さて先日意を決して6月3日の600キロブルベ申込みをした。いよいよ今週末600キロを自転車で走ることになる。これを完走すると、シュペールランドヌールの称号をもらえるし、来年のパリ−ブレスト−パリのブルベに参加する資格も生じる。今年の自転車生活上半期の最大の山場の一つである。翌週6月11日富士ヒルクライムを控えて6月3日ブルベ参加はどうしようと悩んだが、とりあえず膝を痛めることを避ける注意さえすれば、かえってヒルクライムの練習になっていいかと思い参加を決意する。
さすがにブルベも3回参加し、距離も400キロまで走るようになると、飲食補給や休憩のタイミング、夜間走行における照明の重要性、最初から最後まで走るためにペースを考えながらの走行など、ブルベ走行に必要な勘所については大分慣れてきた。
今回のブルベの最大の山場は第3PCから第4PCまでの山間部走行であろう。のむさんのブログで、カシミールを用いたこのブルベの標高差の分析がなされていて興味深い。それによると、「前半(250kmくらいのところ)に1,000m級の峠があるんだね。愛知と長野の県境にある新野峠だ。カシミールで見たところでは30kmで800mほど上がるので、平均勾配は約2.7%か・・・。」とのことである。しかも、のむさんの分析では「新野峠を含むPC3〜PC4の123kmは補給ポイントもない区間らしい。」とのことなので、第3PCでの補給を十分に行っておくことが重要と思われる。また、この部分、結構山道のようなので、できるだけ日のあるうちには通過したい。この部分ヒルクライムの練習になるので、ナンバ走りをどこまで自転車に応用できるか試すつもり。しかしここでは、ビーフラインの時のように、膝を痛めないように注意しなければならない。
今回は600kmブルベであり、おそらく丸一日で走ることは困難であり、仮眠のタイミングが問題となろう。とりあえず400km地点に19時間〜20時間の間で到着し、その近辺に有る健康ランド等で4時間〜5時間程度仮眠をとり、ブルベスタートから24時間経過時点くらいに200kmブルベスタートと思って残りの200kmの自転車走行を再開させる。残り200kmは下り基調であるが体力も考え9時間〜10時間を目処に走ればよいかと考えている。
今回キューシートをもとにマップルで入念にコースをチェックした。基本的に複雑な道のりではなく、かつ最後の200km部分は前回の沼津400kmブルベと同じコースなのでそれほどコースを神経質に気にする必要はなさそうである。しかし、キューシートでいくつか重要なポイントが省略されていたり、PCの正しい名称が書いていなかったりしたので、ここいらはマップルを参照してキューシートを修正した(現時点ではPCの正しい名称を記載するなど適宜キューシートが修正されている)。この、地図を元にキューシートを検討するという事前作業は有益であると思う。コースについての大体の勘所を事前に把握しておくことが出来るので。
今回機材的工夫は、ミノウラのスペースバーをハンドルにつけて、それにキャットアイのHL-EL510を2灯つけたことである。HL-EL5102灯もあれば、夜間ブルベの光の照射量は十分だが、2灯つけるとハンドル周りがうるさくなるので、スペースバーにこれをつけてハンドル周りをすっきりさせた。これを行うため、最初ミノウラのスペースバーではなく、日東の便利バーやチネリチェックポイントも検討したが、便利バーは私の自転車のハンドルのサイズに合わず、チェックポイントは格好はいいがやや華奢っぽいのでスペースバーにした。
今週末天気はよさそうなので安心している。そうなると水分の補給には特に注意しなければならないだろう。真夏ほどではないだろうが、結構気温が上がることが予想されるので。
宿泊は4月の400kmブルベ同様沼津ホテルである。集合場所も4月の400kmブルベ同様、学習院の沼津遊泳所である。ここは到着後仮眠を取れそうなのでありがたい。週末の600kmブルベが楽しみである。
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