来たが売っていない。その後の山帽子さんの私のブログへのコメントによると、フレッシュサウンドのウエブサイトから直接注文されたようである。山帽子さん情報ありがとう。そういうわけで他の作品をぶらぶらと見ていると、Charles Lloyd "Of Course Of Course"などという作品がある。この作品、チャールズ・ロイドがキース・ジャレットらを従えてブレークする前の作品であり、かつパーソネルにロン・カーターとかトニー・ウィリアムズを使っていて興味深いので買うことにする。

【6月13日】HMV銀座店

この日、特にCDを買う予定はなかったが、突如「そういえば宇多田ヒカルのCDそろそろ発売じゃなかったっけ」と、ハッと思いつき、ウエブサイトを調べてみると、宇多田ヒカル「Ultra Blue」が6月14日発売とある。通常でかいCD屋では、公表されている発売日の1日前には既に入荷・販売しているのが常識というものである。いくらジャズCDの販売にはうとい銀座のHMVでも、宇多田のCDは置いてあるだろうと思い、この日はHMV銀座店に行ってみる。

案の定HMV銀座店には宇多田のCDが大量に平積みしてある。さすがにこの日宇多田のCDを置いていなければCD屋失格である。そんなCD屋には二度と買いに行かねー。考えてみれば、宇多田の前作"Deep River"が2002年6月に出てから4年もたっている。その間「Utada」として"Exodus"という作品を出していたが、「Utada」は、「宇多田ヒカル」とは別人と考えている。前前作と前作との間隔が1年位だったのに対して、前作と新作との間隔が4年!!よくも4年間も待たせやがって、この日を指折り数えて待ちわびたことか。ベスト版なんか出してごまかすんじゃねぇと思っていた。当然平積みの中から宇多田新作をひったくるようにしてレジに持っていく。

相変わらず線は細いが力強く切なく繊細な声で意味深な歌詞を綴る宇多田ワールドを展開している。無条件で買ってよかった。この「最近の猟盤」は、とにかく宇多田のCDを買ったことだけでも書きたかった。実はこの記事も宇多田の新作を聞きながら書いている。宇多田ありがとう!!こういう歌は日本人の琴線に触れるとは思うが、もっとどす黒くて野太く油っぽい音楽の好きなアメリカ人には宇多田の繊細な歌はわかるかな。

【6月17日】

久々にディスクユニオン新宿ジャズ館に自転車で行ってみる。まず1階の新品を見ると、例の廃盤掘り起こし本に掲載されているAnthony Wilson "Adult Themes"が売っている。女性がソファーにけだるく腰掛けている秀逸なジャケット。これアマゾンUSでも売っているが、送料などを合わせると結構な値段になるので、ここで2480円で売っているものを買う。なかなか良い買い物である。続いて2階の中古CDを見るがいまいちなので何も買わないで帰る。

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2006年06月19日

6月19日の自転車通勤

【6月19日】(シラス)

走行距離 18.25km 走行時間 0.41.17 平均速度 26.5km/h 最高速度 42.3km/h 積算走行距離(シラス) 10731km

往路:家→適当→永代橋→永代通→昭和通→鍛冶橋通→日比谷通→晴海通→祝田通→外堀通→六本木通→スペイン坂→事務所

復路:事務所→桜坂→外堀通→桜田通→内堀通→永代通→適当→家

 往路平均速度26.0km/h。比較的流れよく走ることができた。復路この経路はもっとも流れよく走れる経路の一つであろう。外堀通を新橋方向に行けば行くほどぐちゃぐちゃになる。他方桜田通官庁街〜内堀通は閑散として走りやすい。内堀通と永代通のT字路はやや注意。

 ここ2週間位久しく事務所に投資マンション営業電話がかかってこなかったが、6月19日に久々に事務所に同じ営業野郎から2回もかかってきた。今度は以前に私に電話してきた会社と違う会社のやつである。この手の営業から電話がかかってくると大体様子でわかる。電話番号は非通知で、「もしもし〜」という声が妙にハイなのである。

 最近はもう相手にするのが面倒なので、マンションの営業だということがわかると、「あ、要らないです」と言ってそのまま電話を切らずに放置する。営業野郎が必死で「もしもぉ〜し、goissさぁ〜ん、電話切らないでくださ〜い」と叫んでいる声が妙に哀れである。営業野郎はせんみつ(電話1000回中、3回が面談につながればよいというポリシー。いにしえのタレントの通称ではない。)商売であり、他にじゃんじゃん電話しなければならないので、相手がもう出ないとわかると営業野郎は自分から電話を切る。営業電話にはこの手を使うのが一番いいかな。

 ちなみに、この会社のHPを見ると、従業員の名前と顔写真が載っている。「電話してきたやつはこいつか」というのがわかる。そいつの写真と紹介文を見ると、「こいつには大金を預けたくないな」と思う。

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2006年06月18日

神奈川600kmブルベ(その3)

神奈川600kmブルベ(その2)からつづく。神奈川600kmブルベ(その1)もどうぞ>

【第3PC〜第4PC】

 補給と休憩を終えて14時半ころ第3PCを後にする。この後国道152号線を通り、大井橋を渡って国道473号線を行き、中設楽交差点から国道151号線をひた走って国道153号線との交差点の近辺にある第4PCであるサークルK東かなえ店に至るという単純なコースである。ミスコースの心配はなさそうだがその間距離は123kmあり、しかも相当な山道である。

 まず第3PCから大井橋までは若干起伏ある場所あるも基本的には比較的平坦な山道。天竜川に沿って走る。この間大体30km前後であろうか。このあたり自動販売機などの補給ポイントが殆どないので飲料の準備には留意する必要がある。
 
 大井橋を渡ると国道473号線。ここは国道151号線に比べると道が狭く起伏も大きく、山道度が高くなる。佐久間で信号待ちをしていると金山氏が追いつく。ここの佐久間は佐久間ダムの佐久間であることに気がついた。そうか佐久間ダムは天竜川にあったのか。しばらく金山氏と走行していると、前の方で走行する平山AJ副会長を含むブルベ一団に出会う。このあたり私は結構調子がいいので結局その一団をぶっちぎって行ってしまった。
 しばらく行くと自動販売機があり、この先飲料補給のチャンスがあるかどうかわからないことを考えて自動販売機で水と炭酸飲料を買い、炭酸飲料を飲んでしばし休憩。炭酸飲料うまい。その間さっき追い越したブルベ一団が私を通り過ぎていく。
 10分ほど休んだ後走行再開。狭めの時折起伏のある山道が続く。途中ややきつめの坂道で金山氏を除く先ほどのブルベ一団を追い越す。金山氏は先に行った模様。
 
 大井橋を渡ってから30km位走ったであろうか。ようやく中設楽交差点に出て、国道151号線に向かう。ここからが本格的な山登りのようである。しばらくの間淡々と上り坂が続く。なかなかタフな山道走行である。まず一つ峠らしきものを越えた。後で調べると太和金峠というらしい。
 そこを越えて少しの間下り坂だったのだが、また登りが始まる。それが新野峠へののぼりらしい。意外とタフな峠で、走行速度は時速10kmを切っている。もう夕方であり、あたりは黄昏ているが暗くなってはいない。とにかく暗くならないうちに新野峠を越えるのが目標である。途中疲れてパワージェルを食べポカリスエットを飲むと若干体力が復活してやる気が出る。このあたりでどうやってナンバ走りをヒルクライムに応用させようかという案を色々試してみて、一つの結論らしきものがだんだん体でわかってくる。
 こういう風に、ある事柄を体に覚えこませるにはある程度の量と質のプラクティスが必要である。その意味で、今回の新野峠越えはなかなか良い機会であった。富士ヒルクライムを翌週に控えてここを登っただけでも、今回のブルベの価値はある。
 結構タフなのぼりをウンサホイサと登っていくと、急に景色が開けて「標高1000m地点」の表示があり、橋を渡る。「おおついに新野峠まで来たかなぁ」と思ってしばし走ると、長野県と愛知県の県境。新野峠だ。まだあたりは明るかったので、おそらく午後6時とか6時半位の時間だったであろう。何とか明るいうちに新野峠を越えるという目標は達成した。

 新野峠を越えて長野県を走る。下りがしばらく続いてとても楽である。時速30km〜45km位で爆走する。しかしその後飯田に向かう道中が起伏に富んで結構タフである。アップダウンが何十キロも続いて結構疲れる。新野峠よりも、実はこちらの方がタフな山場であった。このころになると、もう夜間走行でありライトをつけてひた走る。「飯田市」の標識を見つけたときは心底ほっとしたものだったが、そこから先の山道も依然として追求の手を緩めないといった感じである。ようやく国道151号線と国道153号線の交差点に至り、第4PCのサークルK東かなえ店に倒れこむようにして午後9時ころたどり着く。

 123kmの山道を何とか乗り切り、本ブルベの最大の山場を越えた。疲れておなかが空いていたので十分休憩と補給をする。私の計画では、第6PCのセブンイレブン信州豊科IC店(安曇野市)まで行き、その後松本の健康ランドで仮眠を取る。そこに至るまでだいたいあと100km位残っているが、最大の山場を越えたので、あと100km何とか乗り切れるだろうという妙な自信をもって第4PCを後にした。

【第4PC〜第5PC】

この区間は第5PCのセブンイレブン上伊那辰野宮木店までひたすら国道153号線を61kmほど走るコースである。途中駒ヶ根市、伊那市を通過する。すでに夜間走行であり、渋滞時でもなかったので、数分おきに2、3台ずつ自動車がまばらに通るほかは自動車は走行しなかった。駒ヶ根市や伊那市の市街地近辺を通るほかは、若干のアップダウンを伴う道、というコースで、それほど印象にはない。伊那市を通った後、辰野までの道のりが意外と長く、「早く辰野に着かないかなぁ」とばかり思っていたことだけが記憶にある。第5PCへの到着が午前0時50分ころ。第6PCによってから近くの健康ランドで仮眠の予定なので、とりあえずの目標が第6PC。そこまで残りあと40kmである。40kmという距離については「あとわずかだなぁ」という印象である。スタートから第6PCまでの400kmの相当タフなコースをすでに9割がた走っていることになる。確かにあとわずかである。

【第5PC〜第6PC】

 この区間は国道153号線をひた走り、高出交差点から国道19号線に入って松本市街地を抜け、田沢交差点を左折してしばらく走った後第6PCであるセブンイレブン信州豊科IC店にいたるというコースである。

 国道153号線は引き続きややアップダウンのある山道である。途中善知鳥峠という小さな峠があり、そこに至るまでにやや疲れたので休憩し、自動販売機で炭酸飲料を飲む。私は炭酸飲料が大好きなので、休憩時は必ずこれである。第5PCから高出交差点までは18kmであり、その後は平坦なコースであるためとにかく山道は長くないと思ってがんばって走る。そのため高出交差点に出てきたときは心底ほっとしたものであった。

 高出交差点から後は、ゴールまで神奈川400kmブルベと全く同じコースで勝って知ったる道である。まずは国道19号線を塩尻・松本を抜ける。神奈川400kmの時は渋滞時にここを通ったため時間がかかったが、今回は深夜走行のため車が少なく、かつ下り基調のため、すでに400km近く走って疲れているにもかかわらず時速30kmを越える快調な走行である。ただこの道平坦ではあるが意外とでこぼこして悪路である。
 松本市街地を抜けると、犀川のほとりを走行する。景色が閑散としているので何となく寂しく寒い感じがする。松本市街地を抜けてからが結構精神的には長く感じる。それでも何とか田沢交差点までたどり着き、ようやっとという感じで第6PCに午前2時50分ころたどり着く。もうここまでくると精も根もある程度尽きた感じで倒れこんでしまった。しかし、仮眠前には何が何でもここでPCチェックをしなければならない。なぜなら、第6PCの締切時間は午前8時48分であり、比較的終了時間が早いため、それまでの間にあまりゆっくり休憩・仮眠を取ることはできないのだが、第7PCの締切時間は午後2時36分と遅く、それまでの間にゆっくり休憩・仮眠できるからである。ここで一人休んでいるブルベの人に出会う。おなかが空いていたので、ここで適宜食事をして一休みしてから、最後の力を振り絞り、松本の健康ランドに行く。

【松本温泉 遊ing】

 再び田沢交差点から国道19号線を走る。第6PCから15kmも走っただろうか、道路左手に「松本温泉 遊ing」の看板が見えたのでそちらに向かう。ここが今回の仮眠地である。駐車場の近くに自転車をワイヤーキーでくくりつけ、サドルバッグ、Bento Box、ライトやサイクルコンピュータを取り外してチェックインする。到着時午前3時45分位であり、後午前4時まで待つと料金が安くなるということなので、午前4時まで待って入浴仮眠のチケット(タオルやバスローブ貸し出し付き)を買う。正確な値段は忘れたがだいたい1200円位だったか。

 まずは風呂である。この時間風呂には誰もおらず、広々としてきれいである。400km走り終わって入る風呂は五臓六腑にしみわたり、こわばった筋肉を解きほぐして最高である。こういうシチュエーションでの風呂というのは、一生に何回もないであろう。いやぁ風呂に入れて実に良かった。足の親指のつめが紫色になって感覚が鈍くなっている。よく走ったものだ。600kmブルベ参加者のブログを見ると、駅や路上やコンビニで仮眠するという話が書いてある。私にはちょっと無理か。
私は当初から新野峠を明るいうちに越え、松本の健康ランドで風呂に入って仮眠するという目標があり、これは達成できた。風呂に入って仮眠する程度の走行時間を余すことができてうれしい。
 
風呂が終わると午前5時ころ速攻で仮眠する。仮眠室ではリクライニングシートみたいな長いすで仮眠する。毛布もたたんで置いてあってちゃんと寝られるようになっている。仮眠室には結構人がいたが静かでありちゃんと寝られる。いったん午前7時ころ目が覚めるが、まだ眠いのでもう1時間仮眠して午前8時過ぎ起床。午前8時半ころチェックアウトして走行を開始する。途中、すぐ近くのセブンイレブンによっておにぎりなどを買って補給すると、もう午前9時くらいになっている。時折ブルベ参加者が何人か通り過ぎる。あと200km足らず、勝手知ったる道を走る。さぁがんばろう。

つづく

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2006年06月17日

6月17日の自転車

【シラス】

走行距離 25.17km 走行時間 1.01.14 平均速度 25.0km/h 最高速度 47.7km/h 積算走行距離(シラス) 10713km

家→適当→永代通→内堀通→千代田通→靖国通→明大通→ディスクユニオンお茶の水→明大通折り返し→靖国通り→新宿→靖国通→千代田通→内堀通→永代通→三つ目通→適当→家

 ミシュランプロ2レース(タイヤ)が入荷したので、今日吉田自転車にマドンを持っていきタイヤとブレーキシューを交換してもらう。タイヤは相当長いこと使っていてへたっており、ブレーキシューも先日の富士ヒルクライムですりへっておりいずれも交換のためよい機会である。私はプロレースをタイヤで使って以来そのグリップ力と耐パンク性に惚れてタイヤはずっとプロレース(およびその上位モデルのプロ2レース)である。
 エディ氏によると、タイヤ交換はだいたい3000km〜4000kmが目安になるとのことである。また、エディ氏によると、ロードレーサーにつけるようなブレーキシューは、ホイールを守るために減りやすくできているとのことなので、富士ヒルクラの雨の下りで激しく減るのもまた当然なのであろう。吉田自転車で自転車を修理してもらうと、色々な話が聞けるので面白い。
 当日、ミシュランプロレースの限定仕様タイヤが入荷していた。こちらはプロがツアーで使うタイヤであり、通常のプロ2レースよりも軽量とのことである。

 マンションに到着後管理人が「自転車を上に上げないでくれ」と命令しやがる。管理規則にはそんなことは書いていないし、そんなことかつて言われたことがないので激怒し「根拠を出せ。そんなことはどこで決まったのか」という。どうも管理人その根拠を忘れたらしく、あわてて色々調べたところ理事会の議事録をみせる。しかしそれには自転車置き場の問題だけしか書いておらず、別にエレベーターで部屋まで上げてはいけないとは書いていない。管理人、それらしいことが議論されたと言い張るが、理事会にはそこまでの権限はないはずである。そのためはっきり決まっていないことを押し付けるなと管理人をとりあえず叱りつける。月曜日になったら管理会社に電話して担当者と議論しなければならない。

 それはさておき、午後から自転車でお茶の水や新宿を久々にCD屋めぐりする。さすがに新宿に入ると人や車がおおくごちゃごちゃして平均速度下がる。夜になると雨が降ってきたので夕方くらいに帰宅しておいてよかった。

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2006年06月15日

Mt.富士ヒルクライム(その3)

Mt.富士ヒルクライム(その2)からつづく。なおMt.富士ヒルクライム(その1)もどうぞ。>


【下山】

 前回と異なり今回は比較的力を出し切ってのゴール。しかし真の地獄はここから先だった。依然として雨がそぼ降り霧が巻いたり晴れたりして富士山5合目はきわめて寒い。しかも私は富士山5合目に着替えや防寒具を運ぶ手はずをしていないので、半袖ジャージ・短レーパンで坂下りをしなければならない。とりあえず富士山5合目レストハウスに登って上半身の服を脱ぎ、Tシャツを絞って水分を出すと、幾分か心地よく着られるようになった。レストハウスに入るとストーブがあり、ころあいを見計らってストーブのそばで半袖ジャージを乾かそうとするが、ジャージから湯気が出るばかりで全然乾かない。服やグローブを乾かそうとする人が4〜5人ストーブを囲んでいる。レストハウスは暖をとる人たちで大混雑。とりあえずパワージェルを飲んで40分位そこで休んだ後、意を決して半袖短レーパンで下山へと向かう。

 最初下山の人たちで渋滞している。時間を区切って下山者を誘導しているためであろう。私の肌を見ると、ただの鳥肌ではなく、肌の毛がハリネズミのように直立して寒気の体内への侵入を防いでいる。そりゃそうだろう。おそらく気温は摂氏5度以下ではないか。
 そうこうしているうちに渋滞の列が進みだす。ゆっくり下山の列が進む。下山者の殆どは5合目に下山用の服を運んで着替えており、私みたいに半袖短レーパンで下山する猛者はいない。しかし荷物運搬の間に服が濡れたためあまり防寒の役に立たなかったという声も聞く。
 下山途中、「いやぁ〜地獄でんなぁ」と関西弁で話しかけられる。「う〜ん、まぁいくら地獄地獄と言ったところで、何も変わりませんから、まぁ〜しょうがないですね。」というと、「うん、そりゃそうですなぁ」と相手は元気付けられた模様。実際現状の不平を言っても始まらないわけで、現状を見据えてどうするか前向きに考えるのが適当である。そうはいってもやはり寒い。どうしよう。

 道はぬれていて雨がそぼ降り、霧が巻いて視界が悪く、しかも気温が低い上に半袖短レーパンという、最悪のコンディションでの下山である。昨年は晴れていて時速40km〜50kmペースで快調に下山ダウンヒルを楽しんだのだが、今年はそれどころではない。雨と傾斜のためそれほど利かないブレーキをしっかり握り締め、寒さに震え雨に打たれながら視界の悪い坂道を落車しないようにゆっくりと下山する。
 ブレーキを握る手が徐々にかじかみ疲労で痛くなってくる。それでも滑りやすい坂道は延々と続く。ヒルクライム時には体を動かしていたので体は温まっていたが、下山時はただ自転車が下るにまかせるだけで体は動かさず、しかも風を切って走るため体は冷える一方。実に過酷である。5キロも走ると人もまばらになってくるが、それでも前走者や、時折豪快に脇を走る人に注意しなければならない。

 体が冷えてこわばり、ブレーキを握る手に疼痛が走り、感覚がなくなってくる。これ以上この状態を続けることは困難だったので、スタート地点から10kmの第一関門で一休みすることにする。上りよりも下りの方が疲れるとは妙なヒルクライムである。さすがにこの寒さの中で下りに疲れた人は多いと見えて、結構ここで休む人は多い。係員の人が私に近寄ってきて、「これをおなかに入れるとあったかいですよ」と、でかいビニール袋をくれる。人の親切が身にしみる。
 その係員に礼を言ってでかいビニール袋を腹に入れ再び下山を開始すると確かに腹が暖かい。少し元気が出た。とはいえ気象状況と身体状況は以前変わらず、しかも出口が見えない下山は苦痛であった。それだけに、「料金所まであと500m」の表示を見たときは、心底ほっとしたものであった。よく風邪も引かず、怪我もせずに下ってこられたもんだと、自らの幸運に感謝する。

 富士スバルライン料金所脇にへとへとになって倒れこむように止まる、というより、勢いあまって本当に倒れこんでしまった。北麓公園まではあとわずかであるが、とにかく手が疲れたので小休止し、トイレに行ってションをする。回りでも「いやぁ〜ブレーキ握りっぱなしで手がつかれましたよぉ」と言っている人多し。

【吉田うどん】

 とにかく安全にスタート地点に戻ることだけ考えて北麓公園に戻る。自転車を置いて、何をさておいても吉田うどんである。このうどん、そのこしの強さ、堅さゆえ、昨年の富士ヒルクラ吉田自転車ツアーの参加者の中では、専ら「前衛的"Avant-garde"」なうどんと評価された。

 吉田うどん配布テントに入り、うどん引換券を兼ねるゼッケンの呈示もそこそこにうどんを取って別のテントに入る。幸い椅子が空いていたので座ってうどんを食べる。ところがうどんを食べるにも手が震えて思うようにうどんを箸でつまむことができない。それどころかドンブリを持った手が震えてうどんの汁が当たりに飛び散る始末。こんなに震えているのは私だけかとあたりを見まわすと、他の人もドンブリを激しくシェイクさせ、汁を飛び散らせながらうどんをひたすら食べている。「ヘーイシェキナベイベー」私も内田裕也と化してうどんを食べる。うどんを食べようとすると箸を持つ手が震えてうどんが弾力であらぬ方向に飛んでいく。依然として汁も飛ぶ。デーモン小暮閣下が「うどんは汁が飛ぶからいやじゃ」と言ったらしいが、このうどんは汁だけではなく麺も飛ぶのである。

 しかし荒天・厳寒の中、この吉田うどんは実に腹にしみてうまかった。うどんに入っているキャベツもまたポイントである。第3回Mt.富士ヒルクライムの下り+吉田うどんは伝説になるであろう。うどん取得の際の引換券チェックは厳しくなく、うどん取り放題の様相を呈していたので、伝説のうどんをもう一杯食ってみたい誘惑に駆られたが、これ以上荒天・厳寒の中にいたくなかったので、ドギーパーク駐車場に戻ることにする。

 ドギーパークに戻る途中、一つのテントに黒山の人だかり。富士ヒルクラのリザルト速報版が貼ってある。イモ洗いの中もみくちゃにされながら私のリザルトを見てみると、1時間29分23秒、部門別順位133位である。際どいところだったが1時間30分を切れたとの予想は当たった。昨年より6分ほどタイムが縮まっている。今年はブロンズステッカーをもらえそうで何かうれしい。

【紅富士の湯】

 命からがらドギーパーク駐車場に戻るとエディ氏やブラックマジシャン氏、うちのガキらが出迎えてくれる。ブラックマジシャン氏の車の中で着替え。しばらくするとうちの家内も戻ってくる。この悪天候の中、シラスで富士ヒルクラに挑んでおり、どこかでひっくり返って消滅していたら困るなぁと思っていたのだが、怪我なく風邪もひかずに元気に戻ってきてよかった。吉田自転車ご一行が全員戻ってきたのを見計らって会場から撤収。一路「紅富士の湯」へと向かう。

 紅富士の湯の駐車場は自転車を積んだ車で満杯。今年の富士ヒルクラで体の芯まで冷えた人が風呂を求めるのは当然であろう。何とか駐車スペースを見つけて紅富士の湯に入る。
 
 メタボリック贅肉オヤジに混じって、富士ヒルクラ帰りの人と明らかにわかる自転車体型の人で浴場は混雑している。倒れこむようにまずは室内の湯船に浸かる。「あ”〜〜」と柄にもなく(心の中で)オヤジのような声をだしてお湯に浸りこむ。ここのお湯、結構ぬるいのでいくらでも入っていられる。
 室内風呂で人心地がつくと次は露天風呂。風呂の部分に屋根がついているので雨の心配がない。露天風呂は室内風呂にましてぬるいので、いくらでも入っていられる。ここのお風呂、塩素臭くて泉質からみるととても温泉とはいえない(室内の激ぬるのお湯だけが源泉からのお湯らしい。)。しかし荒天下での自転車後というシチュエーションにおいては実に極楽である。

 ガキと一緒に風呂から出て、大広間でご一行の皆と食事をする。私は山菜そばとメロンソーダを摂った。ガキはカレーとメロンソーダである。食事を済ませて一休みしてから再び車に乗って帰路につく。

【帰路】

 帰路中央高速を快調に自動車を飛ばし、談合坂SAで小休止。談合坂SA後、神奈川県に至るまでの間は例によって混雑する。その後は比較的快調に自動車走行する。

 途中石川SAで小休止する。ここでおばさんたちが百人単位でSAトイレに並んでいた。何とも壮観であり、おそらく一生の間で二度と見ることはないであろう。
 気を取り直して男子トイレに行くと、今度は女子トイレに並びきれなかったおばさんたちが何十人単位で平然と男子トイレに入り込んで並び、大便器を占拠しているではないか。誠に圧巻である。仮にも男子トイレは男性が小便をするため-pi-を出している場所ではないのか。そんな場所にいくらおばさんであっても女性が入り込んでいいのか?? 女子トイレに男が入り込んだら即刻変質者扱いだが、その逆はどうなのだろうか。確かに女子トイレの場合、男子トイレに比して便器の絶対数が少なく、その意味で女性には気の毒なのだが、しかし、だからといって、「そこまでやるか??」とは思う。「非常な自然の雄たけびは暴走させる」("Emergency nature call makes a person out of control”)などという格言を思いついてしまった(そんな格言ねぇよ。)。
 どうも駐車場に何台も観光バスが連なっているところをみると、何らかのおばさんツアーの小休止といったところだろうが、旅行代理店はこういう事態を読めなかったのだろうか。

 そんな中ふてぶてしくも男子トイレでションを済ませて再び自動車で帰路へ。以下たいした混雑もなく午後8時頃吉田自転車前に到着。我々家族の自転車を積んでもらったエディさん運転の車に自宅まで乗せてもらって帰宅する。いろいろあったが結局楽しかった。また来年も出たい。
 
 来年は6月第1日曜日を開催日第一候補として調整するらしい。天気が悪い時期に開催すると申し込みに二の足を踏む人が多いだろうしDNSが多いと(今年は4300人位申し込んだが実際に出走したのは3722人である。)開催地を訪れる人が減って開催地への利点が少なくなる。また今年はつがいけサイクル2006と日程が重なって、村山利男氏とか筧五郎氏とか有力選手はみんなそっちに出ちゃったためレベル的には下がっている。そんなことも考えて来年の開催日を考えるのであろう。

【リザルト】

 6月14日夜富士ヒルクラのリザルトが公表される。速報版では1時間30分を切っていたが公式版ではどうかなと恐る恐る見たところ、やはり1時間29分23秒は変わらず胸をなでおろした。種目別で574人中133位、総合で3018人中697位である。
 ついでにゲスト参加者のリザルトをみる。ロード男子だと、片山右京1時間25分22秒。速いことは速いがそれほどというわけでもない。佐藤琢磨の方がずっと速いだろう。同じくロード男子で鶴見辰吾1時間32分6秒、おお意外と速い。MTB男子シャ乱Qまこと1時間52分37秒、342人中85位。結構速い。まことのリザルトを検索すると、「シャ乱Qまこと 様」と出てくるのが妙に面白かった。ちなみに、アスリートの部3位の高坂希太郎氏は、例の映画監督ではないか!!

(完)

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2006年06月14日

6月14日の自転車通勤

【6月14日】シラス

走行距離 18.18km 走行時間 0.40.16 平均速度 27.1km/h 最高速度 44.7km/h 積算走行距離(シラス) 10688km

往路:家→適当→永代橋→永代通→昭和通→鍛冶橋通→祝田通→外堀通→六本木通→スペイン坂→事務所

復路:事務所→桜坂→外堀通→桜田通→内堀通→永代通→適当→家

往路平均速度27.6km/h。意外と速かった。ナンバ走り応用スタートで早期にスピードに乗り、慣性力をつかって早めに重いギアにシフトできるのがよいのだろう。そういえば永代通でソ-pi-ハ-pi-の自転車メッセンジャーが信号無視をしていた。永代通に出てくる小さい路地のところにある信号で、無視したい気持ちはわかるが、やはり軽車両として車道を走る者としての矜持はもってもらいたいもんですな。

復路桜坂の通りがなぜか混雑。駐車車両が多いためか。駐車違反取締り民間委託では重点取り締まり区域なんか指定しないで抜き打ちでじゃんじゃんやればいい。そうすれば違法駐車が減って道路が走りやすくなり自動車のためにもなる。復路の方が走りにくいのだがそれでも平均速度27km/h台をキープしたのはとりあえず走りやすい道を選んだのと、ナンバ走り応用スタートのおかげであろう。

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Mt.富士ヒルクライム(その2)

Mt.富士ヒルクライム(その1)からつづく>

サイコンが作動しないまま、午前7時20分に北麓公園スタートである。ただ、記録測定開始地点は、北麓公園のスタート地点から1.2kmほど行ったところなので、その間はウォーミングアップ走行である。最初サイコンが全く作動しないと思ったのだが、どうも心拍計、ケイデンス計と走行時間の測定計は機能するらしい。つまり、走行距離とか走行速度とかいう客観的事項はわからないが、心拍数とかケイデンス数とかいう、自分自身に関する情報はわかるということだ。そこで、とりあえずこうした自分自身に関する情報を把握し、自分の体に無理にならない程度の心拍数やケイデンスの数値をターゲットとして自然体で走り、結果は気にしない、という作戦に出ることにした。とかく危機が訪れたときは、じたばたせずに状況を把握し、その中で目的達成のために何ができるかを考慮するのが危機管理の鉄則というものである。そうと決まればまず最初の5kmで自分が苦しくなく走れるペースをつかみ、その状況における心拍数やケイデンスの数値を基礎に走ることにする。5kmごとに走行距離はわかることだし後は適宜走行時間を見ればよいかと思った。

そうこうしているうちに記録測定開始地点に到着し、事実上のスタートである。昨年最初の5kmがきつかったとの記憶だったので、リアスプロケを25Tにし、右、左、右、左と半身に交互に力を入れて半身全体を使ってトルクをかけるナンバ走り応用走行をした。するとギアが軽すぎてケイデンスがどんどんあがり90ケイデンスくらいになってしまう。あわててリアスプロケを23T→21T→19Tに切り替える。どうもこの調子だと21Tと19Tあたりがターゲットになろうと思われる。そこで、今回は21Tと19Tを適宜使い分け、非常時には23Tを使う作戦とする(25Tは、何が何でも使わない。)。ケイデンスは70〜80の間を、心拍数は150〜155あたりを、それぞれターゲットとする。

ターゲットが定まれば走行も楽である。引き続き右、左、右、左とナンバ走りを応用してトルクをかけ、ある程度トルクがかかれば慣性力を利用してくるくるとペダリングしていく。昨年とは比較にならないほど高いケイデンス快調に走行して周りの集団をぶっちぎって行く。最初5km地点はきついと思ったが、よくよく走ってみると平地に近いところがあり、そういうところは17T位に切り替えた上で80〜90ケイデンスと平地走行に近いペースで走る。ヒルクライムにおいては、傾斜の緩急をかぎわけ、傾斜がゆるくなったところで一休みではなく、それにあわせてケイデンスを上げることができるように走らなければならないことがわかった。

さらに、今回雨であったが気温はそれほど高くなかったので、気候としてはむしろ走りやすかった。そのことも幸いしてか、昨年より快適に走行している。これは1時間半を切ることも可能だ、いや1時間半を切らなければならないと直感した。

そういうわけで難関と思われた最初の5kmを比較的難なく切り抜け、その調子を維持し、特にバテることもなく全体的に走りとおすことができた。基本的にはナンバ走りの応用ペダリングで、脚だけでなく体幹部を含めた半身全体を使ったペダリングをし、特にトルクが要るときは尻の皮がむけることを承知で骨盤部を意識したペダリングをした。その結果今回ダンシングをすることは一度もなかった。ダンシングは走行のリズムを作ること、急坂でトルクをかけること、一種のストレッチの代わりなどの機能があるが、反面走行姿勢が崩れるというリスクがある。私は一定のペースやリズムで走行をしたかったわけであり、ダンシングでこのペースやリズムが崩れることを避けたわけである。

最初5kmを過ぎると後は20km地点くらいまでなだらかな坂が淡々と続き時にやや急坂が出る、という感じである。従って基本的にはギアは21Tと19Tで足りた。昨年はあまり脚が動かず、かつあまり人を追い越した記憶はないのだが、今年はくるくるとクランクを回してじゃんじゃん他の人を追い越していく。途中若い人に追い越されたりもするが、イーブンペースを保って走ると、再びその人を追い越したりする。上述のような走りができるようになったのが昨年との最大の違いか。

途中15km地点を過ぎたあたりであろうか、ブラックマジシャン氏が私を追い越していく。ブラックマジシャン氏は私より5分遅れてスタートし私に追いついているのであるから速い。しかしそこまでの速いペースがたたったのか私を追い越してから若干ペースをスローダウンしているようである。私はイーブンペースで走行していたところ、いつのまにかブラックマジシャン氏を追い越してしまった。しばらくしてブラックマジシャン氏に再び追い越されることになるが、とにかくイーブンペースを貫き、坂の緩急に対応して走ることを心がける。

同じく15km過ぎ位であろうか、大会役員と思しき爺さんを乗せた灰色の車が、道路の右側を、自転車を追い越すでもなく、まるで自転車の後を張り付いて尾行するかのように走っている。非常にうっとおしい。先に頂上に行くなら、先導のバイクをつけて右側にはみ出している自転車に道をあけさせてとっとと先に行くべきである。いったい何のためにこの爺さんを乗せた車が走っていたのか。とにかくヒルクライムの競技中は、自転車走行の邪魔をしたり、自転車にプレッシャーをかけるような形で無駄に自動車を走行させないで欲しいものだ。

17.5km近くになると、勇壮な太鼓の音が聞こえてくる。このあたりになると標高も大分高くなって景色もひらけ、何となく気分が晴れ晴れとしてくる。太鼓の音に鼓舞されてまた元気が出てくる。

20km地点を過ぎると、山岳賞対象区間となる。この区間、富士ヒルクラ最高の勾配をもつ坂が控えている。さすがにこの坂は23Tでもいいやと思い、ここは23Tでじわりと登る。その後なだらかな坂が若干続いた後、平坦区間までの最後の坂に直面する。この坂が結構きついがもう最後だと思って気合で登る。それにしても、昨年はこの坂を上るとき「ここはもう自転車を押して行こうか」などと情けないことを思っていたのだが、今回は「ここを乗り切ったら爆走だ」と思っていたので昨年に比べると大分進歩したものである。

最後の坂を登ると、2kmほどまっ平らな区間。ここはもうフロントギアをアウターに切り替えて爆走である。おそらく40km以上は出ていたであろう。ここでは時間を稼ぐことと、最後ゴール前の500m位の結構な坂の途中までを惰性で登ることのために、できるだけ爆走しておく必要がある。平坦区間を爆走したあと、ゴール前坂をある程度惰性で走ることができたが、最後ゴール直前になると惰性が通用しなくなり、あわててフロントギアをインナーに落とす。しかしこの坂意外と脚が回らない。それでも周囲の応援に励まされ最後に力を振り絞って午前8時55分に富士山5合目にゴール。ゴールした後自転車を降りてしばらく自転車を押して歩く。その間サイコンの走行時間計を止めて走行時間を見ると北麓公園から1時間36分位。微妙ではあるが、計測開始地点からゴールまで1時間半を切れたのではないかと思った。

つづく

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2006年06月13日

Mt.富士ヒルクライム(その1)

さて6月11日は第3回Mt.富士ヒルクライム(以下「富士ヒルクラ」という。)の日である。私は昨年から吉田自転車サマのお誘いにより富士ヒルクラに参加している。本来6月10日午前8時半に吉田自転車集合、午前9時出発して河口湖近辺の民宿に前泊するのだが、今回富士ヒルクラ体験の部(12歳未満)に参加するうちのガキが塾のテストのため午前中がふさがっているため、同じく富士ヒルクラ体験の部に参加するご子息が土曜に学校に行かなければならなかったブラックマジシャン氏の車にガキともども乗せてもらって富士ヒルクラ前泊の民宿に向かうことにする。富士ヒルクラロードレーサー女子に参加する家内には吉田自転車に午前8時半に集合して先に行ってもらう。

吉田自転車前を午後4時ころ出発する。中央高速道路は空いており談合坂サービスエリアでの若干の休憩をはさんで2時間足らずで河口湖畔の民宿「上奈」に到着する。今回の吉田自転車サマの富士ヒルクラツアーで14人くらいここに宿泊する。先発隊は昼くらいに到着し、河口湖近辺をサイクリングしたようである。6時半ころみんなで食事。なかなか良質な食事がでて良かった。その後ミーティングと称してただの飲み会。買っておいたビール、チューハイ、ウィスキーを飲んで四方山話。ただし翌日ヒルクライムを十分楽しむために馬鹿飲みはしない。途中私は風呂に入る。この民宿のお風呂、広々としてとても気持ちがいい。翌朝3時半ころに起床するため、午後11時までにはミーティングをお開きにして就寝。

翌朝午前3時半すぎに起床するとどうも雨音がするので外を見ると雨が降っている。天気予報によると6月11日は晴れで気温が30度くらいになるんじゃなかったのか? 天気予報のうそつき。前日にコンビニで買っておいたサンドイッチ、おにぎり1個及びウィダーインゼリーを朝食として摂り、午前4時半過ぎには富士ヒルクラスタート地点である北麓公園に近いドギーパーク駐車場へと出発。だいたい午前5時ころドギーパーク駐車場に到着して準備やらウォームアップやらを始める。私もブラックマジシャン氏にローラー台を貸してもらって10分ほどウォームアップする。雨天かつ早朝のための低気温でこわばっていた体がみるみるうちに温まってほぐれてくるのを感じる。

午前6時過ぎくらいにドギーパーク駐車場から自転車で富士ヒルクラスタート地点であるドギーパークに移動。依然として雨。一向に止む気配がない。今日はおそらく一日こんな天気であろう。10分ほどで北麓公園に到着。ここで午前6時15分くらいまでゴール地点に運ぶ荷物の受付をやっているのだが、私は特にゴール地点で着る着物などの荷物を預けなかった。荷物をしょって下山するのが面倒だったし、まぁ6月の気候なら半袖ジャージでなんとか下山できるかなと思ったからである。私が出場する男子ロードレーサー40歳〜44歳の部の集合地点に自転車を置いてスタートまで待つ。一向に雨は止まない。自転車びしょぬれである。どうもスタート地点周辺が膏薬くさいと思ったら、サロメチールの出店がオープンしていた。通常だったら雨天の日には絶対に自転車に乗らないのだが、今回はここまで来てまさかリタイヤするわけには行かない。今回の吉田自転車ツアーの参加者であるS崎さんがすぐ近くにいて声をかけてもらう。写真をとってもらった。S崎さん今回の吉田自転車ツアー一行の写真を取りまくって公開していただいた。サービス精神旺盛な方である。

午前6時40分からオープニングセレモニー。来賓の人とか、片山右京とか、鶴見辰吾とか、今中大介とか有名人が挨拶する。その間雨降りっぱなし。体が冷えてしまうので、早いとこスタートして欲しい気分。そうこうしているうちに、午前7時アスリートクラスがスタート。その後ロード/MTB女子、MTB男子と、部門ごとに5分ずつずらしてスタートする。その間、急遽前輪の向きが逆であることを発見、急遽S崎さんに自転車を支えてもらって向きを整える。そして、車輪を軽く回してサイクルコンピュータが動くかどうか念のためチェックしたところ、何と動かない。急遽トラブルが勃発したが、スタート時間は待ってくれない。ロード男子45歳〜50歳の部がスタートした後、ロード男子40歳〜44歳の部の出場者はスタート地点に移動する。サイクルコンピュータが作動しないと、走行距離や走行速度に関するデータを走行中に得ることができず、青木が原樹海のど真ん中に地図なしで放置されたに近い状況でヒルクライムを戦わなければならないことになる。サイクルコンピュータに不安をかかえたまま、降りしきる雨のなか、午前7時20分のスタート時点を迎えた。さあどうする。

つづく

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2006年06月12日

2006年富士ヒルクライム

2006年6月11日第3回Mt.富士ヒルクライムに参加した。富士ヒルクライムは、北麓公園をスタート地とし、富士スバルラインの料金所付近を計測開始点としてそこから富士山5合目駐車場まで富士スバルラインの約24kmを自転車で登る、自転車ヒルクライム競技イベントである。私はロードレーサー男子D40歳〜44歳の部に参加した。6月11日午前7時20分北麓公園をスタートし、だいたい午前8時55分ころ富士山5合目駐車場にゴールした。

計測開始点からゴールまでの記録は、速報版で1時間29分23秒、部門別順位は133位であった。このヒルクライムでは成績に応じたステッカーがもらえる。1時間30分を切るとブロンズステッカーが、1時間15分を切るとシルバーステッカーが、1時間5分を切るとゴールドステッカーが、それぞれもらえる。私の昨年の富士ヒルクライムの記録は1時間36分27秒でブロンズステッカーを逃していたため、ブロンズステッカー取得は今年の富士ヒルクライムの目標であった。そのため何とか今年その目標を達成できてうれしい。

これで、ブルベにおけるシュペールランドヌール取得と、富士ヒルクライムにおけるブロンズステッカー取得という、今年上半期ニ大自転車目標を達成した。なお富士ヒルクライムの詳細な走行レポは追ってアップする。ブルベの走行レポもまだ残っているし、自転車イベントが重なると色々書くことが多いわ。

そういうわけで6月12日は自転車通勤休みにする。この日は自転車には乗らない。

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2006年06月09日

神奈川600kmブルベ(その2)

神奈川600kmブルベ(その1)からつづく>

【スタート〜第1PC】

 この区間は、学習院遊泳場から第1PCミニストップ清水辻2丁目店間で、主として県道380号線〜県道396号線〜国道1号線を通る46kmのコースである。

 学習院遊泳場から富士川橋までは4月22日の沼津400kmブルベと同じコース。国道414号線を4kmほど走って狩野川を渡り、左折して県道380号線を走る。沼津の市街地を2kmほど走ると、12kmくらい延々と続く松林を左手に見ながら走る。このあたり平地なのでブルベ参加者快走する。松林疾走中にブルベキング井出氏が満を持して颯爽と先頭に踊り出て爆走する。松林が終わると富士市である、この富士市の道路、妙にマンホールが多い。このあたり井出氏を先頭に何人もの人が列をなして快調に走る。

 スタート地点から27km位走って富士川橋を渡り、左折して県道396号線を走る。富士川橋から10km少々行った寺尾で国道1号線に入る。ここは交通量が多いが道が広いので走りやすい。寺尾から5km位行ったところの興津で国道1号線旧道へ。そこまでくると、第1PCまでもうすぐである。スタート〜第1PCまでは50km足らずの距離であり、平坦かつ順風なので走りやすかったため、参加者間にさほど走行時間の差は生じず、第1PCには参加者が続々となだれ込むような形で到着した。私は午前7時40分ころ到着した。この区間は平坦で短く走りやすかったという区間であり、それ以外には特に印象はない。第1PCでポカリスエットやパンを買ったりトイレに行ったりしていると、他の人はさっさと休憩を済ませてあっという間に出発していなくなってしまった。私も10分位第1PCにいたあと出発する。

【第1PC〜第2PC】

 この区間は、第1PCから第2PCのセブンイレブン御前崎港店までは、国道149号線及び国道150号線を西へ南へと走り、地頭方で海沿いの道をしばらく走るという67kmのコースである。

 国道149号線〜国道150号線は海沿いの道で景色がよく走りやすかった。ところがどこをどう間違えたか市街地のほうに入り込んでしまい、気がついたら静岡市内に入っていた。国道384号線とかいう変な表示がある。これはまずいと思って交番で道を聞く。おまわりさんが「そこを曲がって、曲がったら歩道をまっすぐ行って、で、そこを曲がって、で歩道をまっすぐ行って、」と道を教えてくれる。ところがこのおまわり、やたらと「歩道を」「歩道を」と連発する。自転車は道路交通法上軽車両であり、当然車道を走れるし、ブルベではずっと車道を走ってきた。それでカチンときた私は「別に歩道じゃなくてもいいんですよねぇ」といったところ、「あ、歩道でなくてもいいです」と言っていた。実際のところのおまわりの意識としては、自転車は歩道を走るものというところなのか。全く困ったものである。そういうわけで気を取り直して国道1号線を西進し、駒形小学校の交差点を左折して県道84号線を南に走ると国道150号線に出る。あとで地図で調べたらおそらく8kmほどのミスコースである。30分以上は損したであろう。

 国道150号線を進み、3km程ある新日本坂トンネルを通ってしばらく走ると、とある交差点で別の方向から来たブルベ一団と出会う。その一団「ながぁーいトンネルとおったでしょー」と声をかける。「それで悪いのか? だってキューシート(ブルベでの道のりを示した表)に、通る道は150号線だけしか書いていないだろう?」と思いつつ、その一団に追いついたときに彼らが来た道を聞いてみると、どうもブルベ的には国道150号から分岐した道を大崩海岸というところを通っていき、その後国道150号線に戻るところだというのであった。しかしそんな分岐点も、大崩海岸を通れともキューシートには書いていない。もし大崩海岸を通ることをこのブルベで想定しているのであれば、これは明白にキューシート作成上のミスであろう。ブルベの常連を対象にした一見さんお断り排他的ブルベのキューシートを作るのであれば別なのだろうが、ブルベは広く色々な人に開放されたイベントなのではないのか? 私みたいにここを初めて走る人だっているのである。そのあたりをちょっと考えて欲しいところであった。

 まぁそれはさておき再び国道150号線を淡々と南へひた走る。この日は気候よく海沿いを走ることができるので気分がよい。全般的にこのコースはフラットで走りやすい。地頭方というところで国道150号線と海沿いの道が分岐しているので、キューシートに沿って海沿いの道を走る。最初工場とか倉庫とかの風景が海沿いに広がり殺伐としていい感じではない。マップルで見たときはそうは見えなかったがこのあたり意外と丘が広がっている。そのうち「Welcome to Omaezaki」の看板とともに道路沿いに南洋植物が植わり、まぁまぁ良い景色になってくる。しばらく走ると第2PCセブンイレブン御前崎港店に到着。だいたい午前10時50分位である。ここは最初御前崎ファミリーマートだったのだが、本ブルベ直前にセブンイレブンにフランチャイズ換えして開店した旨がオダックス神奈川の掲示板に出ていた。インターネットでこういう情報をすぐに伝えることができるのだから便利な世の中になったものである。トイレに行ったりポカリスエットを買ってボトルに詰めたり軽食をとったりして10分位休んだあとに出発する。

【第2PC〜第3PC】

 第2PCから第3PCであるサークルK天竜山東店までは御前崎から県道357号線、国道150号線、県道37号線、県道386号線、県道38号線を通って掛川市に至り、その後県道40号線を経て国道152号線に入り天竜(浜松市)に至るという62kmのコースである。
 
 第2PCの前の道路から静岡県最南端の御前崎を回ると県道357号線になる。遠州灘が一望できて非常に気分よく走れる。さすがに太平洋らしく雄雄しい波が打ち寄せ、その波を狙うサーファーたちが大勢訪れている。このあたり若干のアップダウンはあるも海の景色と快適な気候があいまって実に気分のよい走行である。自転車でこういう贅沢な時間を過ごせるのがブルベのいいところである。

 ここを9kmほど走って上ノ原信号を左折して国道150号線にいったん戻り、3kmほど走ると、ねむの木美術館らしき建物が見えてくる。その辺に立体交差があるので、その手前を下って立体交差をくぐり、県道37号線に入る。これを3kmほど走り上平川信号を左折して県道386号線を11km走り、県道38号線を走って掛川に至る。

 掛川のガード下をくぐった後左に曲がって市道に行くとキューシートには書いてあったが、面倒なので一旦国道1号線に出て、大池西交差点を右折して県道40号線に出ることにする。県道40号線に出てしまえばほぼ一直線である。ところが国道1号線に出てから大池西交差点になかなか突き当たらない。心配になって近所のガソリンスタンドで道を聞く。「県道40号線」はどちらですか、と聞くと、ガソリンスタンドのおっさんは「県道40号線って言われてもねぇ」と頼りない。「どちらに行くのかねぇ」と聞くので、「天竜の方に行きます。大池西交差点はどっちの方ですか」と聞くと、「大池の交差点はもう少し先だねぇ」と、西の方向をさす。大池西交差点が実在すること、及びその方向を聞いたのでもう安心である。おっさんに礼を言って再び国道1号線を西に進むと、大池西交差点があったので、そこを右折して県道40号線に入り直進する。

 これでPCまで一直線だと思って走行すると、何か妙にほのぼのとした田園風景になり、県道373号線などという怪しげな道が出てくる。これはやってしまったかと思い、とりあえず引き返すと雑貨屋があるので、丁度いいと思って雑貨屋のおばちゃんに道を聞く。「すいませーん、県道40号線ってどちらですか」「県道40号線って言われてもねぇ、どちらに行くんですか。」。やはり道を聞くときは、道の名前から入ってはだめだ。どこに行くのかからまず入らないと。「天竜の方に行きます」というと、ああそれならと説明してくれる。その店にでかい地図まで用意してあり大変助かった。
 どうもその店の前の道をまっすぐ行くと県道40号線に突き当たるようなのでそのコースを行こうと走り出す。ところがそのコースを行くと、徐々にうっそうとした山道になり、変な峠みたいになっている。これはやばいともう一度その店に引き返し、もう一度店のおばちゃんに地図を見せてもらう。店のおばちゃんありがとう。
 その地図を頭に刻み込んでいると、たまたま来ていた客のおばさんが横からあれこれと道順に着いてうるさく口を出す。まぁその客のおばさんは親切心で言ったのだろうが、その親切が相手に伝わるかどうかはまた別問題である。善意から出た行動が相手に伝わるかどうかは、ひとえに善意から行動した人の相手への考慮と、受け取った相手がそれをどう思うかにかかっている。それぞれが向き合っていなければ意味をなさない。そういうわけで店のおばちゃんにだけ礼を言って自転車走行を再開する。こういう場合、店で何か買い物をすべきなのだろうが、残念ながら買い物しなかった。店のおばちゃん申し訳ない。
 おそらくこのミスコースにより30分以上余計に時間がかかっただろう。しかし、異変を適時に察知し、これを自己責任で解決し、そしてその中にスパイスのように人情が混じる、そういったものを肌で味わえるのが、またブルベの魅力であろう。

 そういうわけでしばらく田舎道を走って県道40号線に復帰する。後で地図を調べると、県道40号線を走っているときに、国道1号線の掛川バイパスを越えてすぐの交差点を左折気味に行くと引き続き県道40号線を走れるところ、そこを直進したため田園風景に遭遇してしまったわけであった。県道40号線は平坦で、交通量もそれほど多くなく走りやすかった。途中磐田市を通る。「ここがジュビロ磐田の磐田市かぁ、ずいぶん山だなぁ」と思う。県道40号線を25kmほど走ると天竜川が見えてくる。天竜川を見るのは初めてである。日本の風物を間近で見られる上に適度なスピードで移動できるところが自転車のいいところである。双竜橋交差点を右折して午後2時15分ころ第3PCに到着する。

 第3PCから第4PCの間は120km以上あり、しかも専ら山岳地帯の走行であり、かつ標高1000mの峠も含まれるため、ここで休む人はちゃんとした食事を取り、しっかりと休憩している。私もここでは冷やし中華などちゃんとした食事を取り、2つあるボトルに詰めたポカリスエットにパワージェルを溶かしてハンガーノックにならないよう留意する。私が第3PCで休んでいると、私よりも先に走っているはずの金山氏が私より後に第3PCに到着する。金山氏は前回の沼津400kmブルベの運営を担当されていたが、今回は参加者として自転車走行を楽しまれている。どうも金山氏もミスコースしたらしい。やはりブルベにはミスコースはつきもので、むしろそれをどうやって解決してリカバーするかということが、ブルベの一つの醍醐味なのだろう。

 補給と休憩は済んだ。ここまでいくつかのミスコースを除けば、平坦かつ順風に恵まれた自転車走行であった。いよいよ最長そして最難の区間越えに挑むべく自転車走行を再開させる。とりあえずの目標は、明るいうちに新野峠を越えることである。

つづく

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2006年06月08日

6月8日の自転車通勤

【6月8日】シラス

走行距離 18.18km 走行時間 0.40.58 平均速度 26.6km/h 最高速度 44.5km/h 積算走行距離(シラス) 10669km

往路:家→適当→永代橋→永代通→昭和通→鍛冶橋通→日比谷通→内堀通→祝田通→外堀通→国会通→桜田通→神谷町交差点近く→適当→事務所

復路:事務所→桜坂→外堀通→桜田通→内堀通→永代通→三つ目通→適当→家

明日雨らしいので6月8日自転車に乗っておく。往路平均26.2km/hと速い。復路も速く平均速度26.6km/hとなった。ナンバ走りの応用と勝手に思っている走りで、踏み出しの時のトルクがかかるようになり、加速が速くなったため重いギアを踏めるようになったことと、何より走りやすい道を選んだことがその理由であろう。ブルベでむけた尻の皮も少しついてきた。

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6月7日の自転車通勤

【6月7日】シラス

走行距離 17.69km 走行時間 0.43.11 平均速度 24.5km/h 最高速度 40.9km/h 積算走行距離(シラス) 10651km

往路:家→適当→永代橋→永代通→昭和通→鍛冶橋通→祝田通→外堀通→桜田通→神谷町交差点近く→適当→事務所

復路:事務所→桜坂→外堀通→→桜田通→永代通→永代橋→適当→家

久々の自転車通勤である。さすがに600kmブルベの翌日は筋肉痛のため自転車は控える。6月6日には筋肉痛は回復したが、600kmブルベでの自転車走行で尻の皮がむけてしまって痛いので自転車は控える。ようやくこの日自転車に乗れそうだったので久々の自転車通勤である。

往路尻の皮がまだむけていて完治していないのでゆるゆると走る。そのため平均速度23.5km/h程度と割とおとなしめの走行である。復路、600kmブルベで、ナンバ走りを応用したトルクのかけかたのコツを何となく体得したせいか、踏み出し一番で骨盤を使ってトルクを楽にかけられるようになった気がする。尻の皮がむけたのもそのせいかもしれない。これが今度の富士ヒルクライムに生かせるといいのだが。そのためか、復路走ると平均速度が上昇している。

今週末は富士ヒルクライムのためマドンをもって行かなければならない。そのため6月8日には何が何でもマドンを洗車しなければならない。さすがに600kmも自転車に乗ると結構汚れるものであるから。それにしても4月以来久々の自転車イベント続きである。富士ヒルクライムが終わると今年上半期の私にとっての自転車イベントは終了である。下半期の自転車イベントに備えて再びローラー台トレーニングを始めるかな。

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2006年06月07日

神奈川600kmブルベ(その1)

さて6月3日はBRM603神奈川600kmブルベの日である。そういうわけで、前日の6月2日帰宅後荷物と自転車をもって東西線に乗り大手町で降り、東京駅から午後7時半位に出発する新幹線こだま号に乗る。最初乗った車両が妙に空いているが、やたらとタバコ臭い。あわてて出て車両を見ると喫煙車。この車両には乗るわけにはいかない。毒ガスで死んでしまう。喫煙車と禁煙車では、禁煙車の方がどういうわけか混んでいる。禁煙車の方が需要が高いのだろう。だから東海道線喫煙車なんか廃止しちゃえばいいのに。JR東日本も来年から新幹線と特急を全面禁煙にすることだし。

それはさておき禁煙車に乗り込んだところ、車両の最後部座席が空いているので、これ幸いと最後部座席の後ろの隙間部分に輪行袋に詰めた自転車を置き座席に座る。あとは深川めしの駅弁を食べて1時間ほど新幹線に乗ると三島駅に到着。東海道線に乗り換える。乗り換えの接続がよく、新幹線を降りてから10分足らずで東海道線三島駅を発ち、一駅で沼津到着。

沼津駅を降りて徒歩5分程度で宿泊先の沼津ホテルに到着。チェックインを済ませ部屋へ。3階の宿泊部屋は、前回泊まった部屋の左隣だった。一休みしてから自転車を組み立ててサイクルコンピューター、ライトやボトルを自転車に取り付け、ブルベ中携帯する荷物をBento Box(財布、ブルベカード、パワージェル少々)とサドルバッグ(ワイヤーキー、パワージェル、携帯電話)につめて自転車に取り付け、ヘルメットに尾灯をつけて着るもの(反射材を含む)の用意をする。一応半袖ジャージと長袖ジャージを用意したが、天気予報によるとどうも6月3日は暑くなりそうだったので、半袖ジャージでよさそうである。用意を終えて風呂に入り、夜11時ころ就寝。

朝5時少し前に起きる。近くのコンビニでおにぎり2つとポカリスエット700ml2ビンを買う。朝なのでTシャツだと若干肌寒いがこれなら今日は半袖ジャージだなと確信し、その選択は正解であった。おにぎりを食べてポカリスエットをボトルに詰め、午前5時20分ころチェックアウトして10分ほど自転車で走りブルベ集合場所の学習院遊泳場に到着。早速受付を済ます。今回の参加者は30人くらい。思い思いの自転車、思い思いの装備で40時間以内での600km自転車走行に挑む。今回の運営担当者の加藤氏による簡単な説明後検車をし、ブルベに必要な装備(ブレーキ、ベル、ライト2灯、自転車及びヘルメットへの尾灯、反射材)を確認してもらって午前6時出発である。遊泳場内が砂なので遊泳場内は自転車を押して行き、遊泳場の門から自転車に乗って出発である。これから600kmも走るのかぁとの感慨しきりであるが、スタートにあたっては別に形式ばったセレモニーも何もなく、ひょいと自転車にまたがってこぎ始めるだけの淡々としたスタートである。

ブルベ出発までに結構いっぱい書いちゃったな。まぁブルベ詳細に関する備忘録みたいなものだからいいか。(つづく

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posted by goiss at 09:25| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする